研究所について

研究所概要

  • 名称:

    みらいワークス総合研究所
    Mirai Works Research Institute(MWRI)

  • 設置:

    2022年7月

  • 所長:

    岡本祥治

  • 所在地:

    〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-13 Prime Terrace KAMIYACHO 2F

  • 活動内容:

    プロフェッショナル人材の働き方・キャリア形成に関する研究

    企業の新規事業やリスキリング、外部人材活用に関する研究

    各種調査分析・情報収集

    出版・広報

  • 連絡先:

    mirai_inst@mirai-works.co.jp

ミッション・ビジョン

みらいワークス総合研究所 ミッション・ビジョン

みらいワークス総合研究所 ミッション・ビジョン

所長メッセージ

みらいワークス総合研究所 所長 岡本 祥治

みらいワークス総合研究所 所長岡本 祥治Nagaharu Okamoto

1976年生まれ、慶應義塾大学理工学部卒。アクセンチュア、ベンチャー企業を経て、47都道府県を旅する過程で「日本を元気にしたいという思いが強くなり、起業を決意。2012年、みらいワークスを設立し、2017年に東証マザーズ(現・東証グロース)上場を果たす。

『みらいワークス総合研究所』を運営する株式会社みらいワークスは、「日本のみらいの為に挑戦する人を増やす」をミッション、「プロフェッショナル人材が挑戦するエコシステムを創造する」をビジョンに掲げ、人生100年時代に、プロフェッショナル人材が、「独立、起業、副業、正社員」といった働き方や働く場所、働く目的に縛られない挑戦の機会提供とその挑戦の支援を行うための事業を展開しています。

2022年7月に、プロフェッショナル人材の働き方やキャリアに関する調査・研究機関『みらいワークス総合研究所』を立ち上げ、メディア『CAREER Knock 』にて、プロフェッショナル人材の働き方やキャリア形成についての情報を提供してきました。

同時に、フリーランスや副業といった外部プロフェッショナル人材を活用する企業についての調査・研究も行い、情報を提供していく中で、企業の経営者や人事部、事業部の方より「これらのノウハウや事例をもっと知りたい」といった声を多くいただく機会が増えました。

また、昨今、オープンイノベーションやリスキリングに関するお問い合わせや引き合いも増えていることから、このたび、『みらいワークス総合研究所』にて、外部人材活用や新規事業、リスキリングに関する調査・研究、情報を提供していく事としました。

現在、みらいワークスに登録いただいているプロフェッショナル人材は8万名を越えました。国内最大級のプロフェッショナル人材のためのプラットフォームとして、多くのプロフェッショナル人材の働き方や、企業でのプロフェッショナル人材の採用・活用を見てきた知見をもって、フラットな目線で「本当に必要とされる情報」を提供していきたいと思っております。

「本当に必要とされる情報」を提供するためには、われわれが欲しい情報を提供するのではなく、読者の目線で調査・研究をした情報を提供する必要があります。

読者は、新しい働き方を実践したり、新規事業、リスキリング等、かつてないものを創る「挑戦者」です。

つまり、読者の目線で活動するには、みらいワークス総合研究所に携わる編集者、記者、執筆者、われわれ自身も「挑戦者」である必要があります。われわれ自身も「挑戦者」であり続け、企画する内容、集める情報、発信する情報と、10年先、20年先を見据えた、読者のために役立つ情報を発信していきたいと考えています。

【転職サイトおすすめしない】単独での利用をおすすめしない理由

CAREER Knock編集部 CAREER Knock編集部

2024.9.3 Column

「転職サイトを利用しているけど、思うような結果が出ない…」 「転職サイトだけでなく、他の方法も試すべきかな?」 このように悩んでいる方は多いのではないでしょうか。結論から言うと、転職サイトだけで転職活動をすることはおすすめできません。転職サイトだけでは、自分に合った求人を見つけるのが難しく、サポートも限られています。転職活動を行う際は転職エージェントを併用することで、非公開求人の紹介や面接対策など、充実したサポートが受けられます。サポートを受けることで、転職成功へグッと近づけるでしょう。今回は、転職サイトのメリット・デメリットや、転職エージェントの活用方法を解説します。また、記事の後半ではおすすめの転職エージェントも紹介しているので転職活動に不安を感じている方はもちろん、より良い転職先を見つけたいと考えている方も、ぜひ参考にしてくださいね。

