【37歳転職】未経験・スキルなしは厳しい?男性・女性別に解説!

2024.12.24 Column

おすすめ転職サイト総合ランキング【最新版】
【第1位】ビズリーチ(公式:https://www.bizreach.jp/)
【第2位】リクルートエージェント(公式:https://www.r-agent.com/)
【第3位】リクルートダイレクトスカウト(公式:https://directscout.recruit.co.jp/)
37歳で転職をするにあたって「キャリアダウンになってしまうのでは…」「何をどうアピールすれば好印象か分からない…」などの悩みを抱えていませんか?結論を言うと、37歳はこれまで培ってきたスキルや経験を効果的にアピールできれば、より良い条件のよい企業へキャリアアップが叶います。37歳はこれまで経験してきた業務や知識・スキルを活かせるようになってきたタイミングです。そのため、知識やスキルを企業側にしっかりアピールできると希望の職に内定を貰えることができるでしょう。ただし、アピールの方法次第では思うように評価されず、期待していたような条件での内定が得られない可能性もあるので注意してくださいね。なお、転職の方法に迷ったときは、下記の転職エージェントの活用をおすすめします。本記事では、37歳の転職に役立つコンテンツをお届けします。転職すべきタイミングやおすすめの転職エージェントにも触れるので、ぜひ参考にしてみましょう。
【年収600万円以上向け】転職サービス | |
---|---|
1位 | ビズリーチ |
2位 | リクルートダイレクトスカウト |
3位 | JACリクルートメント |
【年収400万円以上向け】転職サービス | |
---|---|
1位 | リクルートエージェント |
2位 | dodaエージェント |
3位 | マイナビエージェント |
転職を考える37歳が抱えがちな悩み5つ
37歳になると、今の職場に対して次のような悩みを抱える人が増加します。
<転職を考える37歳が抱えがちな悩み5つ>
・パフォーマンスが正当に評価されていない
・ルーティンワークばかりでスキルが積み上がらない
・上司と部下の板挟みでストレスを感じる
・人間関係のトラブルから解放されたい
・職場環境が悪い
長くストレスフルな環境に身を置いて心身ともに摩耗してしまう時期でもあるので、注意しましょう。それでは、不安の内容について次から具体的に解説します。
パフォーマンスが正当に評価されていない
37歳になってもパフォーマンスが正当に評価されない場合、思うように昇進・昇級できないことに焦りの気持ちが芽生えます。本来であれば20代30代に積み上げてきた経験が評価され始める時期であり、40代に向けて確実なキャリア形成をしたいと考える人が多いでしょう。しかし、理想と現実のギャップが大きいと「このまま今の会社に居続けていいのだろうか」という思いが出てきます。また、37歳は子育て・親の介護などの負担が増える年齢でもあり、高い収入を上げないと生活が成り立たないと感じる人も少なくありません。つまり、理想的な生活レベルをキープするためにも、パフォーマンスが正当に評価される環境に身を置くことが大切なのです。
ルーティンワークばかりでスキルが積み上がらない
ルーティンワークばかりでスキルを積み上げられないまま37歳を迎えると、今後のキャリアに対する不安が大きくなります。なかには「40代になっても今のまま働くのは無駄では?」と感じることもあるでしょう。また、新しく採用された若手に役職を抜かれたり、業績悪化に伴いリストラされたりするリスクも。安心して40代を迎えられる環境か、もう一度社内を見渡してみてください。とはいえ、スキルアップできない環境だと思った場合は、早めに転職を検討した方が良いでしょう。
上司と部下の板挟みでストレスを感じる
37歳になってマネジメントを経験するようになると、上司と部下との間で板挟みになる人が増えてきます。「あちら立てればこちらが立たぬ」状態になり、ストレスが溜まることもあるでしょう。特にヒエラルキー意識の強い縦割り型組織では、マネージャーが板挟みになりやすいのが特徴です。上下関係にばかり気を遣わねばならず、柔軟な発想や風通しのよいコミュニケーションが阻害されている組織に、長くいる必要はありません。であれば上下関係のないフラットな会社に転職し、働きやすさを上げた方が良いでしょう。
