研究所について

研究所概要

  • 名称:

    みらいワークス総合研究所
    Mirai Works Research Institute(MWRI)

  • 設置:

    2022年7月

  • 所長:

    岡本祥治

  • 所在地:

    〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-13 Prime Terrace KAMIYACHO 2F

  • 活動内容:

    プロフェッショナル人材の働き方・キャリア形成に関する研究

    企業の新規事業やリスキリング、外部人材活用に関する研究

    各種調査分析・情報収集

    出版・広報

  • 連絡先:

    mirai_inst@mirai-works.co.jp

ミッション・ビジョン

みらいワークス総合研究所 ミッション・ビジョン

みらいワークス総合研究所 ミッション・ビジョン

所長メッセージ

みらいワークス総合研究所 所長 岡本 祥治

みらいワークス総合研究所 所長岡本 祥治Nagaharu Okamoto

1976年生まれ、慶應義塾大学理工学部卒。アクセンチュア、ベンチャー企業を経て、47都道府県を旅する過程で「日本を元気にしたいという思いが強くなり、起業を決意。2012年、みらいワークスを設立し、2017年に東証マザーズ(現・東証グロース)上場を果たす。

『みらいワークス総合研究所』を運営する株式会社みらいワークスは、「日本のみらいの為に挑戦する人を増やす」をミッション、「プロフェッショナル人材が挑戦するエコシステムを創造する」をビジョンに掲げ、人生100年時代に、プロフェッショナル人材が、「独立、起業、副業、正社員」といった働き方や働く場所、働く目的に縛られない挑戦の機会提供とその挑戦の支援を行うための事業を展開しています。

2022年7月に、プロフェッショナル人材の働き方やキャリアに関する調査・研究機関『みらいワークス総合研究所』を立ち上げ、メディア『CAREER Knock 』にて、プロフェッショナル人材の働き方やキャリア形成についての情報を提供してきました。

同時に、フリーランスや副業といった外部プロフェッショナル人材を活用する企業についての調査・研究も行い、情報を提供していく中で、企業の経営者や人事部、事業部の方より「これらのノウハウや事例をもっと知りたい」といった声を多くいただく機会が増えました。

また、昨今、オープンイノベーションやリスキリングに関するお問い合わせや引き合いも増えていることから、このたび、『みらいワークス総合研究所』にて、外部人材活用や新規事業、リスキリングに関する調査・研究、情報を提供していく事としました。

現在、みらいワークスに登録いただいているプロフェッショナル人材は8万名を越えました。国内最大級のプロフェッショナル人材のためのプラットフォームとして、多くのプロフェッショナル人材の働き方や、企業でのプロフェッショナル人材の採用・活用を見てきた知見をもって、フラットな目線で「本当に必要とされる情報」を提供していきたいと思っております。

「本当に必要とされる情報」を提供するためには、われわれが欲しい情報を提供するのではなく、読者の目線で調査・研究をした情報を提供する必要があります。

読者は、新しい働き方を実践したり、新規事業、リスキリング等、かつてないものを創る「挑戦者」です。

つまり、読者の目線で活動するには、みらいワークス総合研究所に携わる編集者、記者、執筆者、われわれ自身も「挑戦者」である必要があります。われわれ自身も「挑戦者」であり続け、企画する内容、集める情報、発信する情報と、10年先、20年先を見据えた、読者のために役立つ情報を発信していきたいと考えています。

【27歳転職】未経験で異業種転職は難しい?男性・女性別に解説!

