研究所について

研究所概要

  • 名称:

    みらいワークス総合研究所
    Mirai Works Research Institute(MWRI)

  • 設置:

    2022年7月

  • 所長:

    岡本祥治

  • 所在地:

    〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-13 Prime Terrace KAMIYACHO 2F

  • 活動内容:

    プロフェッショナル人材の働き方・キャリア形成に関する研究

    企業の新規事業やリスキリング、外部人材活用に関する研究

    各種調査分析・情報収集

    出版・広報

  • 連絡先:

    mirai_inst@mirai-works.co.jp

ミッション・ビジョン

みらいワークス総合研究所 ミッション・ビジョン

みらいワークス総合研究所 ミッション・ビジョン

所長メッセージ

みらいワークス総合研究所 所長 岡本 祥治

みらいワークス総合研究所 所長岡本 祥治Nagaharu Okamoto

1976年生まれ、慶應義塾大学理工学部卒。アクセンチュア、ベンチャー企業を経て、47都道府県を旅する過程で「日本を元気にしたいという思いが強くなり、起業を決意。2012年、みらいワークスを設立し、2017年に東証マザーズ(現・東証グロース)上場を果たす。

『みらいワークス総合研究所』を運営する株式会社みらいワークスは、「日本のみらいの為に挑戦する人を増やす」をミッション、「プロフェッショナル人材が挑戦するエコシステムを創造する」をビジョンに掲げ、人生100年時代に、プロフェッショナル人材が、「独立、起業、副業、正社員」といった働き方や働く場所、働く目的に縛られない挑戦の機会提供とその挑戦の支援を行うための事業を展開しています。

2022年7月に、プロフェッショナル人材の働き方やキャリアに関する調査・研究機関『みらいワークス総合研究所』を立ち上げ、メディア『CAREER Knock 』にて、プロフェッショナル人材の働き方やキャリア形成についての情報を提供してきました。

同時に、フリーランスや副業といった外部プロフェッショナル人材を活用する企業についての調査・研究も行い、情報を提供していく中で、企業の経営者や人事部、事業部の方より「これらのノウハウや事例をもっと知りたい」といった声を多くいただく機会が増えました。

また、昨今、オープンイノベーションやリスキリングに関するお問い合わせや引き合いも増えていることから、このたび、『みらいワークス総合研究所』にて、外部人材活用や新規事業、リスキリングに関する調査・研究、情報を提供していく事としました。

現在、みらいワークスに登録いただいているプロフェッショナル人材は8万名を越えました。国内最大級のプロフェッショナル人材のためのプラットフォームとして、多くのプロフェッショナル人材の働き方や、企業でのプロフェッショナル人材の採用・活用を見てきた知見をもって、フラットな目線で「本当に必要とされる情報」を提供していきたいと思っております。

「本当に必要とされる情報」を提供するためには、われわれが欲しい情報を提供するのではなく、読者の目線で調査・研究をした情報を提供する必要があります。

読者は、新しい働き方を実践したり、新規事業、リスキリング等、かつてないものを創る「挑戦者」です。

つまり、読者の目線で活動するには、みらいワークス総合研究所に携わる編集者、記者、執筆者、われわれ自身も「挑戦者」である必要があります。われわれ自身も「挑戦者」であり続け、企画する内容、集める情報、発信する情報と、10年先、20年先を見据えた、読者のために役立つ情報を発信していきたいと考えています。

【フリーランスエンジニア末路】よくある失敗パターンを解説!

CAREER Knock編集部 CAREER Knock編集部

2024.7.14 Column

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近年「フリーランスが気になる」「フリーランスとして働きたい」という方が増えています。「今の職場よりも稼げるのでは」「時間も自由に使えるようになる」などと考える人も多いのではないでしょうか?しかし、実際に甘い気持ちで選んだ方の末路は、思いのほか悲惨な結果になることもあるのです。そこで、本記事では【フリーランスエンジニア】になったときよく見られる悲惨な末路について解説し、成功するためのポイントやおすすめできる【フリーランスエージェント】に関する情報を紹介していきます。

【フリーランスエンジニア向け】エージェント
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 フリーランスエンジニアの末路とは?よくある失敗パターン

フリーランスエンジニアは夢のある職業に見えますが、その末路には失敗だったと言われるケースが多々あります。一般的な会社勤めと異なり、事業主として仕事をすることになるため、サラリーマン気質が抜けないまま仕事をしてしまうと失敗だったと感じてしまうかもしれません。

ここでは、4つのよくある失敗パターンを解説します。

収入が不安定になる

エンジニアとしての仕事は世の中にたくさんありますが、フリーランスエンジニアの収入は安定しづらいです。企業には営業の部署があり、常に一定の仕事が舞い込んできます。営業が獲得してきた業務を期限までに仕上げ、その報酬として毎月必ず給与が発生します。仮に業務が期限までに仕上がらなかったとしても、毎月の給与が出ないということはないでしょう。しかし、それは企業という組織の一員だからです。企業に属している会社員である限り、あらゆる面で守られています。収入についても同様で、余程のことがない限り必ず毎月給与が振り込まれます。一方、フリーランスエンジニアは個人事業主です。守ってくれる組織はなく、収入は自ら稼がなければいけません。そのため、収入面は不安定になるのが通常です。軽い気持ちでフリーランスを選んだ方は、収入面で厳しい現実を知る羽目になってしまうでしょう。

案件を安定的に受注できない

会社勤めのエンジニアは次から次に仕事が舞い込むこともあり、忙しい日々を送っている人も少なくありません。逆にフリーランスエンジニアは自ら営業をしなければ、案件を受注することは困難です。エンジニアとして非常に優れた技術力を持っていたとしても、それがクライアントに知られていなければ、ただ座って待っているだけで案件が舞い込むことはありません。余程有名であれば話は異なりますが、一般的なエンジニアでは安定して案件を受注するのは難しいのが現実です。フリーランスエンジニアとして活動していくためには、エンジニアとしての技術力はもとより、営業力も発揮する必要があります。フリーランスになって悲惨な末路を辿る人の中には、営業力を持っていない方も少なくありません。

