「外資系コンサルタントへの転職ってどうなの?」「未経験でも外資系コンサルタントに転職できる?」といったお悩みはありませんか?
結論を言うと、未経験からでも外資系コンサルタントに転職することは可能です。
ただし、外資系コンサルタントへの転職は競争が激しいため、資格やスキル、英語力などが重要となります。外資系コンサルタントへの転職は難易度が高いので、転職エージェントのサポートのもと転職活動をすることがおすすめです。
本記事では外資系コンサルタントに転職するためのポイントや、おすすめの転職エージェントなどを紹介するので、参考にチェックしてください。
<外資系コンサルタントの転職におすすめな転職エージェント5選>
JACリクルートメント | 転職支援実績は約43万人のハイキャリア案件を多数保有する転職エージェント |
マイケル・ペイジ | 1,400社を超える外資系企業への採用実績を豊富に持つ転職エージェント |
エンワールド | 年収1,000万円以上のハイクラス求人を紹介してきた実績を持つ転職エージェント |
ロバート・ウォルターズ | 外資系・日系グローバル企業の転職で豊富な実績を持つ転職エージェント |
フォルトナ | 大手の人材会社が選ぶトップ転職エージェントに選ばれた転職エージェント |
また、コンサルタントへの転職を検討している場合、他にもフリーランスという選択肢があります。フリーでコンサルタントを検討している方は、高年収・高単価の案件を多数取り扱っているフリーコンサルタント.jpがおすすめです。
フリーコンサルタント.jp | 【おすすめポイント】リモートや週2日~4日の案件が豊富高年収・高単価の案件を多数保有案件の開拓や営業活動を代行してくれる |
本記事を読めば、外資系コンサルタントへの転職方法がわかり、今からやるべきことが明確になるでしょう。
未経験でも外資系コンサルタントに転職できる
結論、未経験からでも外資系コンサルタントに転職できます。外資系コンサルタントとして求められる学歴や資格、スキルを有していれば転職できる可能性は高いでしょう。
ただし、外資系コンサルタントは応募倍率が高く、選考基準は厳しいのが現実。学歴や経歴、資格、英語力などで採用基準を大きく上回る実力をアピールすることが重要です。
外資系コンサルタントの仕事内容
外資系コンサルタントでは、それぞれの階級に基づき業務内容が分担されています。
外資系コンサルタントの仕事内容は、主に以下の5つ。
<外資系コンサルタントの仕事内容>
- アソシエイト・アナリスト
- コンサルタント
- プリンシパル
- マネージャー
- パートナー
それぞれ業務内容が異なるため、外資系コンサルタントを目指す上で業務内容の違いを理解しておきましょう。
アソシエイト・アナリスト
外資系コンサルタントに入社してすぐに与えられる階級が、アソシエイト・アナリストです。クライアントの問題解決のための情報収集やデータ分析、資料作成などを担当します。
コンサルタントという職業は、調査や分析力が必須。そのため、アソシエイト・アナリストとしての経験を積むことで、コンサルタントとしての基礎を身につけられるでしょう。
上の階級を目指すためのステップアップとして、アソシエイト・アナリストの仕事は重要です。
コンサルタント
コンサルタントは、入社して3年以上の経験のある社員に主に与えられる階級です。
主な仕事内容は、クライアントからヒアリングやアナリスト・アソシエイトの調査・分析をもとに提案内容を考え、実行までうつすこと。マネージャーの指揮に従い、実際にクライアントと折衝するのが主な役割になります。
コンサルタントは、クライアントのもとに出向いてコンサルティングをする、アナリストのサポートをするなど仕事内容は多岐に渡るので予め把握しておきましょう。
プリンシパル
プリンシパルは、部下への指導や人事業務など、チーム全体をまとめてプロジェクトを先導する役割を行います。
一般企業における役員クラスと同等の役職であり、15年以上の経験が求められることが多いのが特徴です。
なお、プロジェクトを取りまとめる責任者のマネージャーがプリンシパルとしての役割を兼ねるケースもあります。
マネージャー
入社してから10年以上の社員が就く役職がマネージャーです。一般企業における管理職のことであり、プロジェクト全体の管理を担います。