CAREER Knock編集部 CAREER Knock編集部

2023.9.25 Column

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「27歳になり、同期や同級生で転職する人が増えてきた…」「30歳を控えたタイミングで転職すべきか分からない…」この記事を読んでいる人は、上記のようなお悩みを抱えているのではないでしょうか?新入社員としての時代を抜け「中堅社員」となる30代が近づいてきて、キャリアを不安視する27歳は意外と多いのです。しかし、キャリアプランを可視化して転職エージェントを活用していけば、自分に合った転職先がみつかる可能性は高くなります。27歳の転職におすすめの転職エージェントとしてご紹介するのは次の5つです。本記事では、27歳の転職を成功させるコツを解説します。理想に近い就業環境を手に入れるためにも、ぜひご参考にしてくださいね。

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転職を考える27歳が抱えがちな悩み

27歳になると、今の職場に下記のような不安を抱く人が出てきます。

・パフォーマンスが正当に評価されていない
・ルーティンワークばかりでスキルが積み上がらない
・上司と部下の板挟みでストレスを感じる
・人間関係のトラブルから解放されたい
・職場環境が悪い

会社の体質がなかなか変わりそうになければ、当然ながら転職がひとつの選択肢としてあがってきます。下記では、27歳がどのような悩みをもって転職に臨むのか、深掘りしていきますね。

パフォーマンスが正当に評価されていない

パフォーマンスが正当に評価されない場合、どんなに努力しても給料・役職が変わらず、いつの間にかやりがいをなくしてしまいます。新入社員のときから全く給料が上がらなかったり、待遇が改善されなかったりするとより悩みは根深くなるでしょう。また、特定の部署にいる同期だけが評価されて不公平を感じている場合も「パフォーマンスが正当に評価されていない」と感じやすくなります。本来、27歳は「新人」の域を超えて大きく成長するはずの時期です。そのため、27歳で十分な評価を得られていないと感じる場合はより不安が大きくなります。まずは自分が受けている評価に妥当性があるか、客観的に分析してみましょう。

ルーティンワークばかりでスキルが積み上がらない

ルーティンワークばかり任されて専門的なスキル・経験を積み上げられない場合、焦りの気持ちが大きくなりがちです。パートやアルバイトでもできる仕事しか担当していない場合、いざというときに人員整理の対象になってしまうこともあるでしょう。30代40代になってから強みを発揮できなくなったり、今後ずっと昇進・昇給が見込めなかったり、将来への展望が描けなくなります。本来、27歳は新たな経験を積むためビックプロジェクトに参画したりマネジメントを経験しはじめたりする時期です。年齢相応の経験が積めないのであれば、転職を検討してみましょう。

上司と部下の板挟みでストレスを感じる

27歳になってマネジメントや後輩指導を経験するようになり、上司と部下との間で板挟みになる人も少なくありません。上司からの指示を通せば部下の不満が強くなり、反対に部下からの意見を上げると上司に面倒くさがられたりすることもあります。業務の進捗管理・調整をすることが主な仕事になり「自分がやりたかった仕事ではない」と感じる人も出てくるでしょう。20代前半で思い描いていたキャリアプランとのズレが目立ち始め、ストレスを抱えやすくなるため注意が必要です。上司と部下間の調整が上手くいかないと、最悪の場合人間関係が悪くなり居心地の悪さにつながる可能性もあります。無理するとストレスが溜まってしまうので、風通しのよい職場に移ることを検討してみましょう。

人間関係のトラブルから解放されたい

人間関係が悪くトラブルが絶えない職場に居続けると、毎日の出勤が嫌になってしまうくらいストレスが蓄積するものです。スムーズなコミュニケーションがおこなえないと、ミスコミュニケーションが原因で起こるクレームや抜け・漏れも増加します。特に縄張り意識の強い縦割り組織や高圧的な上司がいる職場では、人間関係のトラブルに見舞われる可能性が高まります。無理して心を痛めてしまう前に、思い切って職場を変えてみるのも選択肢のひとつかもしれません。環境を変えれば見解がポジティブになり、やりがいを実感しながら働けるようになることも少なくないのです。