人間関係のトラブルから解放されたい
人間関係のトラブルに巻き込まれている場合、一刻も早く解放されたいと感じるでしょう。特に、特定の人から次のような行動をされている場合は、無理せず転職するのがおすすめですよ。
・嫌がらせ
・職場いじめ
・無視や冷遇を受けている
・パワハラ
・セクハラ
長く在籍して勤続年数を伸ばすことも大切ですが、無理が祟って心身のバランスを崩しては本末転倒です。会社はひとつではないと割り切り、思い切って転職すれば道が拓けるでしょう。
職場環境が悪い
職場環境が悪く、業務に集中できないときも転職の考え時です。例えば、エアコンなど空調設備が整っておらず、極端に暑くなり業務の手が止まるような会社では業務に集中することができません。また、必要最低限の設備投資がされていなくて、業務効率を下げている会社に未来はないでしょう。せっかく同じ時間を仕事に費やすのであれば、効率よく働ける環境に身を置いて高い成果を発揮した方が良いです。結果的に会社の収益も上がり、自分の給料として還元されやすくなるので、自分にとっても会社にとってもメリットがありますよ。
37歳で転職するメリット5つ
37歳で転職するメリットは、下記の通りです。
<37歳で転職するメリット5つ>
・実務経験を評価してもらえる
・自分にピッタリな仕事先を見つけやすい
・役職付きで転職ができる
・未経験の業界・職種でも転職可能
・失敗してもリカバリー可能である
転職すべきか迷っているときは、まずメリットに目を向けてみましょう。
実務経験を評価してもらえる
37歳になってそれなりに実務経験を積んでいるのであれば、転職市場で高く評価してもらうことが可能です。「実務経験〇年以上」「要:マネジメント経験」と注釈のある求人にも応募でき、転職活動の選択肢が広がります。他にも「経験に応じて優遇」と記載されている求人に応募して年収を交渉したり、「即戦力歓迎」の会社に応募して早めに内定を得たりすることも可能です。つまり、実務経験のある37歳は転職を有利に進められるのです。転職適齢期のチャンスを逃さないためにも、早めの行動を心がけてみましょう。
自分にピッタリな仕事先を見つけやすい
37歳は実務経験やマネジメントスキルが十分に期待でき、かつその後のビジネスマン人生も長いことから、豊富な選択肢を確保できます。自分にピッタリな仕事先を見つける要因となるので、転職向きの年齢と言えるでしょう。場合によっては、今以上の年収・役職・待遇で迎え入れてもらえるかもしれません。また、テレワークやフレックスタイム制度など柔軟な働き方を歓迎している会社や、福利厚生が手厚い会社に転職できる可能性も高いです。今以上に良い条件を求めたいのであれば、37歳での転職は非常にメリットがあると言えるでしょう。
役職付きで転職ができる
過去の経験・実績を評価してもらうことができれば、役職付きで転職できる可能性が上がります。入社直後から役職がついているとマネジメントしやすく、職場の人間関係も構築しやすいでしょう。今いる会社で1から昇進の階段を上がるより、効率よくキャリアアップできます。なお、役職は給与に直結する項目でもあり、年収アップを期待したい人にも最適です。自分の経験が活きる求人があれば、積極的に応募してみましょう。
未経験の業界・職種でも転職可能
30代であれば未経験の業界・職種への転職がしやすく、新たな可能性を探れることもメリットです。反対に、40代になると完全未経験の求人には通過しづらくなるので注意しましょう。あえて未経験を雇うのであれば、吸収が早く長期的な就業を期待できる若手を優先したいというのが企業側の本音です。また、40代になってから新しいことに挑戦しようと思っても、環境が許してくれるとは限りません。そのため、挑戦したいけれどずっと迷っていたことがある人は、37歳が最後のチャンスだと思って飛び込んでみるのもひとつの手段です。10年後に後悔しないキャリアを目指して、方向性を決めていきましょう。
失敗してもリカバリー可能である