主な仕事内容は、部下の指導から社内環境の整備、予算管理などプロジェクトに関わるすべての領域をカバーするのが仕事です。
マネージャーは、チームを統括して牽引するためのリーダーシップや、コミュニケーション力が要求されるでしょう。
パートナー
パートナーは役員クラスの役職であり、社内の重要な意思決定を担います。コンサルティングファームにおいて共同経営者として扱われ、企業にとって欠かせない存在です。
また、営業活動も仕事の一貫で、パートナーを信頼して案件が依頼されるケースも少なくはありません。
クライアントから案件を受注できるかどうかは、パートナーのスキルや人間性にかかっているといえるでしょう。
外資系コンサルタントの平均年収
外資コンサルタントにはさまざまな役職があり、それぞれ平均年収は異なります。
外資系コンサルタントの役職別の平均年収を以下にまとめました。
役職 | 平均年収 | |
戦略コンサルタントの場合 | 総合系コンサルタントの場合 | |
コンサルタント | 約900~1,500万円 | 約500~750万円 |
プリンシパル | 約1,700~3,000万円 | 約1,400~1,800万円 |
アソシエイト | 約800~1,500万円 | |
アナリスト | 約500~800万円 | 約450~550万円 |
マネージャー | 約1,500~2,000万円 | 約900~1,250万円 |
パートナー | 約2,500万円以上 | 2,000万円以上 |
基本的に、役職が上がるにつれて平均年収も高くなる傾向にあります。アナリストやアソシエイトは入社してすぐの役職であり、約500〜800万円程度、コンサルタントになると、戦略コンサルタントの場合は1,500万円程度の年収になるケースがあります。
マネージャーやプリンシパル、パートナーなど上位の役職になると平均年収が1,000万円を超えて高年収を実現できる可能性があります。
外資系コンサルタントに転職するメリット5つ
外資系コンサルタントに転職することには、以下の5つのメリットがあります。
<外資系コンサルタントに転職するメリット5つ>
- 高度なスキルが身に付く
- 高収入を得られる
- 人脈を広められる
- 英語力を鍛えられる
- 長期休暇が取りやすい
外資系コンサルタントであれば、高度なスキルや人脈、英語力を得ることができ、高収入を実現できます。
長期休暇が取りやすい点も特徴的であり、仕事とプライベートを共に充実させられるでしょう。
1. 高度なスキルが身に付く
外資系コンサルタントは一般的な企業よりも要求されるレベルが高いため、高度なスキルが身に付くのが特徴。
課題の原因を論理的にまとめて調査・分析をした上で、クライアントに根拠と共に提案を行います。そのため、論理的思考力やタスク処理能力、プロジェクトマネジメント力などの能力が鍛えられます。
外資系コンサルタントで鍛えられたスキルは、他の業界で高く評価されるでしょう。
2. 高収入を得られる
外資系コンサルタントは高収入であり、転職によって収入がアップする可能性は高いです。実力主義のため年収1,000万円超えも珍しくなく、結果次第でそれ以上の年収を得られる可能性もあります。
実際にマネージャーやパートナークラスでは、年収2,000万円を超える人も少なくありません。つまり、一般的な日系企業では難しいほどの高収入を実現できる可能性があるのが、外資系コンサルタントです。
3. 人脈を広められる
外資系コンサルタントに勤めることで、人脈を広げられるのもメリット。外資系コンサルタントに転職をすると、外資系企業のクライアントや経営層のマネージャーとの関わりが増えます。
そのため、優れたスキルを持った人達とコネクションを築くことができ、案件を獲得できるのはもちろんのこと、のちのキャリア面でも役立つビジネスのチャンスに繋げられることが可能です。
4. 英語力を鍛えられる
外資系コンサルタントでは、現地の人とやり取りとして英語を使う機会が多いため、英語力を鍛えられます。特に現地で調査をする際、難易度の高い情報を取得するために、ネイティブレベルの難しい専門用語を使って英語を話す機会もあるでしょう。
また、英語以外の言語を使う機会もあるため、その他言語を取得できるのも、外資系コンサルタントの強みです。外資系コンサルタントに長く勤めていればいるほど、英語やその他外国圏の言語を鍛えられ、現地の人と不自由なくやり取りができるスキルを身に付けられます。
