研究所について

研究所概要

  • 名称:

    みらいワークス総合研究所
    Mirai Works Research Institute(MWRI)

  • 設置:

    2022年7月

  • 所長:

    岡本祥治

  • 所在地:

    〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-13 Prime Terrace KAMIYACHO 2F

  • 活動内容:

    プロフェッショナル人材の働き方・キャリア形成に関する研究

    企業の新規事業やリスキリング、外部人材活用に関する研究

    各種調査分析・情報収集

    出版・広報

  • 連絡先:

    mirai_inst@mirai-works.co.jp

ミッション・ビジョン

みらいワークス総合研究所 ミッション・ビジョン

みらいワークス総合研究所 ミッション・ビジョン

所長メッセージ

みらいワークス総合研究所 所長 岡本 祥治

みらいワークス総合研究所 所長岡本 祥治Nagaharu Okamoto

1976年生まれ、慶應義塾大学理工学部卒。アクセンチュア、ベンチャー企業を経て、47都道府県を旅する過程で「日本を元気にしたいという思いが強くなり、起業を決意。2012年、みらいワークスを設立し、2017年に東証マザーズ(現・東証グロース)上場を果たす。

『みらいワークス総合研究所』を運営する株式会社みらいワークスは、「日本のみらいの為に挑戦する人を増やす」をミッション、「プロフェッショナル人材が挑戦するエコシステムを創造する」をビジョンに掲げ、人生100年時代に、プロフェッショナル人材が、「独立、起業、副業、正社員」といった働き方や働く場所、働く目的に縛られない挑戦の機会提供とその挑戦の支援を行うための事業を展開しています。

2022年7月に、プロフェッショナル人材の働き方やキャリアに関する調査・研究機関『みらいワークス総合研究所』を立ち上げ、メディア『CAREER Knock 』にて、プロフェッショナル人材の働き方やキャリア形成についての情報を提供してきました。

同時に、フリーランスや副業といった外部プロフェッショナル人材を活用する企業についての調査・研究も行い、情報を提供していく中で、企業の経営者や人事部、事業部の方より「これらのノウハウや事例をもっと知りたい」といった声を多くいただく機会が増えました。

また、昨今、オープンイノベーションやリスキリングに関するお問い合わせや引き合いも増えていることから、このたび、『みらいワークス総合研究所』にて、外部人材活用や新規事業、リスキリングに関する調査・研究、情報を提供していく事としました。

現在、みらいワークスに登録いただいているプロフェッショナル人材は8万名を越えました。国内最大級のプロフェッショナル人材のためのプラットフォームとして、多くのプロフェッショナル人材の働き方や、企業でのプロフェッショナル人材の採用・活用を見てきた知見をもって、フラットな目線で「本当に必要とされる情報」を提供していきたいと思っております。

「本当に必要とされる情報」を提供するためには、われわれが欲しい情報を提供するのではなく、読者の目線で調査・研究をした情報を提供する必要があります。

読者は、新しい働き方を実践したり、新規事業、リスキリング等、かつてないものを創る「挑戦者」です。

つまり、読者の目線で活動するには、みらいワークス総合研究所に携わる編集者、記者、執筆者、われわれ自身も「挑戦者」である必要があります。われわれ自身も「挑戦者」であり続け、企画する内容、集める情報、発信する情報と、10年先、20年先を見据えた、読者のために役立つ情報を発信していきたいと考えています。

【フリーランスエージェントデメリット】注意点も解説!

CAREER Knock編集部 CAREER Knock編集部

2024.7.14 Column

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フリーランスエージェントとは

フリーランスエージェントとは、フリーランス案件を紹介する会社のことです。フリーランスエージェントは、【フリーランスエンジニア】をはじめとするフリーランス人材が案件を獲得するサポートを行い、営業活動、契約の締結までの業務を代行します。日本では、近年フリーランスの働き方が増えています。フリーランスという働き方は、働き方改革が提唱された2018年頃から増えたと言われています。2018年7月に交付された「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」(平成30年法律第71号)(働き方改革関連法)で勤務時間、勤務形態、勤務日数などの点で柔軟な働き方が推奨されるようになりました。また、同じく2018年に厚生労働省により「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が発表され、多くの企業が副業を解禁するようになりました。

フリーランスエージェントのメリット

フリーランスで仕事をしている方の多くが、【フリーランスエージェント】を利用しています。フリーランスエージェントには、どのようなメリットがあるか解説します。

仕事選びの幅が広がる

フリーランスエージェントは、事業を通して築いた企業とのつながりから、非公開案件を多く扱っています。エージェントを使わず案件を探すよりも、仕事選びの幅が広がります。また、フリーランスエージェントの案件検索サイトでは、自分の持っているスキルや開発環境、リモート/常駐・稼働日数などで絞り込みが可能で、さまざまな視点から案件を探すことが可能です。クラウドソーシングなどでは単発の仕事が多いのに対し、フリーランスエージェントは長期の案件も多数扱っています。長期案件でスキルアップすれば、仕事選びの幅はさらに広がるでしょう。