万が一転職に失敗しても、37歳であればリカバリーができます。再度腰を据えて転職活動すれば、理想通りの会社と出会えるかもしれません。一方、40代50代になってから転職に失敗した場合、37歳での転職と同じように再度の転職に成功するとは限りません。どうしても年齢がネックになってしまう可能性があるので、キャリアダウン転職になるリスクも承知しておきましょう。リスクのことも考えて転職したいのであれば、早めの行動が吉となります。まずは転職に関する情報収集から始め、行動していきましょう。
37歳で転職するデメリット3つ
37歳での転職には多数のメリットがある一方、デメリットも存在します。代表的なデメリットは、下記の通りです。
<37歳で転職するデメリット3つ>
・未経験分野への転職はハードルが高くなる
・相応のスキルや実績が求められる
・転職活動が長引くこともある
念のためリスクを知っておきたいという方は、下記に目を通してみてくださいね。
未経験分野への転職はハードルが高くなる
37歳でも未経験分野に転職することはできますが、20代と比較するとハードルが高くなります。その理由として、次のような企業側が考えやすいことが挙げられます。「40歳目前で新しいことを学べるか?」「同じ未経験なら給料を安く設定できる20代を優先した方がよいのでは?」また、当然ながら実務経験があり優秀な成果を残している人が即戦力として採用されることも多く、厳しい転職活動になる可能性は否定できません。どうしても未経験分野に挑戦したいのであれば、実務経験がないのをカバーできるような熱意・姿勢・適性をアピールするなど工夫が必要でしょう。
相応のスキルや実績が求められる
実務経験がある分野で転職する場合は、相応のスキルや実績が求められます。37歳であればビジネスマンとして15年近いキャリアを積み上げているはずであり、それなりのスキルを企業に期待されるでしょう。そのため、あまりスキルにならないことばかりしてきた人やブランク(空白期間)が長く、自分の強みを効果的にアピールできない人は、不利になる可能性が高いです。まずは自分の強みとなる分野について掘り下げ、アピールポイントを探っていきましょう。実務経験以外にも伝えられる要素があれば整理しておき、選考通過率を上げるのがコツです。
転職活動が長引くこともある
37歳で転職する場合、転職活動期間が長引く可能性があります。その理由として、自分が求める条件にぴったり合致する会社を探すのが難しいことが挙げられます。37歳になると、20代の頃と違って年収・役職を求めることが増えるでしょう。将来的なキャリアプランを理想通りに描けるか、家族に負担のかからない勤務地・勤務時間であるかなど、転職に際して考えるべきことが多くなります。そのため、多くの求人があっても理想に合致する会社が見つからず、転職活動が難航を極めることは少なくありません。転職したい時期が決まっているのであれば、逆算して早めの転職活動を始めるなど対策しておきましょう。
37歳で転職すべき3つのケース
37歳での転職はメリットもデメリットもありますが、下記に該当する場合は転職に踏み切ることをおすすめします。
<37歳で転職すべき3つのケース>
・新たに取り組みたいことができた
・今の職場で解決できない問題がある
・パワハラやセクハラがある
下記で詳しく解説するので、ぜひ目を通してくださいね。
新たに取り組みたいことができた
今の仕事とは違うことにチャレンジしてみたくなったときは、早めの転職をおすすめします。なぜなら、40代以降になってから未経験の業種・職種にチャレンジするのはハードルが高く、思うように選考を通過できない可能性が高まるからです。一方、37歳であれば「まだ30代である」というアドバンテージを活かし、転職できる可能性が十分にあります。一見仕事に関係ないように見えるスキルや知識も効果的にアピールできれば、さらに選考通過率が上がるでしょう。今後の人生のなかで一番若い今こそが、転職に最適なタイミングと言えるのです。
今の職場で解決できない問題がある
今の職場に、どうしても解決できない問題がある場合は転職を検討しましょう。全力で動いても解決できないことに対して長く不安を抱き続けていると、いつの間にか仕事へのモチベーションも失われてしまいます。具体的には、下記のような問題が挙げられます。
<今の職場で解決できない問題例>
