コンサルタントに人気の転職先やキャリアパスを紹介!転職事例・注意点も大公開

コンサルタントに人気の転職先やキャリアパスを紹介!転職事例・注意点も大公開

コンサルタントとしてある程度の経験や実績を積むことで、更なるキャリアアップを目指す人も少なくないでしょう。

社内で昇進・昇格できるチャンスがある場合はそのまま勤続しつづける方法もありますが、そうでない場合は転職を視野に入れるのもおすすめです。転職をきっかけに年収・待遇が上がれば、コンサルタントという仕事に更なるやりがいを実感しやすくなるでしょう。

今回は、コンサルタントに人気の転職先、業界・職種を紹介します。

<コンサルタントから転職先として選ばれる業種・職種の例>

コンサルティングファーム仕事内容はほぼ同じまま、年収・待遇を上げれる
投資ファンド世界中の投資家から集めた資金を元手に運用し、リターンを獲得しながら稼ぐ
FAS財務に関するサポートやアドバイスを行う
投資銀行株式や債権を引き受けて資金調達をしたりM&Aの仲介をしたりする
外資系企業営業・バックヤード業務・企画・マーケティングなどの業務をこなう
日系大手事業会社経営企画部門が独立しており、自社の経営に関わることができる
スタートアップ企業急成長できる新しいビジネスに挑戦し、市場を開拓する

実際の転職事例や注意点も含めて元戦略コンサルタントが解説するので、今後のキャリアプランにお悩みの人は参考にしてください。

目次

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【コンサル別】コンサルタント出身者におすすめの転職先

早速、コンサルタント出身者におすすめの転職先を紹介します。

とはいえ一口にコンサルタントと言っても、領域ごとに得意分野が大幅に異なるのがコンサルタント転職の難しいポイントです。

下記ではコンサルタントの領域別におすすめの転職先をピックアップしているので、ぜひご参考ください。

<領域別コンサルタント出身者におすすめの転職先>

戦略コンサルPEファンド
投資銀行などの外資系金融
総合コンサルPEファンド
投資銀行
会計コンサル事業会社の経理・財務・会計部門
投資ファンド
投資銀行
人事コンサル転職エージェント
採用代行
ITコンサルITコンサルティングファーム
事業会社のシステム部門

【戦略コンサル】PEファンド・投資銀行

戦略コンサルタントの場合、PEファンドや投資銀行を転職先に選ぶ人が多いです。PEファンド(プライベートエクイティファンド)とは、複数の投資家から集めた資金を未上場企業に投資し、経営を支援することで企業価値を向上させる存在のこと。IPOや売却によって利益を得ることが多く、ベンチャーキャピタルもPEファンドの一種と考えることができます。

投資先の見極めや資金調達支援に関する戦略的なアドバイスが必要だからこそ、戦略コンサルタント出身者の転職先としておすすめです。

【総合コンサル】PEファンド・投資銀行

総合コンサルタントの場合も、戦略コンサルタントと同じくPEファンドや投資銀行を転職先にすることが多いです。ただし、総合的な経営アドバイスをしながら自分にとって興味深い分野が見つかった場合、その分野のコンサルティングファームに転職するのもよいでしょう。

例えば、人事に興味が出たら人事系コンサルティングファームへ、会計部門に興味が出たら監査法人系コンサルティングファームへ、というように転職先を選べます。

より専門性を高めたいという転職理由にも説得力を持たせやすく、プロフェッショナルとして活躍できる道が見つかりますよ。

【会計コンサル】経理・財務・会計部門・投資ファンド・投資銀行

会計コンサルタントの場合、事業会社の経理・財務・会計部門に転職できます。

コンサルタント歴が浅ければ部署メンバーとして転職できる他、十分な経歴と実績のある会計コンサルタントであれば部長職ポジションで採用してもらいやすいのも利点のひとつ。場合によってはCFO(最高財務責任者)として受け入れてもらえるなど、待遇面での優遇も効きます。

その他、投資ファンドや投資銀行への転職事例も盛んです。

【人事コンサル】転職エージェント・採用代行会社

人事コンサルタントの場合、転職エージェントや採用代行会社に転職する事例が多いです。

普段から採用の悩み事を聞くことの多かった人事コンサルタントは、経験を活かしながらキャリアコンサルタントとして働けます。キャリアコンサルタントは転職成功実績に基づくインセンティブ給が発生することも多いので、固定給以上に稼げるのも魅力です。

