【スタートアップ転職】やめとけ?後悔?外資OK?ベンチャー転職におすすめのサイト・エージェント比較ランキング【20代・30代・40代】
2024.7.14 Column
スタートアップ企業への転職に魅力を感じているものの、具体的な転職方法がわからず、転職に踏み出せない方は少なくありません。また、スタートアップ企業への転職するデメリットを理解せず、転職に成功しても自分と合わず、ストレスを感じる方も多いです。そのため、スタートアップ企業への転職を考えている方は、スタートアップ企業に転職するメリットやデメリットについて理解しておきましょう。本記事では、スタートアップ企業に転職するメリットやデメリット、スタートアップ企業への転職に活用できる転職エージェントなどについて解説します。「スタートアップ企業に転職したいけど、具体的なメリットや転職方法を知りたい」と考えている方は、本記事を参考にしてください。
スタートアップ企業とは
スタートアップ企業とは、新しいビジネスを開始する企業のことを意味します。スタートアップ企業は、新しいプロダクトやサービスを提供して、会社の発展を目指すスタートラインに位置している企業です。また、会社の発展ではなく、大企業に買収されることを目的とした活動をするスタートアップ企業もあります。なので、スタートアップ企業への転職を考えている方は、会社のビジョンを理解したうえで、転職先を検討するとよいでしょう。
スタートアップ企業とベンチャー企業の違い
スタートアップ企業と混同して理解されるのは、ベンチャー企業です。しかし、スタートアップ企業とベンチャー企業では、概念が異なります。ベンチャー企業は、リスクを引き受けて新しいビジネスを展開する企業を指します。スタートアップ企業と同様、会社の発展や大手企業への買収を目的として活動する企業が多いですが、スタートアップ企業より事業のリスクは高いです。したがって、スタートアップ企業は、新しいビジネスを開始する企業を指します。その中でも、リスクを承知で新しいビジネスを展開する企業を指すのが、ベンチャー企業です。
スタートアップ企業に転職するメリット
スタートアップ企業の意味を理解したものの、スタートアップ企業に転職するメリットを具体的に知りたい方も多いでしょう。ここからは、スタートアップ企業に転職するメリットについて解説します。具体的なメリットを理解したうえで、転職活動をはじめましょう。スタートアップ企業に転職するメリットは、以下の通りです。
・幅広い仕事を経験することができる
・経営陣との距離が近く、学びが多い
・成果次第で早期の昇格・昇給が狙える
それぞれ順番に解説します。
幅広い仕事を経験することができる
スタートアップ企業に転職すると、さまざまな業務を任されます。大手企業に転職した場合、与えられる仕事には制限があるため、幅広い仕事は経験できないでしょう。しかし、スタートアップ企業に転職できれば、事務作業や営業などの一般業務だけではなく、マーケティング業務やマネジメント業務なども担当することが可能です。企業によっては、事業開発や広告運用なども経験できるでしょう。スタートアップ企業でさまざまな経験をすると、次の転職に役立つ可能性も高いです。経営に直結する仕事はキャリアアップに活用できるので、幅広い仕事を経験できるのは、スタートアップ企業に転職する魅力といえるでしょう。
経営陣との距離が近く、学びが多い
経営陣との距離が近いことも、スタートアップ企業の魅力です。スタートアップ企業の多くは、社員数が少なく、代表取締役や幹部役員との距離が近く、経営の本質を学べるでしょう。大手企業や基盤が出来上がっている企業に転職しても、経営陣との距離は遠いです。そのため、スタートアップ企業以外の会社に転職しても、経営の本質を学べる機会は多くありません。また、経営陣と距離が近いので、自分の意見もすぐ伝えることが可能です。そのため、あなたの意見で事業を進める経験も期待できるでしょう。企業のトップと近い距離で仕事ができるのは、スタートアップ企業に転職する大きなメリットと考えられます。
成果次第で早期の昇格・昇給が狙える