・勤務地が遠すぎてワークライフバランスを崩しがち
・上のポジションの椅子が埋まっていて昇給できる可能性が低い
・適正な人事評価制度がなく昇給が期待できない
・子育て・介護との両立がしづらい
特に、次のような問題がある場合は、思い切って転職するのもひとつの手段です。
・勤務地など物理的に変更するのが難しい問題
・人事評価制度の充実など経営層による判断が必要な問題
環境が変われば想像以上に働きやすくなるケースも多いので、検討してみてくださいね。
パワハラやセクハラがある
パワハラやセクハラなど重大なコンプライアンス違反に遭っている場合は、早急に職場を離れることをおすすめします。ハラスメントは人権侵害に該当することも多く、長く身を置いていると心身のバランスを崩しやすいです。対象者の人事異動などにより強制的に改善することもできますが、経営層の判断が必要であり、自分ひとりで解決するのは難しいでしょう。改善を期待するより、思い切って環境を変えて働きやすい会社に移る方が効果的です。無理してストレスフルな生活を送るより、自分を第一に考えて転職することを検討してみましょう。
37歳で転職すべきでないケースの人
転職は環境改善に向けた強力な打開策となりますが、転職しない方がよいケースもあるので注意しましょう。特に下記に該当する人は、転職したことにより却ってキャリアダウンしてしまうことがあります。
<37歳で転職すべきでないケースの人3選>
・転職理由が漠然としている人
・年収を下げたくない人
・仕事内容に不満がある人
下記で理由を解説していきますね。
転職理由が漠然としている人
転職理由が漠然としている場合、採用面接の場で自分の発言に説得力を持たせることができません。そうなると、信頼を勝ち取ることができず「採用するメリットがない」と面接担当官に思われてしまうので注意しましょう。特に「なんとなく将来が不安」「今のままではいけない気がする」という曖昧な理由だけで転職するのは禁物です。まずは自分が何を不安視しているのか、可視化するところから始めてみましょう。なぜ今のままではいけないと思っているのか分かれば、転職先を選ぶ基準としても役立つのでミスマッチのある応募を避ける効果も得られます。
年収を下げたくない人
絶対に年収を下げたくないときは、今の会社で勤続年数を積み上げた方がよいケースがあります。例えば、今の会社が年功序列型で評価される会社なのであれば、40代50代になってからメリットが増すでしょう。少しずつでも昇進・昇格していけば、最終的なキャリアを上げることができます。転職時に年収アップしたいのであれば、今まで培ってきた経験・知識・スキルを最大限発揮できる会社を探すことが不可欠です。年収交渉もしながら効果的にアピールできるノウハウがないと、キャリアダウンになる可能性があることも知っておきましょう。
仕事内容に不満がある人
仕事内容に不満がある人は、まず自分のスタンスを変えるところから始めるのが鉄則です。会社に雇われている以上、原則として会社からの命令に従って業務をする必要があります。納得できない場合は会社の経営戦略を参照したり、上司とコミュニケーションを取りながら仕事への理解を深めたりする工夫も求められます。行動せず不満ばかり言っていると、転職先の仕事内容にもいつか不満を抱いてしまうかもしれません。なぜ今の仕事内容が不満なのか、自分の捉え方次第で見方が変わらないかチェックしてから、転職活動に臨みましょう。
37歳の転職を成功させるポイント5つ
37歳で転職活動に踏み切る場合、下記のポイントを押さえておきましょう。
<37歳の転職を成功させるポイント5つ>
・仕事を続けながら転職活動を進める
・転職の話は社内では内緒にする
・自己分析を徹底的に行う
・自身の市場価値を正確に把握する
・転職エージェントを活用する
それぞれ詳しく解説するので、ぜひチェックしてくださいね。
仕事を続けながら転職活動を進める