単価の高い案件が受注できる

すでに述べたとおり、フリーランスエージェントには非公開案件が多くあります。非公開案件は、応募者の殺到を防ぐなどの理由であえて公開されていない案件で、単価が高いなど好条件であることが多いです。フリーランスエージェントは商流の浅い案件を多数開拓していることが多く、扱う案件が高単価な傾向にあります。さらに、フリーランスエージェントが扱う多数の案件から、スキルに合った案件をピックアップできるため、自分で案件を探すよりも単価の高い案件とマッチングできる可能性が高まります。

営業に時間を取られず本業に集中できる

企業に所属するエンジニアは、所属企業の仕事が常に割り振られるのに対し、フリーランスエンジニアは、自分で案件を獲得する必要があります。フリーランスエンジニアは、案件業務に営業活動が上乗せされるため、ともすれば生活がハードになってしまいます。
フリーランスエージェントを活用すれば、営業活動や企業との折衝を代行してくれるため、案件獲得の負担がぐっと減ります。営業に時間を取られなければ、報酬につながる案件業務に集中できます。

事務・入金など手続きのサポートがある

フリーランスエンジニアは営業以外にも、事務・入金管理なども自分で行う必要があります。フリーランスエージェントには、これらの手続きのサポートもあります。フリーランスエンジニアとして働く際には、契約・稼働のために煩雑な事務手続きが発生しますが、フリーランスエージェントを利用すればこれらの作業を代行してもらえます。入金については、エージェント独自のシステムがあり、請求書の管理が簡便に行えることに加え、エージェントによっては報酬支払い時期を前倒しするサービスもあります。確定申告など、税金に関する手続きは、フリーランスの方にとって負担になりがちです。税務手続きの代行もしてくれるフリーランスエージェントもあります。

キャリアプランを相談できる

キャリアプランを相談できるのも、フリーランスエージェントのメリットです。フリーランスエージェントは、多くの利用者への案件紹介を通して、キャリア形成のサポートをしています。フリーランスエージェントのノウハウと、さまざまなスキル・キャリアを持つ利用者、さまざまな企業と案件のデータの集積を活用して、利用者に適したキャリアプランが提案できます。フリーランスエージェントは、利用者に長期的に活躍してもらうためにも、キャリアアップの視点からもアドバイスを行います。

フリーランスエージェントのデメリット

フリーランスエージェントには多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。フリーランスエージェント利用の際には、以下のようなデメリットがあることを知っておきましょう。

自由度が制限される

フリーランスエージェントのデメリットの1つめは、自由度が制限されることです。フリーランスエージェントで案件獲得する場合は、基本的に企業から募集をかけている案件にしか応募できません。エージェント経由でなければ、企業が案件を出していなくても、企業とフリーランスワーカーとの間で合意が得られれば契約可能なのに対し、フリーランスエージェントでの案件獲得は自由度が低いと言えます。勤務形態(常駐・リモート)や勤務日数(週何日稼働か)も、企業が決めた条件に合わせる必要があるため、フリーランスの醍醐味である自由な働き方ができないケースもあります。

直接案件を獲得するよりも収益性が下がる

フリーランスエージェントのデメリットの2つめは、直接案件を獲得するよりも収益性が下がることです。これはフリーランスエージェントの収益の仕組みで説明できます。フリーランスエージェントの利用者は、エージェントによる案件取得サポートを無料で受けられます。それでは、フリーランスエンジニアはどのように収益を得ているかというと、案件契約時に企業から支払われるお金の一部をマージンとして受け取るのです。フリーランスエージェントのマージンは一般的に10〜30%と言われています。直接案件を獲得すれば、マージンの分もフリーランスワーカーがもらえるため、収益性が高くなります。

登録の手間がかかる

フリーランスエージェントのデメリットの3つめは、登録の手間がかかることです。フリーランスエージェントが案件を紹介するためには、利用者のスキルや経歴を正確に把握する必要があります。そのため、登録の際に入力する内容が多く、時間と手間がかかります。複数のエージェントに登録する場合、何度も同じ内容を入力しなければなりません。登録後も、エージェントからの電話やメールに対応するため、時間を割くことになります。

フリーランスエージェント利用の注意点

フリーランスエージェントを利用するときに注意する点について、以下で説明します。

年齢の壁がある

フリーランスエージェントの注意点の1つめは、年齢を重ねるとともに案件が獲得できなくなる場合があることです。年齢を重ねたエンジニアは、新しい技術にキャッチアップできない、体力がないといった印象を持たれてしまう場合があります。また、年齢層の若いチームにマッチしないと判断されてしまう場合もあります。しかし、年齢の高いエンジニアがすべて敬遠されるわけではありません。マネジメント経験や専門知識の習得など、年齢に見合ったスキルアップをしているエンジニアは、40代以降も案件を獲得しています。エンジニアとして経験豊富でも、50代以降で初めてフリーランスになると、フリーランスの実績がないことが企業の懸念材料になることもあります。このため、フリーランス転向の年齢の壁も意識しておく必要があります。

