セキュリティコンサルタントとは?激務?年収や資格、仕事内容を解説

セキュリティ

「セキュリティコンサルタントになるにはどうすればいい?」「セキュリティコンサルタントは激務って本当?」という疑問をお持ちではありませんか?

本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を

  • セキュリティコンサルタントの仕事内容や年収
  • セキュリティコンサルタントに関連した資格
  • セキュリティコンサルタントになる方法や必要なスキル
  • セキュリティコンサルタントの将来性や目指す前に知っておくべきこと

の順に解説します。

※本記事に記載されている企業や試験に関する情報などは2024年時点のものです。

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セキュリティコンサルタントとは

セキュリティコンサルタントとは、コンサルタントの中でもセキュリティに特化したコンサルタントです。

具体的には、セキュリティを強化することで顧客情報をサイバー攻撃から保護し、企業のセキュリティレベル向上をサポートします。

一般社団法人全国警備業協会は「セキュリティ・コンサルタント」の認定資格試験を実施しており、現在は約125名がセキュリティ・コンサルタントの資格を取得しています。

※セキュリティコンサルタントになるために必須資格ではありません。

参考:一般社団法人全国警備業協会「セキュリティ・コンサルタント」

セキュリティコンサルタントの役割

それでは、セキュリティコンサルタントにはどのような役割が期待されるのでしょうか?

セキュリティコンサルタントに求められる役割を簡単に説明すると、「顧客を取り巻くあらゆるリスクに対して、他の専門家と連携しながら助言を行う役割」です。

より具体的に説明すると、セキュリティコンサルタントに求められる役割は以下の通りです。

  • 顧客のニーズをヒアリングする
  • 顧客を取り巻くリスクを確認する
  • リスクに対する対応策を考案する
  • 最終提案を提示し事後支援を行う

このように、セキュリティコンサルタントにはさまざまな役割が期待されます。

セキュリティコンサルタントの仕事内容

以下で、セキュリティコンサルタントの仕事内容を詳しく確認していきましょう。

戦略立案

戦略立案とは、現在のセキュリティ体制を踏まえた上で、クライアントが実現すべきセキュリティ体制を立案する仕事です。

変化の激しいセキュリティ分野であるため、将来を見据えた戦略を立てなくてはいけません。

業界の変化を視野に入れながら、クライアントのセキュリティ体制がどうあるべきかを仮定し、逆算して中長期的な計画を立てます。

このように戦略立案の業務には、業界に関する知見が求められます。さらに、クライアントの業界の動向や業務プロセスへの理解が求められる仕事です。

そのため、ある程度の経験を積んだセキュリティコンサルタントが担当することが多いと言えるでしょう。

マネジメント

セキュリティコンサルタントはマネジメント業務も担当します。ここで言うマネジメント業務とは、クライアントのセキュリティ体制を維持するためにサポートする仕事です。

具体的には、セキュリティ管理支援、セキュリティポリシー策定支援、ISMS認証取得支援などの業務が挙げられます。

上記の業務に加えて、研修や教育の機会を提供して、クライアントのセキュリティ管理をサポートする役割も期待されます。

実行支援

実行支援とは、立案した戦略に基づいて具体的なルールや手順を定めたり、セキュリティシステムを導入・運用したりする業務です。セキュリティシステムを導入した後も、システムがしっかりと運用されているかを確認し、アフターフォローを行います。

以下で、セキュリティコンサルタントが担当する実行支援の仕事内容について、詳細を確認していきましょう。

セキュリティアーキテクチャの策定

セキュリティアーキテクチャとは、クライアントが要求するセキュリティレベルを維持するために、セキュリティシステムの設計を行うことです。クライアントとのやり取りを通じて、ニーズを汲み取り、フレームワークを定義することが求められます。

既存システム・アプリケーションのリスク評価

既存システムと サイバー攻撃の手法を比較して、どのようなリスクが起こり得るかを予想します。「脆弱性診断」もこのリスク評価に含まれます。

セキュリティ対策の立案から運用までをサポート

セキュリティ対策の戦略に基づいて実装や運用を行います。例えば、セキュリティ対策ツールを導入したり、アクセス制限を設定したりします。

セキュリティコンサルタントの年収

セキュリティコンサルタントの年収がどれくらいか気になっている人も多いのではないでしょうか?