また、社会保険労務士事務所、企業向け研修会社、キャリアコーチング会社に転職する事例もあります。

【ITコンサル】ITコンサルティングファーム・事業会社のシステム部門

ITコンサルタントの場合、他のITコンサルティングファームや事業会社のシステム部門に転職するのがおすすめです。

特にベンチャー企業やスタートアップ企業を転職先として選べば、CIO(最高情報責任者)など役職に就任できる可能性が高まります。仮にCIOに就任したとなれば、企業の情報セキュリティ部門を統括する存在となり、大きな裁量を得て働くことが可能です。 

また、一般企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進室に転職するなど、ITに関する専門的な知見を活かして転職するのもポイントですよ。

人気業界・職種7選|コンサルタントから転職先として選ばれるのはココ!

ここでは、ジャンル問わず多くのコンサルタントから転職先に選ばれている企業を紹介します。転職先に迷ったときは、下記もチェックしてみましょう。

<コンサルタントから転職先として選ばれる業種・職種7選>

コンサルティングファーム

コンサルタントをまだまだ続けたい場合や、今の会社の待遇に不満があって転職を検討する場合は、同じくコンサルティングファームを転職先にしてみましょう。経験を買ってくれるコンサルティングファームであれば、仕事内容はほぼ同じまま、年収・待遇を上げることができます。

また、自分の考え方に近い社風のコンサルティングファームを選んだり、働き方が柔軟なコンサルティングファームにしたりできるのもメリット。より良い環境を求めて転職したいコンサルタントにおすすめです。

投資ファンド

投資ファンドとは、世界中の投資家から集めた資金を元手に運用し、リターンを獲得しながら稼ぐ企業のことです。ひとりひとりの資金は小さくても、まとめることで大きく運用できるのが利点であり、一定の手数料を運営資金としながら再分配するのが特徴。コンサルタントとして培った知見は、投資先の選定に役立ちます。

経営の知見がある人材は投資ファンドも積極的に採用する傾向が強いので、チャレンジしてみましょう。

FAS

FAS(=Financial Advisory Service)は、財務に関するサポートやアドバイスを行います。

M&Aに伴う統合プロセスや企業再生支援もできるので、知見の幅が広がりやすいのがメリット。

また、FASは不祥事などコンプライアンス違反対策や不正調査などを請け負うことも多いため、リスクマネジメント関連の知識を強化したい時にも最適です。

投資銀行

投資銀行は、株式や債権を引き受けて資金調達をしたりM&Aの仲介をしたりするのが主な業務です。クライアントに公官庁や機関投資などを抱えていることも多く、より大きな資金の流れに関われるのが特徴と言えます。

1企業のコンサルティングではなかなか難しい額を扱うことも多いので、大きな自己成長につながることも少なくありません。プロジェクトベースで話が進んでいくことも多く、コンサルタントとしての経験を活用できるでしょう。

外資系企業

外資系企業でも、コンサルタントと同じく実力主義の人事評価がおこなわれているケースが多く、結果が伴えば若手でもどんどん昇格できます。給与水準も高いので、コンサルティングファームから他企業に転職しようと思ったときに年収が引っかかる方におすすめ。

テレワークやフレックスタイム制など柔軟な働き方が認められやすいため、ライフスタイルの変化と共に働き方を変えたい人の選択肢にもなります。

日系大手事業会社

日系大手事業会社では、経営企画部門が独立していることが多いので、経営アドバイスをしてきたコンサルタントの転職先として向いています。

また、スキルや経験次第では次世代リーダー職として採用してもらえるなど、待遇が手厚いのも特徴と言えます。主体的に自社の経営に関わることができ、コンサルタント経験をより実務で活かせるのもメリットです。

ただし、コンサルタント時代の年収が業界内でも比較的高かった場合、事業会社に転職して年収が下がることがあるので注意しましょう。

スタートアップ企業

スタートアップ企業で働く人は、全員が経営マインドを身につけている必要があるため、もともと経営の考え方が身についているコンサルタントの転職先としておすすめです。

なかにはコンサルタント時代に友人・知人から声をかけられて、スタートアップの起業から関わる人も少なくありません。創業期からの中心メンバーというポジションを得やすく、将来的な経営幹部になる道も考えられます。