5. 長期休暇が取りやすい
外資系コンサルタントはプロジェクト期間中は激務ですが、その分まとまった長期休暇を取ることが可能です。
外資系コンサルタントでは、クライアントによってプロジェクトの期間はさまざま。2週間・1ヶ月といった短期案件から、3ヶ月以上といった長期案件まであります。
プロジェクト期間中はどうしても激務になりますが、プロジェクト終了後は1ヶ月以上と長期休暇をもらえるのでメリハリのあるスタイルで働くことが可能ですよ。
外資系コンサルタントに転職するデメリット3つ
外資系コンサルタントに転職するデメリットは、以下の3つです。
<外資系コンサルタントに転職するデメリット3つ>
- グローバルとの連携がない企業もある
- 福利厚生・退職金などが充実していない場合もある
- 優秀なライバルが多数いる
ここでは、外資系コンサルタントへの転職で知っておきたいデメリットについて詳しく紹介します。
1. グローバルとの連携がない企業もある
外資系コンサルタントであっても、グローバルとの連携がほとんどない企業もあります。それは、日系企業が海外企業に買収されて外資系企業になった場合です。この場合、海外企業が買収しても経営は日本主導のままということになります。
外資系と聞くと、海外で勤務する社員と頻繁にやり取りをするイメージがありますよね。
しかし、外資系といっても企業風土は会社ごとに大きく異なります。海外とほとんど連携を取らず、日本国内で事業を展開している企業もあるので予め把握しておくといいでしょう。
なお、海外の企業と英語を使って仕事をしたい外資系コンサルタントを希望する方は、事前に企業風土を確かめておくとよいでしょう。
2. 福利厚生・退職金などが充実していない場合もある
外資系コンサルタントでも、企業ごとによって待遇には大きな違いがあるため、福利厚生や退職金などが充実していない企業が存在します。
たとえば、退職金が出ない・住宅手当などがほとんどつかないなど、たとえ給料が高くても、福利厚生や退職金を含めるとトータルで日本企業より損をするケースも。
そのため、外資系コンサルタントに転職をする際は単純に給料だけを比較するのではなく、福利厚生も含めて総合的に損得を計算することを心がけましょう。
3. 優秀なライバルが多数いる
優秀なライバルが多数いる点も、外資系コンサルタントのデメリットです。優秀なライバルが既に何人かいる場合、常に優秀なライバルと比較されるため、大きなプレッシャーがかかります。
また、外資系コンサルタントは完全な実力主義の企業が多く、成果を出せないと待遇に直接影響することも。自身の成果をシビアに評価されるので、年次の浅い社員に給与が抜かれることは珍しくありません。
そのため、常に実力を比較される環境で働くことに不安を感じる人は、外資系コンサルタントへの転職に慎重になったほうがよいでしょう。
外資系コンサルタントの転職に有利な資格3選
外資系コンサルタントへの転職で有利になる資格は、以下の3つです。
<外資系コンサルタントの転職に有利な資格3選>
- TOEIC/TOEFL
- USCPA(米国公認会計士)
- MBA
ここでは、それぞれの資格が外資系コンサルタントへの転職を有利に進められる理由を紹介します。
TOEIC/TOEFL
外資系コンサルタントではレベルの高い英語力が必須のため、英語のスキルを証明できるTOEICやTOEFLは非常に重要な資格になります。
TOEIC・TOEFLで高いスコアを記録できれば、転職で有利になるので、ぜひ一度受けてみるといいでしょう。
特にTOEFLの場合は、リーディングとリスニング、ライティング、スピーキングの4つの分野が出題されます。TOEFLで高スコアを獲得すれば、実践的な英語力を証明できるでしょう。
また、TOEICに関しても、800点以上もあると専門的な単語を熟知した状態になるため、複雑な会話はもちろん、ネイティブと討論ができるレベルに達することができます。
USCPA(米国公認会計士)
USCPA(米国公認会計士)は、アメリカにおける公認会計士の資格であり、外資系コンサルタントの転職活動の際に高く評価されます。