転職サイト単独での利用はおすすめしない

転職サイト単独での利用はおすすめしません。確かに転職サイトには求人が探しやすい、自分のペースで進められるなど多くのメリットがありますが、それだけに頼ると転職活動がうまく進まないことも考えられます。たとえば、数万件にもおよぶ膨大な求人から、自分に適した求人を探すのは至難の技です。また、本当に優良な求人は転職サイトに掲載されていないことが多く、転職エージェントを介して紹介してもらうしかないケースもあります。さらには、転職サイトでは個別サポートが受けられず、履歴書などの書き方や面接対策など、わからないことがあってもアドバイスを受けられません。だからこそ、転職サイトを利用する際は、転職エージェントの併用や企業への直接応募も検討するのがおすすめです。結果、より効果的な転職活動が行えます。

転職サイトを利用するメリット

転職サイトを利用するメリットは大きいです。転職活動を効率的に進めたい方にとって、便利なツールと言えるでしょう。 ここからは、転職サイトを利用するメリットについて詳しく見ていきます。

自分のペースで転職活動を進められる

転職サイトの最大の魅力は、自分のペースで転職活動を進められる点です。仕事と両立しながら次のキャリアを探す方にとって、特に大きなメリットと言えるでしょう。たとえば、一年中いつでも求人情報を閲覧できるので、仕事の合間や休日など、自分の都合の良いタイミングで転職活動を行えます。急かされることもなく、じっくりと求人を比較検討できるのがメリットです。また、転職を考え始めたばかりの人にとっても、転職サイトはおすすめです。まずは求人情報を眺めるところから始められ、徐々に具体的な行動に移していくことができます。自分のペースで少しずつ転職への準備を進められるでしょう。さらに、転職サイトを利用すれば、自分の希望条件に合った求人を効率的に探すことができます。給与、勤務地、職種などの条件で絞り込み検索ができるため、限られた時間を効率的に使って転職活動する場合におすすめです。このように、転職サイトは自分のライフスタイルや要望に合わせて、柔軟に活用できます。時間や場所の制約にとらわれず、自分のペースで着実に転職活動を進められる点が転職サイトの大きな魅力です。

募集されている求人内容を気軽にチェックできる

募集されている求人内容を気軽にチェックできるのもメリットのひとつです。転職サイトごとに作りこまれている高度な検索機能を使えば、転職活動がよりスムーズに進められるようになるでしょう。たとえば「年収500万円以上」「リモートワーク可」「管理職」といった具体的な条件を設定すれば、一瞬でピンポイントの求人を抽出してくれます。また、キーワードを入力するだけで、特定のスキルや興味のある分野に関連する求人を簡単に見つけられるでしょう。一度検索した条件を保存しておけば、次回からはワンクリックで同じ条件を呼び出せるのも便利な機能です。多くの転職サイトでは毎日新着求人があるため、同条件でも期間を空けて求人をチェックすることで、より良い求人が見つけられます。

採用担当者と直接やりとりできる

転職サイトを通じて応募すると、採用担当者と直接やりとりができるというメリットがあります。転職エージェントを介さないため、齟齬なくより詳細な情報を得られるほか、自身の性格や熱意を直接アピールできる可能性が高いです。求人情報に書かれておらず現場に行かないとわからない仕事や、職場環境などを直接質問することができます。また、自分のスキルや経験が現場に適しているかどうかを、より具体的に確認することもできるでしょう。ただし、採用担当者とのやりとりは、あくまでも「選考の一環」であることを忘れてはいけません。不用意な発言や態度が、選考に悪影響を与える可能性もあります。採用担当者とのやりとりを成功させるためには、事前に企業研究をしっかり行い、質問内容を整理しておくことが大切です。また、ビジネスマナーを守り、丁寧な対応を心がけましょう。