仕事がきつくて体調を崩した

フリーランスエンジニアは、基本的に自由に時間を利用できます。そこに憧れを抱く人も少なくありませんが、仕事をしなければ収入にはならないため、自ら営業をして案件を取得します。最初は少なかった案件も、数をこなしていくうちにクライアント側から声がかかるようになり、安定した業務を行えるようになるでしょう。しかし、エンジニアとしての仕事以外にも、営業、確定申告などの手続き、事務作業など、すべての業務を自ら行わなければいけないため、体調管理が疎かになることも考えられます。これが会社勤めであれば仲間や部下と仕事を割り振ることができるかもしれませんが、フリーランスエンジニアはそれらを自分だけでこなさなければいけません。業務によっては厳しいスケジュールが組まれることもあり、納期の厳守が体調を崩すきっかけにもなり得ます。上記のように、ハードワークになりやすいのがフリーランスの難点と言えるでしょう。

スキルが足りないのに助けてもらえない

クライアントにとって、フリーランスエンジニアはある程度以上のレベルの業務をこなせる人というイメージがあります。企業に勤めるサラリーマンと比べると、一匹狼のエンジニアは何でもできると思われやすいのです。そのため、自らのレベル以上の案件が届くこともあります。これはチャンスとも言えますが、明らかにスキルが不足しているエンジニアでは仕事になりません。しかも、フリーランスエンジニアは一人で対応しなければいけないので、仮にスキルが足りなかったとしても誰も助けてくれません。これが企業であれば話は別です。周囲には自分よりも経験豊富なエンジニアがいて、相談をしたりサポートをしてくれることもあります。上司に伝えれば、難しい案件は対処できるエンジニアへ仕事を割り振ることもあるでしょう。一方フリーランスである場合、自らが全ての責任を負うことになります。そのため、案件を引き受けたにも関わらずスキル不足でした、では信用を失ってしまうこともあるのです。

フリーランスエンジニアが悲惨な末路を回避するための方法

会社勤めを辞め、念願のフリーランスエンジニアになる人の中には、さまざまな理由から悲惨な末路を辿る方は少なくありません。しかし、独立することが悪いわけではありませんし、悲惨な状態ではなく理想的な生き方を手に入れたいと思っている方も多いことでしょう。ここではフリーランスエンジニアとして悲惨な末路を回避させる方法について解説していきます。

フリーランスになりたい理由を見つめ直す

何故、フリーランスエンジニアになろうと思ったのでしょうか?まずはこの答えを明確にする必要があります。近年はメディアやSNSの影響もあり、フリーランスという働き方が自由かつ自分らしく働けるとのイメージが定着しました。そのイメージに乗っかり、軽い気持ちで退職をして、失敗したと嘆く人も多いです。一見するとフリーランスは自由で誰にも束縛されず、稼ぎたいときに稼げるというやり手の経営者のようにも見えます。その実、自ら営業をして案件をこなし、クレーム対応や収益に対しての交渉など全て自分で行う必要があるのです。つまり、サラリーマン時代には誰かがやってくれていた業務を自ら行う必要が出てきます。もし自由な仕事を目指すなら、フリーランスに限らず、テレワークを推奨している企業に転職をしたり、収入アップできる企業への転職や社内でのキャリアアップを目指してもいいでしょう。それを踏まえて、自らが目指す理想は本当にフリーランスという世界にあるのかどうかを、きちんと見つめ直す必要があります。自らフリーランスになって何をしたいのか、どうなりたいのか、その理由が明確にないのであれば、フリーランスエンジニアになるのはおすすめできません。

仕事量をコントロールする意識をもつ

フリーランスエンジニアになると、最初はどんな仕事でも受注して、無理をしてでもキャリアを積もうと考える人は少なくありません。しかし、あまり無理に仕事を取り過ぎると体調を崩してしまいます。フリーランスとして少しでも信用を勝ち取るために多少の無理は必要かもしれませんが、その結果身体を壊してしまえば後の仕事にも影響を与えます。それどころか、本来求めていた自由な自分らしい仕事からかけ離れていくことでしょう。フリーランスだからといって、無理は禁物です。あくまで一人でこなせる量の仕事でセーブをするというのも、フリーランスエンジニアにとっては大切なポイントと言えます。会社勤めと異なり誰も助けてはくれませんので、自ら責任を持って完遂できるだけの仕事量を選ぶことが大切です。なお、解決方法としては、仕事を行う時期とお休みする時期のメリハリをつけることをおすすめします。ある程度時間に余裕を持つ方が、フリーランスとしては上手くいくのではないでしょうか。

フリーランスになってからも学び続ける

フリーランスに限らず、エンジニアという職業は常に進化し続ける世の中のテクノロジーとの戦いです。日々新しい技術が世界で生まれているため、現在主流な方法も来年には時代遅れになっている可能性もあります。企業では経営者や営業が新しい情報を求め、時代に取り残されないよう悪戦苦闘しています。一方フリーランスは自らが経営者であり個人事業主ですので、常に新しい情報を追いかけ、自主的に学び続けなければいけません。そうでなければ、明日には仕事を失う可能性すらあります。学校を卒業したら勉強をしなくても良いと勘違いをしている人もいますが、社会に出てからが本当の勉強の始まりです。新しい技術を取り入れているエンジニアと、古い技術しか持っていないエンジニアであれば、どちらに依頼をした方が良いのかは明白でしょう。フリーランスになったからと胡坐をかいているのではなく、専門の講座に参加をしたり、書籍を購入するなどして常に学び続けるという姿勢が、これからの生き方を左右します。

フリーランスエージェントを上手に利用する

フリーランスになったら、スムーズに仕事を受注するためにフリーランスエージェントを活用しましょう。企業勤めをしていると、クライアントと口約束で「独立したら取引してください」と交渉している人も少なくありません。それを鵜呑みにしてフリーランスエンジニアになり、いざクライアントに連絡をしても取引してもらえない、というケースも多いです。企業間で行ってきた取引を、いきなりフリーランスへ取引先を変更するという企業は滅多にありません。余程名の知れた技術者であればまだしも、一企業で働いているだけのエンジニアに、フリーランスになったからと突然全ての業務を任せることはないでしょう。そのため、自ら案件を受注しなければなりませんが、突然一人で営業を行うのは難しいものです。そんなときは、フリーランスエージェントが役に立ちます。自らの代わりに仕事の受注をしてくれるため、エンジニアとしての仕事に集中できるでしょう。