そのため、USCPA(米国公認会計士)を取得すれば、会計や財務に関するエキスパートとして認められる可能性が高くなるでしょう。コンサルタントの仕事では会計や財務の知識が重要になるため、USCPA(米国公認会計士)の評価は高いです。
USCPA(米国公認会計士)を取れば、専門性をアピールできて、ライバルに差をつけることができ、スムーズに転職活動を進められるでしょう。
MBA
MBAは、ビジネスの専門知識を身に付けられる経営学修士の資格です。
MBAを修了するまでの過程で学んだビジネスメソッドは、クライアントの問題解決に大きく活かすことができます。実際に外資系コンサルタントとして働く人の中には、MBAの資格を持った方が多数活躍されているのも事実。
MBAを取得していることで、一定レベルのビジネス知識を持っている証明になるため、予め取得しておくといいでしょう。
さらに、客観的に見て自身の持つ能力の信頼度向上にも繋がるので、外資系コンサルタントへの転職で高く評価されます。
ただし、MBAを修了するまでに多額のコストと1〜2年の期間がかかる点には注意が必要です。
外資系コンサルタントの転職に必要なスキル3つ
外資系コンサルタントへの転職では、以下の3つのスキルが重要です。
<外資系コンサルタントの転職に必要なスキル3つ>
- コミュニケーション能力
- 論理的思考力
- 業務理解力
それぞれのスキルの重要性を紹介するので、欠けているスキルがないか確認しましょう。
コミュニケーション能力
外資系コンサルタントで特に重視されるスキルが、コミュニケーション能力です。
クライアントの抱える悩みや不安、課題を理解し、提案を納得させるためにはコミュニケーション能力が重要。クライアントと二人三脚で信頼関係を築いていくにも必要な能力となり、チームの士気向上にも役立つでしょう。
円滑に仕事を進めるためにも、聞き取る力・伝える力・納得させる力すべてを含めたコミュニケーション能力は外資系コンサルタントには必要不可欠な能力と言えます。
論理的思考力
コンサルタントにとって論理的思考力は、必要不可欠なスキルです。
クライアントの課題を解決するための方法を考えるには、根拠のある解決案が必要になります。根拠のある説明と共に解決策を提案することで、クライアント側も納得することができ、プロジェクトを遂行することができるでしょう。
なお、論理的思考力は面接を受ける際の話し方からも厳しくチェックされるため、注意してくださいね。
事業理解力
外資コンサルタントでは、クライアント企業の仕事に対する事業理解力が非常に重要です。
そもそもクライアントの事業について正しく理解できなければ、最適な提案はできません。とはいえ、企業側で行っている事業を一からクライアントに説明してもらうのでは、信頼されないでしょう。
あらかじめ企業の事業や海外の競合企業の調査など、念入りに準備をする必要があります。クライアントが望む成果を出せるよう、事業については深く理解しておきましょう。
事業理解力があれば、クライアントからの信頼を得ることができ、スムーズにプロジェクトを遂行できますよ。
外資系コンサルタントの転職に求められるポイント4つ
外資系コンサルタントに転職するには、以下の4つのポイントが重視されます。
<外資系コンサルタントの転職に求められるポイント4つ>
- 学歴
- 年齢
- 経歴
- 英語力
特に外資系コンサルタントへの転職は難易度が高いため、上記4つのポイントを押さえることが非常に大事です。
1つずつ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
学歴
外資系コンサルタントへの転職では、学歴はとても重視されるポイント。なぜなら高学歴であれば能力が高く、成果を出せる人材であると判断できるからです。
特に戦略系コンサルタントでは高度なスキルと実力が求められるため、学歴が低いと採用されない可能性があります。
一方、総合系コンサルタントであれば、学歴の低さを経歴やスキルでカバーすることが可能です。
もし学歴に自信がない方は、予めスキルや資格を取得しておくといいでしょう。
年齢
外資系コンサルタントへの転職を希望するならば、35歳が一つの目安と言えます。なぜなら、35歳以上の場合マネジメントなど指導側である即戦力として求められるため、経験者やスキルが高い人でないと採用されにくいからです。