職場環境が悪い

職場環境が悪く、長期的な就業に向かない場合も転職の考え時です。例えば、片道2時間かかる遠いオフィスに毎日通勤しなくてはいけない場合、ワークライフバランスが著しく阻害されます。福利厚生が整っていなくて立替経費の認められる範囲が少ない場合なども、不満が溜まる要因となるでしょう。職場環境の良し悪しに判断がつかない場合、同業他社と自社の職場環境を比べてみることをおすすめします。他の会社の方が圧倒的に良い条件であれば転職を検討し、よりストレスフリーな環境を構築していくのもおすすめです。

27歳で転職するメリット

30代を目前に控えた27歳は、「転職適齢期」と言われています。主に下記のようなメリットが得られるので、チェックしておきましょう。

・ポテンシャルを評価してもらえる
・未経験の業界・職種に転職しやすい
・失敗してもリカバリー可能である

下記でひとつずつ解説します。

ポテンシャルを評価してもらえる

27歳は、長い人生のなかで見るとまだまだ伸びしろのある年齢であるため、ポテンシャルを評価してもらいやすいのが特徴です。職場に新しい風を呼び込みたい企業からは、特に評価が高くなる傾向にあります。ポテンシャルを評価してもらうことができれば、新たな部署の立ち上げや新規商材の売り込みなど前例のない分野に挑戦できるでしょう。経験値を積むうえでもメリットが大きく、キャリア形成の支えとなることも多いです。ルーティンワークばかりでやりがいを見失いつつある人は、ポテンシャルを評価して仕事を任せてくれる会社に転職することもおすすめです。

未経験の業界・職種に転職しやすい

27歳は転職市場において「若手人材」として扱われるため、未経験の業種・職種に転職しやすいのがメリットです。完全未経験の分野であっても、30代40代と年齢を重ねるに従って十分なスキルを身につけられる可能性があるでしょう。反対に30代40代になってから完全未経験の会社に転職するのはリスクが高く、面接担当官からの評価も得にくいのが特徴です。もし新しい仕事に挑戦してみたいのであれば、早めの転職がカギとなります。「若手人材」として扱われているうちがチャンスだと心得て、転職活動に臨みましょう。

失敗してもリカバリー可能である

万が一転職活動に失敗した場合でも、27歳であれば再度転職するときのリスクを最小限に抑えることができます。履歴書・職務経歴書上大きな傷がつきにくく、30代になってから勤続年数を積み重ねることも十分に可能です。反対に、年を重ねてから転職する場合、勤続年数の短さがデメリットになるシーンがあります。例えば、マイホーム購入時にローンを組もうとしても、勤続年数が短くて断られてしまうなどです。このことから「転職するのであれば早いうちに」を意識することが大切です。

27歳で転職するデメリット

27歳で転職することで得られるメリットは多数ありますが、一方でデメリットもあるので注意が必要です。主なデメリットは、下記の2つです。

・忍耐力がないと思われてしまう
・実務経験が不足する場合がある

メリットだけでなくデメリットにも目を向けながら、転職すべきか検討していきましょう。

忍耐力がないと思われてしまう

27歳で転職する場合、忍耐力がないと思われてしまうことがあります。なぜなら、勤続年数が短く、腰を据えて働いた経験をアピールできないからです。そのため「うちに入社してもまたすぐに転職してしまうのではないか」「前の会社でよほど上手くいかなかったのだろうか」と勘ぐられてしまうことも少なくないのです。転職面接の場では、職場でのエピソードをポジティブに伝えたり、妥当性のある転職理由をしっかり伝えることを意識してみましょう。27歳が転職市場においてどのような評価を受けるかを学んでから対策していけば、選考通過率を上げられます。

実務経験が不足する場合がある

実務経験を重視する会社は、その道10年のベテラン中堅社員を雇うことが多いからこそ、27歳という年齢がネックになってしまうことがあります。ベテラン中堅社員と同じ土俵で転職活動するときは、実務経験以外の強みをアピールすることが大切です。自分の強み・弱みを把握し、ポテンシャルを伝えられるような工夫を凝らせれば、若手でも十分採用してもらえる可能性が上がります。