スタートアップ企業は、成果によって昇給や昇格する速度が早い傾向にあります。なぜなら、社員数が少なく、一人ひとりに責任のある仕事を任せられるからです。一般的な企業の昇給・昇格システムの多くは、年功序列が基本です。社員数も多く安定している企業に転職しても、スピード出世は期待できないでしょう。しかし、会社の基盤作りが大切な時期であるスタートアップ企業であれば、結果を出せば、短期間で昇給・昇格することが可能です。大手企業や一般的な企業では、会社にどれだけ貢献しても、給与や待遇には少ししか反映されません。なので、自分でバリバリ結果を出したい方には、スタートアップ企業は最適な職場といえるでしょう。
スタートアップ企業に転職するデメリット
前述では、スタートアップ企業に転職するメリットを紹介しました。経営の本質を学べたり、結果次第で昇給・昇格を短期間で期待できるのは、自分の力で成果を出したい方には、最適の環境といえます。しかし、スタートアップ企業には、デメリットも存在します。スタートアップ企業のメリットを最大限活用するためにも、デメリットは理解しておきましょう。スタートアップ企業に転職するデメリットは、以下の通りです。
・基本的にハードワークである
・待遇は大企業に比べると良くない
・経営に関するあらゆる資源が不足気味である
順番に解説するので、しっかりと理解しておきましょう。
基本的にハードワークである
前述したように、スタートアップ企業では、幅広い仕事を経験できます。そのため、一般企業や大手企業ではできない経験を積むことが可能です。しかし、仕事が激務になる、というデメリットにもなるのです。というのも、スタートアップ企業は従業員数が少なく、従事する社員一人ひとりに、責任のある仕事を多数任させられます。したがって、スタートアップ企業に転職すると、ハードワークが基本になります。企業によっては、就業時間外でも、自宅で仕事をする必要もあるでしょう。なので、ライフスタイルを重視する方には、スタートアップ企業への転職はストレスになる可能性があります。やりがいを感じられるスタートアップ企業ですが、基本的にはハードワークになる、と理解しておきましょう。
待遇は大企業に比べると良くない
大手企業や一般企業よりも待遇が良くないのも、スタートアップ企業に転職するデメリットといえるでしょう。というのも、スタートアップ企業はこれから発展する企業なので、出産による休暇や家賃補助などの福利厚生は充実していません。前述では【成果を出せば短期間での昇給・昇格を期待できる】と解説しましたが、そもそも歩合制や半歩合制の企業も少なくありません。そのため、結果を出せない方は、高い給与や高待遇は期待できません。しかし、スタートアップ企業で成果を出すと、大手企業よりも高い報酬をもらえる可能性は高いです。とはいえ、休日休暇や福利厚生は充実していないので、待遇を重視する方には、スタートアップ企業はリスクが高いと考えられます。
経営に関するあらゆる資源が不足気味である
経営に関するリソース(資源)が不足しているのは、スタートアップ企業に多くみられます。具体的には、資金・人材・時間などが挙げられます。経営に関するあらゆる資源が不足しているので、社員一人ひとりに任せられる仕事は多くなるでしょう。また、潤沢な資金を用意できていないので、膨大な広告を活用したマーケティング戦略などを活用できない傾向です。そのため、スタートアップ企業の人材には、少ない資源を活用して成果を出すスキルが求められます。しかし、見方を変えると、会社の資源を増やす取り組みに携わる、という大きな経験を積むことが可能です。とはいえ、少ない資源で結果を出すのは難しいので、経営に関するあらゆるリソースが不足しているのは、スタートアップ企業に転職するデメリットといえるでしょう。
スタートアップ・ベンチャー企業への転職に強い大手エージェント
スタートアップ企業に転職するメリット・デメリットについて理解したものの「スタートアップ企業にはどうすれば転職できるんだろう?」と考える方も多いでしょう。結論から申し上げると、スタートアップ企業・ベンチャー企業への転職については、転職エージェントを活用する方法が効率的です。ここからは、スタートアップ企業・ベンチャー企業への転職につよい大手エージェントを紹介します。それぞれの特徴を解説するので、あなたにあった転職エージェントを活用してください。
キープレイヤーズ