時間を無駄に取られない

転職サイトを利用すると、時間を無駄に取られないというメリットもあります。自分の希望条件に合わない求人を素早く除外できるほか、興味のある求人にはすぐにアプローチできるため、効率的に転職活動を進められるでしょう。反対に、転職エージェントを利用する場合、面談や電話でのやりとりなどで時間を取られることがあります。その点を考えると、時間的な制約が少ない分、転職サイトはおすすめです。ただし、このメリットを活かすためには、自己管理能力が求められます。たとえば、企業に直接応募したり、スケジュール管理を自ら行ったりと、計画的に行動できない人には向いていません。効果的に転職活動を進めるためには、転職サイトをうまく活用し、貴重な時間を無駄にしないことが重要です。

転職サイトを利用するデメリット

転職サイトは、多くの求人情報を手軽に閲覧できる便利なツールです。しかし、転職サイトを利用する際には、注意すべきデメリットがあります。

自分に合った求人を見つけるのが難しい

転職サイトでは、自分に合った求人を見つけるのが難しいという課題があります。その理由は、転職サイトに掲載されている求人数が膨大だからです。多くの転職サイトでは、数万件から数十万件の求人が掲載されています。これだけ多くの情報の中から、自分に合った求人を探し出すのは容易ではありません。「事務職」で検索しただけでも、数万件の求人がヒットすることも珍しくないからです。具体的な条件を設定して絞り込むこともできますが、条件設定が難しく、希望の求人を見逃してしまう可能性もあります。また、求人情報の中には、魅力的に書かれているものの、実際の仕事内容とは異なる場合もあります。転職サイトだけでは、企業の実態や職場の雰囲気を把握するのが難しいのです。
自分に合った求人を見つけることができなければ、多くの時間と労力を費やしただけで、効率的な転職活動は行えません。

選考対策などのサポートは受けられない

転職サイトを利用する際のデメリットとして、選考対策などのサポートが受けられない点が挙げられます。転職サイトは求人情報を提供するプラットフォームであり、個別の転職支援は行っていません。たとえば、職務経歴書の書き方や面接に不安がある場合でも、添削サポートや面接についてのアドバイスを受けることができません。転職が初めての方や、長年同じ会社で働いてきた方にとっては、こうしたサポートがないことで不安に感じることもあるでしょう。自己PRで上手く自分の強みを伝えることができなければ、せっかくの転職チャンスを逃してしまうかもしれません。結果として、転職活動の成功率が低くなったり、希望する条件での転職が難しくなったりする可能性があります。

サポートがないため孤独を感じやすい

転職サイトを利用する場合、基本的に全ての過程を一人で進めていく必要があり、相談できる相手がいないため、不安や迷いを抱えたまま転職活動を続けることになってしまいます。具体的には、応募する企業に迷った場合や、面接でうまくいかなかった場合など、気持ちを共有したり、アドバイスをもらったりする機会がありません。また、転職市場の動向や自分のスキルの市場価値についても、客観的な意見を聞けないことがマイナスになります。現在の仕事を続けながら転職活動をしていると、周囲に相談しにくいことも多いでしょう。そのため、転職に関する悩みを一人で抱え込んでしまい、ストレスが蓄積していく可能性があります。メンタル面での負担を少なくするためにも、適切なストレス管理は必要です。

転職エージェントのメリット

転職活動を進める上で、転職エージェントの利用を検討している方も多いのではないでしょうか。上手く活用できれば、転職活動をより効率的に行うことができます。 サービスは多岐にわたり、第三者視点での客観的なアドバイスや、書類作成のサポート、面接対策など、転職活動全般をカバーしています。さらに、一般に公開されていない求人情報へのアクセスや、企業からのスカウトを受けられる可能性もあるでしょう。また、自分一人で転職活動を行うよりも、より良い転職先を見つけることも可能です。 それでは、転職エージェントの具体的なメリットについて、詳しく見ていきましょう。