また、IPOや事業売却をすれば資産構築できる可能性もあり、キャリアアップの道も金銭的なメリットも大きいのがポイントです。

コンサルタントから転職先を決める際のポイント5つ

コンサルタントから転職する場合、何を基準に転職先を選べばいいか迷ってしまうことも多いでしょう。

ここでは、特に重視したい5つの要素を解説します。

<コンサルタントから転職先を決める際のポイント5つ>

  • 年収
  • 待遇
  • 業務内容
  • 社風・人柄
  • 企業の将来性

①年収

コンサルタントは同年代より年収が高いことが多く、転職先ではそれ以上を求めることになるため選択肢が限られてきてしまいます。とくに中小規模の事業会社に転職した場合、転職がきっかけで却ってしまい、年収が減少するケースも少なくありません。

年齢と共にキャリアアップしたいのであれば、最低でも現状維持ができる求人を優先して選択し、応募するのがおすすめです。経験次第では入社条件を優遇してくれたり、内定後の年収交渉に応じてくれたりする企業もあるので、情報収集しておきましょう。

②待遇

役職・ポジション・裁量の及ぶ範囲など、待遇面をチェックすることも大切です。年収が高いが平社員の場合もあれば、年収は今と同じだが裁量の及ぶ範囲が大きい場合もあります。

また、福利厚生・休日日数・テレワークなど働き方の選択肢で待遇を比較し、特に働きやすい会社に転職するコンサルタントも多いです。

より高い役職を求めるのか、よりストレスフリーな環境を求めるのか次第で、応募すべき求人も変わってきます。

③業務内容

コンサルタントのキャリアを転職先でも活かすためには、転職先における業務内容が大切です。

一口に経営サポート職と表記されていても、経営企画を立案するのか、財務管理を支援するのか、秘書など事務的な要素が強いのかにより業務内容は大幅に異なります。求人だけでなく応募先の採用HP、口コミサイト、SNS、広報誌などをフル活用して、よりリアルな業務内容をイメージしておくよう心がけましょう。

会社によっては事前のミートアップを設置してくれる場合があるので、相談してみるのもおすすめです。

④社風・人柄

転職先の社風は、入社後の働き方に大きく関わってきます。

自分の考え方に近い社風であればやりがいを感じやすく、モチベーションも上がりますよね。同様に、経営層や役員の人柄、社内の人間関係にも気を配りましょう。

働きやすい環境であれば、仕事が多少忙しくてもギスギスしにくく、ストレスフリーで働くことが可能です。

⑤企業の将来性

業種・職種の将来性だけでなく、企業の将来性を考えることも大切です。市場から受け入れられるサービスを提供していて、かつ業界内での評判も上々な企業であれば、その後の成長度合いも大きいでしょう。

反対に、直近の収益が大きく落ち込んでいる企業や、中堅層の人員削減に乗り出している企業は要注意。一見内定を得やすい求人に見えますが、思っていた企業とは違うと入社後に感じるギャップが大きくなってしまいます。

【元戦略コンサルからアドバイス】コンサルタントが転職する際の注意点3つ

ここでは、コンサルタントが転職する際の注意点を解説します。実際に多数の転職事例を耳にして起きた、元戦略コンサルタントの意見を伝えるので、ぜひご参考ください。

<コンサルタントが転職する際の注意点3つ>

  • 新しいスキルを身につける必要がある
  • 年収が下がる場合もある
  • 年齢によって有利ではない場合もある

①新しいスキルを身につける必要がある

コンサルタント以外の職種に転職する場合、当然ながら新しいスキルを身につける必要があります。その職種で求められている知識やスキルを早い段階で知ることができれば、自己研鑽しやすくなるので積極的にチェックしておきましょう。

なおコンサルタントから別のコンサルタントに転職する場合でも、求められる知識レベルが異なる場合があるので要注意。現状ある経験で働くことも大切ですが、経験の上に胡坐をかくことなく、どんどんスキルアップしていきましょう。

②年収が下がる場合もある

コンサルタントから別職種に転職する場合、年収が下がるケースがあります。一般的にコンサルタントは高収入な職種として知られており、20代30代でも高年収を稼いでいることが少なくありません。

しかし、転職をすることで同年代と同じ程度の年収になってしまい、金額面での不満を抱えてしまう元コンサルタントも多いのです。高年収を維持したい場合は、同じくコンサルタントに転職するか、よりハイクラス向けの求人に応募するよう意識してみましょう。