キープレイヤーズは、スタートアップ企業やベンチャー企業への転職に特化した転職エージェントです。「未来を作るキープレイヤー」をモットーに活動しているキープレイヤーズでは、スタートアップ企業やベンチャー企業への転職に必要な活動を、徹底的にサポートしてくれます。キープレイヤーズを利用した方には、「担当のキャリアアドバイザーが親身に対応してくれたので、自信を持って転職活動を進められた!」などの声が多く、質の高い転職サポートを提供していることがわかります。さらに、キープレイヤーズは、スタートアップ企業・ベンチャー企業への転職実績を多くもっている転職エージェントです。スタートアップ企業・ベンチャー企業の求人案件は300件以上公開されているので、さまざまな企業を比較しながら転職先を決めることが可能です。「質の高い転職サポートを受けたい!」と考える方は、キープレイヤーズを利用するとよいでしょう。
アマテラス
アマテラスは、スタートアップ企業・ベンチャー企業への転職はもちろん、副業サイトとしても活用できる転職サイトです。求人の掲載にはアマテラス独自の厳しい審査を設けているので、質の高い企業の求人案件だけが公開されています。そのため、成長を期待できるスタートアップ企業・ベンチャーアップ企業への転職を希望する方には、最適の転職サイトといえるでしょう。ただし、アマテラスは転職エージェントではないので、書類作成サポートや面接対策などの転職サポートは提供していません。なので、転職活動は求職者で行う必要があります。また、アマテラスには【一般会員】と【プレミアム会員】があり、一般会員はアマテラスから企業への応募はできません。プレミアム会員になるために費用は必要ありません。登録者の経歴で一般会員かプレミアム会員になるか決まります。プレミアム会員になると、求人から直接応募できるうえ、アマテラスCEOとの面談も可能です。審査が多く利用するハードルの高いアマテラスですが、質の高い求人を多く取り扱っているのは、アマテラスの魅力です。質の高いスタートアップ企業・ベンチャー企業の求人情報を入手したい方は、アマテラスを活用するとよいでしょう。
プロコミット
プロコミットは、独自コネクションを有する、スタートアップ企業・ベンチャー企業への転職に特化した転職エージェントです。全国のスタートアップ企業・ベンチャー企業の求人を取り扱っているので、あなたの好きなエリアにある企業に転職できます。さらに、スタートアップ企業・ベンチャー企業へのハイクラス転職にも特化しており、求職者の能力によっては、年収1,000万円以上での転職も期待できるでしょう。転職に必要な書類作成サポートや面接対策はもちろん、年収交渉やポジション交渉も代理してくれるので、スタートアップ企業・ベンチャー企業に高待遇で転職したい方には、最適の転職エージェントといえるでしょう。ただし、プロコミットは、若手の転職に特化している傾向があります。そのため、プロコミットは、20〜30代でスタートアップ企業・ベンチャー企業に転職したい方におすすめできる転職エージェントといえるでしょう。
GOOD FIND CAREER
優良なスタートアップ企業・ベンチャー企業に転職したい方には、GOOD FIND CAREERを推奨します。GOOD FIND CAREERは、首都圏に特化した転職エージェントであり、150件以上の求人を取り扱っている転職エージェントです。非公開求人も充実しているので、一般的な転職サイトに掲載されない求人情報を入手することも可能です。スタートアップ企業・ベンチャー企業への転職に必要な情報をまとめたコラムも充実しており、「GOOD FIND CAREERの記事を読むだけで勉強になる!」という声も少なくありません。また、転職以外の相談ができるのも、GOOD FIND CAREERの魅力です。GOOD FIND CAREERは、利用者に最適な選択肢の提供を大切にしています。転職するべきではない、と判断されて方には、現職で成果を出す方法についてのアドバイスを提供しています。そのため、利用者に寄り添ったサービスを提供している、といえるでしょう。首都圏の求人しか取り扱っていないのはデメリットですが、質の高いパートナーを見つけたい方には、GOOD FIND CAREERをおすすめします。
識学キャリア