利用できるエリアが限定される

フリーランスエージェントは、利用できるエリアが限定されることがしばしばあります。フリーランスエージェントが扱う案件はITエンジニア向けのものが大部分を占めます。IT企業の大都市圏への集中傾向は年々拍車がかかっています。平成26年経済センサス‐基礎調査 事業所に関する集計によると、各都市のIT産業従事者の全従事者に対する割合は、東京で51.1%、大阪で9.0%、神奈川7.4%、愛知4.5%で、4都市合わせて全体の70%を占めています。地方でフリーランスとして働きたい方は、案件の選択肢を増やすために地方案件に強いエージェントを利用する、フルリモート案件を探すなどの対策が必要になるかもしれません。

担当によって対応に差が出ることがある

フリーランスエージェントの担当者には、利用者の希望条件や強みを引き出すヒアリング力、精度の高い案件紹介をするための業界知識、案件獲得をスムーズに進めるためのレスポンスの速さなどが求められます。これらのスキルが担当者ごとにばらつきがあり、提供するサービスの質が変わってしまうことがあります。担当者の対応に不安があるとき、個人の資質や相性の問題と思われる場合は、なるべく角が立たない言い方で担当変更をお願いするのも良いでしょう。フリーランスエージェントの体制に問題があると思われる場合は、担当者を変えても改善されない可能性があるため、エージェントを変更することも検討しましょう。

フリーランスエージェントを使わないほうが良い人の特徴

フリーランスエージェントは、全ての方にとって良いとは限りません。以下に該当する方は、フリーランスエージェントを使わないほうが良いでしょう。

中間マージンを抜かれたくない

中間マージンを抜かれるのが嫌な方は、フリーランスエージェントは使わないほうが良いでしょう。フリーランスエージェントを利用して案件契約すると、企業が払った金額の所定の割合の中間マージンがエージェントに支払われます。企業が出す額が同じであれば、フリーランスエージェントを使うとフリーランスワーカーに入ってくる金額は少なくなってしまいます。案件の紹介・営業・事務などの支援をエージェントが実施する以上経費がかかるため、中間マージンは現実的になくすことはできません。このため、フリーランスエージェントに中間マージンが渡るのがどうしても納得できないという方は、フリーランスエージェントは不向きです。

自分で案件を獲得できる

自分で案件を獲得できる人も、フリーランスエージェントを使わない方が良いです。高いスキルを持っていて、企業の方からオファーをもらったり、知人から仕事の紹介をコンスタントに得られたりする方は、エージェントに中間マージンを払って営業代行をしてもらう必要がありません。しかし、自分で案件を獲得できる方でも、自力で獲得できる案件がマンネリ化して、新しい分野の案件や高待遇の案件を獲得したいという場合は、エージェントを活用するのも良いでしょう。

1日でも早く稼働したい

1日でも早く稼働したい事情がある方も、フリーランスエージェントの利用が適さない場合があります。
フリーランスエージェントを利用するには、登録→面談→紹介→契約の手順を踏まなければなりません。エージェントと面談のための日程調整をして、エージェントが面談と経歴の内容を踏まえて案件を探し、利用者が紹介されたものから希望の案件があれば応募し、契約に至るまでには1〜2週間はかかります。
利用者の職種やその時の案件の募集状況によっては、すぐに希望通りの案件が見つからない場合もあります。エージェントを使わない場合は、仲介する人がいない分コミュニケーションコストが減り、エージェント経由よりも短期間での稼働が可能です。

フリーランスエージェントを使ったほうが良い人の特徴

以下の特徴に当てはまる方は、フリーランスエージェントを使ったほうが良いでしょう。

営業の工数を省きたい

営業の工数を省きたい方は、エージェントを使った方が良いでしょう。企業にアポイントをとって、直接出向いて営業をすると、かなりの工数がかかります。人脈作りのために交流会に参加したり、ホームページやSNSで情報発信したりする方法もありますが、気づかないうちに時間を取られ生活を圧迫していることもあります。フリーランスエージェントを使えば、営業活動を代行してくれるため、案件獲得のために時間を割く必要がなくなります。自身のスキルや経歴から契約に至る可能性の高い案件をエージェントに絞り込んで紹介してもらえるため、効率よく案件獲得のプロセスを勧められます。
営業工数を減らして、案件業務に集中したい方にとって、フリーランスエージェントを使うメリットは大きいと言えます。

収入を安定させたい

収入を安定させたい方にも、フリーランスエージェントはおすすめです。フリーランスで働いていると、急な失注があったり、案件が終わって次の案件を受注できなかったりで収入が減ることが起こり得ます。フリーランスエージェントを利用すれば、案件終了のタイミングで次の案件を紹介してもらえるため、仕事のない期間を作らず安定した収入を得ることが可能です。単価交渉もエージェントが代行するため、相場に対して極端に安い単価で契約してしまうリスクも回避できます。金銭面での安心のためにサポートを受けたい方には、フリーランスエージェントが向いているでしょう。

相談できる相手がほしい

フリーランスの方は、自由な働き方ができる反面、自分で決めなければいけないことが多くなります。企業に属していればキャリアパスも周りの人と共通する部分が大きいですが、フリーランスだとロールモデルが身近におらず、キャリアについて迷いが生じることもあるでしょう。フリーランスエージェントは、長期的キャリアも考慮した上でどんな案件を選べば良いか相談に乗ってくれます。フリーランス転向を検討しているけれど、何をすればいいかわからないという方も、エージェントに随時相談できればスムーズに準備が進められます。エージェントによっては、税金や法律についての相談を専門家にできるサービスをしているところもあります。