まず、仕事を続けながら転職活動することが大切です。よほど緊急の事情がない限り、仕事を辞めてから転職活動するのは避けましょう。理由として、万が一転職活動が長引いたときの生活費が確保できなくなることが挙げられます。納得いく応募先が見つからず転職活動が長引いた場合、当然その期間中は無職となり、生活費が不足します。離職してすぐ失業保険を受けられるとは限らず、生活に困窮する可能性が出てくるので注意しましょう。また「空白期間中は何をしていたの?」「考えなしに前職を辞めてしまったの?」と面接担当官に思われた場合、心象が悪くなることも。スムーズに次の会社に移るためにも、なるべく在職中の転職活動にするのが理想です。
転職の話は社内では内緒にする
転職活動中であることは、上司・同僚・部下に伝えないでおきましょう。なぜなら「どうせあの人は転職するから」と思われるため、万が一転職を辞めたときの居場所がなくなってしまうからです。退職することを前提に人事戦略が練られてしまった場合、継続して在籍することが決まって以降の扱いに戸惑うこともあるでしょう。また「いつ転職するの?」と聞かれて周囲からプレッシャーを感じるなど、精神的なデメリットも多いです。転職すると伝えるのは、新しい会社から内定が出てからでも遅くありません。それから退職時期を相談し、スムーズに手続きを進めましょう。
自己分析を徹底的におこなう
自己分析を徹底しておこない、キャリアの軸を確立させておくことが大切です。自己分析をしておくと自分の価値観や将来叶えたい希望がはっきりするため、理想に近い会社を探しやすくなります。反対に、自己分析をしないまま転職活動をしてしまうと、手当たり次第の応募になりやすいので注意しましょう。転職活動に一貫性がなくなり、時間ばかり要して思うような結果が得られない可能性も高まります。ミスマッチのない会社に転職したいときこそ、自己分析にかける時間を確保しておくのが鉄則です。
自身の市場価値を正確に把握する
自分の市場価値を把握し、見合った会社に応募することを第一に考えましょう。市場価値と同等もしくは少し上の求人に応募できれば、年収・待遇を上げやすくなります。市場価値とは、自分が転職市場においてどの程度の評価を受けるかの指標です。市場価値を大幅に上回った提案をしてしまうと内定を得ることができず、反対に市場価値を下回る提案をしてしまうとキャリアダウン転職になる可能性が高いです。転職エージェントでは、市場価値診断をしたり自分と似たタイプの人がどのような転職活動をしてきたか調べたりすることができます。どう市場価値を理解すればいいか分からない場合は、一度相談してみましょう。
転職エージェントを活用する
転職エージェントには、転職に関するノウハウや情報が集まるのでぜひ活用していきましょう。求人の紹介だけでなく自己分析や市場価値診断のサポートもしてくれます。具体的には、下記のようなサービスを希望に合わせて使うことができます。
<転職エージェントのサポート例>
・自己分析サポート
・業界分析サポート
・企業分析サポート
・市場価値診断
・適職診断
・履歴書・職務経歴書の添削
・求人の紹介
・模擬面接
・面接日程の予約・調整
もちろん全てのサポートを受ける必要はなく、自分に必要なものだけをピックアップすることも可能です。未経験の業界に転職したいのであれば業界分析を徹底的にサポートしてもらうなど、アレンジできるので相談してみましょう。また、似たようなサービスとして「転職サイト」が挙げられます。それぞれの違いは下記の通りです。
転職エージェント | 転職サイト | |
求人紹介のスタイル | エージェント側から提案 | 自ら検索・応募 |
応募書類の作成・添削 | 個別にサポート | ツールを使って自分で作成 |
面接日の調整 | エージェントによる調整 | 自分で調整 |
入社条件の交渉 | エージェントが交渉 | 自分で交渉 |
模擬面接 | ◎ | × |
転職サイトのメリットは、自分のペースに合わせて自由に転職活動できる点です。その分個別のサポートや入社条件・面接日の交渉も自分で完結する必要があるので、全て自分でできる人向けのサービスと言えるでしょう。反対に、転職エージェントは転職が初めての人や理想が高い人にも個別最適化したサポートを提供してくれます。「自分に合った会社を提案してほしい」という人は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
37歳転職を目指す上でおすすめの転職エージェント5選