セキュリティコンサルタントの平均年収は「600万円」程度です。

また、国税庁のホームページでは、令和4年度の全国の平均年収は「458万円」とされています。そのため、セキュリティコンサルタントの平均年収は、全国平均と比較すると高いです。

セキュリティコンサルタントとしての実績を積んだり、スキルアップをしたりすることで、さらに高い年収を期待できます。セキュリティコンサルタントの中には、30歳前後で1,000万円を超えた年収を得ている人も少なくありません。

それでは、セキュリティコンサルタントが年収アップを目指すにはどうすればいいのでしょうか?

参考:国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査

年収アップを目指す方法

以下で、年収アップを目指す方法を確認していきましょう。

案件獲得の力を身につける

案件を獲得できるスキルを身につけると、セキュリティコンサルタントとしての価値が高まり、高い収入を期待できるでしょう。

案件を獲得するためには、クライアントのニーズに寄り添って、資料作成からプレゼンテーション、質問への対応などに対応する必要があります。

そのため、セキュリティコンサルタントとしての経験のほか、コミュニケーションスキルやプレゼンテーション能力、論理的思考力など、複数のスキルが求められます。

年収アップを目指したい人は、案件を獲得できるようにこういったスキルを身につけることが大切です。

マネジメントスキルを磨く

セキュリティコンサルタントが年収アップを実現する方法として、マネジメントスキルを磨く方法が挙げられるでしょう。

マネジメントスキルとは、情報・データを管理したり、クライアントのシステム監視体制を整えたりするスキルです。

セキュリティ管理支援やISMS認証取得支援、セキュリティポリシー策定支援などをスムーズに実行できるように、マネジメントスキルを高めることが重要と言えます。

グローバル企業を担当する

年収アップを実現したいセキュリティコンサルタントは、グローバル企業を担当すると良いでしょう。

グローバル案件に対応できるようになると、年収2,000万円を超えることもあるようです。

グローバル案件に対応するためには、非常に高度なレベルのセキュリティ知識のほか、英語や中国語などの語学力が求められます。

将来的にグローバルに活躍したいという人は、CISSPやGIAC Security Expertなど、国際的にも評価の高い資格を取得すると良いかもしれません。

フリーランスとして独立する

フリーランスとして独立することも、セキュリティコンサルタントが年収アップを実現する方法の一つでしょう。

フリーランスとは、特定の企業に所属せずに、クライアントと業務やプロジェクトベースで契約を結ぶ働き方のことです。高単価の案件を獲得できれば、年収アップを目指せるだけでなく、時間や場所にとらわれない働き方を実現できます(クライアントのオフィスに常駐するケースもあります)。

ただ、フリーランスは即戦力という位置付けなので、未経験からフリーランスを目指すのはハードルが高いです。

まずは企業でセキュリティコンサルタントとしての実績を積んでから、フリーランスを目指すことをおすすめします。

コンサルネクスト.jpの運営元であるみらいワークスでは、IT分野のフリーランスに向けた案件を紹介している「フリーコンサルタント.jp」も運営しています。転職ではなくフリーのコンサルタントに興味のある人はそちらの登録をご検討ください。

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セキュリティコンサルタントに関連した資格

セキュリティコンサルタントとしてスキルアップを目指したい人は、資格を取得すると良いかもしれません。以下で、セキュリティコンサルタントに関連した資格を紹介します。

セキュリティ・コンサルタント資格

セキュリティ・コンサルタント資格とは、一般社団法人全国警備業協会が実施する資格制度です。セキュリティ・プランナーの上位資格という位置付けで、令和5年3月末までで143名の資格者がいます。

