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アジアカップで敗退したサッカー日本代表の2026年ワールドカップに向けた3人のキーマンとは!?

2024年に開催したAFCアジアカップにおいて、サッカー日本代表はベスト4をかけた試合でイラン代表に1-2で惜しくも逆転負けを喫しました。

今回のアジアカップは放映料の問題で日本代表の試合が2試合しか地上波で放送されませんでした。そのため、サッカーが好きな方以外は、サッカーの国際大会が開催されていることすら知らなかったという方も珍しくないでしょう。

しかしそんな方でも気になるのが、FIFAワールドカップです。
そして、次回のワールドカップは2026年に開催されるため、あと2年しかありません。

そこで今回は、2026年のワールドカップに向けて、サッカーに詳しくない方でもおさえておくべきサッカー日本代表のキーマン3選手をご紹介致します。

1.冨安 健洋(とみやす たけひろ)

冨安 健洋選手は、イングランドプレミアリーグ・アーセナルFCに所属している1998年生まれの25歳です。
ポジションはディフェンダーであり、日本代表ではセンターバックの中心として、守りの要を担っております。

冨安選手が試合に出ている、出ていないで日本代表の守備の安定感が全く異なると言われているほど、現日本代表で欠かせない存在の一人です。
日本代表の歴代最高のディフェンダーといっても過言ではない存在でしょう。

そんな冨安選手のディフェンダーとして凄いところは以下の3点です。

  • スピード
  • テクニック
  • 統率力

スピード

冨安選手は188cmの長身でありながら、非常にスピードがある選手です。
所属クラブではサイドバックで出場することもありますが、現代サッカーでは、サイドにスピードに定評のあるアタッカーが多いですが、冨安選手がスピードで振り切られるシーンはほとんどなく、ディフェンダーとしての能力が非常に優れていることの証となります。

また、その自身のスピードという武器をしっかりと理解しているため、日本代表の試合でもディフェンスラインを非常に高く設定することが多く、相手の攻撃を停滞させることに成功しております。
※アジアカップで敗退したイラン戦は、逆に相手の攻撃パターンによりディフェンスラインを押し下げられてしまったため、守備の負担が多くなってしまい、最終的に逆転を喫してしまいました。

テクニック

冨安選手の特徴の2つ目として、両足のキック精度が非常に高いことが挙げられます。
現代サッカーでは、センターバック、サイドバック共に、攻撃の起点となることを求められますが、それを高次元で行うことが可能な選手です。

相手のフォワード選手をいなしてから、前の選手にボールを渡すなど、ディフェンダーながら攻撃のパターンをいくつも持っていることが非常に優秀なポイントのひとつであり、日本代表においては攻守両面で欠かせない存在となっています。

統率力

3点目は、統率力です。
日本代表の試合で冨安選手を見ていると、非常に多くの場面で周囲に対して声がけしているところが映っております。
彼がディフェンスリーダーとして、ディフェンスラインのコントロールや、ビルドアップ時の前線へのボール供給について常に気を配っている証拠でしょう。

センターバックの選手としては史上初の10代での日本代表デビューを飾った選手であり、代表への定着歴も長くなっているからこそ、今後も統率力を伸ばし続け、日本代表の守備面を引っ張り続ける存在になることでしょう。

2.久保 建英(くぼ たけふさ)

久保 建英選手はスペイン ラ・リーガのレアル・ソシエダに所属している2001年生まれの22歳です。

久保選手に関しては、スペインの名門バルセロナの下部組織出身ということもあり、幼少期から非常に注目度の高い存在でした。
そのため、現時点の日本代表で久保選手だけは知っているという方も多いのではないでしょうか。

久保選手のポジションはミッドフィルダー、フォワードであり、前目のポジションであればどこでもできるところが特徴です。
日本代表では右もしくは中央の攻撃的ミッドフィルダーのポジションで出場することが多く、積極的にボールに絡みに行って、試合を動かす役割を担っています。

試合において“違いを作れる”存在の久保選手ですが、所属のレアル・ソシエダとは違い、現時点での日本代表においては、同ポジションに能力が高い選手が多いことから絶対的な存在にはなり切れていない部分もあります。
しかしながら、まだ22歳と非常に若いため、今後の日本代表を背負っていく選手であることは疑いようがありません。

そんな久保選手の凄いところは以下の3点です。

  • サッカーIQの高さ
  • 視野の広さ
  • ボールコントロール

サッカーIQの高さ

久保選手は、サッカーのプレイにおける引き出しが非常に多い選手です。
二点目の視野の広さにも繋がりますが、局面局面での判断能力が非常に高く、常に自チームにとって最適なプレー、相手チームが嫌がるプレーを選択できます。

周りを使った方が良い場面、自分が単独で突破した方が良い場面、パスをした方が良い場面、シュートを打った方が良い場面など、その瞬間での判断に秀でたプレーを行うことが可能です。
判断のスピード、判断の精度ともに高次元で行うことが可能であり、幼少期から名門で培われてきたそのサッカーIQの高さを遺憾なく発揮していると言えるでしょう。

アジアカップのイラン戦においても、久保選手は自チームのビルドアップを円滑に行うために自ら中盤の底まで下りてきて、周りのサポートを行い、かつ相対している相手選手を上手くかわしながらゲームのコントロールを行っておりました。
しかし、後半の途中で久保選手が交代した後の日本代表は、ボールが上手く回らなくなり、全体のラインを押し下げられ、イランに完全に主導権を握られてしまいました。