利用をおすすめしないフリーランスエージェントの特徴

フリーランスエージェントは条件の良い案件を、効率的に契約につなげていくのにメリットの大きい方法です。しかし、質の低いフリーランスエージェントを選んでしまうと、エージェント利用によるメリットが得られないことに加え、トラブルに巻き込まれる恐れもあります。利用をおすすめしないフリーランスエージェントの特徴を解説します。

案件数が少ない

案件数が少ないエージェントの利用は、おすすめできません。案件の選択肢が少ないと、スキルや希望条件の適合度が低い案件で妥協せざるを得なかったり、単価などの条件があまり良くない案件を勧められてしまうおそれがあります。さらに、進行中の案件の終了を見据えて次の案件を探しても、案件終了後に直ちに始められる案件が見つからず、ブランクができてしまうといったことも起こり得ます。安定して案件を獲得するために、ある程度の案件数があるエージェントを選ぶのが望ましいです。総案件数が多くても、実質エントリー可能な募集中の案件数が少ないこともあります。可能であれば、募集中案件がどのくらいあるのか確認した上でエージェントを選定しましょう。

担当者の対応が悪い

担当者の対応が悪いフリーランスエージェントは、使わないほうが良いでしょう。
フリーランス案件の獲得において、エンジニアと案件のマッチングは大変重要なプロセスです。
担当者とのコミュニケーションが円滑に取れないと、希望条件や今後目指したい方向性が伝わらず、案件マッチングの精度も下がってしまいます。また、連絡が遅い担当者も、案件獲得に支障をきたすので良くありません。担当者の対応が悪いと思ったら、担当を変えてもらうかエージェントを変えるかしましょう。

口コミ・評判が良くない

口コミ・評判が良くないフリーランスエージェントも要注意です。エージェントのホームページでは良いことが書いてあっても、実態はまったく違うこともあります。エージェントの表向きの言葉と現実のギャップを確認するには、口コミは有効です。「本当に丁寧にサポートしてくれるの?」「本当に好条件の案件を紹介してもらえるの?」といった疑問がわいたら、確認したい項目にフォーカスして口コミを調べてみましょう。評判を知るために、フリーランスエンジニアの知人に聞いたり交流会に参加して情報を集めるのも良いでしょう。同じサービスを受けても抱く感想は個人によりばらつきがあるため、複数の情報源をみて総合的に判断しましょう。

フリーランスエージェントを使わないで案件を獲得する方法

フリーランスエージェントを使わない場合、具体的にはどんな方法で案件を獲得するかを説明します。

クラウドソーシングを利用する

クラウドソーシングとは、インターネット上で不特定の人から業務受託者を募り、仕事を依頼することです。クラウドソーシングの有名なサイトとして、クラウドワークスやランサーズなどがあります。
発注者が提示した条件で仕事を依頼できることから、低コストかつ短い納期で成果物が得られる企業側のメリットがあり、近年利用が増えています。クラウドソーシングで案件を獲得するには、クラウドソーシングサイトに登録し、募集案件の中から取り組みたい案件をピックアップし応募します。自身のスキルを適切に文面でアピールできること、発注者の意図を汲んで応募文を書くことが大切です。

知人から紹介してもらう

知人からの紹介で案件を獲得する方法もあります。仕事を紹介してもらうケースで多いのは、過去に仕事をしてきたクライアントです。クライアントの期待以上のパフォーマンスを発揮することで信頼を得て、仕事の紹介に繋げることができます。また、別領域のITエンジニアの知人や、上流工程まで担当している知人などから、現場に人が足りないからと紹介を受ける場合もあります。いずれの場合も、社会人としてのマナー、仕事のクオリティで信頼を得ていることが前提となります。知人から案件を紹介してもらうには、ある程度の人脈とスキルが必要なため、経験の少ないエンジニアは難しい可能性があります。

SNSを活用する

フリーランスエージェントを使わずに案件獲得するには、SNSを活用する方法もあります。SNSでの案件獲得は、フリーランスエンジニアのアカウントに企業から仕事依頼が来ることもあれば、企業のSNS上での案件募集にフリーランスエンジニアが応募することもあります。SNSで案件獲得するためには、自身の実績・スキルがわかる情報を提示しておくことが必要です。制作物や経歴をまとめたポートフォリオを作成し、プロフィールにURLを記載すると良いでしょう。専門分野に関する知識をSNSで紹介して知名度を上げれば、企業からのオファーにつながる可能性もあります。SNSの案件は、相場より安かったり条件が厳しい場合もあるため、クライアントの信頼性や案件内容をよく吟味しましょう。

フリーランスエージェント利用の流れ

フリーランスエージェントをいざ利用しようとしたとき、「まず何をすればいいんだろう」と疑問に思う方もいるでしょう。フリーランスエージェントはどのような手順で利用すればよいのか、フリーランスエージェント利用の流れを解説します。