自身のキャリアプランを逆算し、どのタイミングで転職をすればいいのか考えて行動するのもいいでしょう。あらかじめ設定したキャリアの目標をもとに、いつ転職をするべきか明確に分かるので、外資系コンサルタントへ転職を検討している人は一度キャリアプランを見直してみてください。
コンサルタント経験者の場合、むしろ30代40代前半の人はスキルや資格を持っているため、企業側も喜んで採用するでしょう。
なお、もし今後フリーランスとして仕事をしていきたい人は、コンサルタントのノウハウや必要なスキル・資格・能力を一から積み上げていく必要があります。ただし、その場合だと長期に渡るため、20代の若いうちから行動するのがおすすめです。
経歴
外資系コンサルタントへの転職では、業界と業務いずれかの軸で専門的な経歴があると有利になります。
たとえば、製造業や金融業などで働いてきた経歴があり、専門的なスキルや経験があれば有利です。
あるいは、経営戦略や会計財務、ITマネジメントなど特定の業務に精通していると転職できるチャンスがあります。
英語力
英語力も外資系コンサルタントへの転職では、欠かせないスキルです。
外資系コンサルタントの仕事では、社内公用語が英語のケースが多く、プロジェクトに携わる際にも英語が必要になります。特に海外とのやり取りが多い企業や役職の場合は、高い英語力が必要。
下記にTOEICのスコアを記載するので、参考にして英語力を伸ばしましょう。
初級(TOEIC 700点以下) | ・入社後に苦労する可能性あり | |
中級(TOEIC 700点~850点) | ・業務内容で英語力を鍛える必要あり | |
上級(TOEIC 850以上) | ・業務上に必要な専門用語(交渉・契約)の英語力を鍛える必要あり |
TOEICやTOEFLで高いスコアを獲得していれば、転職で有利になるでしょう。
外資系コンサルタントに向いている人の特徴
外資系コンサルタントに向いている人の特徴を、以下にまとめました。
- 高度な英語力を持っている人
- 忍耐力を持っている人
- 体力がある人
- プロフェッショナルマインドを持っている人
どんなタイプの人が外資系コンサルタントへの転職に適しているか、1つずつ詳しくご紹介します。
高度な英語力を持っている人
高度な英語力を持つ人は、外資系コンサルタントとして活躍できるでしょう。
外資系企業ではさまざまな場面で英語を活用するため、高度な英語力を持つことをアピールできれば転職に有利です。
たとえば、TOEICで850点以上獲得している人は高度な英語力を持っているといえます。
忍耐力を持っている人
忍耐力がある人は、外資系コンサルタントで活躍できる素質があるでしょう。
外資系企業は成果主義であり、結果を求められる場面が多いです。たとえば、クライアントが納得できるような質の高い提案や、プレゼン資料の練り込みなど、激務な仕事内容をこなす必要があります。
さらに残業時間が長くなるなど、精神的にも肉体的にもハードな環境の中で仕事に対するプレッシャーに打ち勝たないといけないことも。
また、実際に仕事の成果が直接年収にも影響されるため、どれだけ忍耐力を持って仕事を進められるかが重要になります。
体力がある人
外資系コンサルタントは少数精鋭の企業が多く、1人あたりの作業量が増えて長時間労働が続くため、体力がある人に向いています。
さらに、外資系コンサルタントでは頭脳労働とも呼ばれるほど激務な仕事です。経験が少ないうちは慣れない作業にストレスを感じることもあるでしょう。
総じて、外資系コンサルタントは体力に自信のある人に適していると言えます。
プロフェッショナルマインドを持っている人
プロフェッショナルマインドを持つ人は、外資系コンサルタントとして活躍できます。
なぜなら、外資系コンサルタントではどんな状況でも常に最善の仕事をして、短い期間でクライアントを満足させる強いプロ意識が必要だからです。
時には、クライアントから難しい要求を突きつけられることもあるでしょう。しかし、そういった場合により高いプロ意識を持ち、プロフェッショナルとしてどう切り抜けるか、打開策を提案しないといけません。
外資系コンサルタントになるのであれば、常にプロとしてコンサルタントの仕事をやり遂げる意識を持ちましょう。
【外資コンサルタント監修】外資系コンサルタント転職を成功させる対策を紹介
外資系コンサルタントへの転職を成功させるための対策は、下記3つです。