フリーランスエンジニアに向いている人の特徴

フリーランスエンジニアは、企業勤めのエンジニアと比べるとさまざまな面が異なります。そのため、フリーランスという働き方が向いている人も多いです。今の仕事が少し合わないと感じてる方は、ここで紹介する向いている人の特徴と照らし合わせてみてください。もしかしたら企業で働くよりも、フリーランスエンジニアが向いているかもしれませんよ。

向上心がある人

どんな業界でも言えることですが、特にフリーランスのような自由の幅が広い職業では、向上心がある人が成功しやすいです。フリーランスエンジニアという職業は、全てにおいて自己責任が伴います。好みの案件を選ぶこともできますし、嫌な仕事は請け負わなくても良いという自由さがあります。ただし、自らの選択で自由に進むことができる代わりに、何事においても全てが自己責任なのです。そのため、怠惰に過ごすとあっと言う間に落ちぶれることもあり、這い上がるか否かも自分次第です。「こんなことなら会社を辞めなければよかった」と後悔することがあるかもしれません。そういったことから、フリーランスエンジニアとして生き抜いていくためにも、向上心は必要になります。自らのスキルアップをするだけでなく、サラリーマンよりも稼ぎたい、より高い場所へステップアップしたいと望む不屈の精神力を持つことが大切なのです。

自主的に働ける人

フリーランスエンジニアは自由に活動できるが故に、悲惨な末路を辿ることもあります。朝起きてから仕事に取り組むまでのスピードも自由意志になりますので、サボり癖のある人はなかなか業務が進まない可能性もあるでしょう。そのため、フリーランスエンジニアは自主的に働く意欲がある人が向いているのは当然です。これは個人事業主を含めた起業をする人全てに言えることですが、フリーランスとして働くからには、自身の意思で働く必要があります。会社員として企業に属していると、働かなければいけない環境にあります。そこに自身の意思や感情を挟む余地はなく、企業人として働くことは当たり前です。しかし、フリーランスエンジニアは誰からも指示をされることもありませんし、働かなくても怒られることはありません。全てが自分に委ねられていますので、自主的に働くことを意識する必要があります。自由な時間を得ても働くことが当然と自然に思える人は、フリーランスエンジニアに向いていると言えるでしょう。

営業力がある人

当然ですがフリーランスエンジニアは自ら仕事を受注しなければなりません。特に最初のうちは、営業活動をしなければなかなか案件を得ることは難しいでしょう。そのため、営業力のある人はフリーランスエンジニアになっても十分稼ぐことができます。フリーランスは、自分から行動しなければ仕事が入ってこないため、人脈やコミュニケーション能力が欠かせません。人脈の形成に優れていたり交渉ができる人は、フリーランスエンジニアに限らず、どんな業界においても仕事に苦労する場面は少ないでしょう。実際にエンジニアとして優れた技術力を持っていながらも、営業力がないためフリーランスから会社員に逆戻りする人は少なくありません。意外と忘れがちですが、営業力は個人で仕事を請け負うには欠かせないスキルなのです。

自由に働きたい人

自由に自分の働き方を見出したい方は、フリーランスエンジニアに向いています。会社員からフリーランスエンジニアになって最も大きな変化は、自由になったという実感です。それまで周囲と連携を取りながら仕事をしてきた人や、上司の指示の下で嫌々ながら業務をこなしてきた人は、フリーランスになることで誰からも束縛されることのない自由が手に入るでしょう。フリーランスという立場上安定した収入は望めませんが、それを補うだけの自由さがあります。自らの行いで今後の状態が変わるため、仕事の状況が良くなることもあれば、悪くなることも覚悟する必要があるでしょう。日々新しいことに向き合いチャレンジする必要もあるため、そこには安定した生活とはかけ離れた世界が待っています。安定を求める方にとってはストレスかもしれませんが、チャレンジングな働き方を求める方にとっては、刺激のある日々となるでしょう。誰にも縛られることなく未来を自身で構築していきたいと思う人は、フリーランスエンジニアとして成長できる可能性を秘めているかもしれません。

フリーエンジニアに向いていない人

フリーランスエンジニアに向いている人もいれば、逆に向いていない人もいるのは当然です。ここからは、フリーランスエンジニアに向かない人を紹介していきます。もし自分に当てはまっていたら、本当にフリーランスエンジニアになるべきなのか、少し考えてみると良いでしょう。

スキルが低い人

言うまでもありませんが、エンジニアとしての実力が伴わない人、スキルの低い人はフリーランスに向いていません。実務経験が少ないにも関わらず、フリーランスになっても業務を請け負うことは難しく、低い収入の仕事以外は得ることができないでしょう。一般的にフリーランスエンジニアに求められるのは、企業よりも安く賄うことができる高いスキルです。そのため、依頼者側からみた際に、あまり能力や実務経験のないフリーランスエンジニアに仕事を頼もうとは考えないでしょう。企業に属していれば、個人としてのスキル能力は低くても、組織としてカバーすることができます。自分以外に能力のある人がいれば、安心して任せることもできるでしょう。しかし、フリーランスはすべての業務を個人で請け負わなければいけません。案件を受注したら責任も伴いますので、仕事を受けたけどスキルがないのでできません、は通用しないのです。スキルが低い人は、フリーランスになる前に実力を磨く必要があるでしょう。