識学キャリアは、【識学】を導入しているスタートアップ企業・ベンチャー企業に特化している転職エージェントです。識学とは、哲学の用語で、「知識」や「理解」を意味します。【人間が現実を理解する】ことを目的としており、識学には、知識論・意味論・真理論など、さまざまな分野があります。企業に導入される【識学】とは、知識を活用した仕事を意味するケースが多いです。具体的には、組織マネジメントや経営戦略などが挙げられます。そのため、識学キャリアには、IT関連のスタートアップ企業・ベンチャー企業の求人が多いです。成果主義の企業求人を多数取り扱っているので、「結果を出して出世したい!」と考える方には、最適の転職エージェントでしょう。業績の良い企業だけの求人を取り扱っているので、会社が倒産するリスクも少ないです。しかし、識学に精通していない方が識学キャリアを利用すると、自分に合わない企業に転職する可能性もあります。なので、識学キャリアは、知識労働が得意な方に推奨できる転職エージェントです。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、大手人材派遣会社「株式会社リクルート」が運営している転職エージェントです。50万件以上の求人案件を取り扱っているので、多くの企業を比較しながら転職先を見つけたい方には、最適の転職エージェントといえるでしょう。また、非公開求人も30万件以上取り扱っているため、一般的な転職サイトに公開されない求人情報まで入手することが可能です。在籍しているキャリアアドバイザーの質も高く、転職に関わる相談であれば、ほぼすべて対応してくれるでしょう。スキルやキャリアが充実している求職者であれば、年収アップやキャリアアップを目的として転職も可能です。転職業界に精通したプロのキャリアアドバイザーからアドバイスをもらいたい方は、リクルートエージェントを活用するとよいでしょう。
dodaエージェント
dodaエージェントは、未経験やフリーターでも気軽に利用できる、転職活動に慣れていない方におすすめの転職エージェントです。スタートアップ企業・ベンチャー企業の求人はもちろん、大手企業や未経験でも転職できる企業を多数取り扱っているので、さまざまな求人情報を入手したい方におすすめの転職エージェントといえます。担当のキャリアアドバイザーとはLINEで連絡のやりとりができるので、隙間時間を活用して転職活動をしたい方には、使い勝手の良い転職エージェントといえるでしょう。また、dodaエージェントが主催する転職フェアや転職セミナーにも無料で参加できるので、人脈を増やしながら転職活動をすることも可能です。スタートアップ企業・ベンチャー企業だけに特化した転職エージェントではありませんが、dodaエージェントでは、質の高い転職サポートを受けられます。隙間時間を活用しながら質の高い転職サポートを受けたい方には、dodaエージェントを推奨します。
スタートアップ・ベンチャー企業への転職に強い転職サイト
ここからは、スタートアップ企業・ベンチャー企業への転職に強い転職サイトを紹介します。転職エージェントと違い、転職サイトでは転職サポートは提供していません。しかし、自発的な転職活動を希望する方は、転職サイトを使いたい、と考えるでしょう。紹介する転職サイトの具体的な特徴を解説するので、あなたにあったサービスを活用してください。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス転職に特化した【ヘッドハンティング型】の転職サイトです。リクルートダイレクトスカウトに登録した求職者のレジュメをみたヘッドハンターからスカウトされるので、高年収・高待遇での転職を期待できます。求職者の経歴やスキルによってスカウトの数が異なるので、自分の市場価値を確かめる目的にも利用できるでしょう。業績の良いスタートアップ企業・ベンチャー企業が求人を出しているケースも多いので、より好条件で転職したい方には、最適の転職サイトです。ハイクラス転職に特化しているので、求職者にはスキルが求められます。しかし、高年収・高待遇でスタートアップ企業・ベンチャー企業に転職できる転職サービスは多くありません。より好条件での転職を希望する方は、リクルートダイレクトスカウトを利用するとよいでしょう。
ビズリーチ