<外資系コンサルタント転職を成功させる対策3つ>
- 書類対策
- 情報収集
- 面接対策
それぞれの対策について、具体的に紹介します。
1. 書類対策
まずは、応募する外資系コンサルタントの企業に合った内容の書類を作成することが転職成功のコツです。
たとえば、自身の経歴をアピールする際には、応募先の業務内容と類似していることをアピールします。
自身の経歴やスキルが応募先の求める人材と一致していることを論理的にアピールできれば、企業側から興味を持たれるでしょう。
もし十分なスキル・資格を持っていない人は、予め取得しておきましょう。
2. 情報収集
次に、応募先の企業について事前に情報収集を行うことが、転職の成功のポイントといえます。
外資系コンサルタントにはさまざまな種類があり、企業ごとの違いも大きいです。そのため、応募先の事業領域や業務内容、選考方法などを徹底的にリサーチしましょう。
また、業界の最新動向や市場の動向を正確に理解しておくことも大事です。
3. 面接対策
最後に、外資系コンサルタントへの転職のために面接対策には力を入れましょう。
外資系コンサルタントではケース面接が実施されることが多く、事前の対策が重要です。
ケース面接では、与えられた問題に回答することで論理的な思考力やコミュニケーション力がチェックされます。
また、面接で英語力をチェックされることもあるため、英語の対策も大切です。
外資系コンサルタントの転職が得意な転職エージェント5選
外資系コンサルタントへの転職を成功させたいならば、転職エージェントのサポートを受けることがおすすめです。
おすすめな転職エージェントを以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
<外資系コンサルタントの転職におすすめな転職エージェント5選>
- JACリクルートメント
- マイケル・ペイジ
- エンワールド
- ロバート・ウォルターズ
- フォルトナ
JACリクルートメント
【おすすめポイント】
- ハイキャリア案件を多数保有
- 転職支援実績約43万人
- 専門性に特化したアドバイスを教えてくれる
JACリクルートメントは、ロンドン発祥の外資系転職エージェント。ハイキャリア案件を多数揃えており、外資系コンサルタントへの転職にも対応可能です。転職支援実績は約43万人であり、豊富なノウハウを有しているのも特徴と言えるでしょう。
また、JACリクルートメントでは、各業界・企業の転職市場の動向を理解している約1,200人のキャリアアドバイザーが、1人1人に合った適切なアドバイスをもとにサポートを行ってくれます。
さらに、非公開求人を豊富に取り扱っています。
マイケル・ペイジ
【おすすめポイント】
- 外資系企業への採用十先1,400社以上
- 各職種・業界を専門的に網羅
- キャリア・語学力・スキルに合った仕事を紹介
マイケル・ペイジは、ロンドンで創業された世界大手の転職エージェントです。世界36カ国で141の支店を展開しており、1,400社を超える外資系企業への採用実績を豊富に持っています。
また、次のような14個のチームがあり、各職種・業界を専門的に網羅しているので、外資系コンサルタントへの転職でも頼りになります。
- IT
- 営業
- 総理・財務
- マーケティング
- エンジニア
- 人事
- 金融
- 小売
- サプライチェーン
- ヘルスケア・ライフサイエンス
- 法務
- カスタマーサービス
- デジタル
各業界に精通しているコンサルタントが、自身のキャリア・語学力・スキルに合わせてお仕事を紹介してくれるのも特徴の1つです。
エンワールド
【おすすめポイント】
- 年収1,000万円以上のハイクラス求人を保有
- 日系グローバル企業の取引企業が5,800社以上
- 両面型サポートを導入
エンワールドは、英語力を生かした転職をサポートしてくれるエージェントです。年収1,000万円以上のハイクラス求人を紹介してきた実績があり、求人の業種もさまざまと幅広い求人数を取り扱っています。
また、エンワールドは外資系企業の求人数が豊富。外資系企業・日系グローバル企業の取引企業が5,800社以上と、他の転職エージェントでは見られない独自求人を保有しています。