27歳で転職すべきケース

27歳の転職にはリスクやデメリットも伴いますが、それでも転職すべきケースが存在します。代表的な例として、下記を紹介します。

・新たに取り組みたいことができた
・今の職場で解決できない問題がある

自分が下記に該当する場合、転職を前向きに検討してみましょう。

新たに取り組みたいことができた

新たに取り組みたいことができて、今の職場ではチャレンジできなさそうな場合は転職をおすすめします。27歳は新たな経験を積むのに最適な年齢であり、今の経験が今後のビジネスマン人生を左右すると言っても過言ではありません。30代40代でよりチャレンジングな仕事をこなせるようになるためにも、今やるべきことが何か、改めて見つめなおしてみましょう。やりたいこととぴったり合致する会社があれば選考を受け、自分の可能性を最大化することがポイントです。仕事にやりがいを持てれば実績や評価も上がりやすくなるので、ぜひ検討してみましょう。

今の職場で解決できない問題がある

今の職場に、自分ひとりの力では解決できない問題がある場合、転職を考える時期かもしれません。例えば、下記のような事例が挙げられます。

・人事評価制度が曖昧で正当な報酬をもらえない
・上司や先輩社員に覇気がなく、今の会社でキャリアを積むことに不安がある
・ライフイベントを迎えたことにより両立が厳しくなった

特に、27歳は結婚・出産・子育てを迎える人が増加します。配偶者の勤務地と自分の勤務地が合わずに転職を余技なくされたり、働き方への考え方が変わってワークライフバランス重視になったりする人も少なくありません。自分にとって理想的な職場の姿を考え直す時期でもあるので、今一度キャリアプランを考えてみましょう。

27歳で転職すべきでないケース

下記に該当する場合は、無理に転職する必要はありません。むしろ転職することでキャリアダウンしてしまったり、不安が解消されず再度転職活動しなければいけなくなったりする可能性があるので注意しておきましょう。

・転職理由が漠然としている人
・年収を下げたくない人

転職がベストではないケースがあることを知り、慎重になることも大切です。

転職理由が漠然としている人

転職理由が漠然としている27歳は、転職を慎重に考えましょう。なぜなら、27歳は勤続年数の短さや実務経験の少なさがデメリットになるため、その分熱意ある転職理由を伝える必要があるからです。将来への不安を可視化できていない場合、転職の軸もブレやすく、熱ある志望理由を提示することができません。また、ポテンシャルも伝わりにくく、選考通過率が低くなって時間ばかりかかってしまいます。まずは、今の環境に対して自分がどんな不安を抱いているのか、言語化していきましょう。明確な転職理由が見つからなければ、急いで行動しなくてもよいでしょう。

年収を下げたくない人

27歳での転職は、確実に年収が上がるとは限りません。その理由として、実務経験の短さが挙げられます。実務経験が短い場合、最初は様子見で新卒同等程度の年収を設定したいと考える会社が多いです。特に27歳など若手人材の場合、キャリアを評価して高年収を設定するのはリスクとみなされることもあるでしょう。そのため、今と同じ程度の年収もしくは年収ダウンになる可能性が高いのです。ただし、入社後の働きぶりが認められれば給料が上がり、30代40代になる頃には同年代より高い年収になることもあるので、挑戦する価値はあります。

27歳の転職を成功させるポイント

27歳の転職を成功させたい場合、下記のポイントを押さえておくのが理想です。

・仕事を続けながら転職活動を進める
・転職の話は社内では内緒にする
・自己分析を徹底的に行う
・自身の市場価値を正確に把握する
・転職エージェントを活用する

成功のコツを知りたい人は、下記をぜひご参考ください。

仕事を続けながら転職活動を進める

転職活動は、仕事と同時並行することがおすすめです。万が一転職活動が長引いても収入が途絶えるリスクがないので、焦って妥協した転職活動になるリスクを避けられます。また、27歳は勤続年数が短いので、空白期間を作ることでさらに履歴書上の不利が生じてしまいます。「無計画に前職を辞めてしまったのか?」「ブランク期間が長いとビジネスマインドがついていないのでは?」と面接担当官に心配されてしまうこともあるでしょう。よほど緊急の場合を除き、転職活動は仕事と両立しながら進めるのがポイントです。