営業力が低い人

上記でも紹介したスキルには、単にエンジニアとしての能力を指しているだけでなく、営業力も含まれます。仮にエンジニアとして高いスキルを有していても、それをアピールして仕事を受注できるだけの営業力がなければ、結局案件を得ることはできません。エンジニアや内勤者は営業を軽視しがちですが、仕事を請け負うためには非常に重要です。一度経験をすれば分かりますが、営業力は簡単に養うことはできません。クライアントと交渉をする際に、相手主導でただ受け入れているだけでは不利な状況へ陥ることもあります。「安請け合いをしてしまった」「無茶な納期を言われたが、これを逃すと仕事がない」なんて状況に陥らないためにも、公平な交渉を行い、お互いの妥協点を見つけて上手く当てはめることが重要です。クライアントの御用聞きになり、少ない利益で過度な業務を押し付けられる人は、フリーランスになったとしても、成功するのは難しいでしょう。

自己管理が苦手な人

フリーランスエンジニアであっても、企業勤めと同じように、クライアントの指示する納期を守り期日内に仕事をやり遂げる必要があります。個人で組織が請け負うような業務をこなすためには、スケジュールなどの厳しい自己管理を行う必要があるのです。そのため、自己管理能力の低い人はフリーランスという働き方は向いていません。クライアントは、さまざまな業務を依頼をしてきます。もちろん依頼には納期がつきまとい、いつまでに仕事を収めるというスケジュール管理をしなければなりません。フリーランスエンジニアは自由度が高い一方で、自己管理を徹底していなければ業務に大きな支障が生じる可能性があります。そのため、自己管理が苦手という人は、フリーランスのような自主的な仕事は向いていないのです。

安定した生活を求める人

現在働いている会社の安定した生活に安心感を得ている人は、フリーランスエンジニアには向いていません。フリーランスとして独立し、成功して収入・時間の両方で安定した生活を送っている人もいれば、失敗して収入が得られず、自由な時間の確保すら難しい人もいます。絶対の成功は約束できず、常に不安定な生活を強いられることもあるでしょう。そのため、会社員と同じような安定した生活を求めている人には向いていないのです。基本的にフリーランスエンジニアに転向しようと考える人は、現状に満足していなかったり、高い収入を求めていたり、自由に仕事をしたいと願っています。一般的な会社員の安定志向から離れた感覚と覚悟を持って独立をするのですから、安定感は皆無です。現状の生活に満足している方や、安定した生活を求めている方は、本当にフリーランスという業態が自分に合っているのか、再度考えた方が良いでしょう。

フリーランスエンジニアとして成功するポイント

魅力的な仕事でもあるフリーランスエンジニアは、誰もが成功できるというわけではありません。中には思っていたよりも収入が低くなり、不安定な生活を強いられることになった人も少なくないのです。そんな中で成功をする人には、いくつかの特長があります。ここでは、フリーランスエンジニアとして成功するためのポイントについて解説していきます。

技術力を磨き続ける

常に自らの技術力を磨き上げていくことは、エンジニア業界で生き残っていく秘訣でもあります。フリーランスと言う立場上、会社員よりも高い技術力を有していることが強い宣伝にもなるでしょう。世界のIT技術は、日々進化をし続けています。ほんの数年前の最新技術が現在では通用しない、という話も珍しくありません。世の中の変化に付いていけない人は、フリーランスエンジニアに限らず、どんな業界からも取り残されてしまいます。組織にいても知識が古くなってしまうことはありますが、会社員として働いていれば仲間に助けを求めることもできますし、教えてもらうこともあるでしょう。しかし、フリーランスエンジニアは一緒に働く仲間が居ないため、自ら率先して学ばなければいけません。業界に登場する最新の技術に目を光らせ、専門のセミナーを受けたり、フリーランスエンジニア同士の交流会に参加をするなど、日頃から技術力を磨くよう努力する必要があります。

人とのつながりを大切にする

フリーランスだからこそ、人とのつながりは大切にしなければなりません。恐らくフリーランスエンジニアを希望する人の中には、面倒な人付き合いをしたくないから選んだ、という理由を持つ人も少なくないはずです。しかし、人とのつながりを意識をしていなければ、案件自体を獲得することが難しくなります。昔の同僚や先輩、付き合いのあったクライアントとのつながりを大事にしながら独立する人と、人と話すことが苦手だからという理由で連絡すらまともに取り合わない人では、どちらと仕事をしたいと思うでしょうか。また、同じフリーランス同士で情報交換をしたり、知り合いとのコミュニケーションをしっかりとったりしていれば、最新技術の情報なども得ることができるかもしれません。フリーランスという立場は一般的な個人事業主と同じです。顧客や同業者とつながりを大事にする人だけが生き残ります。決して人との繋がりを蔑ろにしないよう、常日頃から意識をしましょう。

フリーランス向けエージェントに登録する

フリーランスエンジニアとして独立した際は、案件を獲得するために、フリーランス向けエージェントに登録しておきましょう。「フリーランスになったのだから、自ら動いて仕事を獲得していく」という意気込みは良いですが、世界はそこまで甘くはありません。思っていたよりも簡単に案件を獲得できなくて、焦る人も多いです。優秀な営業の力や社名で仕事を獲得しやすい企業勤めとは異なり、独立した個人事業主は見向きもされないケースもあります。エンジニアは探せばたくさんいますので、その中から自らをアピールしなければいけません。しかし、独立したばかりのエンジニアに仕事を優先して回すようなクライアントは少ないでしょう。案件を探し求めて営業に力を入れ、肝心のエンジニアとしての技術力の研鑽が疎かになっては本末転倒です。エージェントを上手に利用すれば、案件探しの手間が省け、エンジニアとして案件に注力できるでしょう。

フリーランスエンジニアにおすすめのエージェント

フリーランスエンジニアとして最初の一歩を踏み出したら、まずはフリーランス向けエージェントに登録をすることが大切です。しかし、種類がたくさんあり過ぎて選べないという方もいるでしょう。各エージェントに特長がありますので、自らのタイプに合うエージェントを選びたいものです。そこで、各フリーランス向けエージェントの概要やメリットについて解説していきますので参考にしてください。