さらに、1人のコンサルタントが企業と求職者の両方に対して支援を行う「両面型サポート」を導入。企業と求職者両方のニーズを踏まえた上で求人を紹介してくれるため、企業とのミスマッチを防ぐことができます。
1人で転職活動を進めることに不安な方でも、キャリアプランニングからレジュメの書き方、面接対策まで対応してくれるため安心して利用できるでしょう。
ロバート・ウォルターズ
【おすすめポイント】
- 外資系・日系グローバル企業の求人を多数保有
- 各業界の専門知識を熟知キャリアコンサルタント在籍
- 書類対策・面接対策など充実したサポートあり
ロバート・ウォルターズは、ロンドン発の転職エージェントで世界31カ国にオフィスを展開しています。外資系・日系グローバル企業の転職で豊富な実績があるため、信頼できる転職エージェントとなるでしょう。
特に年収500万円以上の高収入の外資系求人を豊富に保有しているので、年収アップを念頭に考えている人におすすめです。
さらに、キャリアコンサルタントの質が高いのも特徴の1つ。ロバート・ウォルターズに在籍しているキャリアコンサルタントは、各業界の専門知識を熟知したスペシャリストです。業界に対して専門性のある知見を持ち、その業界での就業経験もあるため、これまでの経験をもとにサポートをしてくれます。
また、キャリアコンサルタントは求職者に合った最適な求人を紹介してくれるだけでなく、書類対策や面接対策、退職アドバイスにまで対応しています。
フォルトナ
【おすすめポイント】
- 大手の人材会社が選ぶトップ転職エージェントに選定
- コンサル会社出身のトップコンサルタントが在籍
- コンサルファームの幹部との強いネットワークあり
フォルトナは、コンサル転職を専門的にサポートする転職エージェントです。コンサルファームへの転職について豊富な実績を持ち、なんと大手の人材会社が選ぶトップ転職エージェントに選ばれています。
また、コンサルファームの幹部との強いネットワークがあり、特別紹介ルートを有するのが魅力。電話1本で選考をアレンジができる企業が多く、「フォルトナ独占案件」や「幹部案件」など特別な求人案件を提供してくれます。
コンサルファームの幹部と信頼関係を築いているからこそできるサービスです。
さらに、コンサル会社出身のトップコンサルタントが在籍しており、下記のサポート内容はもちろん、複数回の打ち合わせをもとに自身に合った仕事を紹介してくれます。
<フォルトナのサポート内容>
- 転職相談
- 企業紹介
- 応募企業の選定
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 面接対策対策
フリーランスに転職するなら、コンサルマッチングサイトがおすすめ
コンサルタントへの転職を考えているならば、フリーランスという選択肢もあります。フリーコンサルタントとして活躍している方は多いため、選択肢の1つとして考慮してみるのもおすすめです。
なお、フリーランスになる場合、コンサルマッチングサイトを利用することで案件探しが楽になったり、非公開案件などを紹介してくれることもあります。
フリーコンサルタント.jp
【おすすめポイント】
- 高年収・高単価の案件が豊富
- プロジェクト後のフィードバックあり
- 案件の開拓や営業活動を代行してくれる
フリーコンサルタント.jpは、フリーランスのためにさまざまな案件を紹介するサービスです。高年収・高単価の案件が揃っており、満足できる条件の仕事を見つけられます。
とくにリモートや週2~4日の案件なども豊富に取り扱っているため、育児や家庭の事情に合わせて柔軟に働きたい人におすすめです。
また、フリーコンサルタント.jpは月収100万円以上の高単価案件が豊富なのも特徴。月120〜150万円の案件も取り扱っているため、年収アップを希望している方はぜひ一度チェックしてみてくださいね。
稼働後は自身の評価について丁寧にフィードバックをしてくれるので、クライアントのリアルな評価をもとに今後の活動に活かすことができるのも魅力です。
さらに、案件の開拓や営業活動を代行しており、仕事探しの手間を省けられます。フリーでの活動を計画している方は、案件探しのためにフリーコンサルタント.jpへの登録を検討してみてください。
外資系コンサルタントの転職についてよくある質問
外資系コンサルタントへの転職について、よくある質問を以下にまとめました。
- そもそも外資コンサルタントとは?