転職の話は社内では内緒にする

転職を検討していることは、上司・同僚・後輩などに伝えないでおきましょう。転職の噂が社内で広がってしまうと、転職を断念したときの居心地が悪くなります。また「どうせ辞めるのだから」と仕事を雑に依頼されるなど、不合理を感じることがあるかもしれません。場合によっては人事評価や賞与査定に影響することもあるので、慎重になりましょう。転職を伝えるのは、転職先が決まってからにするのが理想です。先走って後戻りできなくならないよう、配慮することが大切です。

自己分析を徹底的におこなう

転職面接を受ける前に、自己分析を徹底的におこないましょう。自己分析は自分の強み・弱みを可視化する手段のひとつであり、選考時の自己PRに役立ちます。例えば、どんな仕事にやりがいを見出すか、どんなことでモチベーションが上下するのかを自分でわかっていれば、仕事内容との相性を伝えやすくなります。自己分析をおこなうことで、説得力のある志望理由を話すことができ、面接担当官からの印象もよくなるでしょう。また、今後のキャリアプランやライフプランを思い描き、転職先に伝えておくことも大切です。将来的な展望と合致する職場であれば納得して入社できる可能性が高まります。そのため、転職を検討し始めた段階から少しずつ自己分析に着手しておくのがおすすめです。

自身の市場価値を正確に把握する

自分の市場価値を正確に把握しておけば、市場価値と同等もしくは少し上を狙った転職ができます。転職がきっかけで年収・役職を少し上げられたり、内定が増えて選択肢の幅が広がったり、さまざまなメリットが得られるでしょう。反対に市場価値を理解しないまま転職活動してしまうと、企業とのミスマッチが広がります。スキルに見合わない法外な条件を提示して内定を逃したり、過度に自分の価値を下げてしまい勿体ない転職活動になるケースも少なくありません。まずは自分以外の27歳がどのような転職活動をしているか知り、成功事例や失敗事例を学んで自分のキャリアに活かしていきましょう。

転職エージェントを活用する

転職エージェントは転職に必要なノウハウを授けてくれるサービスであり、転職活動する際の頼もしい味方となります。確実に転職活動を成功させたい人は、転職エージェントの活用を検討してみましょう。転職エージェントが提供してくれるサービスは、下記の通りです。

・自己分析サポート
・業界分析サポート
・企業分析サポート
・市場価値診断
・適職診断
・履歴書・職務経歴書の添削
・求人の紹介
・模擬面接
・面接日程の予約・調整

27歳で初めての転職をする場合、まずは転職エージェントで自分の市場価値を教えてもらいましょう。同じような学歴・職歴・経験を持つ人がどのように転職活動をしたか学び、共通点が分かればさらに成功の確率を上げられます。また、似たようなサービスとして「転職サイト」が挙げられます。それぞれの違いは下記の通りです。

転職エージェント転職サイト
求人紹介のスタイルエージェント側から提案自ら検索・応募
応募書類の作成・添削個別にサポートツールを使って自分で作成
面接日の調整エージェントによる調整自分で調整
入社条件の交渉エージェントが交渉自分で交渉
模擬面接×

つまり、転職サイトは自ら求人を探して応募するスタイルであり、求人誌やハローワークを使った転職活動と大きな差がありません。一方、転職エージェントでは自分のキャリアプランに合った企業をピンポイントで紹介してもらえます。自分にあったサービスを受けながら入社条件の調整や退職交渉のサポートをしてもらえるので、よりスムーズに転職を進めたい人にはおすすめです。