他分野の専門家と協力しながら、クライアントの抱えるニーズをヒアリングし、適切な提案を行う役割を担います。

セキュリティ・コンサルタント資格を取得することで、「セキュリティ・コンサルタント」と名乗れるようになります。

受講資格は「セキュリティ・プランナー資格を有する方」で、学歴、職歴、業種などによる制限はありません。

CISA(公認情報システム監査人)

CISA (Certified Information Systems Auditor:公認情報システム監査人)とは、情報システムの監査や、セキュリティ、コントロール関連の知識を有していることを証明するための資格です。

情報システム監査やコントロールの分野において、広く知られている資格の一つで、同資格を所有することで多方面にアピールすることができます。

実際に、同資格を取得している人は、IT分野において高収入を得ている人が所有している資格トップ10にランクインしています。

さらに、資格を維持するための条件が厳しく設定されており、資格の取得後も定期的に知識をアップデートすることが求められます。

GIAC

GIAC(Global Information AssuranceCertification)試験とは、1999年に創設されたIT関連の資格です。同資格を取得することで、情報セキュリティにおいて求められるスキルや知識を有していることを証明できます。

GIACを取得するためには、Security Essentials、セキュリティ監査、侵入検知、インシデント・ハンドリングなど、幅広い分野の知識を身につけなくてはいけません。

ちなみに、トレンドマイクロ株式会社やソフトバンクBB株式会社、デロイトトーマツリスクサービス株式会社、株式会社アシックスなどの大企業にも導入されています。

ITストラテジスト

ITストラテジスト試験とは、情報技術(IT)を活用して事業を改革・高度化・最適化するために向けた試験です。

具体的には、CIOやCTO、ITコンサルタントを目指す人のための資格という位置付けです。

公式サイトによると、ITストラテジストには以下のような役割が求められます。

  • 業種ごとの事業特性を踏まえて、経営戦略の実現に向けたITを活用した事業戦略を策定し、実施結果を評価する。
  • 業種ごとの事業特性を踏まえて、事業戦略の実現に向けた情報システム戦略と全体システム化計画を策定し、実施結果を評価する。

引用:IPA ITストラテジスト試験

システム監査技術者

システム監査技術者とは、情報システム関連のリスクを分析したり、コントロールを評価したりする情報システム責任者などを目指す人に向けた資格です。

公式サイトによると、システム監査技術者に求められる役割としては、以下の内容が挙げられます。

情報システムや組込みシステム及びそれらの企画・開発・運用・保守・廃棄のプロセスに関する幅広く深い知識に基づいて、情報システムや組込みシステムに係るリスクを分析し、必要なコントロールを検証・評価する。

引用:IPA システム監査技術者試験

セキュリティコンサルタントになるには?

さまざまなスキルが求められるセキュリティコンサルタントになるためには、IT関連業務の職種でキャリアを積むことをおすすめします。以下、将来的にセキュリティコンサルタントを目指せる職種を確認していきましょう。

事業会社の社内SE

事業会社の社内SEとは、自社システムの構築から運用、保守までを幅広く手掛ける職種です。

企業によって社内SEの役割は大きく異なりますが、上記の業務に加えて社内インフラの整備や問い合わせの対応などを行うこともあります。

特にセキュリティポリシー策定などの業務に携われば、豊富なセキュリティ知識を身につけられるため、セキュリティコンサルタントを目指しやすいでしょう。

インフラエンジニア

インフラエンジニアとは、ネットワークやサーバー、データベースなどのIT基盤(インフラストラクチャ)を扱う職種です。

インフラストラクチャは、Webアプリケーションや基幹システムなどに欠かせない存在であるため、インフラエンジニアの存在も重要と言えます。

インフラエンジニアはインフラストラクチャ部分のセキュリティ対策も行うため、セキュリティに関するスキルや知識を身につけることが可能です。

従って、セキュリティコンサルタントを目指す上で役立つ経験を積むことができます。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアとは、ネットワークやシステムのセキュリティ保護を行う職種です。