視野の広さ

久保選手はプレイにおける引き出しが非常に多く、瞬間での最適解を出すことができる選手だと前述しました。
それは、視野の広さに起因するものだと言えるでしょう。

常に首を振って周りを見ていることも当然のことながら、久保選手は足に吸いつくようなドリブルが可能であり、上体を起こして周りを観察しながらプレーすることができることも視野の広さの一因となっていることでしょう。

視野の広さから起因される瞬間瞬間での最適解を導くことができることが、歴代の日本人サッカー選手がなかなか活躍できなかったラ・リーガにおいても、チームの顔と呼べるくらいの活躍に繋がっていると言えるでしょう。

ボールコントロール

久保選手の凄さを物語る上で外すことができないポイントが、ボールコントロール能力です。久保選手は身長173cmと、決して恵まれた体格ではありません。
しかしながら、上述したサッカーIQの高さ、視野の広さに加えて両足で自在にボールをコントロールできる技術があるため、屈強な外国人ディフェンダーにも負けずに活躍することができているという訳です。

久保選手の利き足は左です。基本的に左足が利き足のプレイヤーは、左足に絶対的な自信を持っている一方で右足に不安がある選手が多いことが特徴です。
歴代の日本代表選手で言えば、中村俊輔選手や本田圭佑選手などがその筆頭でしょう。

もちろん、中村選手や本田選手は弱点を補えるほどのストロングポイントがあったため、海外で長く活躍できた訳ですが、久保選手は右足の精度も非常に高く、左右両足で同レベルのプレーをすることができます。

時には試合を作るプレーメイカーとして、時には試合を決定づけるフィニッシャーとしても輝ける久保選手は、今後のサッカー日本代表を語るうえで欠かせない選手の一人となり、日本代表の顔として長く君臨していく存在になっていくことでしょう。

3.三笘 薫(みとま かおる)

三笘 薫選手は、イングランドのプレミアリーグ ブライトンに所属する1997年生まれの26歳です。
ポジションはミッドフィルダー、フォワードですが久保選手とは異なり、ウィンガーとしてサイドに張ったポジションで活きるタイプの選手です。

前回ワールドカップ2022 カタールでの「三笘の1ミリ」は記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
日本人選手離れした相手を一瞬で抜き去り、置いてけぼりにするドリブルは三笘選手の代名詞であり、次回のワールドカップにおいても日本代表の武器となることは間違いないでしょう。

そんな三笘選手の凄いポイントは以下の3点です。

  • スピード
  • ドリブル
  • フェイント

スピード

三笘選手のプレーを見ている際に、相対している相手選手を置き去りにしていくシーンをよく目にすると思います。
それは後述のドリブル技術やフェイント技術もさることながら、圧倒的なスピードという強みを持っているからにほかなりません。

日本代表においても、伊東 純也選手、浅野 拓磨選手や前田 大然選手などスピードに特徴がある選手は沢山おりますが、三笘選手はそのスピードがドリブルをしていても落ちず、瞬間の速さやドリブル技術により、相手を置き去りにすることができる点が特に秀でている点と言えるでしょう。

ドリブル

三笘選手を語る上で欠かせないのがドリブル技術でしょう。
しなやかな身体の使い方から仕掛けるドリブルは彼の最大の武器となっております。

実は三笘選手は大学の卒論のテーマとしてドリブルに関する研究をしております。
個人の感覚値となってしまいがちなドリブル技術をしっかりと言語化、体系化し、後の彼の代名詞とも呼ばれるようなドリブルを磨き上げることに成功していることからも、彼も非常にクレバーでストイックな選手であることに疑いはないでしょう。

フェイント

三笘選手は、フェイント技術も非常に優れています。
巧みなキックフェイントで相手選手の重心をずらし、その一瞬で抜き去るシーンをよく見かけると思います。

このフェイント技術については、久保選手と同様に上体を起こしてドリブルを行うことができる三笘選手だからこそできる技術であり、これまでの日本代表には無かったストロングポイントと言えるでしょう。

三笘選手は、今回のアジアカップでは怪我の影響で出場機会も時間も限られてしまっており、本調子とは言えない状態でした。
怪我が完治した後には、日本代表を更なる高みへ導いていってくれる絶対的な選手として君臨してくれるのではないでしょうか。

4.まとめ

今回、サッカーを普段見ない方を対象として、今後のサッカー日本代表を応援する上で押さえておくべき以下の3選手を紹介しました。

  • 冨安選手:日本代表の守備の要として何年も君臨し続ける存在
  • 久保選手:今後の日本サッカーにおける顔になる存在
  • 三笘選手:日本屈指のドリブラーであり切り札となる存在

もちろん、ほかにも名門リバプールに所属している守備的ミッドフィルダーの遠藤 航選手、前回ワールドカップで競合ドイツ、スペイン相手に得点を決めた堂安 律選手、日本が待ち望んだセンターフォワードとして開花しつつある上田 綺世選手など、非常に多くの有望株が日本代表に名を連ねております。

アジア予選を勝ち上がることができれば、2年後にワールドカップが開幕します。
選手の特徴を知っておくと、試合観戦時の楽しみも増えますので、気になる選手のことは調べてみてください。

なお株式会社みらいワークスは、サッカーではなくビジネスのプロフェッショナルが19,000名以上登録しているプラットフォームを運営している企業です。
「自社ビジネスの戦略、戦術面で外部の力を借りたい」
「特定領域のプロフェッショナルを採用したいが、なかなか見つからない」
という方はお気軽にご相談下さいませ。



(株式会社みらいワークス Freeconsultant.jp編集部)

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