ミッドワークス

ミッドワークスは、株式会社Branding Engineerが運営している、実績の豊富なフリーランスエージェントです。実際のエンジニアが選択するエージェントランキングにおいて、総合と求人、満足度の点で3年連続で1位を獲得した実績のあるエージェントでもあります。実績が豊富な点から信頼度は高く、エンジニア業界においても抱えている案件の数は膨大です。2024年の5月1日の時点で案件数は約10,500件確認されています。また、非公開案件が80%以上あるということから、希望の仕事が見つかる可能性が高いです。担当コンサルとの相談や案件の閲覧においても利用料金はかからず、あらゆるサービスを無料で利用できるので、フリーランスエンジニアとして始めたばかりの人にとっては至れり尽くせりと言えるでしょう。

テックストック

テックストックはINTLOOP株式会社が運営している、働き盛りの30代から40代が多く登録しているフリーランスエージェントです。登録者数は約33,000人と非常に多く、その理由は月収の高さにあると言えます。テックストックに登録されている案件の60%以上が月80万円以上の高単価案件であり、エンジニアとしての仕事も比較的レベルの高い案件が多いです。その理由としては、運営会社であるINTLOOPは、案件紹介事業だけでなくITコンサルタント事業においても実績があることが挙げられます。各クライアントとの深い信頼関係があるため、クライアントからテックストックへ直接ハイレベルな依頼が届きます。高度なスキルが求められる案件が多いからこそ報酬も高単価を実現しており、腰を据えてフリーランスエンジニアとして働きたい方におすすめです。また、会員になると福利厚生プログラムとして税理士を無料で紹介してもらえるなど、サービスが充実しているのも特徴です。非公開の案件も複数抱えていますので、さまざまな分野から望みの仕事が見つかるかもしれません。腕に自信のあるエンジニアは登録してみると良いでしょう。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営しているフリーランスエージェントとしては最も有名です。登録者数、業界認知度の2部門でNo.1を獲得しており、その実力は本物と言えるでしょう。また、レバテックフリーランスは、提案可能な案件を常に4,000件以上保有しており、すぐにでも働きたいと考えている方におすすめです。2024年5月1日の時点で案件数は約76,000件と非常に多く、案件の少なさで苦労することは無いでしょう。副業を希望する人向けの案件も取り扱っており、各職種毎にアドバイザーを揃えているので、自分に合う案件を見つけることも難しくないでしょう。また、福利厚生プログラムの一環として、専任の担当者が案件参画中も、契約更新や条件交渉、次回案件の提案など、案件が途切れないようサポートしてくれます。さらに、会計ソフトを割引で利用できるため、難しい会計処理も手軽に行えます。レバテックフリーランスは、単価の安い案件から高度な技術を必要とする高額案件まで取り揃えているため、フリーランスになって最初に登録しておいても損はありません。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、株式会社Hajimariが運営しており、専業のエンジニアだけでなく副業を考える人向けの案件も用意しているフリーランスエージェントです。ITフリーランスエージェント支持率No.1の実績を保有しており、多くの方から支持されているサービスだと言えます。いきなり独立をしてフリーランスになるのが心配で、まず本業とは別に副業などで実績を積みたいと考える人もいるでしょう。週に数日在宅で案件に取り組みたい方にとって、ITプロパートナーズは力になってくれるはずです。案件数も2024年5月1日の時点で約4000件と、さまざまな業務が揃っています。IT関連の案件は長年続いている大手の企業のものだけでなく、ベンチャー企業など新たにスタートアップした企業が多いことも、ITプロパートナーズの特長です。独立前に現状よりもスキルアップしておきたい方には、ありがたいエージェントと言えるでしょう。

Bizlink

フリーランスエージェントBizlinkは、株式会社ビズリンクが運営しており、ハイレベルな高単価案件を豊富に取り扱っているのが特長です。平均年収は約950万円と非常に高く、リモート案件が80%のため、高収入かつ柔軟な働き方を求める方におすすめと言えます。案件の平均的な単価は約65万円くらいで、初級レベルのエンジニアからベテランの上級エンジニアまで数多くの職種が揃っています。通常のエンジニアとして生きていくのではなく、いずれはステップアップしてプロデューサー的な活動をしたいと願う、上昇志向の方に向いているエージェントです。また、提携先のサービスを活用することで、社会保険に加入することもできます。ほかにも生活改善アドバイスを受けられる「健康ポータル ハピルス」を活用できるなど、福利厚生が充実している点が特徴です。「フリーランスエンジニアとして働きたいけど、福利厚生が不安」といった悩みを抱えている方は、Bizlinkの利用を検討してみてください。

FREE-DA

FREE-DAは、株式会社ハイウェルが運営しているフリーランスエージェントサービスです。Web関連の案件を中心に、ゲームや金融など幅広い業務を扱っています。単価の高い案件が多く見られ、収入に関してより高いレベルを目指す人にとっては最適なエージェントと言えるでしょう。最短即日で報酬を受け取ることもできるため、急な支払いやフリーランスとして独立したてで、収入が安定していない場合にも対応可能です。また、クラウド会計の無料提供や同じ条件でフリーランスとして活躍する人との懇親会を開催するなど、福利厚生も充実しています。より高い技術力を身に付けるために講師を呼んで勉強会を行うこともあり、積極的にスキルアップを考えている人の強い味方になってくれるでしょう。さらに、請け負った案件で納品したものの欠陥が原因で起こる事故など、不適切な出来事に対してのあんしん補償制度もあるため、安心して働けます。FREE-DAは、登録者へのフォローが行き届いているため、サポート面を重視する方におすすめのフリーランスエージェントと言えます。

テクフリ

テクフリは、株式会社アイデンティティーが運営している、とにかく集中してエンジニアとしての業務に取り組みたい人のためのフリーランスエージェントです。基本的にフリーランスになると自ら率先して動かなければ仕事を得ることはできず、営業活動に時間を費やすことになります。契約書など面倒な手続きも行わなければいけませんが、それらの業務を全てテクフリが代行して取り組み、エンジニアの仕事だけに集中できるような環境を作ってもらえます。そのため、営業力に自信のない方や、作業だけに集中したいという方でも気軽に利用可能です。また、2024年5月1日の時点で案件数は約17,000件と多いため、好みの業務を見つけやすいと言えるでしょう。手厚いサポートや求人数の多さから、2023年フリーランスエンジニアにおすすめの案件紹介サービス第1位にも選ばれました。なお、テクフリの特徴として、マージン率が低いことが挙げられます。マージン率10%の案件も豊富に取り扱っていることから、他のエージェントと比べた際に、同じような条件で出される案件については、テクフリを通すだけで高い収入を見込めます。少しでも高い収入を得たい方は、ぜひテクフリを利用してみてください。