登録する

フリーランスエージェント利用のためには、まず登録を行います。フリーランスエージェントのサイトにアクセスし、個人情報など必要事項を入力します。登録の際に職務経歴のフォームへの入力、職務経歴書の提出が必要な場合もあるため、あらかじめ勤務歴や資格の取得年月日などをまとめておくと良いでしょう。各エージェントで持っている案件や得意分野が異なるため、選択肢を広げるためにも複数サイトに登録することをおすすめします。

カウンセリング・面談

登録が終わったら、次はカウンセリング・面談を受けます。登録完了後にフリーランスエージェントから連絡が来るので、スケジュールを合わせて面談を受けましょう。面談はエージェントに直接出向いて行われる場合も、オンラインで行われる場合もあります。面談は、利用者の希望のヒアリング、利用者のスキルの確認などの目的で行われます。面談で話した情報をもとに案件のマッチングを行うため、業務内容や単価、稼働日数、勤務形態などの希望について、なるべく詳しく、具体的に話しておきましょう。

案件の紹介

職務経歴と面談で得た情報をもとに、エージェントが利用者のスキルと希望に合った案件を探し、紹介します。紹介された案件の中から、参画したい案件があればエージェント担当者に伝えます。書類選考や企業との面談で、双方の条件をすり合わせ、合意が得られたら契約となります。条件や担当する仕事の内容で気になる点があれば、エージェントに伝えましょう。フリーランスエージェントを利用すると、単価など条件の交渉を代行してくれます。

案件参画・サポート

紹介を受けた案件で契約を結んだのち、案件参画が可能となります。稼働後に問題なく仕事を進められているか、フォローアップをしているエージェントもあります。定期的に利用者に連絡をし状況をヒアリングする、窓口を設置し稼働後の相談を受け付けるなど、サポートの方法はさまざまです。進行中の案件について困ったことがあった時や、次の案件を探したい時など、フリーランスエージェントに連絡すると良いでしょう。

おすすめのフリーランスエージェント

数多くのフリーランスエージェントのなかで、おすすめのエージェントを紹介します。それぞれのエージェントで特徴が異なるので、業界・経験などに合ったエージェントを探すと良いでしょう。

ミッドワークス

ミッドワークスは、グロース市場上場のTWOSTONE&Sonsによるフリーランスエージェントです。ミッドワークスでは、80%以上が非公開案件であり、待遇の良い案件を選びやすいのが特長です。在宅ワーク案件が多いため、フリーランスならではの働き方も可能です。また、補償や福利厚生が充実しているのも嬉しい点です。ミッドワークスでは、案件が継続して見つからなかった場合、前のプロジェクトの報酬の60%が支給される補償制度があります。そして、交通費(月3万円)、勉強代(月1万円)、生命保険(月8万円)、会計ソフト(有料)の支給、飲食店やジムの割引券などの福利厚生があります。ミッドワークスで案件を獲得するには、ITエンジニアとしての経験2年以上必要です。

テックストック

テックストックは、INTLOOP株式会社が運営するハイキャリア向けフリーランスエージェントです。運営会社がコンサルティング事業を行っているため、コンサル案件に特に強いという特長があります。高待遇のコンサル案件が数多くあり、週1回など稼働日数の少ないコンサル案件とその他の案件を掛け持ちして高収入を目指すことも可能です。また、テックストックは支払いが早く、締め日に確定した報酬が翌月15日に口座に振り込まれます。高単価案件が多いため、経験年数が少ないと案件の獲得が難しい可能性があります。コンサル業界に関心がある方、リモートや少ない稼働日など自由な働き方を志向する方におすすめです。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営するフリーランスエージェントです。レバテックフリーランスは、累計登録者数45万人、フリーランスエージェント業界認知度第1位で、最大級の案件数を誇ります。レバテックフリーランスでは、IT職種ごとにアドバイザーがいるため、案件の実情をより深く理解した職員によるサポートを受けられます。レバテックフリーランスでは案件数が多いため、使用言語も多岐にわたり、自身のスキルを最大限に生かせる案件を選ぶことが可能です。レバテックフリーランスは案件数が多いため、未経験者向けの案件もあります。稼働日数の少ない副業向け案件は比較的少ない傾向にあります。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、株式会社Hajimariが運営するフリーランスエージェントです。ITプロパートナーズの案件検索では、何日稼働するかの選択画面があり、週2日、週3日などの案件が豊富です。稼働日数少なめやリモートワークなど、働きやすい条件の案件を取り扱っています。ITプロパートナーズでは、企業から直接発注されるエンドからの直接案件を多く扱い、高単価での紹介を可能にしています。
スタートアップ・ベンチャーの案件が多いため、最新の技術をキャッチアップしたい方にも適しています。即戦力人材を好条件で募集する案件が多いため、経験者向けのエージェントです。

Bizlink

Bizlinkは、株式会社Bizlinkが運営するフリーランスエージェントです。Bizlinkでは、Bizlinkerと呼ばれるビジネスプロデューサーが企業との間に入って案件募集をかけます。登録者は、「常駐エキスパート」から経験を積むことで「トップエキスパート」として高額コンサル案件などを担当できるようになり、さらに経験を積み「Bizlinker」にステップアップが可能です。週1〜3回稼働、リモートなどの自由な働き方のできる案件、エンドからの直接案件が豊富です。Bizlinkerの育成制度があるため、上流案件や案件の人員計画などのマネジメントスキルをつけたい方にはおすすめです。

