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2022年W杯の経験を糧に2023年AFCアジアカップ優勝へ!森保一監督が率いるサッカー日本代表の戦略とは?

2023年3月以降、W杯アジア2次予選や国際親善試合などを含めると9連続の勝利をおさめており、破竹の勢いで勝利を積み重ねている森保ジャパンですが、2024年1月から2月にかけて開催されるAFCアジアカップカタール2023(2024年開催)はどのような結果となるか楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

グループステージ初戦は辛勝したものの2戦目に敗戦と、ファンの期待とは違うアジアカップの幕開けとなりましたが、優勝の行方はあくまでも決勝トーナメント次第です。
どんな結末になるかについては、森保監督をはじめとしたサッカー日本代表の戦略、戦術次第となるでしょう。

本記事では、森保ジャパンの躍進の裏にある緻密な戦略と個々の特長を最大限に活かす戦術について紐解きます。

1.カタールW杯2022から学んだ日本代表の戦略

2022年カタールW杯では、惜しくもベスト16で終わったものの森保ジャパンが得たものは大きなものがありました。特にドイツ戦では「90分をフル活用した戦術運用」で、前半は4バックで守り重視で隙があれば、前線にボールを運びチャンスを狙うという実に相手からみると消極的な印象の強いサッカーを日本はしていました。これにより、ドイツは1得点を前半に奪い「このままいけば大丈夫」と思っていたでしょう。

しかし、後半に入り大幅なシステム変更を森保監督はおこないました。4バックから3バックに変更し、さらに1トップ2シャドーに加えて両サイドに三笘薫と伊東純也、ボランチの一角に鎌田大地と、ポゼッションもでき縦への推進力の強い選手を配置することで、前半とは全く別のチームと感じられるほどのサッカーを遂行するチームへと変貌を遂げました。

結果として、ドイツはこのシステム変更に対応することができず、ボールポゼッションは日本へと渡りました。さらに、両サイドからの鋭いアタック、中央からの縦へのパスに対応することができず日本に2-1で敗れました。5人交代制を最大限に生かして戦い方を大きく変更する緻密な戦略と選手の個々の特長を最大限に発揮させるための選手配置は、森保ジャパンの大きな武器となっています。

2.アジアカップ優勝に向けた森保ジャパン

2024年1月1日公式に日本代表のスタッフと選手が公表されました。選手は海外組が80.8%と世界で活躍する選手を中心とした選手層の厚さが伺えます。これらのメンバーで1月6日(土)からトレーニングを開始し、1月9日(火)にはヨルダン代表と非公開のトレーニングマッチをおこないます。

スタッフ

監督:森保 一 モリヤス ハジメ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:名波 浩 ナナミ ヒロシ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:齊藤 俊秀 サイトウ トシヒデ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:前田 遼一 マエダ リョウイチ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
フィジカルコーチ:松本 良一 マツモト リョウイチ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
GKコーチ:下田 崇 シモダ タカシ(日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
テクニカルスタッフ:寺門 大輔 テラカド ダイスケ(日本サッカー協会 テクニカルハウス)
テクニカルスタッフ:中下 征樹 ナカシタ マサキ(日本サッカー協会 テクニカルハウス)
テクニカルスタッフ:若林 大智 ワカバヤシ タイチ(日本サッカー協会 テクニカルハウス)
テクニカルスタッフ:渡邉 秀朗 ワタナベ ヒデアキ(日本サッカー協会 テクニカルハウス)

