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プロジェクトに求められる人材とは?必要な人材の役割やスキルをご紹介!

新規事業やDXなどのプロジェクトの成否は、プロジェクトに携わる人材のスキルの影響を受けます。そのため、プロジェクトに携わる人材は慎重に選定しなければなりませんが、どのような人材が必要かわからない方もいるでしょう。

プロジェクトには、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーなどの役割を担う人材が必要です。役割に応じて求められるスキルは異なり、プロジェクト成功のためには、役割に合った人材を確保しなければなりません。

この記事では、プロジェクトにおける人材の重要性を解説し、人材が担う役割と必要なスキル、人材が不足している場合の対処法を解説します。適切な人材を確保して、プロジェクトの成功につなげましょう。

1.「人材」はプロジェクト成功の重要な要素

プロジェクトを成功に導くには、携わるメンバーがそれぞれの役割を認識し、チームワークを持って事業に取り組まなければなりません。

プロジェクトの規模が大きくなると、プロジェクトに携わる人数が多くなり、チームメンバーが多いほどメンバーの連携が必要になります。単に優秀な人材を集めるだけでなく、メンバー間のコミュニケーションをより密にしていくことが必要になるのです。

したがって、プロジェクトとチームに合った人材を確保することが、プロジェクト成功に大きく関わるといえるでしょう。

◇人材不足にどう対応するかが課題

人材確保で課題となるのが、社会全体での人材不足です。帝国データバンクが2021年に実施した調査によると、「正社員の人手不足割合は45.9%」「非正社員では27.3%が人手不足」(※1)となっています。

また、2025年以降、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、あらゆる業界で働き手不足の加速が懸念されています。

先述のとおり、プロジェクトの成功には最適な人材の確保が欠かせません。人材獲得競争が激しさを増すなか、いかにしてプロジェクトに必要な人材を確保・育成していくかが重要となるといえます。

※1 引用:帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査(2022年4月)」

2.プロジェクトチームに必要な役割

プロジェクトチームに必要な人材を、プロジェクトオーナー、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャー、プロジェクトメンバーの4つの役割に分けて解説します。

◇プロジェクトオーナー

プロジェクトオーナーはプロジェクトの発注者かつ、プロジェクトチームの指揮役です。プロジェクトの目的設定や計画の立案などをおこない、経営目線から判断を下します。

プロジェクト目標は経営目標である場合が多く、経営目標を達成するには経営者目線での判断が欠かせません。プロジェクトオーナーは、プロジェクト進行中は現場に関わることはありませんが、経営上重要な判断をしなければならない場合に活躍します。

外部からプロジェクトを発注された場合、プロジェクトオーナーに該当するのは外部機関です。

◇プロジェクトマネージャー(PM)

プロジェクトマネージャーは、プロジェクト全体の管理進行をおこなう立場です。

進捗状況の管理、スケジュール確認、メンバーのタスク管理、外部との連絡など、業務内容は多岐にわたります。プロジェクトで問題が発生した際には改善点を検証し、どのような対策を講じるのか判断するのも、プロジェクトマネージャーの役割です。

◇プロジェクトリーダー(PL)

プロジェクトリーダーは、プロジェクトマネージャーと混同されやすいものですが、両者は役割や責任の範囲が異なります。プロジェクトリーダーはプロジェクトにおける現場リーダーであり、プロジェクトメンバー全員を管理し、プロジェクト全体を推進する役割を担います。

メンバーへ仕事を割り振ったり、メンバーをサポートしたりするなど、プロジェクトリーダーの業務はさまざまです。メンバーやプロジェクトマネージャーと連絡を密にして、プロジェクトがスムーズに進行するのを助けます。

システムエンジニアやプログラマなどの経験を積んだ方が、プロジェクトリーダーになるのが一般的です。現場での実践的な知識が、プロジェクトリーダーには必要だといえるでしょう。

◇プロジェクトメンバー

プロジェクトメンバーはプロジェクトを実行していくメンバーです。リーダーから与えられたタスクをこなし、課題解決に向けて現場の意見をうえに伝え、解決を図るのが仕事です。

大きなプロジェクトになるとメンバーの数が増え、プロジェクトが長期化するとプロジェクトの途中でメンバーが入れ替わることもあります。

プロジェクトメンバーには、経営者的な視点などは必要ありません。しかし、プロジェクトメンバーがそれぞれのタスクを確実に消化していかなければ、プロジェクトは成功しないでしょう。

したがって、プロジェクトメンバーにはプロジェクトの全体像を理解しつつ、自分がすべきことを確実に実行し、周囲と協力する能力が必要です。

3.プロジェクトに携わる人材に求められるスキルとは?