27歳転職を目指す上でおすすめ転職エージェント

ここからは、27歳におすすめしたい転職エージェントを紹介します。代表的な転職エージェントとして、下記5つのエージェントが挙げられます。

・リクルートエージェント
・dodaエージェント
・マイナビエージェント
・パソナキャリアJACリクルートメント

まずはそれぞれの特徴・メリットを理解していきましょう。なお、転職エージェントは併用することができます。複数社に登録しておけば転職先の選択肢も広がるので、気になるサービスがあれば同時並行で活用していきましょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、20代から50代の転職を幅広くサポートしている転職支援実績数No.1の転職エージェントです。求人取扱数も約11万件と多いですが、非公開求人数は14万件以上と更に多く取り扱っているためより様々な業種や企業の求人に出会うことができますよ。また、企業の詳しい情報が分かる独自レポートが蓄えてあるため、各企業への手厚い転職サポートが受けられます。人材紹介を長年手掛けているリクルートが運営しているため転職支援実績が高く、求人数も豊富なので自分に合った会社が見つかるでしょう。転職未経験者のサポートにも長けているので、「そもそも転職すべきか迷っている」「いい会社があれば転職したい」などの相談も可能です。

dodaエージェント

dodaエージェントは、転職者の顧客満足度が最も高い転職エージェントです。リクルートエージェントに比べて求人の取扱数は少ないですが、専属キャリアアドバイザーのサポートでより自分に合った転職結果に結びつけやすいでしょう。dodaは顧客満足度の高い転職エージェントであり、パーソナライズされた転職支援で評判です。ただ求人を紹介するだけでなく、年収の交渉や入社後の定着もサポートしてくれるので、納得感の高い転職ができるでしょう。自分のペースに合わせた最適なサポートをしてほしい人や、焦らず質重視で転職活動したい人におすすめです。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、総合型転職エージェントのなかでも特に若手のサポートに強みがあるのが特徴です。20代前半で利用する人も多いので、27歳での転職を引け目に感じることなく利用できます。また、通信系・IT系・メーカ―系などの求人にも特化しているため、各業界に興味のある人は、登録してみるのもおすすめです。オンラインカウンセリングなどサポートの幅が広く、地域・時間を選ばず誰でも利用できる点も大きなメリットです。業界ごとに専任のカウンセラーがいるので、業界ならではの転職活動をしたいときにも頼ってみましょう。

パソナキャリア

パソナキャリアは主に30~40代の利用が多い転職エージェントですが、20代でも利用できます。キャリアアップに最適な求人が多く、年収の相場も800万円以上と高めなのでより良い条件を求めて転職する人におすすめです。取扱求人数は、約29万件と多くすべての分野に対応しているので、キャリアアップを目指した転職に定評があります。なかには管理職・プロジェクトリーダー・マネージャーなどの職種もあり、27歳でマネジメントを経験したい人には特に向いています。年収アップ率も67.1%と高水準をキープしているので、気になる方は登録してみましょう。

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、30代~50代向けのハイキャリア求人を取り扱う転職エージェントです。特に営業・通信・ITに強みがあります。該当する職種に従事した経験があり、経験を活かしてより条件の良い会社に転職したい人はぜひチェックしておきましょう。在籍しているキャリアコンサルタントは全員ハイキャリア転職サポートに慣れているので、選考通過率を上げる方法や効果的なアピールのコツを授けてくれます。何から転職活動を始めればいいかわからない場合も、積極的に頼ってみましょう。