第三者の視点から意見がもらえる

転職エージェントを利用すると、専門家の視点から客観的な意見をもらえます。転職活動では、自分の強みや弱みを適切に把握することが重要です。しかし、自分では気づきにくい長所や短所もあります。その点、転職エージェントのキャリアアドバイザーは、多くの求職者を見てきた経験から、あなたの経歴やスキルを客観的に評価してくれるでしょう。たとえば「営業職として5年間働いてきたため、商品の魅力をアピールする力が高く、実はマーケティング職にも適性がある」といった新たな気づきを得られることもあります。また、現在の市場価値や、キャリアアップのために必要なスキルについてもアドバイスをもらうことが可能です。このように、第三者の視点からの意見は、より良い転職先を見つけるための貴重な情報源となります。

履歴書や職務経歴書の添削をしてくれる

多くの人にとって、履歴書や職務経歴書を効果的に作成することは難しい課題です。転職エージェントのキャリアアドバイザーは、数多くの添削経験を持っており、あなたの強みを最大限にアピールできるよう支援してくれます。たとえば単に業務内容を記載するのではなく、具体的な成果や数字を盛り込むことで、より説得力のある職務経歴書に仕上げることができます。また、業界や企業ごとに求められる表現や書式にも精通しているため、より採用担当者の目に留まりやすい書類作成が可能です。このように専門家のサポートを受けることで、書類選考の通過率が大幅に向上する可能性があります。自己アピールが苦手な方や、転職活動が初めての方にとって、特に心強い味方となるでしょう。

面接対策をしてくれる

転職エージェントは、面接対策のサポートも行ってくれます。面接は転職活動の中でも最も重要なステップです。しかし、多くの人は面接で緊張してしまい、十分に自己アピールができないこともあります。その点、転職エージェントは模擬面接などを通じて、実践的な面接準備をサポートしてくれるでしょう。たとえば、よくある質問とその回答例を教えてくれたり、あなたの経歴に基づいた想定質問を用意してくれたりします。さらに、服装や態度、話し方のアドバイスなど細かい点まで指導してくれることもうれしいポイントです。このような対策を行うことで、面接本番での緊張を緩和し、自信を持って臨むことができます。結果として、内定を勝ち取れる可能性が高まるでしょう。

非公開求人を紹介してくれる

転職エージェントの強みの一つに、非公開求人を紹介してくるサービスがあります。非公開求人とは、一般の転職サイトには掲載されていない、エージェント経由でのみ応募可能な求人のことです。企業との強い信頼関係があるため、優良企業や役職付きの求人が多い傾向にあります。たとえば、新規事業の立ち上げメンバーや、スタートアップの幹部候補など、魅力的なポジションが非公開求人として出されることが多いです。また、人材をあらかじめ絞って選考しているため競争率が低く、よりチャンスを掴みやすいと言えるでしょう。非公開求人を紹介してもらえると、転職の選択肢が大幅に広がります。より自分に合った魅力的な転職先を見つけられるためおすすめです。

利用するエージェントによってはスカウト機能もある

一部の転職エージェントでは、スカウト機能を提供しています。スカウト機能とは、あなたのプロフィールを見た企業から直接オファーが届く仕組みです。この機能を利用することで、自分から積極的に応募しなくても、待っているだけで優良な企業に巡り合えるチャンスがあります。スカウト機能を活用することで、より効率的に、そして幅広い選択肢の中から転職先を探すことが可能です。自分では気づかなかった業界や職種からオファーが来ることもあり、新たなキャリアの可能性を発見できるかもしれません。ただし、すべての転職エージェントがスカウト機能を提供しているわけではないので、利用する際は確認が必要です。

転職エージェントのデメリット

転職エージェントを利用すると、専門家のサポートを受けられるなど、多くのメリットがあります。一方で、デメリットも存在することも忘れてはいけません。 代表的なデメリットは、自分のペースで転職活動ができない場合があることや、期間の縛りがあるエージェントが存在すること、キャリアアドバイザーとの相性が悪い場合があることです。 これらのデメリットは、転職活動の進め方や成果に大きな影響を与える可能性があるため、詳しく理解しておくことが重要です。以下で、それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。