③年齢によって有利ではない場合もある

転職市場で有利とされるのは、一般的に20代30代の若手人材です。採用する側の企業も長期的な教育・研修を視野に入れており、せっかく雇うのであれば長く働いてほしいと考えるもの。特に完全未経験職種への転職であれば、若い方が採用されやすいので注意が必要です。

40代50代の場合、特筆できるスキル・知識・経験があれば、ハイクラス転職に挑戦できる可能性が高まるでしょう。効果的な自己PRをすることが、転職成功の秘訣と言えます。

コンサルタントからの転職成功事例一覧

コンサルタントからの転職成功事例として、下記を紹介します。

年齢32歳
転職先シンクタンク系コンサル→外資系投資銀行
年収約800~1,000万円
仕事内容市場動向や各業界動向を調査、社内外へレポートするなど

上記は、シンクタンク系コンサルから外資系の投資銀行に転職した方の事例です。

外資系投資銀行に転職した場合、市場動向調査などの業務にコンサルタントとしての知識が役立ちます。また、年収の相場も高いため、金額面でのデメリットもほとんどありません。

年齢33歳
転職先戦略コンサル→外資系大手企業(マーケティング)
年収800万~1,000万円
仕事内容製品販売による利益創出など

上記は、戦略コンサルから外資系のマーケティング大手企業に転職した方の事例です。

マーケティング部門に転職する場合も、コンサルタント時代に培った市場調査経験が役立ちます。自社製品の企画・開発に携わりやすく、消費者から寄せられるダイレクトな反応に触れられるのも魅力です。

年齢35歳
転職先総合系コンサル→日系PEファンド
年収1,000~1,500万円
仕事内容LBOモデルや提案書の作成、銀行との交渉など

上記は、総合系コンサルから日系PEファンドに転職した方の事例です。

PEファンドの場合、実績次第ではコンサルタント時代以上に高い収入を獲得できます。戦略モデルの考案や提案書の作成が中心業務となるため、コンサルタント時代の知見も活きるでしょう。

銀行との交渉など高度なコミュニケーション能力を要する場面もあり、自己成長しやすいのもポイントです。

年齢38歳
転職先外資系コンサルタント→外資系PEファンド
年収800~1,500万円
仕事内容ライフサイクルの各種分析、分析結果の資料作成

上記は、外資系コンサルタントから外資系PEファンドに転職した方の事例です。

もともと外資系コンサルタントとして働いていた場合、同じく外資系のPEファンドを転職先にするのもおすすめです。グローバルコミュニケーションが当たり前におこなわれているので、英語力を活かした自己PRができるのもポイントと言えます。

【失敗しない】コンサルタントが転職を成功させるコツ

コンサルタントが理想的な転職をしたいときは、成功のコツを事前に知っておくことが大切です。「こんなはずではなかった…」と転職してから後悔することのないよう、事前に確認しておきましょう。

<コンサルタントが転職を成功させるコツ4つ>

  • 転職のタイミングをよく考える
  • 転職の目的を明確にする
  • 専門分野を活かす
  • 転職サイト・転職エージェントを活用する

①転職のタイミングをよく考える

コンサルタントは数ヶ月単位でのプロジェクトに参画することが多いため、転職のタイミングは特に重要です。後先考えず転職活動をしてしまうと、プロジェクト期間中に退職することになってしまい、前職に大きな打撃を与えてしまいます。「立つ鳥跡を濁さず」の逆になってしまうため、時には顰蹙を買うこともあるでしょう。

できればプロジェクト終了のタイミングから有給消化に移り、転職先へ入社するなどの配慮が求められます。その分、プロジェクトで忙しい合間を縫っての転職活動になるため、効率よく転職先を探す必要があります。

②転職の目的を明確にする

転職活動を始める前に、転職する目的を明確にしましょう。同じ転職でも「より高い年収を目指したいのか」「育児と両立できる働きやすい環境にしたいのか」など、目的によって転職活動の進め方は異なります。

当然、理想的な転職先のイメージも異なるため、求人選びに大きな違いがでるので注意が必要です。今の職場の何が不満なのか、転職で何を叶えたいのか、事前に可視化しておけば転職活動の軸がブレることもありません。

③専門分野を活かす

コンサルタントとして培ってきた専門分野を活かした転職活動ができれば、転職をキャリアアップのきっかけにできます。

年収や待遇をあげるには、知識と経験があり即戦力になれる人材だとアピールすることが大切です。「自社に貢献してくれそう」「専門知識が多くて教育コストがかからない」など、何かしらのメリットを感じてもらえるよう意識しましょう。