FREE-DA

FREE-DAは、株式会社ハイウェルが運営しているフリーランスエージェントです。FREE-DAの案件は、エンド直受けのものが多く、特にWebサービス・ゲーム・金融業界に強いです。無料のアカウント開設で、請求書の額面の3%を手数料として、最短で即日の報酬受け取りができるFREE-DA即払いを利用できます。さらに、フリーランスの業務中の事故や制作物に関する事故に対する補償制度(FREE-DAあんしん補償)に加入できます。福利厚生もバラエティに富んでおり、交流会・勉強会、書籍購入補助、会計クラウドサービスの無償提供の他に、一般健康診断の無償提供、個人年金、フリーランス向けクレジットカードの紹介、住宅支援などのライフサポートもあります。

テクフリ

テクフリは、株式会社アイデンティティーが運営するフリーランスエージェントです。テクフリではコーディネーターが案件選びと参画後就業をサポート、エージェントが単価交渉を行い、90%の利用者が希望単価で案件獲得しています。案件に参画したエンジニアの平均年収は980万円、3人に1人が年収120%アップを実現しています。福利厚生も豊富で、業務満了金と給付付き休暇があり、フリーランスでありながら退職金・有給休暇に準じるものを取得しながら働ける点が大きな特徴です。50言語、54職種の案件の取り扱いがあり、幅広い案件内容からスキルにマッチした案件を選べます。利用者は1年以上の業務経験者で、さまざまなキャリアの方がいます。

フリエン

フリエンは、アン・コンサルティング株式会社が運営するフリーランスエージェントです。フリエンは、柔軟な支払いシステムが特徴で、フリエンペイに登録することで、月次報酬確定前の先払い(報酬の5%手数料)、月次報酬確定後の即日払い(報酬の3%手数料)を利用できます。さらに、フリエンペイの登録者は、フリーランス協会のベネフィットラインLightの損害賠償保険に無料加入、収入・ケガ・介護の保険、弁護士保険制度も必要に応じて加入できます。ベテランの方はもちろん、若手エンジニアや初めてフリーランスになる方への案件紹介も積極的に行っており、専任コンサルタントがつき丁寧なサポートが得られます。

フューチャリズム

フューチャリズムは、株式会社ポートが運営するフリーランスエージェントです。運営会社のポート株式会社は、新卒就職情報サイト「就活会議」をリリースしています。フューチャリズムの公式サイトでは、ITエンジニアのキャリア相談Q&Aがあり、ITキャリアでの悩みごとや疑問を投稿すると回答が得られます。エンジニアの中長期的なキャリア形成を重視し、案件紹介をしています。実績のあるスタッフが、言語やフレームワークに加え、開発ジャンル・年齢層・クライアント個別の特色なども踏まえて案件のマッチングを行います。業務系の案件に強く、新卒向け就職情報サービスを運営しているため、独自案件も豊富です。

Remogu

Remoguは、株式会社LASSICが運営するフリーランスエージェントです。Remoguは、全ての案件がリモートワークで、在宅勤務中心で働きたい方や地方在住の方に多様な案件を紹介可能です。リモートワークには、フルリモートワーク、シフト型(スタート時出社、その後在宅勤務に移行)、ハイブリッド型(在宅日と出社日の組み合わせ)があり、ライフスタイルや経験に合ったスタイルが選べます。希望条件やスキルのヒアリングのための面談もオンラインで行えます。運営母体がシステムインテグレータのため、エンジニア目線に立った案件紹介・単価交渉ができるのが強みです。

PE-BANK

PE-BANKは、株式会社PE-BANKが運営するフリーランスエージェントです。PE-BANKの設立は1989年、30年以上にわたりフリーランスエンジニアの社会的地位の向上のため事業を継続しています。全国12の拠点があり、地方での案件に強いのが特色です。企業からPE-BANKとエンジニアが共同で案件を受注する「共同受注契約」を採用しているため、契約内容や報酬がオープンです。フリーランスエージェントのマージン率は公開されないことも多いですが、PE-BANKでは8〜12%と公表しています。スキルアップの補助が充実しており、IT関連のセミナー受講費用の補助、IT・英語資格試験の受験料補助などがあります。実務経験2年以上という目安はあるものの、経験年数の浅い方でも利用可能です。

ギークスジョブ

ギークスジョブは、株式会社ギークスが運営するフリーランスエージェントです。運営会社は上場企業で、20年以上のITフリーランスサポート実績があります。関東・関西・福岡・名古屋エリアを中心に案件を扱っており、リモート可能な案件が80%以上です。ITエンジニアがフリーランスになるためのオンラインセミナーや独立相談会を行っており、フリーランスへのスムーズな移行を支援しています。技術系のセミナーも実施しており、スキルアップに活かすことができます。また、未経験者の利用のハードルが比較的低いのも特徴で、案件検索で「未経験OK」の絞り込みが可能です。