自分のペースで転職活動ができない場合がある

転職エージェントを利用すると、自分のペースで転職活動を進めにくくなる場合があります。その理由は、自分のスケジュールだけではなく、エージェントのスケジュールにも合わせて行動しなければならないためです。たとえば、面談の日程調整や求人の紹介、応募書類の作成など、エージェントとのやり取りが必要な場面が多くなります。そうすると、自分のペースよりもエージェントのペースに合わせる場面が増え、時間に余裕がない方や、じっくり考えたい方にとってはデメリットとなる可能性があるでしょう。また、転職エージェントは求職者と企業をマッチングさせることで、成果報酬をもらう仕組みを採用しています。そのため、転職エージェントから積極的なアプローチが届くことも珍しくなく、焦りや不安を感じてしまうこともあるでしょう。しかし、転職は人生において転機になることもあるので、転職エージェントからの催促に惑わされず十分に時間をかけて慎重に検討することをおすすめします。

期間の縛りがあるエージェントがある

転職エージェントの中には、サポート期間に縛りを設けているものがあります。その目的は、期限を設けることで少しでも早く転職してもらえるように、求職者へ発破をかける意味合いが強いです。期間に縛りのあるサポート期間は、一般的に3〜6ヶ月程度とされていますが、エージェントによって異なるため利用前にチェックしておくと良いでしょう。転職先をじっくり選びたい方や、現在の仕事を続けながらゆっくり転職活動をしたい方にとっては、最初から期間の縛りがあるエージェントを選ばないのがおすすめです。

キャリアアドバイザーとの相性が悪い場合がある

担当キャリアアドバイザーとの相性が悪い場合、自分の希望や考えが上手く伝わらず、適切な求人を紹介してもらえないことがあります。また、アドバイスや指導に納得がいかなかったり、コミュニケーションがスムーズに取れなかったりすると、モチベーションが下がってしまい転職活動に支障が出ることも予想されます。このような時には、担当者の変更を申し出ることが有効です。しかし、直接伝えるのは難しいという方は、転職エージェントのサイトにある問い合わせページから、変更してほしい旨をメールで伝えましょう。以上のように、転職エージェントを利用する際にはいくつかのデメリットがあります。デメリットを理解した上で、自分に合った転職方法を選択することが重要です。

おすすめの転職サイト・エージェント

転職サイトやエージェントを利用する際は、自分に適した転職サイトを選びしましょう。なぜなら、サービスによって特徴や強みが異なるからです。ここでは、主要な転職サイト・エージェントの特徴や注意点をご紹介します。 自分に合ったサービスを見つけるための参考にしてください。ただし、どのサービスも特徴が異なるがあるため、サポート内容にムラが出ないよう複数のサービスを併用することをおすすめします。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職支援のパイオニアとしても知られる大手エージェントサービスです。公開求人数は約445,000件と豊富で、非公開求人数も239,000件掲載されています。このサービスの強みは、充実した転職支援体制です。経験豊富なキャリアアドバイザーが、履歴書添削から面接対策、条件交渉まで一貫してサポートしてくれます。特に「職務経歴書エディター」では、転職活動を始めたばかりの人や自分のアピールポイントがわからない人に向けて、職務経歴書を簡単に作成してくれるためおすすめです。一方で、求人数が多いがゆえに、自分に合った求人を見つけるのに時間がかかる可能性があります。また、口コミを見る限り、キャリアアドバイザーの対応に個人差が出る場合もあるので考慮しましょう。幅広い業界・職種の中から転職先を探したい方や、手厚いサポートを求める方におすすめです。

dodaエージェント

dodaエージェントは、パーソルキャリアが運営する大手転職エージェントです。公開求人数は約255,000件と多く、幅広い職種や広範な勤務地にも対応しています。サービスの特徴は、自分で求人を探すほか、キャリアアドバイザーから求人を紹介してもらえる点です。また「キャリアタイプ診断」や「自己PR発掘診断」といった独自のツールも用意されているため、自己分析に不安のある方でも利用しやすいでしょう。さらに、業界・職種別のスペシャリストによるサポート体制も充実しており、より専門的なアドバイスを受けられます。オンライン面談にも対応しているため、普段は現職や家事などで忙しい方でも、スピーディーに転職活動を進められるでしょう。