選手

▽GK
1  前川 黛也 マエカワ ダイヤ(ヴィッセル神戸)
23 鈴木 彩艶 スズキ ザイオン(シントトロイデンVV/ベルギー)
12 野澤 大志ブランドン ノザワ タイシブランドン(FC東京)
▽DF
3  谷口 彰悟 タニグチ ショウゴ(アルラヤンSC/カタール)
4  板倉 滉 イタクラ コウ(ボルシア・メンヘングラッドバッハ/ドイツ)
24 渡辺 剛 ワタナベ ツヨシ(KAAヘント/ベルギー)
19 中山 雄太 ナカヤマ ユウタ(ハダースフィールド・タウンFC/イングランド)
15 町田 浩樹 マチダ コウキ(ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー)
16 毎熊 晟矢 マイクマ セイヤ(セレッソ大阪)
22 冨安 健洋 トミヤス タケヒロ(アーセナル/イングランド)
21 伊藤 洋輝 イトウ ヒロキ(VfBシュツットガルト/ドイツ)
2  菅原 由勢 スガワラ ユキナリ(AZアルクマール/オランダ)
▽MF/FW
6  遠藤 航 エンドウ ワタル(リバプールFC/イングランド)
14 伊東 純也 イトウ ジュンヤ(スタッド・ランス/フランス)
18 浅野 拓磨 アサノ タクマ(VfLボーフム/ドイツ)
8  南野 拓実 ミナミノ タクミ(ASモナコ/フランス)
5  守田 英正 モリタ ヒデマサ(スポルティングCP/ポルトガル)
7  三笘 薫 ミトマ カオル(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC/イングランド)
25 前田 大然 マエダ ダイゼン(セルティック/スコットランド)
17 旗手 怜央 ハタテ レオ(セルティック/スコットランド)
10 堂安 律 ドウアン リツ(SCフライブルク/ドイツ)
9 上田 綺世 ウエダ アヤセ(フェイエノールト/オランダ)
13 中村 敬斗 ナカムラ ケイト(スタッド・ランス/フランス)
26 佐野 海舟 サノ カイシュウ(鹿島アントラーズ)
20 久保 建英 クボ タケフサ(レアル・ソシエダ/スペイン)
11 細谷 真大 ホソヤ マオ(柏レイソル)

参照:https://www.jfa.jp/samuraiblue/news/00033539/

3.初戦が重要!ベトナム戦

1月14日が日本代表の初戦となり相手はベトナムです。格下の相手とは言われているものの、油断はできません。ASEAN諸国でベトナムは比較的上位に位置するチームです。また、重要な初戦にどのような選手をスターティングメンバーとして起用するか両チームの動きにも注目されておりました。

結果として4-2で勝利を収めましたが、一時は逆転を許すなど、セットプレーの守備に不安が残る結果となりました。
また、続く2戦目はイラク代表と戦い、1-2で敗れてしまいました。この試合はクロスボールへの対応に不安が残る結果となり、国際Aマッチの連勝記録も10で止まってしまいました。

3戦目のインドネシア戦は3-1で勝利し、グループステージは2位で通過しましたが、これからの決勝トーナメントは更に相手が強くなります。
最終的な結果がどうなるのか?非常に楽しみです。

4.状況の変化に柔軟に対応できる選手層と人材活用

森保ジャパンは過去の経験を着実に自分たちの戦略へと活かしています。特に現代サッカーにおいて、型にはまらない柔軟なサッカーで敵陣の隙をつくような森保ジャパンのサッカーはこれから注目を浴びるでしょう。一方で、このような戦略的なシステム変更には状況をしっかりと理解し、システム変更にあわせて自分の役割を遂行できる優秀な選手があってのことです。

久保選手をはじめとして、三苫選手、堂安選手、遠藤選手、伊東選手、森田選手、南野選手などなど多くの選手がシステム変更に柔軟に対応できる選手ばかりが揃っています。

5.まとめ

森保ジャパンは実力や経験ともにアジアで優勝できるチーム力を兼ね備えています。加えて過去のW杯での戦略も今回のアジアカップでより一層磨きがかかっていることが期待できます。
相手の戦略や戦術にあわせた柔軟なシステム変更と、海外で経験を積んでいる優秀な選手をうまく掛け合わせて起用することで、どのような場面や相手でも90分をフル活用した森保ジャパンのサッカーができるでしょう。

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(株式会社みらいワークス Freeconsultant.jp編集部)

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