エンジニアスタイル東京

エンジニアスタイル東京は、ボスアーキテクト株式会社が運営するITエンジニア案件情報サービスです。エンジニアスタイル東京では、提携しているフリーランスエージェントの案件を一括で検索できます。条件検索はエリア、開発条件、エージェント、単価などさまざまな側面から詳細な検索が可能です。希望条件に合った求人をメールで通知を受けられるなど、案件探しに便利な機能もあります。良い案件が見つかったら、エージェント登録を行い、エンジニアスタイル東京から応募できます。公開案件を東京近郊を中心に、効率的に探したい方におすすめのサービスです。

Workship

Workshipは、株式会社GIGが運営するフリーランスプラットフォームです。デジタル領域を中心に、デザイナー、エンジニア、その他さまざまな職種の案件を扱っています。デザイナー職についてはエージェントサービスも行っています。Workshipは週1回、週2回など稼働日数の少ない案件の扱いも多く、副業でフリーランス案件を受けたい方にも適しています。案件成約時に1万円の祝い金があり、託児・レストラン・レジャー施設の優待もあります。また、Workshipの案件に参画した方には、賠償損害・費用損害への保証も自動付与されます。申請により翌月末の支払いを待たず報酬を受け取る前払い制度もあります。

ランサーズエージェント

ランサーズエージェントは、株式会社ランサーズが運営するフリーランスエージェントです。同社が運営しているクラウドソーシングサイトのランサーズは自分で案件を見つけて応募するのに対し、ランサーズエージェントは専任エージェントによる案件獲得のサポートを受けられます。ランサーズエージェントは全案件の85%がリモート案件のため、在宅で仕事をしたい方におすすめです。週4〜5日の稼働日数が多めの案件の割合が多いです。案件によっては、業務委託から正社員への移行のケースもあるため、フリーランスから正社員、正社員からフリーランスへの変更を検討している方にもおすすめです。経験の浅い方OKの案件もあるため、かけ出しのエンジニアの方も利用可能です。

FLEXY

FLEXYは、株式会社サーキュレーションが運営するフリーランスエージェントです。FLEXYは、フルリモート案件が98%のため、在宅の中でも勤務の少ない案件を探している方におすすめです。また、週1回、週2回などの案件が多いため、副業や掛け持ちで高収入を目指すことも可能です。自社サービスのあるIT・Web企業の案件、製造業・サービス業などのプロジェクトもあり、企画・要件定義に携わる機会も得られます。定期的に、IT・Webのトレンドを学べる勉強会や人脈を広げられる交流会が開催されます。
ひとつのスキルについて3年以上の経験を目安としており、未経験の方は案件獲得が難しい可能性があります。

ポテパンフリーランス

ポテパンフリーランスは、株式会社ポテパンが運営するフリーランスエージェントです。株式会社ポテパンは、プログラミングスクール「ポテパンキャンプ」を運営しています。インターネット業界で培ったネットワークが、多くの非公開案件の紹介、単価交渉や案件継続確認のための企業との密なコミュニケーションを可能にしています。経験の少ない若手エンジニア向けの案件が多く、経験1-2年でもOKの案件を検索できます。業界経験豊富な専任コンサルタントにより案件獲得のサポートが得られ、案件参画後も定期的にフォローを受けられます。また、フリーランスになる方が持ちがちな税金や保険について、専属の税理士・ファイナンシャルプランナーに相談できます。案件のエリアは東京・大阪中心です。

Techclipsフリーランス

Techclipフリーランスは、notari株式会社が運営するフリーランスエージェントです。Techclipフリーランスの案件は100%直請けで、案件によってはエンジニアと企業で直接契約を結ぶこともあります。また、サイト内の紹介案件に希望のものがない場合は、スキル・条件に合った案件を新規で開拓することも可能です。Techclipの大きな特長は、コンサルタントが現役ITエンジニアであることです。エンジニアの現場を経験してフリーランスエンジニアのメリット・デメリットを熟知しているからこそ、キャリアプランの支援ができます。また、エンジニアならではの視点で利用者の技術・経歴から強みを的確に見抜いて企業に訴求します。

クラウドテック

クラウドテックは、大手クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」のリリース企業、株式会社クラウドワークスが運営するフリーランスエージェントです。クラウドワークスに登録している74万社のなかで審査をパスした信頼性の高い企業案件を紹介します。エンジニアの他にも、クリエイティブ職やライター、営業や経営分野の案件もあります。リモート案件が全体の97%、フルリモートは全体の65%、週3日、週4日の案件が豊富で、フリーランスならではの柔軟な働き方が可能です。案件の紹介〜契約締結までオンラインで完結するため、時間がない中でもフリーランス案件が獲得できます。
経験年数2年以上が目安ですが、経験年数の少ない方が参画できる案件も存在します。