ビズリーチは、ハイクラス転職に特化している、一部有料の転職サイトです。基本的な機能は無料で利用できますが、経営者からの直接スカウトや、より多くのスカウトをもらうには、有料プランである【プレミアムプラン】に登録する必要があります。しかし、取り圧あっている求人の質は非常に高く、ビズリーチを利用した多くの方は、年収1,000万円以上のハイクラス転職に成功しています。スタートアップ企業やベンチャー企業からのスカウトも多く、高待遇で転職したい方には、最適の転職サイトといえるでしょう。ただし、ビズリーチを利用するには、ビズリーチ独自の審査に通過する必要があります。そのため、誰でも利用できる転職サービスではありません。とはいえ、審査は誰でも受けられるので、より質の高いハイクラス転職を希望する方には、ビズリーチを利用した転職活動がおすすめです。
Green
IT業界・Web業界のスタートアップ企業・ベンチャー企業に転職したい方には、Greenを推奨します。Greenは、IT業界・Web業界の転職に特化した転職サイトであり、スタートアップ企業やベンチャー企業の求人案件が多数公開されています。1万件以上の求人を取り扱っているので、さまざまな企業を比較しながら転職先を決められるでしょう。さらに、IT業界・Web業界未経験でも転職できる求人を多数取り扱っているので、「ベンチャー企業に転職してからスキルを身につけたい!」と考える方でも、安心して利用できるでしょう。未経験でも応募できる求人が多いため、高待遇での転職には特化していない印象です。しかし、IT業界・Web業界でこれから頑張りたい方には使い勝手の良い転職サイトといえるでしょう。IT・Webの事業を展開しているスタートアップ企業・ベンチャー企業に転職したい方は、Greenを活用した転職活動がおすすめです。
Wantedly
Wantedlyは、企業と気軽に繋がれる、求職者と企業をつなぐマッチングプラットフォームです。正社員だけではなく、副業や業務委託で契約できる企業の求人も多数掲載されています。そのため、スタートアップ企業やベンチャー企業からの案件を受注したい方にもおすすめできる転職サービスです。Wantedlyの有料プランに登録すれば、企業に具体的なアピールをすることが可能です。スタートアップ企業やベンチャー企業が多く活用している転職サイトなので、あなたにあった企業を見つけられるでしょう。大手企業の求人は少ないですが、キャリアアップを考える方には、最適の転職サービスといえます。応募ページには企業の詳細情報が記載されているので、転職した会社の方針やビジョンを理解してから転職活動を始めることが可能です。より多くのスタートアップ企業やベンチャー企業の求人情報を入手したい方は、Wantedlyを活用するとよいでしょう。
リクナビNEXT
大手人材派遣会社【株式会社リクルート】が運営するリクナビNEXTには、膨大な数の求人案件が公開されています。そのため、さまざまな企業を比較しながら転職先を決めることが可能です。首都圏だけではなく、地方の求人案件も多数公開しているので、引っ越しと同時に転職する方には、最適の転職サイトといえるでしょう。スタートアップ企業やベンチャー企業の求人も多数取り扱っており、自分の希望条件にあった企業の求人も見つけられるでしょう。ただし、リクナビNEXTは求人を公開しているだけの転職サイトです。スタートアップ企業やベンチャー企業以外の求人が多数公開されているので、求人を絞り込む手間が発生します。とはいえ、膨大な数の求人情報を入手できるので、リクナビNEXTの魅力です。さまざまな企業を比較しながら転職先を決めたい方は、リクナビNEXTを利用するとよいでしょう。
ITスタートアップ企業への転職に強い転職エージェント
ここからは、ITスタートアップ企業への転職に特化した転職エージェントを紹介します。IT業界では魅力的なスタートアップ企業が多数存在します。質の高い転職エージェントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
レバテックキャリア
ITエンジニアやWebデザイナーとして転職する方には、レバテックキャリアを推奨します。レバテックキャリアは、IT業界の中でも【ITエンジニア】と【Webデザイナー】の転職に特化している転職エージェントであり、利用者の多くが転職に成功しています。レバテックキャリアを運営している【レバテック株式会社】は、IT企業と多数のつながりを有しています。そのため、レバテックキャリアを利用すれば、独自コネクションを活用した転職も期待できるでしょう。さらに、レバテックキャリア独自の非公開求人を紹介してもらえるのも、レバテックキャリアを利用するメリットです。IT業界に精通しているキャリアアドバイザーだけが在籍しているので、IT業界への転職に慣れていない方でも安心して利用できます。ITエンジニア・Webデザイナーとしてスタートアップ企業に転職したい方は、レバテックキャリアを利用するとよいでしょう。