27歳転職を目指す上でおすすめ転職サイト

27歳で転職する場合、転職エージェントだけでなく転職サイトを併用するのもおすすめです。

・ビズリーチ
・リクルートダイレクトスカウト
・doda X

上記は特に27歳での転職におすすめのサービスなので、ここからひとつずつ紹介します。

ビズリーチ

ビズリーチは、ハイキャリア向けの転職サイトとして有名です。ハイクラスの非公開求人数が約12万件と多く揃っており、大手企業などの非公開求人にも出会うことができます。年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1を占めているため、経験や知識をアピールして大幅なキャリアアップ転職をしたい人におすすめです。また、サポート品質の高いヘッドハンターや企業からスカウトが届くこともメリットといえます。特に、今後経営幹部・管理職・部署長としてキャリアアップしたい人や、海外での仕事を検討している人は登録しておきましょう。実力主義の会社が多く、年齢を問わずチャレンジできることも魅力のひとつです。

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、転職サイトでもありますがスカウトサービスとしての性質も持ち合わせています。履歴書・職務経歴書を登録しておくと興味を持ったヘッドハンターから直接連絡が届くので、転職サイトのように自分で逐一求人情報をチェックする必要がありません。限られた時間で効率よく転職活動したい人や、今の仕事が忙しくて転職活動に十分な時間を割けない人におすすめです。気になった求人にだけ応募すればよいので、手間を最大限短縮できることがメリットです。

doda X

doda Xでは、転職サイトのように自ら求人に応募することも、気になったスカウトにだけ応募することもできます。転職サイトと転職エージェント、どちらのメリットも活用したい方向けのサービスと言えるでしょう。上場企業・有名企業だけでなく、資産状況の良い優良企業や業界のパイオニアになりそうなベンチャー企業まで幅広く扱っているので、質重視で求人を選べることもポイントです。また、キャリアの可能性を追求できるキャリアコーチングというサポートもおこなっています。専属のサポーターとのやり取りの中で、新しい考え方や選択肢を増やして、自分の新しい可能性を生み出すというサービスです。新しい視点からの意見が欲しい人、考えを整理したい人などは利用してみるとよいでしょう。

27歳転職に関するQ&A

最後に、27歳転職に関するQ&Aを紹介します。

・27歳未経験で異業種に転職できる?
・27歳女性でも問題なく転職できる?
・27歳で公務員に転職できる?
・資格やスキルはどれくらい必要?
・27歳転職で年収は上がる?下がる?
・27歳高卒・専門卒でも転職は可能?
・27歳で2回目や3回目の転職は印象が悪い?

疑問に思う項目があれば、チェックしておきましょう。

27歳未経験で異業種に転職できる?

27歳で異業種に転職することは、十分可能です。転職市場において27歳は「若手人材」に含まれる年齢であり、ポテンシャルを評価する会社も少なくありません。未経験の業界・職種への転職は、むしろ30代40代より容易と言えるでしょう。今後経験してみたい仕事がある人は、早めのキャリアチェンジをおすすめします。

27歳女性でも問題なく転職できる?

27歳の女性でも、問題なく転職できます。ただし、女性の場合、結婚・出産などライフプランに関する質問をされる場合があります。なかには入社後すぐの産休・育休を懸念する会社もあるため、無理ない範囲でライフプランを伝えるのが理想です。とはいえ、女性だからといって不利になることはありません。また、無理にライフプランを捻じ曲げて伝える必要もないので、正直な気持ちを重んじてくれる会社を優先して選択していきましょう。

27歳で公務員に転職できる?

27歳で公務員になることは可能です。公務員試験に合格することができれば、年齢がハードルになることはありません。ただし、年齢制限が課せられている試験もあるので、事前に募集要項をチェックしておきましょう。多くの地方自治体では受験年齢を35歳までに制限していますが、25歳までになっている自治体もあるのでリサーチをしっかりおこないましょう。

資格やスキルはどれくらい必要?

医師や弁護士、理容師などの資格を必要とする専門職以外であれば、転職に資格が求められることはほとんどありません。あくまでも資格は+αのアピール要素であり、必須でないことを理解しておきましょう。ただし「実務経験〇年以上」「マネジメント経験必須」など、応募対象者が限定されている求人も存在します。募集要項に記載されているので、転職エージェントのキャリアコンサルタントと相談しながら自分に合う求人を選定していきましょう。

27歳転職で年収は上がる?下がる?