エミリーエンジニア

エミリーエンジニアは、株式会社ビスタクルーズが運営するフリーランスエージェントです。エミリーエンジニアでは、コンサルタントが企業とのコミュニケーションや稼働後フォローも兼任するため、ミスコミュニケーションが起こりにくくレスポンスも早いです。依頼から最短で3営業日で参画案件が決定できます。エミリーエンジニアから案件に参画すると、賠償保険や傷害保険、福利厚生をカバーする、フリーランス協会の傷害補償付きベネフィットプランを無償提供されます。また、税理士、社労士、弁護士などにフリーランス業務で必要な税金や法律について相談できる無料専門家紹介サービスも利用できます。週5日など稼働日数の多い案件の割合が高い傾向があり、リモート案件の割合は90%です。

HiPro Tech(ハイプロテック)

HiPro Techは、大手転職情報サービス「doda」を提供しているパーソルキャリア株式会社が運営するフリーランスエージェントです。HiPro Techでは、企業と直接契約を結べるのが特徴で、マージンがかからず高い収入が得られる可能性が高いです。70%以上が自社開発案件で、長期契約案件が多いです。週3日以下の稼働案件が25%以上、土日稼働OK案件もあり、リモート案件の割合も80%と高いため、副業フリーランスの方にもおすすめのエージェントです。すぐに活動できない場合にも、条件に合った新規案件が出たら優先的に紹介を受けられる案件リクエスト機能があります。

DYMテック

DYMテックは、株式会社DYMキャリアが運営する、Webマーケター・エンジニア向けのフリーランスエージェントです。株式会社DYMキャリアは、DYMテックの他に人材派遣事業を手がけています。企業とのコネクションを活かして大手からスタートアップまで幅広い案件を扱っており、完全非公開求人や直請け案件も紹介可能です。経営者層と密な関係性を築いているのがDYMテックの強みで、社長と直接、単価および条件の交渉ができます。継続的なサポートを徹底しており、参画後も面談やレポーティングでフォローアップを受けられます。情報セキュリティの関係で在宅案件は多くはありません。稼働日数の少ない顧問などのポジションは、同社の別サービスでの紹介となります。

フォスターフリーランス

フォスターフリーランスは、株式会社フォスターネットが運営するフリーランスエージェントです。25年以上の事業歴から得たネットワークにより、商流の浅い高単価案件や非公開案件の紹介が可能です。コーディネーターが利用者に合った案件を紹介し、任意でスキルカウンセリングも受けられます。友人紹介制度があり、電話面談実施で紹介者・紹介された友人にそれぞれ1万円、1カ月の契約・稼働完了で紹介者に5万円、友人に5万円支給されます。手数料2.5%で、報酬の早期受け取りサービスを受けられます。健康・生活・資格取得・レジャーなどのサービスの割引を受けられる福利厚生クラブ(リロクラブ)に無料で加入できます。案件は東京都近郊中心です。実務経験3年以上を求められるため、経験者向けのエージェントです。

フリコン

フリコンは、株式会社ヘルスベイシスが運営するフリーランスエージェントです。フリコンは、フォロー、紹介、企業営業を1人の専属コンシェルジュが行うのが特徴です。担当者が途中で変わることにより起こる情報の行き違いが回避でき、効率的に案件獲得が可能です。フリコンでの仕事の決定までにかかる期間は、平均1〜2週間程度とスピーディーです。フリコンでは、開発案件、インフラ案件と多様なエンジニア案件を持っています。さらに、マーケター・デザイナー・事務職の案件もあります。実務経験1年程度あれば、経験年数の少ない方でも参画可能な案件もあります。案件エリアは関東・関西が中心で、週5日稼働案件と比べると少ないですが時短・副業案件もあります。

PE-BANK

PE-BANKは、1989年エンジニア案件の共同受注のために作られた「首都圏コンピューター技術者共同組合」を前身とした老舗のフリーランスエージェントです。長年エンジニアを企業に紹介してきた実績があり、約1,000社の企業と取引しています。案件数は5万件以上、AI・DXなど新しい分野の案件も多く取り扱っています。在宅・フルリモート案件も豊富です。PE-BANKでは、営業担当者が1人のエンジニアを一貫してサポートする担当制をとっています。エンジニアとの面談を通して、経歴書に書かれたスキル以外の強みまで把握した上で案件を紹介しています。PE-BANKは、ITエンジニアのスキルアップ、エンジニアコミュニティの活性化のために、交流会やセミナーを精力的に開催しています。

最後に

本記事では、フリーランスエージェントのメリット・デメリット、フリーランスエージェントを利用するときの注意点、フリーランスエージェントを利用した方がいい人・利用しない方がいい人、フリーランスエージェントを使わず案件を獲得する方法、おすすめのフリーランスエージェントについて解説しました。フリーランスエージェントには、マージンを引かれる、案件獲得の自由度が制限されるといったデメリットはあるものの、営業や事務の代行により案件業務以外の工数を大幅に減らせること、高価格の案件が多いこと、相談対応などサポートが充実していることなどのメリットも大きいです。フリーランスエージェントを選ぶときは、質の良いエージェントを選ぶこと、自身の状況・志向に合ったエージェントを選ぶことが大切です。案件数やシステム、職員の対応などをチェックするとともに、未経験者OKかベテラン向きか、どの地域の案件が多いのか、案件の価格帯はどのくらいなのかなども事前に確認すると良いでしょう。