ギークリー
ギークリーは、IT業界・Web業界・ゲーム業界に特化している転職エージェントです。スタートアップ企業やベンチャー企業の求人はもちろん、大手企業の求人も多数取り扱っているので、キャリアアップを考えている方に最適の転職エージェントです。IT業界・Web業界での職種すべての求人を取り扱っているので、ITエンジニアやWebデザイナーだけではなく、データ分析やプログラマーとしての転職も可能です。ただし、レバテックキャリアとは違い、未経験で転職できる求人は少ない傾向にあります。そのため、ギークリーは、IT業界・Web業界での経験がある方に、おすすめできる転職エージェントです。
マイナビITエージェント
マイナビITエージェントは、IT業界にはじめて転職する方におすすめの転職エージェントです。在籍しているキャリアアドバイザーの質が高く、転職初心者でも安心して利用できます。提供されている転職サポートの質も高く、自己分析サポートやキャリアプラン形成サポートなども、マイナビITエージェントでは受けることが可能です。求職者にあった転職プランを作成してくれるので、転職を焦って企業選びを間違える心配もありません。取り扱っている求人案件の質も高いので、経験やスキルが充実している方であれば、高待遇での転職も期待できます。スタートアップ企業やベンチャー企業への転職方法にも精通しているので、マイナビITエージェントを活用すれば、希望条件にあった企業に高確率で転職できるでしょう。求職者に寄り添った転職サポートを希望する方には、マイナビITエージェントを推奨します。
スタートアップ企業への転職を成功させる方法
ここまでは、スタートアップ企業・ベンチャー企業への転職に特化した転職サービスを紹介しました。しかし、「スタートアップ企業に転職するには、何が必要なの?」と考える方も多いでしょう。ここからは、スタートアップ企業への転職を成功させる方法について解説します。転職を成功させるためにも必要な情報なので、しっかりと理解しておきましょう。スタートアップ企業への転職を成功させる方法は、以下の通りです。
・転職する目的を明確にする
・キャリアアドバイザーの意見に耳を傾ける
・キャリアアドバイザーには転職意欲をアピールする
・複数の転職エージェントに登録する
・転職エージェントを利用する
それぞれ順番に解説します。
転職する目的を明確にする
スタートアップ企業に転職する際は、転職する目的を明確にしましょう。なぜなら、スタートアップ企業は、具体的な行動指針を導ける人材を求めているからです。転職する目的を明確にできる人材は、「この人は信頼できそうだ」と企業は考えます。しかし、転職する目的が漠然としている求職者には、「この人に仕事を任せても大丈夫なのか?」と考えるでしょう。スタートアップ企業では、意思決定力が必要です。企業から信頼されるためにも、転職する目的は明確にして、面接でしっかりと伝えましょう。
キャリアアドバイザーの意見に耳を傾ける
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、転職に精通しています。そのため、キャリアアドバイザーの意見には耳を傾けましょう。というのも、転職エージェントを利用したものの、キャリアアドバイザーの意見を無視して転職に失敗した事例は非常に多いのです。転職に精通しているプロの意見は貴重なので、キャリアアドバイザーの意見には耳を傾けましょう。
キャリアアドバイザーには転職意欲をアピールする
転職意欲をキャリアアドバイザーにアピールするのも、転職成功の秘訣です。というのも、転職エージェントのキャリアアドバイザーは、一人で複数の求職者を担当しています。「この人は転職する気がないのでは?」とキャリアアドバイザーが考えると、質の高い転職サポートを受けられない可能性が高いです。一方で、キャリアアドバイザーとこまめに連絡をとっている方や、転職について相談する方は「この人は転職する意欲がある!」と考えられます。そのような方には、手厚いサポートを提供してくれるでしょう。転職を成功させたい方は、キャリアアドバイザーに転職意欲をアピールしてください。