ここからは、37歳におすすめしたい転職エージェントを紹介します。代表的な転職エージェントとして、下記5つのエージェントが挙げられます。
<37歳転職を目指す上でおすすめの転職エージェント5選>
・リクルートエージェント
・dodaエージェント
・マイナビエージェント
・パソナキャリア
・JACリクルートメント
まずはそれぞれの特徴を理解し、気になる転職エージェントがないかチェックしていきましょう。気になる転職エージェントが複数ある場合は、同時に登録して併用することも可能です。転職エージェントは完全無料で利用できるので、併用によって損することはありませんよ。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、20代から50代までの転職を幅広くサポートしている転職エージェントです。30代の利用が多く、扱う業種・職種の幅も広いので選択肢を多く確保できます。また、大手人材紹介会社リクルートが提供するサービスであり、サポートの質も高めです。求人の数も多いので「とにかく残業が少ない会社がいい」「残業があってもいいから年収を上げたい」など、さまざまなニーズに答えられることも特徴。まずはキャリアコンサルタントに自分の希望を伝え、理想に近い会社を数社ピックアップしてもらいましょう。
dodaエージェント
dodaは顧客満足度の高い転職エージェントであり、納得感高く転職活動することが可能です。「そもそも転職すべきか迷っている」「どんな仕事が自分に合っているかわからない」などニーズがぼんやりしている場合でも、根気よく対応してくれます。また、入社後の活躍・定着もサポートしてくれるので相談してみるといいでしょう。特に入社時の条件以外も重視したい人には、おすすめの転職エージェントです。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは若年層の転職に強いエージェントであり、30代の利用が多めです。さらに、30代以降のキャリアプランづくりに長けているので、10年20年後も視野に入れた転職活動が叶います。オンラインカウンセリングにも対応しており、時間・場所を問わずキャリア相談できることも強みのひとつです。まず、気軽に相談してみたいは登録してみましょう。
パソナキャリア
パソナキャリアは30~40代の転職に強く、なかでもキャリアアップ転職を叶えるサポートが万全です。年収・役職のアップはもちろん、就業環境の改善・マネジメント分野への挑戦などにも積極的です。また、ベンチャー企業やスタートアップ企業も多く、フラットかつ風通しのよい企業もあるのでチェックしてみましょう。30代のうちに管理職・部署長としてキャリア形成したいときにも向いていますよ。
JACリクルートメント
JACリクルートメントはハイキャリア向けの転職エージェントであり、次のような経験を活かせる媒体です。
・管理職
・マネージャー
・部署長
・プロジェクトリーダー
特に営業・通信・IT分野に強く、年収800万円以上の高収入案件もあるのでチェックしてみましょう。在籍しているキャリアコンサルタントは、全員ハイキャリア転職サポートに慣れています。選考通過率を上げる方法や効果的なアピールのコツを授けてくれるので、37歳のうちに盤石な環境を手に入れたい人にこそおすすめです。
37歳転職を目指す上でおすすめの転職サイト3選
37歳で転職する場合、転職エージェントだけでなく下記のような転職サイトを併用するのもおすすめです。
<37歳転職を目指す上でおすすめの転職サイト3選>
・ビズリーチ
・リクルートダイレクトスカウト
・doda X
スキマ時間に転職サイトを活用できれば、思わぬ好条件転職ができるかもしれません。下記では、それぞれの転職サイトについて特徴を解説します。
ビズリーチ