具体的には、セキュリティ機器の導入やセキュリティに配慮したシステム設計・運用、サイバー攻撃防止を目的とした調査などを行います。

将来的にセキュリティコンサルタントになりたいという意志が固まっている人は、ファーストキャリアとしてセキュリティエンジニアがおすすめです。セキュリティコンサルタントに必要な考え方を習得できます。

IT関連の営業職

IT関連の営業職としてキャリアを積むことで、セキュリティコンサルタントを目指せるかもしれません。

営業職としてキャリアを積むことで、顧客のニーズをヒアリングしたり、技術的な提案をしたりできるようになります。こういったスキルはセキュリティコンサルタントにも求められるスキルであり、キャリアチェンジの際に役立つでしょう。

このようにセキュリティコンサルタントを目指すまでのキャリアパスはさまざまです。自分の強みや興味・関心などを踏まえた上で、ご自身のキャリアを考えてみてください。

セキュリティコンサルタントに必要なスキル

それでは、セキュリティコンサルタントにはどのようなスキルが求められるのでしょうか?以下で、セキュリティコンサルタントに必要なスキルを紹介します。

セキュリティ製品に関する知識

セキュリティ製品に関する知識は、セキュリティコンサルタントにとって必須のスキルの一つです。

クライアントに対してセキュリティ製品を提案する際は、基礎知識だけでなく、より細かい説明を求められることがあります。

さらに、セキュリティ製品は日々変化していくものなので、知識をアップデートすることも求められます。

基礎的知識を自ら蓄積しておく必要がある他、さまざまなプロジェクトに参加してノウハウを蓄積していきます。

アプリケーション・ITインフラに関する知識

セキュリティコンサルタントに必要なスキルとして、アプリケーション・ITインフラに関する知識が挙げられるでしょう。

アプリケーションやITインフラは、セキュリティ対策において欠かせないツールです。企業によって導入しているアプリケーションやITインフラが異なるため、幅広いパターンに対応しなくてはいけません。

さらに、セキュリティ製品と同様、アプリケーションやITインフラも日々変化していくため、知識をアップデートすることが重要です。

論理的思考力

論理的思考力(ロジカルシンキング)とは、仮説を立てて論理的に解決策を考えるスキルのことです。

論理的思考力はさまざまな職種に求められるスキルですが、コンサルタントには欠かせないスキルと言えます。

セキュリティコンサルタントの場合、将来的に起こり得るセキュリティ関連のトラブルを予想して、セキュリティ対策を講じることが求められます。

従って、仮説を立てて答えを導き出す論理的思考力が、セキュリティコンサルタントにとって重要なスキルなのです。

情報収集力

情報収集力もセキュリティコンサルタントに求められる重要なスキルです。

セキュリティ分野の情報は日々アップデートされており、どういったソフトが利用されているか、どのようなサイバー攻撃が主流化しているかなど、情報収集する必要があります。

業界内の人とのコミュニケーションやニュース、インターネット上の情報など、さまざまな媒体から情報を集めることが求められます。

そのため、情報収集が習慣づいている人は、セキュリティコンサルタントに向いているかもしれません。

プレゼンテーション能力

プレゼンテーション能力とは、聞き手が求めている情報をわかりやすく提示するスキルのことです。

セキュリティコンサルタントは立案した戦略をクライアントに提示する必要があります。その際に、クライアントが理解できるように専門用語を噛み砕いて説明したり、クライアントの反応を見て臨機応変に話す内容を変えたりすることが求められます。

さらに、視覚的にもわかりやすく情報を共有するため、資料作成能力も重要なスキルとなります。

コミュニケーションスキル

セキュリティコンサルタントは、高いコミュニケーションスキルが求められます。チームメンバーやクライアントなど、社内外の人と関わる機会が多いためです。

さらに、クライアントとやり取りをする際は、表面的な情報だけでなく、相手の意図することや、深層部にあるニーズを汲み取ることが求められます。

そのため、セキュリティコンサルタントには高度なコミュニケーションスキルが期待されるのです。「1人で作業をする方が得意」、「コミュニケーションはあまり得意ではない」という人は、セキュリティコンサルタントに向いていないかもしれません。

セキュリティコンサルタントの将来性

それでは、セキュリティコンサルタントは将来性のある仕事なのでしょうか?