応募先を選定する際も、自分の専門分野が活きるか、知識や経験が役立つかをひとつの指標にするのがおすすめです。

④転職サイト・転職エージェントを活用する

転職サイト・転職エージェントには、ハローワークや求人誌には掲載されない転職情報が集まります。公開と同時に応募が殺到してしまう恐れのある好条件求人や、誰もが知る大手企業の求人なども扱っているので、ぜひチェックしてみましょう。

また、ハイクラス向け転職サービスであれば、年収1,000万円を超える求人も珍しくありません。初めて転職する場合でも、在籍のキャリアコンサルタントやヘッドハンターが個別に対策を練ってくれるので安心です。

フリーランスとして独立を考えているならコンサルマッチングサイトがおすすめ

コンサルタントのキャリアチェンジの選択肢として、転職だけでなくフリーランスになる道もあるので注目しておきましょう。

フリーランスコンサルタントは自分で案件を受注することができ、請ける案件と請けない案件を選定できます。クライアントとの交渉から実務まで全てを担当できるので、ゼネラリストになりたい人にも向いています。

なお、フリーランスのコンサルタントになるときは、コンサルマッチングサイトの利用がおすすめです。コンサルしてほしい企業とコンサルタントをマッチングしてくれるので、自身で案件を1から開拓する必要がありません。困ったときのサポートも手厚く、初めてフリーランスコンサルタントを目指す人にも効果的です。

フリーコンサルタント.jp

【おすすめポイント】

  • 得意分野を活かせられる案件が豊富
  • リモートワーク案件あり
  • 約850社以上の案件数

フリーコンサルタント.jpは、フリーランスコンサルタント向けのプロジェクト紹介サービスです。

PMO案件を始め、PM、SAP、IT、戦略、新規事業、業務改革など、扱う案件が多岐に渡るので自分の得意分野を活かせます。取引実績はなんと約850社以上と、国内最大級の案件数を取り扱っています。案件の相場がわからないときも、在籍の専門コーディネーターがアドバイスしてくれるので、クライアントとの交渉面でも安心です。

なお、リモートワークでできる案件もあるので、働き方を見直したいコンサルタントにもおすすめです。

フリーランスの方はこちら【みらいワークス関連サービス】 \約950社以上の取引実績あり/
>> フリーランスコンサルタントのための案件紹介サービス【フリーコンサルタント.jp】

【アピールに最適!】転職する際に役立つコンサルタントの能力・スキルは?

転職の際、経験や実績以外に何をアピールすればいいか迷ってしまうコンサルタントは少なくありません。スキルや適性をアピールしたいときは、下記を伝えるのがおすすめです。

<転職する際に役立つコンサルタントの能力・スキル>

  • コミュニケーション能力
  • リーダーシップ
  • 論理的思考力
  • プレゼンテーション能力
  • 洞察力

コミュニケーション能力

コンサルタントに欠かせないスキルのひとつに、コミュニケーション能力が挙げられます。自分の立場と違う人の話にも積極的に耳を傾け、素直に受け入れる傾聴力も、コミュニケーション能力としてアピールするとよいでしょう。

ときには自分の意見を聞いてもらうプレゼンテーション能力や、難しい交渉の場を優位に進めるネゴシエーション能力も求められます。具体的にどんなシーンでコミュニケーション能力が役立ったのか、エピソードも添えておけば説得力が増すのでチャレンジしてみましょう。

リーダーシップ

プロジェクトリーダーや組織マネジメントの経験があれば、リーダーシップをアピールするのもおすすめ。難しい案件ほどリーダーのスキルが問われることが多く、時には強力にチームを牽引しなくてはならないシーンも多いです。

どの程度の規模のプロジェクトをリードしたのか、どんなメンバーが在籍していて何に苦労したのか、どうやって課題を解決したのかなどを伝え、自己PRにしていきましょう。

論理的思考力

論理的思考力は、コンサルタントとして必須のスキルです。物事の背景や理由を徹底的に考えたり、数字やデータでの裏付けを確保できたりするスキルは、コンサルタント以外の職種でも大いに役立ちます。