複数の転職エージェントに登録する
複数の転職エージェントに登録すると、より多くの求人情報を入手できます。また、利用している転職エージェントのキャリアアドバイザーと相性が悪い場合の保険としても活用できます。転職エージェントによって紹介される求人案件も異なるので、複数の転職エージェントを利用するのは必須といえるでしょう。提供される転職サービスも比較できるので、自分にあった転職エージェントを見つけることも可能です。スタートアップ企業への転職を検討している方は、複数の転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントを利用する
「スタートアップ企業への転職であれば、転職エージェントを活用する必要はない」と考える方もみられます。しかし、スタートアップ企業やベンチャー企業に転職したい方にこそ、転職エージェントは必要です。なぜなら、スタートアップ企業やベンチャー企業の求人情報は、一般的な転職サイトでは少ないからです。一般的な転職サイトに公開されている求人を見つけても、スタートアップ企業の求人が少ない場合は、給与や待遇の比較ができません。しかし、転職エージェントを活用すれば、あなたにあった企業の紹介を受けることが可能です。必要書類の作成や面接サポートも受けられるので、転職できる確率はグッと高くなります。スタートアップ企業に転職したい方こそ、転職エージェントを活用して、転職できる可能性を高めてください。
スタートアップ転職を目指す上で押さえておくべき注意点
ここからは、スタートアップ転職をするうえでの注意点について解説します。注意点を理解しないと、転職しても自分にあっていなかったり、転職できなかったりする可能性があります。なので、注意点は必ず理解しておきましょう。スタートアップ転職を目指す上で押さえておくべき注意点は、以下の通りです。
・経歴に嘘をつかない
・キャリアアドバイザーの意見を鵜呑みにし過ぎない
・自分の性格と社風がマッチするかチェックする
・事業撤退や倒産の可能性を考慮する
・ある程度の年収ダウンは受け入れる
それぞれ順番に解説します。
経歴に嘘をつかない
高待遇での転職を希望する方には、嘘の経歴で転職する方がみられます。しかし、嘘の経歴で転職しても、嘘が発覚する可能性は高いです。スタートアップ企業の多くは、即戦力になる人材を求めています。そのような企業に、経歴を詐称して転職した場合、企業からの期待に応えられません。嘘の経歴で転職した場合、裁判沙汰になる可能性も高いです。そのため、スキルや経歴には嘘をつかず、現状の自分で転職活動を進めてください。
キャリアアドバイザーの意見を鵜呑みにし過ぎない
前述では【キャリアアドバイザーの意見に耳を傾ける】と解説しました。しかし、キャリアアドバイザーの意見をすべて鵜呑みにする必要はありません。というのも、キャリアアドバイザーは転職に精通していますが、的外れな意見を言う方もみられます。具体的には、希望条件と異なる求人を推奨してきたり、転職を急かしたりする、などが挙げられます。キャリアアドバイザーの意見は重要ですが、的外れな意見を鵜呑みにする必要はありません。そのようなキャリアアドバイザーが担当になった場合は、担当者変更の申し出を行いましょう。
自分の性格と社風がマッチするかチェックする
スタートアップ企業に転職する場合は、社風が自分の性格とマッチするか確認する必要があります。というのも、社員数の少ないスタートアップ企業では、社風が色濃く出るからです。大手企業や社員数の多い企業であれば、社風を考えず仕事に取り組むことも可能です。しかし、スタートアップ企業には社風や理念に共感できた人材が多く集まります。そのため、会社の考えを尊重できない場合は、大きなストレスになるでしょう。スタートアップ企業で成果を出すためにも、自分の性格と社風がマッチするか、事前に確認しておきましょう。
事業撤退や倒産の可能性を考慮する
スタートアップ企業は、必ず成長するとは限りません。企業によっては事業撤退を余儀なくされたり、倒産したりする可能性があります。ベンチャー企業よりリスクは少ないスタートアップ企業ですが、業績が悪化する可能性は十分にあります。スタートアップ企業に転職する際は、事業撤退や倒産のリスクも考慮しておきましょう。
ある程度の年収ダウンは受け入れる