フリエン

フリエンは、アン・コンサルティング株式会社が運営する、フリーランスエージェントです。2024年5月の時点で約16,000件以上を誇る膨大な案件数を持ち、担当のコンサルタントが登録者へ最適な案件を紹介してくれます。希望にマッチした案件の紹介が受けられるため、80%の方が収入アップを実現しており、働き甲斐も十分です。案件のうち45%が60万円以上の高額案件のため、案件探しに妥協したくない方におすすめと言えます。なお、汎用機系のCOBOL案件など、歴史が長い言語の案件が多いため、エンジニア歴の長い方も働きやすいでしょう。もちろん、現在よく見られるWeb系スクリプト言語の案件も多数抱えていますので、初心者から上級者まで幅広くサポートを受けられます。また、報酬を先払いや即日払いで受け取れるほか、税務関係の相談なども初回は無料など、福利厚生もしっかりしています。収入面や福利厚生面を重視して働きたいと考えている方は、フリエンに一度登録してみてくださいね。

フューチャリズム

フューチャリズムは、株式会社ココナラエージェントが運営しているフリーランスエージェントです。登録エンジニア数は8,000人を超えており、利用者はこれからも増えていくと予想されます。フューチャリズムの特長として、Web系の案件の取り扱い、高い単価を有する案件、リモートワークの案件の紹介などIT関連の職種が揃っていることが挙げられます。フリーランスエンジニアに特化しているエージェントですので、ITに関係のない分野が紹介されることはないでしょう。4,000件以上の案件の中から、市場動向を細かく把握しているコーディネーターが、最適な案件を紹介してくれます。なお、一人ひとりのキャリアビジョンに合わせた提案が受けられるため、これからの働き方について悩んでいる方にもおすすめです。長期的な支援が受けられ、働いていく中でキャリアビジョンの方向性が変わった場合や、さらにステップアップをしたいと考える場合にも、手厚いサポートが受けられます。また、支払いが月末締めの翌15日払いに統一されているため、案件毎に支払い日が変化することもありません。会社勤めの時と変わらない給料の受け取り方を希望する方は、フューチャリズムをぜひ利用してみてください。

Remogu

Remogu は、株式会社LASSICが運営するフリーランスエージェントです。取り扱っている案件はすべてリモート対応のため、通勤をせず自宅にいながら業務に取り組みたい方におすすめと言えます。なお、リモート案件がメインではありますが、他にもオフィスに出勤した後にリモートに変わるシフト型や、出勤とリモートを決めることができるハイブリッド型の案件なども揃っており、働き方を見直すことができるエージェントです。週2日だけ、夜間だけ、といった働き方も可能なため、副業としてフリーランスエンジニアになりたい方にもおすすめと言えます。また、希望条件や適正に沿って営業活動を代行してもらえるため、自ら営業をする時間がない方や、交渉が苦手で低単価で案件を受注している方にもおすすめです。案件を紹介した後もサポートは続き、アフターケアまで行ってくれるので、フリーランスに登録したばかりという方にとっては心強い味方と言えるでしょう。

PE-BANK

PE-BANKは、株式会社PE-BANKが運営するフリーランスエージェントです。実は、日本国内で最も歴史あるフリーランスエンジニア向けのエージェントでもあります。他のエージェントと異なり、エージェント契約の際に業務委託という形を取っていません。クライアントとなる相手側からの案件を共同受注という形で受け取っていることから、全ての情報が透明化されており、契約内容に至るまで安心して任せることができるのが大きな特長です。また、LINEから簡単に確定申告のサポートを受けられるほか、税務セミナーなどのフリーランスエンジニアに必要なスキルを学ぶ場所が用意されています。さらに、スキルアップを目指す方のため補助金制度も導入しており、資格取得やスキルアップを目的としたセミナーへの参加費を補助してもらうことが可能です。他にも定期健康診断を始め、メンタルヘルスケアを目的としたカウンセリングも受けられます。割引サービスや報酬早払いサービスなども整備されているため、安心感を何より優先する方におすすめです。

ギークスジョブ

ギークスジョブは、フリーランスエンジニア向けのサポートを2001年に開始した、老舗とも言えるエージェントです。長い実績があるため、紹介する案件元の企業がどのような状況で仕事をしているのかも把握しており、自分に最適な案件をピックアップしてくれます。また、2024年5月現在、約5,600件の求人を取り扱っており、そのうち80%以上がリモート案件です。平均年収は830万円以上と非常に高額で、年収アップを目指している方や、柔軟な働き方を求める方におすすめと言えます。なお、いくつかの質問に答えるだけでエンジニアとしての市場価値を診断するサービスを提供しているため、自分はどんな分野が向いているのか心配な方は一度試してみることをおすすめします。キャリアアップ事例などもサイトに掲載されているため、参考にしながらキャリアプランを設計してみてください。

エンジニアスタイル

国内でも最大級の案件数を誇るエンジニアスタイルは、ボスアーキテクト株式会社が運営するエンジニアエージェントサービスです。案件数は2024年5月1日の時点で約366,000件と、数多くの業務を揃えているのが大きな特長でもあります。最適な案件をAIが的確に分析して導き出してくれるため、案件探しにあまり時間を割けないという方でも気兼ねなく利用できるでしょう。基本的に優良物件を揃えていますので、量が多過ぎて質が心配という方も安心です。また、フリーランスエンジニア向けのイベントやオフ会も開催するなど、エンジニアのためのサポートが充実しています。フリーランスエンジニア同士の交流を通して、新規案件のきっかけ作りや情報交換の場にもできるため、積極的に参加してみるのも良いでしょう。なお、メルマガで最新案件の情報を受け取れるほか、各種SNSでエンジニア向けのお役立ち情報も発信しているため、情報収集ツールとしてもエンジニアスタイルは役立ちます。登録無料なので、この機会にエンジニアスタイルを利用してみてはいかがでしょうか。