マイナビエージェント

20代〜30代の若年層に強みを持っているのが、マイナビエージェントです。公開求人数は約77,000件、非公開求人数は約13,000件と多くの求人を保有しています。全国各地に法人営業を配置しており地方の優良企業とのつながりも強いことから、中小企業やベンチャー企業の求人が豊富です。また、経験豊富なキャリアアドバイザーによる書類作成のサポートや面接対策など、さまざまなサポートが受けられます。実際に、オリコン顧客満足度調査で2年連続1位を獲得するなど、実力も申し分ないです。一方で、他のエージェントに比べて大手企業の求人が少ない傾向にあります。特に若年層向けのサービスが中心になっているため、40代以上の求職者にとっては適切な求人が少ないことも考慮しましょう。マイナビエージェントは、中小企業や地方企業に興味がある方、きめ細かいサポートを求める若手の求職者におすすめです。ただし、大手企業志望の方や年齢が高めの方は、他のサービスとの併用を検討してください。

ビズリーチ

ビズリーチは、ハイクラス層向けのスカウト型転職サイトです。公開求人数は約 284,000 件と豊富で、そのうち年収1,000万円を超える求人が90,000件以上を占めています。このサービスの特徴は、企業やヘッドハンターから直接スカウトが届く点です。「プラチナスカウト」というサービスでは、自分でアピールしなくても経歴や希望条件に合った求人を紹介してもらえます。普段は忙しくて転職活動に時間を割けない方や、自分の経歴を活かせる職場が見つけられない方でも利用しやすいでしょう。なお、企業からアプローチされるということは企業の採用意欲が高く、すぐに内定がでる可能性もあります。また、有料会員になれば、無料会員では制限されていたスカウトの閲覧や返信が全て可能になります。少しでも早く優良な求人へ応募したい人やハイクラス求人に応募したい方は、ぜひ利用してみてください。

リクルートダイレクトスカウト

ハイクラス・ミドルクラス向けのスカウト型転職サービスを提供しているのが、リクルートダイレクトスカウトです。公開求人数は約349,000件と、業界屈指の求人数を誇っています。他の企業と比較して特徴的なサービスは、2023年12月にリニューアルされたレジュメ機能です。スマートフォンで簡単な質問に答えるだけで職務経歴書が完成し、それをもとにAIが最適な求人を紹介してくれます。書類作成が苦手な方や、効率的に転職活動を進めたいと考えている方でも利用しやすいでしょう。その後の対応は、専用アプリのチャット機能を使い、企業や転職エージェントと直接転職活動を進めます。特にスマホ慣れしている若年層にとっては、使い勝手の良いサービスです。効率的な転職活動を実現したい方はぜひ利用してみましょう。

doda X

doda Xは、dodaの姉妹サービスとして展開されているハイクラス向け転職サービスです。公開求人数は約58,000件で、すべてがハイクラス案件となっています。そのため、管理職経験者や専門性の高い職種の方にはおすすめのサービスです。このサービスの強みは「ヘッドハンティングサービス」と「求人紹介サービス」の2軸で求人が探せる点にあります。スカウトを待つだけでなく、自ら積極的に求人に応募することが可能です。さらに、有料のキャリアコーチングサービスも用意されており、転職に関する悩みも相談できます。転職活動においてスピード感を重視する方や、第三者からの客観的な意見が欲しい方に最適なサービスと言えるでしょう。しかし、ハイクラス向けのサービスのため、経験やスキルが一定以上のレベルに達しないと内定獲得が難しい点を考慮する必要があります。社会人経験の浅い方や転職初心者の方は、他のサービスも検討しましょう。

JAC Recruitment

JAC Recruitmentは、ミドルクラスからハイクラスの求人を多く取り扱っている転職エージェントです。公開求人数は約19,000件と他社に比べて少ないですが、外資系企業や日系グローバル企業の求人を多く扱っています。約1,200名のコンサルタントの中から、希望する業界や職種に精通したスペシャリストがサポートしてくれるため、ハイクラス転職の心強い味方となるでしょう。ハイクラス・ミドルクラス転職では6年連続でオリコン顧客満足度No.1を獲得しており、実績は申し分ありません。ただし、求人数が少ないため、希望に合う求人が見つかりにくい可能性があります。また、外資系企業が中心のため、日系企業への転職を考えている方にはやや不向きかもしれません。日系企業を志望される方や、幅広い選択肢の中から転職先を探したい方は、他のサービスとの併用を検討するとよいでしょう。