プロジェクトに携わる人材に求められるスキルを把握しておけば、人材の確保や育成に役立つでしょう。ここでは、代表的なスキルを5つ解説します。

◇プロジェクトに関する知識と技術

プロジェクトに関する専門的な知識と技術は、基本的なスキルです。知識と技術がなければ、プロジェクトの進行が遅れ、最悪の場合プロジェクト自体が失敗に終わることになるでしょう。

また、知識と技術が必要なのは、プロジェクトメンバーだけではありません。プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーといったプロジェクトを管理実行する立場であっても、現場レベルの知識と技術が必要となる場合があります。

知識があれば、プロジェクトメンバーにアドバイスでき、進行状況をより正確に把握できます。

◇コミュニケーション能力

優秀な人材が集まったとしても、連携がとれていないとプロジェクトの成功にはつながりません。

部署をまたいでおこなうプロジェクトの場合は特に、コミュニケーションをどれだけ円滑におこなえるかが重要となります。適切なコミュニケーションは、チームワークを高めてモチベーションを維持するのにも役立つでしょう。

◇課題解決力

プロジェクトには、トラブルがつきものです。トラブルが発生すると、スケジュールの変更や新たな予算確保などのタスクが生じるため、これらに繰り返し対処することがプロジェクト進行の過程で求められます。

課題を解決するには、課題の原因を見極めて対応策を検討し、関係するメンバーと協議したうえで対応策を実行に移せるスキルが必要です。そのため、日頃からPDCAを繰り返して業務をおこなえる人材が適しているでしょう。

また、課題解決の過程では、さまざまな部署との連絡・調整が必要になることもあります。そのため、交渉を重ねながらプロジェクトを進めていく力も必要です。

◇計画力・実行力

プロジェクトは計画から実行、完成に至るまで、いくつかの工程を踏みます。複数の工程を同時進行で進める場合もあるでしょう。

プロジェクトで1つの工程が遅れると、プロジェクト全体に影響が出ます。したがって、プロジェクトメンバーには計画にしたがって確実にプロジェクトを推進し、予算の範囲内で目標を達成する計画力と実行力が求められます。

◇マネジメントスキル

マネジメントスキルは、おもにプロジェクトマネージャーに求められるスキルです。タスクや予算、人材、チーム、メンタル、モチベーションなど、マネジメントの対象は多く、これらすべてに対応できるようなスキルが求められます。

マネジメントスキルは、すぐに身に付くものではありません。普段の業務のなかで視座を高く持ち、メンバーの様子を把握してコミュニケーションをとる努力が必要です。

4.必要な人材が不足している場合の対処法

先述のとおり、労働者人口は今後も減少が予測されるため、人材確保の競争も激しさを増しています。

社内にプロジェクトを担える人材がいない場合、どのように対応すればよいのでしょうか。対応策を3つ解説します。

◇人材を育成する

人材がいない場合の対処法の一つとして挙げられるのが、社内での人材育成です。社内で人材育成のチームを作り、既存のリソースを活用できるよう教育してみましょう。場合によっては、外部講師を雇うなどして人材を育成する環境を整えるのもおすすめです。

社内で人材を育成できれば、新たな人材を採用するコストや手間が減り、人材育成のノウハウも蓄積できます。人材育成には時間がかかりますが、育成過程で得られたノウハウはさまざまな事業に応用可能です。

◇経験者を採用する

社内に人材育成のノウハウがない場合は、プロジェクトに関する知見を持った経験者を募集して採用する方法もあります。求める人材が明確である場合に、経験者採用は有効です。

経験者採用のメリットは、雇った人材を即戦力として活用できる点にあります。ただし、人材獲得競争を勝ち抜かなければならないため、採用コストは高くなることが考えられます。採用後に、どのように働いてほしいのかを応募者とよく話し合いながら、採用を検討しましょう。

◇外部に業務委託する

業務の一部または全部を外部機関に委託することで、人材不足を補う方法もあります。必要とする人材が明らかになっていれば、それに対応した業者から人員を派遣してもらうだけで済むため、人材の採用や教育に係るコストを削減できます。

委託することで委託先の企業が持つノウハウを得られる可能性もあるので、最終的に自社での人材確保を見据えて委託するのもよいでしょう。

5.まとめ

プロジェクトを成功させるには、プロジェクトの内容に合った人材を確保し、メンバー間で連携をとれるような体制を構築する必要があります。しかし、社会全体の人材不足が問題となっているなかで、優秀な人材を確保するのは容易なことではありません。

人材不足の環境下でどう成果を出していくのかは、事業形態や事業規模を問わず、すべての企業の課題だといえるでしょう。
社内にノウハウを持っているメンバーがいない場合、外部のプロフェッショナルを招へいするのもひとつの選択肢にあります。

なお、みらいワークスは国内最大級のプロフェッショナル人材データベースを運営している企業です。社内ナレッジを溜めていきたい場合や社内メンバーの底上げを考えている場合などはお気軽にお問い合わせください。

(株式会社みらいワークス Freeconsultant.jp編集部)

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