結論から述べると、セキュリティコンサルタントの将来性は高いです。セキュリティコンサルタントは一般的なコンサルティング関連の知識だけでなく、セキュリティ関連の知識も含む、幅広い知識が求められます。

そのため、セキュリティコンサルタントは市場価値が高く、転職の際も有利に働く可能性が高いでしょう。

セキュリティ分野の人材不足

セキュリティコンサルタントの将来性が高い理由の一つに、「セキュリティ分野の人材不足」という現状が挙げられます。

経済産業省の資料によると、国内のユーザー企業におけるサイバーセキュリティ人材は「約8万人」不足すると言われています。特に「その他製造業」や「卸売業・小売業」、「医療・福祉」の業界におけるサイバーセキュリティ人材が顕著です。

将来的に、高度セキュリティ技術者や安全なシステムを作る情報技術者などが必要とされています。そのため、セキュリティ関連の知識を持ったセキュリティコンサルタントへの需要は今後も高まっていくことが予想されます。

セキュリティコンサルタントを目指す前に知っておくべきこと

セキュリティコンサルタントを目指す前に知っておくべきポイントがいくつか存在します。以下で、セキュリティコンサルタントについてより理解を深めていきましょう。

激務になる可能性がある

セキュリティコンサルタントは激務と言われることがあります。

サイバー関連のトラブルはいつでも発生する可能性があり、場合によっては休日に対応しなくてはいけないケースもあるためです。

基本的に365日24時間体制でセキュリティ監視を行いますが、夜間にトラブルが発生した場合は夜通し復旧作業に徹しなくてはいけないこともあります。

そのため、「セキュリティコンサルタントは激務」「セキュリティコンサルタントを目指すのはやめとけ」と言われることがあるのです。

企業によって異なるアプローチ方法が求められる

セキュリティコンサルタントの大変なポイントとして、企業によって異なるアプローチ方法が求められる点が挙げられるでしょう。

企業によって利用しているネットワークやシステムが異なり、時にはそれを個別で対応しなくてはいけません。さらに、顧客のニーズを踏まえた上で最適な提案をする必要があり、顧客ごとに課題を把握する必要もあります。

このように、セキュリティコンサルタントは柔軟に対応できる力が求められる職種と言えるでしょう。

学習を継続する必要がある

学習を継続する必要がある点も、セキュリティコンサルタントを目指す前に知っておくべきポイントの一つです。

セキュリティ対策に関する情報は著しく変化していきます。そのため、最新ニュースに目を通したり、チームメンバーなどと情報を共有したりする必要があるのです。

従って、学習意欲が低い人や、モチベーションが保てない人は、セキュリティコンサルタントに向いていないかもしれません。

文章作成の作業時間が多い

意外と知られていないポイントが、セキュリティコンサルタントは文章作成の作業時間が多いということです。

セキュリティに関する戦略提案などを行う際も、顧客に共有する資料・文章を作成する必要があります。多くのセキュリティコンサルタントが文章作成の作業に苦労します。

まとめ

今回の記事では、セキュリティコンサルタントの仕事内容や年収、関連資格、セキュリティコンサルタントになる方法や必要なスキル、将来性、目指す前に知っておくべきことについて解説しました。

セキュリティ領域における人材不足が叫ばれる現在、セキュリティコンサルタントへの需要も高まっています。

セキュリティコンサルタントを目指したい人は、セキュリティ製品やアプリケーション・ITインフラ、論理的思考力などのスキルを身につけると良いでしょう。

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