ビズリーチは、ハイキャリア向けの転職サイトです。年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1を占めており、30代だけでなく40代50代からも支持されるようになりました。登録した履歴書・職務経歴書などのプロフィールに沿ってスカウトが届くので、忙しいなかで転職活動したい人におすすめです。いわゆる「待ちの転職」に最適な媒体であり、効率よく転職活動ができるでしょう。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、その名の通り自分宛にダイレクトなスカウトが届くサービスです。複数のヘッドハンターから同時並行で求人を紹介してもらうことができ、転職エージェント以上の選択肢を確保できます。また、自分の市場価値がどの程度なのか、届くスカウトを見ながら判断することもできるのでぜひ一度登録してみましょう。気になった求人にだけ応募すればよいので、手間を最大限短縮できることもメリットです。
doda X
doda Xは、転職サイト兼スカウトサービスとして活用できるサービスです。自ら積極的に求人へ応募することも、登録だけしてスカウトが届くのを待つこともできるので自分のペースに合わせて転職活動ができます。また、上場企業・有名企業だけでなく、資産状況の良い優良企業や業界のパイオニアになりそうなベンチャー企業まで幅広く扱っていることが特徴です。質重視で求人を選びたい人は、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
37歳転職に関するQ&A
ここでは、37歳転職に関するQ&Aを紹介します。気になる項目がある人は、チェックしてくださいね。
<37歳転職に関するQ&A>
・37歳未経験で異業種に転職できる?
・37歳女性でも問題なく転職できる?
・37歳で公務員に転職できる?
・資格やスキルはどれくらい必要?
・37歳転職で年収は上がる?下がる?
・37歳高卒・専門卒でも転職は可能?
・37歳で2回目や3回目の転職は印象が悪い?
37歳未経験で異業種に転職できる?
37歳で異業種に転職することは可能です。経験・知識・スキルより人柄や熱意を重視する企業では、年齢を問わず採用してくれるケースもあるので挑戦してみましょう。ただし、20代と比較して完全未経験分野での転職が厳しくなりがちなのも事実です。どうしても挑戦したい分野がある人は早めの転職活動を意識して、選択肢を広げていくよう工夫しておきましょう。
37歳女性でも問題なく転職できる?
37歳女性でも、問題なく転職可能です。強みや適性を確実に伝え、雇用するメリットを理解してもらえれば早期の段階で内定が出るかもしれません。ただし、20代前半での転職と比べてワークライフバランスに関する質問が増える可能性があります。子育てや介護などで配慮してほしいポイントがあれば、上手に伝えて理解してもらえるよう努めましょう。
37歳で公務員に転職できる?
37歳で公務員に転職することもできますが、一部の市区町村および職種においては年齢制限を超えている可能性があるので注意しましょう。例えば、国家公務員は年齢上限が30歳であることがほとんどです。国税専門官・税務専門官などの専門職や、法務省・外務省・防衛省など各種省庁で働く専門職員も、同様に年齢の上限が30歳までとなっています。一方、地方公務員であれば年齢上限が39歳までの市区町村もありますが、2022年段階では山形県と岐阜県の一部に限定されています。他の市区町村では35歳以下などに指定されているケースが多いので、まずは要項を確認してみましょう。
資格やスキルはどれくらい必要?
資格が必須の専門職でない限り、応募時に資格が求められることはありません。その分、37歳の転職では経験・実績などスキルが重視される傾向が強いです。過去に自分がどのような業務に携わり、どのようなスキルを身につけてきたのか的確にアピールするためにも、まずはキャリアの棚卸しから始めましょう。即戦力になれる人材だと評価してもらうことができれば、内定率が高くなります。
37歳転職で年収は上がる?下がる?
37歳の転職で年収を上げられるかどうかは、転職活動の方法次第で大幅に変わります。過去の経験や知識を的確に伝え、面接担当官から高く評価してもらうことができれば年収は上がります。場合によっては役職付きで入社したり、より条件の良い就業環境を用意してもらえたりすることもあるでしょう。反対に、市場価値以下の提案をしたりアピールに失敗したりすると、年収が下がってしまいます。転職エージェントなどに相談しながら必要なノウハウを学び、キャリアアップ転職を目指すことが大切です。
37歳高卒・専門卒でも転職は可能?