特に、経営など客観的な意思決定が必要な職種や、数字を扱うことの多いマーケティング・経理・会計・税務などの職種では重宝されるでしょう。

プレゼンテーション能力

大勢の前で臆することなく自分の意見を伝えられるプレゼンテーション能力も、希少なスキルです。

論理的な展開と確かな説得力のある話し方ができれば、自然と周りに人が集まってくるもの。話すトーンや声色などにも気を使い、快適に聞き取れる話し方をするのであれば更に効果的です。

洞察力

相手の何気ない仕草から本音を読み取ったり、一見関係ないように見えるデータの集合体から共通点を探ったりできる洞察力も、仕事に活かせます。人間観察がもともと好きな人であれば、洞察力をコミュニケーションやプレゼンテーションに役立てられるでしょう。

細かな数字を扱うときの勘が良い人であれば、データ分析やアナリティクスに役立つことも多いです。

コンサルタントの転職でよくある質問

最後に、コンサルタントから転職する際に寄せられる「よくある質問」を紹介します。気になる項目がある方は、ぜひチェックしてみましょう。

<コンサルタントから転職する際によくある質問>

  • コンサルタントからの転職で成功するタイミングはある?
  • コンサルタントから他の業種へ転職した場合、年収は下がる?
  • コンサルタント出身者は使えないってよく聞くけど本当?
  • コンサルタントからの転職が不安で相談したい時はどうすればいい?

コンサルタントからの転職で成功するタイミングはある?

コンサルタントからの転職で成功するタイミングは、知識・実績・経験が揃ったタイミングです。

高度な専門知識を要するのがコンサルタントの特徴ですが、コンサルタントになったからといって即時にスキルが身につくわけではありません。ある程度、失敗も成功も経験しながら、スキルを実務に役立てることが必要です。

コンサルタントとして誇れる仕事ができるようになれば、転職市場でも評価されやすい人材となるでしょう。

コンサルタントから他の業種へ転職した場合、年収は下がる?

コンサルタントから他の業種に転職した場合、年収が下がることは珍しくありません。ただし、中小規模の事業会社に転職すると特に年収が下がりやすく、元々高年収だったコンサルタントにとってはがっかりする結果になってしまうかもしれません。

キャリアアップ転職を叶えたいのであれば、ハイキャリア転職求人を探したり、フリーランスも検討することをおすすめします。

コンサルタント出身者は使えないってよく聞くけど本当?

コンサルタント出身者は、高度な専門知識と提案力を持っていることが多く、コンサルタント業界だけでなく他の業界でも評価されるのが大半です。とはいえ持っているスキルが役立つかどうかは、転職先とのマッチ度合いによると考えましょう。

経営に関する深い知見を持つ人を募集している企業とは相性が良いですが、ルーティンワークをコツコツ積み重ねていく人を募集している企業とは相性が悪いかもしれません。「自分の得意分野が活かせるか」の視点で転職すれば、入社後に「使えない」と言われることはないでしょう。

コンサルタントからの転職が不安で相談したい時はどうればいい?

コンサルタントからの転職が不安で相談したいときは、転職エージェントのキャリアコンサルタントを頼るのがおすすめです。ヘッドハンティングサイトに登録すれば、数々のヘッドハンターに相談できるので活用してもよいでしょう。

フリーランスコンサルタントへの転職を検討している場合は、フリーランス向け案件紹介サイトのコーディネーターを頼るなど、キャリアプランに合わせて使い分けるのがポイントです。

まとめ

コンサルタントは多様なキャリアチェンジができる職種であり、転職の選択肢も豊富です。

また、転職だけでなくフリーランス独立やベンチャーコンサルの起業など、さまざまな選択肢があるので注目しておきましょう。

<領域別コンサルタントから転職先として選ばれる業種・職種7選>

コンサルティングファーム仕事内容はほぼ同じまま、年収・待遇を上げれる
投資ファンド世界中の投資家から集めた資金を元手に運用し、リターンを獲得しながら稼ぐ
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外資系企業営業・バックヤード業務・企画・マーケティングなどの業務をこなう
日系大手事業会社経営企画部門が独立しており、自社の経営に関わることができる
スタートアップ企業急成長できる新しいビジネスに挑戦し、市場を開拓する

まずは、自分が転職で何を叶えたいのかイメージし、どんなコンサルタントになりたいか、コンサルタントの知見を活かしてどんな仕事がしたいか明確にすることが大切です。

コンサル転職を
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  • 設立から12年にわたる多くのコンサルティング会社との取引実績
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