27歳での転職は、年収が上がる可能性も下がる可能性もあります。年収を上げるには、高い熱意・経験・キャリアプランを的確にアピールすることが大切です。会社が期待する人材像に合致していて、高いポテンシャルを期待してもらうことができれば良い条件を提示してもらえるでしょう。反対に、曖昧な転職理由のまま市場価値以下の提案をしてしまった場合、年収が下がります。キャリアダウンしないよう転職エージェントでアドバイスをもらいながら、交渉していくことが大切です。例えば、ハイクラス転職エージェントとして有名なJACリクルートメントであれば、年収アップを前提とした転職活動が可能です。

27歳高卒・専門卒でも転職は可能?

27歳の高卒・専門卒でも、転職できます。同様に、空白期間がある人・ニートやフリーター出身の人・留年や浪人の経験がある人でも転職は可能です。一見不利な条件に思えるかもしれませんが、あえて若手を積極採用したい企業は学歴・経験ではなく熱意ややる気を重視することが多いです。ポジティブに努力する姿勢を伝えていけば、大きなハードルにはならないでしょう。

27歳で2回目や3回目の転職は印象が悪い?

27歳で2~3回の転職歴がある場合、伝え方次第では印象が悪くなります。「人間関係を構築できない人なのかな?」「何か問題を起こすタイプの人では?」と疑われた場合、内定率が下がってしまうでしょう。ただし、納得感の高い転職理由を伝えることができれば、不利になることはありません。なぜ転職を検討したのか、入社後のキャリアをどう考えているのか伝え、長く働きたい姿勢を示していきましょう。

最後に

27歳の転職には不安が付きまとうものですが、転職エージェントの力を借り、効果的なアピールができればキャリアアップ転職できるケースも多いです。まずは自己分析を手伝ってもらいながら、自分と相性の良い企業のタイプを選定していきましょう。なお、27歳におすすめの転職エージェントは下記の通りです。

エージェント名おすすめのポイント
リクルートエージェント転職支援実績No.1非公開求人が多い企業の詳しい情報が分かる独自レポートあり
dodaエージェント転職者満足度No.1の転職エージェント専属キャリアアドバイザーが転職サポート入社後の悩みもサポート
マイナビエージェント20代から30代の若年層のサポートを得意としているさまざまな業界の求人を持っている全国に対応している
パソナキャリアキャリアアップを目指した転職に定評あり顧客満足度が高い約半数が年収800万円以上のハイクラス求人
JACリクルートメント通信系、IT系の中でも職種の選択肢が多いキャリアアップや年収アップを目指す人向けキャリア面談やキャリアプラン相談の品質が高い

場合によっては転職サイトも併用し、選択肢を広げていきましょう。転職サイトは自分の好きなペースで求人の検索・応募ができるので気になる求人があれば応募してみても良いでしょう。なお、おすすめの転職サイトは、下記の3つです。1つのサービスのみに絞る必要はないので、気になるサービスがあれば、複数登録してみてくださいね。

転職サイト名おすすめのポイント
ビズリーチヘッドハンターや企業からのスカウトあり年収1,000万円の求人が3分の1を占めるヘッドハンターのサポート品質が高い
リクルートダイレクトスカウトハイクラスの転職に特化している業界最大手のリクルートグループが運営している転職サイトと転職エージェント両方の良い所を採用している
doda X年収800万以上のハイクラススカウトが届くスカウトと自分で応募の両方可能キャリアコーチングでキャリアの可能性を追及できる

転職活動や自分のキャリアについて不安になったときは、遠慮なくプロを頼るのがおすすめです。中間的な立場から、意見をくれるので自分のかんがえを整理するのにも役立ちますよ。自分が進むべき道を定めて、自信を持って転職活動に臨んでくださいね。