- 未経験から外資系コンサルタントへ転職するのは難しい?
- 女性でも外資系コンサルタントに転職できる?
- 外資系コンサルタントの転職は難易度が高い?
- 外資系コンサルタントの転職に社歴・キャリアは関係する?
以下で、外資系コンサルタントに関するさまざまな疑問を解決します。
そもそも外資コンサルタントとは?
外資コンサルタントとは、外国資本のコンサルティングファームのこと。戦略系や総合系、IT系などさまざまな分類があります。
特徴として、外資コンサルタントでは海外でのプロジェクトに携わるケースがあるため、多国籍チームを組む機会も多いです。
英語力を活かしてコンサルタントの仕事をしたい方は、外資系コンサルタントがおすすめです。
未経験から外資系コンサルタントへ転職するのは難しい?
コンサルタント未経験でも外資系コンサルタントへの転職は可能です。コンサルティングファームに転職する人の多くは、未経験。
ただし、外資系コンサルタントは、一般的なコンサルティングファームと比べて転職の難易度は非常に高いです。
外資系コンサルタントへの転職を目指すならば、スキル獲得や面接対策などしっかりと対策を進めましょう。
女性でも外資系コンサルタントに転職できる?
外資系コンサルタントは、女性でも積極的に採用している傾向にあります。なぜなら、女性ならではの視点によって解決できる課題があるからです。
男性だけではなく、女性も外資系コンサルタントから求められているため、女性の方も安心して外資系コンサルタントへの転職を目指せるでしょう。
また、外資系コンサルタントは性別や年齢より、スキルや資格を重視しています。
そのため現在スキルや資格を持っていない方は予め取得しておくといいでしょう。
外資系コンサルタントの転職は難易度が高い?
外資系コンサルタントに転職するのは、難易度が高いです。
学歴や年齢、経歴、コンサル適性の有無などをチェックされ、基準に満たなければ書類の時点で落とされることもあります。
外資系コンサルタントに転職したいならば十分に対策を行い、不安があれば転職エージェントを利用しましょう。
外資系コンサルタントの転職に社歴・キャリアは関係する?
外資系コンサルタントへの転職に社歴・キャリアはある程度影響します。
実際に外資系コンサルタントへの転職に成功した人の多くは、大手企業出身者です。
また、プロジェクトに関わった経験やIT業務の経験、業務改善の経験といったキャリアも有利になります。
ただし、最終的にはコンサル適性の有無が採用の決め手となるでしょう。
まとめ
未経験からでも外資系コンサルタントに転職することは可能です。ただし、外資系コンサルタントへの転職は難易度が高いため、資格・スキルの取得、英語力の向上など対策が重要になります。しっかりと情報収集をした上で、応募先に合わせた書類対策や面接対策を進めましょう。
また、転職エージェントのサポートを受けることも、外資系コンサルタントへの転職を成功させやすくなります。
コンサルタントへの転職を検討している場合、他にもフリーランスという選択肢があります。外資系コンサルタントのなかでフリーコンサルタントとして活躍している方は多いため、選択肢の1つとして考慮してみるといいでしょう。