Workship

Workshipは、株式会社GIGが運営しているエージェントです。登録者数は51,200人と非常に多く、信頼性のあるサービスと言えるでしょう。フリーランスの案件を中心に、副業に向いている案件などの紹介もしています。基本的に首都圏を中心とした案件を有しており、元々スキルの高い方向けのサポートに力を入れているのが特徴です。案件数は3,000件と少な目ではありますが、他のエージェントではあまり見られない、人事関連の案件も抱えています。完全に独立をしているフリーランスエンジニアの方はもとより、現在正社員として働いていながら副業を通してスキルアップを目指している方には打って付けのサービスと言えるでしょう。また、Workshipでエージェント契約を結ぶと賠償責任保険が無料で付けられるため、業務を請け負っている最中に何らかのトラブルが起きた際には補償を受けられます。万が一に備えておきたい方や、安心感のあるサービスを利用したいと考えている方は、ぜひ一度利用してみてください。なお、担当のコンサルとはオンラインでの面談もできるので、本業が忙しい方でも気軽に利用できるでしょう。

ランサーズエージェント

ランサーズエージェントは、国内で最大級と言われる業務の受発注プラットフォームを持つ、ランサーズ株式会社が展開しているフリーランスエージェント です。これまで数々の案件を紹介してきた実績から、キャリア相談や請求書の作成・発行、作業報告書の作成・提出など、幅広くコンサルタントのサポートを受けられます。これから独立を考えているフリーランス希望の方はもとより、既に長い年月フリーランスエンジニアとして活躍している方まで、適切なサポートが受けられるでしょう。実際に利用者満足度は92%と非常に高く、案件参画後の報酬交渉や、全案件のうち85%以上を占めるリモート案件の豊富さなど、フリーランスエンジニアとして働きたい方にとって必要な条件がそろっています。また、案件の数はおよそ60万件以上と膨大な数を有していることから、自分に合った案件を見つけ出すことができます。高単価案件も多数取り揃えているほか、稼働後に報酬がアップした事例も多数あるため、収入アップを目指している方におすすめです。なお、単発案件の紹介はもちろん、長く働いていきたい方は、案件終了後も継続的に紹介を受けることができます。多様な働き方に対応しているため、登録しておいて損はないでしょう。

FLEXY

FLEXYは、株式会社サーキュレーションの運営するフリーランスエージェントです。フリーランスエンジニアに特化している案件が豊富にあり、業務の請け負いも週に1日だけの副業的な案件から、リモートをメインとした案件まで幅広く抱えています。サービス企画や要件定義などの上流工程に携われる案件もあるため、やりがいを感じたい方や、より高度な案件に挑戦したい方におすすめです。また、フリーランスとして今後活躍をしたい方、副業を通してスキルアップを目指している方のための勉強会も開催しています。同じ目的を共にする仲間との人脈を築いたり、情報交換もできるでしょう。さらに、担当のコンサルタントが案件紹介だけでなく細かいサポートをしてくれるほか、所得の保証制度を導入していたり、賠償責任保険に加入できるという制度も用意している手厚いサポートが人気です。

ポテパンフリーランス

ポテパンフリーランスは、株式会社ポテパンが運営を行っているフリーランスエンジニア向けエージェントです。案件数が2024年5月1日の時点で約900件と膨大な数があるとは言えませんが、コンサルティング経験の豊富なコーディネーターが一人ひとりのスキルや経験、キャリアビジョンに沿った案件を紹介してくれます。また、株式会社ポテパンの社長自身が会社員を経験したうえでフリーランスエンジニアに転向したということもあり、新たにフリーランスとして独立する人の思いや不安も熟知しています。そのため、担当のコンサルタントが個別の案件の紹介だけでなく、税や保険関連もサポートをする体制が整っているのです。なお、ポパテンフリーランスでは案件参画中の悩みや現状のヒアリング、次の案件探しまでサポートしてもらえます。現状を把握しながら意向をうまく汲み取ってくれるため、ブランクを空けずに次の案件へ参画することが可能です。さらに非公開案件も多く取り揃えているため、好条件な案件で働き続けることができます。収入面に関する不安がある方は一度登録してみるのも良いでしょう。

Techclipsフリーランス

Techclipsフリーランスは、notari株式会社が運営しているエージェントです。東京、神奈川、埼玉、千葉の案件のみを扱っているのが特長で、登録している案件はどれも企業との直接請負しかありません。そのため、マージンを抑えることができ、高単価を希望するフリーランスエンジニアにとっては最適と言えるでしょう。95%以上の方が年収アップしている実績もあるため、収入面でも安心です。また、Techclipsフリーランスに属しているコンサルタントは現役のエンジニアばかりのため、悩みや考えを深く理解して対応してもらえます。エンジニア特有の悩みやスキルに関しての理解度もピカイチで、キャリアプランの相談・作成もサポートしてもらうことが可能です。さらに、マッチング力が非常に高い点も特徴です。ヒアリングを通して強みを引き出し、自身に適した案件を紹介してもらえます。転職後1年以内の離職者が8年間連続0名であることも、マッチング力の高さの裏付けであると言えるでしょう。なお、オンライン面談や土日、夜間の相談も可能なため、普段は別の仕事で忙しい方でも安心して利用できます。

クラウドテック

クラウドテックは、大手の企業株式会社クラウドワークスが運営するフリーランスエージェントです。登録企業は917,000社にも上り、信頼性の高さが伺えます。なお、登録者の97%がリモートワークのため、場所を問わずに気兼ねなく働くことが可能です。また、専業として案件に取り組む方はもちろん、週に3日からの案件なども取り扱っていることから、副業目的で利用される方も少なくありません。募集中の案件数は約600件とあまり多くありませんが、非公開案件も多数保有しているため、他のエージェントでは出会えなかった業務を見つけることができるかもしれません。さらに、月に1回以上アドバイザーから電話で状況を確認してもらえるため、働き方や今後の案件に不安を感じている方でも安心して利用できます。実際に、案件継続率は90%にも上り、働きやすさや満足度の高さが伺えるでしょう。