前述したように、スタートアップ企業の多くは、潤沢な資金を有していない傾向です。また、業績が安定していない企業に転職する場合は、年収ダウンする可能性もあります。なので、スタートアップ企業に転職する方は、ある程度の年収ダウンは予想しておきましょう。ただし、成果を出せば高い報酬をもらえるのも、スタートアップ企業の魅力です。スタートアップ企業に転職したら、結果にコミットすることを推奨します。
スタートアップ企業への転職を成功させるコツ
ここからは、スタートアップ企業への転職を成功させるコツについて解説します。自分にあったスタートアップ企業に転職するためにも、理解しておきましょう。スタートアップ企業への転職を成功させるコツは、以下の通りです。
・実際に働いている人の現場の様子を見る
・経営陣のバックグラウンドを確認する
・大企業やVCなどの投資状況などをチェックする
・業界全体の将来性を調べる
・面接では熱意をアピールする
順番に解説するので、参考にしてください。
実際に働いている人の現場の様子を見る
スタートアップ企業に転職する場合は、どのような方が働いているか、実際に確認しましょう。スタートアップ企業の多くは、少数精鋭で活動しています。転職したらどのような方と仕事をするか、事前に確認して、自分にあっているか判断してください。また、円滑に仕事を進めるためにも、業務の導線なども確認するとよいでしょう。
経営陣のバックグラウンドを確認する
企業のトップがどのような方々なのかは、転職前に確認しておきましょう。スタートアップ企業は、経営陣のちょっとした判断ミスで、大きな損失を生み出す可能性があります。そのため、経営陣がどのような経歴をもっている方々なのか、転職前に確認しておきましょう。また、魅力的なバックグラウンドの方でも、意思決定能力に不安を覚える方が経営陣に在籍している可能性もあります。業績をこれから伸ばす企業の頭脳となりえる経営陣かどうかは、転職前に確認しておきましょう。
大企業やVCなどの投資状況などをチェックする
大企業やVCからの投資を受けているスタートアップ企業に転職する場合は、投資状況をチェックしておきましょう。より多くの資金調達に成功している企業であれば、資金を使って活用できるリソースが多く、業績を伸ばせる可能性が高いです。また、大手企業やVCなどから投資を受けていない企業に転職する場合でも、事業資金は確認しておきましょう。
業界全体の将来性を調べる
企業が発展するか否かは、業界の将来性と直結します。そのため、業界全体の将来性は必ず調べましょう。近年では、Web関連のサービスや、AIを活用したサービスなどは、将来性の高い業界といえます。また、ターゲットの顧客単価などから、業界の将来性を調べることも可能です。転職した企業が発展できる可能性を確かめるためも、業界全体の将来性をリサーチしてから、転職活動をはじめてください。
面接では熱意をアピールする
経歴やスキルも重要ですが、スタートアップ企業への転職では、熱意が最重要です。というのも、スタートアップ企業のビジネス速度は、大手企業よりも速いのです。そのため、高い熱量をもち、意思決定ができる人を採用する傾向にあります。一方で、優れたスキルや魅力的な経歴をもつ人材であっても、スピード感が合わないと判断されると、採用される確率は低いです。スタートアップ企業に転職する場合は、最大限の熱量を大切にしましょう。
最後に
本記事では、スタートアップ企業に転職するメリットやデメリット、スタートアップ企業への転職に活用できる転職エージェントなどについて解説しました。スタートアップ企業への転職は、さまざまな経験ができるうえ、成果を出せば大きな収入を手にすることが可能です。しかし、仕事は激務になるうえ、事業撤退や倒産のリスクもあるので、転職する際は慎重に転職先を選びましょう。なお、スタートアップ企業やベンチャー企業に転職したい方には、転職エージェントの利用を推奨します。転職エージェントを利用すれば、質の高い求人情報を入手できるうえ、転職サポートまで受けることが可能です。将来性のあるスタートアップ企業に転職したい方は、自分にあった転職エージェントを活用して、転職を成功させましょう。あなたの転職活動が成功することを願っています。
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