高卒・専門卒でも、スキル次第では十分に転職できます。30歳を過ぎると学歴による差よりも専門性や経験を重視する企業が増えるので、必要以上に萎縮する必要はありません。ただし、大卒であることが必須の求人には応募できません。なお、転職エージェントではあらかじめ大卒者限定求人を省いて紹介してくれるので、短時間で効率よく転職活動したいときは頼ってみましょう。
37歳で2回目や3回目の転職は印象が悪い?
2〜3回の転職歴があっても、37歳という年齢を考えれば印象が悪くなることはありません。人材の流動性が高まっている昨今、当たり前に転職する人が増えているので採用市場における見方も変化しつつあるのです。ただし、転職理由が曖昧で行き当たりばったりなキャリアプランになっている場合は、印象を損ねてしまう可能性があります。なぜ転職したのか、何を目的に改めて転職活動しているのか、きちんと伝えられるよう対策をしておきましょう。
最後に
37歳で転職する場合、転職エージェントの利用をおすすめします。転職エージェントは求人紹介や自己分析サポートだけでなく、キャリアアップ転職にするためのコツやノウハウを伝授してくれます。面倒な面接日調整なども請け負ってくれるので、在職中転職したい人の頼もしい味方となってくれるでしょう。なお、37歳におすすめの転職エージェントは下記の通りです。
エージェント名 | おすすめのポイント |
リクルートエージェント | 転職支援実績No.1非公開求人が多い企業の詳しい情報が分かる独自レポートあり |
dodaエージェント | 転職者満足度No.1の転職エージェント専属キャリアアドバイザーが転職サポート入社後の悩みもサポート |
マイナビエージェント | 20代から30代の若年層のサポートを得意としているさまざまな業界の求人を持っている全国に対応している |
パソナキャリア | キャリアアップを目指した転職に定評あり顧客満足度が高い約半数が年収800万円以上のハイクラス求人 |
JACリクルートメント | 通信系、IT系の中でも職種の選択肢が多いキャリアアップや年収アップを目指す人向けキャリア面談やキャリアプラン相談の品質が高い |
場合によっては転職サイトも併用し、選択肢を広げていきましょう。転職サイトは自分の好きなペースで求人の検索・応募ができるのが強みです。おすすめの転職サイトは、下記の3つです。気になるサービスがあれば、登録しておきましょう。
転職サイト名 | おすすめのポイント |
ビズリーチ | ヘッドハンターや企業からのスカウトあり年収1,000万円の求人が3分の1を占めるヘッドハンターのサポート品質が高い |
リクルートダイレクトスカウト | ハイクラスの転職に特化している業界最大手のリクルートグループが運営している転職サイトと転職エージェント両方の良い所を採用している |
doda X | 年収800万以上のハイクラススカウトが届くスカウトと自分で応募の両方可能キャリアコーチングでキャリアの可能性を追及できる |
入社後も活躍できるミスマッチのない転職を叶えたいときにこそ、転職エージェントの力を借りて転職活動をしていきましょう。
Ranking ランキング
-
「おカネをもらう=プロフェッショナル」と考える人が見落としている重要な視点
2024.6.17 Interview
-
さすがにもう変わらないと、日本はまずい。世界の高度技能者から見て日本は「アジアで最も働きたくない国」。
2018.4.25 Interview
-
評価は時間ではなくジョブ・ディスクリプション+インパクト。働き方改革を本気で実践する為に変えるべき事。
2018.4.23 Interview
-
時代は刻々と変化している。世の中の力が“個人”へ移りつつある今、昨日の正解が今日は不正解かもしれない。
2018.4.2 Interview
-
働き方改革の本質は、杓子定規の残業減ではなく、個人に合わせて雇用側も変化し選択できる社会になる事。
2018.3.30 Interview