エミリーエンジニア

エミリーエンジニアは、株式会社ビスタグループが運営しているフリーランスエージェントです。高単価案件を紹介してもらうことも可能で、最高年収はなんと1,000万円を超えています。そのため、年収アップを狙っている方にもおすすめです。また、取り扱っている案件の90%以上がリモート案件のため、自由な働き方を叶えられます。さらに、依頼から最短3営業日で参画決定も可能なため、なるべく早く働きたいと考えている方でも利用しやすいでしょう。なお、福利厚生もしっかりしており、賠償責任補償や健康診断なども利用できます。フリーランスとして独立したばかりであっても、仕事面以外でのサポートを受けられるため、安心感を求める方でも利用しやすいです。さらに、面談後に本登録をした方限定で、1ヶ月単位で契約調整を行えるシェアハウスを紹介してもらえます。WiFiルーターも無料で貸し出してもらえるうえ、案件終了後も継続して住み続けられるため「独立と同時に上京したい」「交友関係を広げたい」と考えている方におすすめです。

HiPro Tech(ハイプロテック)

HiPro Techは、パーソルキャリア株式会社が運営しているフリーランスエージェントです。案件数が約3,600件と多く、登録者の平均年収は約920万円と高額な特徴があります。契約更新率も75%と高いため、満足度の高さがわかるでしょう。また、リモート案件が80%以上なほか、大企業からベンチャー企業まで、幅広い案件を取り扱っています。そのため、自身の目標や希望する働き方に合わせて、柔軟に仕事をすることが可能です。さらに、企業と直接契約を結べることから、中間手数料がかかりません。基本的な案件の単価が高いため、高収入を目指すフリーランスエンジニアにとっては打って付けのエージェントです。平均10%以上の報酬アップを実現している実績からも、収入アップを期待できるでしょう。なお、今すぐ活動ができない方は、条件が合致する案件を優先的に紹介してもらえる「案件リクエスト機能」の活用がおすすめです。「すぐに働けないけど案件探しは進めておきたい」という方でも気兼ねなく利用できるため、是非チェックしてみてください。

DYMテック

DYMテックは、株式会社DYMキャリアが運営しているフリーランスエンジニア向けのエージェントです。フリーランスエージェントとしての事業以外に人材派遣の事業も行っていることから、所属しているコンサルタントは豊富な知見とノウハウを保持しています。企業間との取引で培ってきた経験値から、クライアント企業の社長と直に条件を交渉することが可能です。また、大手の企業からスタートアップ企業まで、約5,000社を超える企業と取引を行っており、高単価の仕事も複数抱えています。企業間で綿密な連携をすることで、他のエージェントにはないDYMテック独自の案件なども用意できるのが特長です。さらに、エージェントが相手側企業に直接訪問して現場の状況を把握しているため、説明と異なる業務になることもありません。なお、案件参画後も面談やレポートを通して手厚いサポートが受けられるため、安心感を求める方にもおすすめです。

フォスターフリーランス

フォスターフリーランスは、株式会社フォスターネットが運営している、25年以上の実績を誇る生粋のフリーランスエージェントです。2024年5月1日の時点で約2,500件の案件数を抱えていますが、未公開案件を含めるとその数は約5,000件以上に増加します。フルリモートや各言語に特化など、さまざまな条件の案件を取り揃えているため、エンジニアとして取り組みたい業務を見つけられる可能性が高いです。また、案件の単価が高く、230万円という高単価案件も紹介した実績があります。加えて、最短3日で就業できるスピード感も特徴で、なるべく早くフリーランスエンジニアとして活躍したいと考えている方におすすめです。報酬の高さやスピード感、案件数の多さから利用者満足度は90%と非常に高く、サービスの質の高さを裏付けています。なお、福利厚生倶楽部(リロクラブ)への入会費も負担してもらえるため、福利厚生を重視する方にもおすすめです。ライフイベントのお祝い制度をはじめ、育児や介護、法律の相談や、託児所、介護サービスの料金補助などが受けられるため、一度利用してみるのも良いでしょう。

フリコン

フリコンは、株式会社ヘルスベイシスが運営するフリーランスエージェントです。運営開始が2020年と、始まって日が浅いサービスではありますが、レベルが低いということはなく、高単価の案件を複数所有している実力派のエージェントです。利用者数は7,000人を突破、案件数は80,000件以上と、着実に成長しています。フリコンでは専任のコンシェルジュがついてくれるため、案件紹介はもちろん、キャリアプランやライフプランの相談もできます。仕事だけでなく自分がどうなりたいのかを明確にできるため、ライフワークバランスを重視したい方や、今後のキャリアを見つめなおしたい方におすすめです。また、フリコンの特徴として、2週間から1ヶ月と早い段階でマッチングさせることができるスピーディーさが挙げられます。数々の実績から豊富なノウハウを所持しており、自身にぴったりな案件をスピーディーに提案してもらえます。さらに、高単価案件や非公開案件を多数抱えており、他のエージェントでは見ることができない案件に出会える可能性が高いです。キャリアアップを考えている方や、しっかりとキャリアプランを作成したい方は、一度フリコンの利用を検討してみてください。

最後に

近年の働き方改革などでさまざまな職業の改善が行われましたが、その過程でピックアップされた新しい働き方がフリーランスです。単に個人事業主として独立起業をするのではなく、もっと自由に特定の組織に属することなく自分らしい生き方をするのに適している働き方として注目されました。特にエンジニアという職業は、低い収入や長い拘束時間など、過去に不遇な扱いを受けるケースもあったため、フリーランスという働き方は魅力的に見えたと思われます。しかし、安易にフリーランスエンジニアになったことで、悲惨な末路を辿ることになった人は少なくありません。どうすれば成功するのか、どんな学びを得ればいいのか、個人事業主と考えることは同じです。それに早い段階で気付かないと苦労することになり、挙句の果てには再び会社員に戻ることも考えられます。これからフリーランスエンジニアとして身を立てていくつもりなら、まずはフリーランス向けエージェントに登録するなど、本記事を参考にしっかりと対策を行っていくことが重要です。