ハタラクティブ

ハタラクティブは、主に第二新卒や既卒者、フリーターをターゲットにした転職エージェントです。公開求人数は約4,300件と少なめですが、8割以上が未経験OKの求人となっています。このサービスの魅力は、社会人経験の少ない方や転職初心者に向けたサポートが充実している点です。面接対策や履歴書・職務経歴書の添削などの基本的なサポートはもちろん、採用後の研修が充実している企業の紹介にも力を入れています。また、どんな仕事が自分に向いているかわからない方には30秒でできる「適職診断」がおすすめです。プロがこれまでの経歴やスキルを客観的に判断して、自身の特性を活かせる職場を紹介してくれます。さらに、最短2週間で内定獲得に至った実績もあるため、スピーディーに転職活動を行いたい方はハタラクティブの利用を検討してみてください。

第二新卒エージェントneo

第二新卒エージェントneoは、20代の若手をメインターゲットにした転職エージェントです。公開求人数は明記されていませんが、20代向けの求人を中心に取り扱っています。提供しているサービスで注目すべき点は、20代特有の悩みに対応したきめ細かいサポートです。たとえば、面接対策や履歴書・職務経歴書の添削は基本サポートとして、名刺交換や電話応対についての研修など、内定後を想定したサービスが受けられます。「若手の市場価値を高める」ことをミッションとしており、単なる転職支援だけでなく、長期的なキャリア形成のサポートもしてくれる点が特長です。ただし、20代向けのサービスのため、30代以上の方やハイクラス向けの求人は少ない傾向にあります。20代の若手で、今後のキャリアに悩んでいる方や、自分の市場価値を知りたい方におすすめサービスです。

リクナビNEXT

リクナビNEXTは、リクルートが運営する大手転職サイトです。公開求人数は約169,000件と豊富で、そのうち未経験でも応募できる案件は約73,000件もあります。リクナビNEXTの特徴的なサービスとして「気になる」があります。X(旧Twitter)の”いいね”のように、”気になる”をクリックすると、企業の採用担当者へ伝わります。その後、企業が求める人材と判断されれば、直接連絡が来る場合もあるのです。自分の市場価値を知りたいという方は「気になる」を積極的に利用してみると良いでしょう。ただし、リクナビNEXTはあくまでも転職エージェントではないため、個別のサポートは基本的にないです。企業と直接やりとりする必要があるため、転職活動のノウハウがない方や、きめ細かいサポートを求める方には不向きと言えます。自分で積極的に転職活動を進めたい方や、幅広い選択肢の中から転職先を探したい方は、リクナビNEXTの利用がおすすめです。

マイナビ転職

マイナビ転職は、株式会社マイナビが運営する大手転職サイトです。公開求人数は約27,000件で、その約86%がマイナビ独自の求人となっています。マイナビ転職を利用するメリットは、中小企業やベンチャー企業の求人が豊富な点です。大手企業だけでなく、成長企業や地方の優良企業の求人も多く掲載されています。そのため、UIターンや働くエリアにこだわっている方にとっておすすめのサイトです。また、履歴書添削や転職のノウハウを教えてもらえるセミナー、適性診断などのサポートも行っています。さらに希望条件やスキルを登録すると企業から直接オファーが届くため、転職活動に不安を感じている方や、効率的に転職活動を進めたいと考えている方におすすめです。なお、毎週末に全国各地で転職フェアを開催しています。入場料は無料で、各企業の採用担当者や先輩社員と直接話すことができます。求人からはわからない詳しい業務内容や職場の雰囲気なども教えてもらえるため、ぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか。

エン転職

エン転職は、7年連続オリコン顧客満足度1位を獲得している大手転職サイトです。公開求人を約141,000件取り扱っており、幅広い業種・職種の求人に応募することができます。他のサービスと違いは「口コミ・評判」情報が充実している点です。「en Lighthouse」という社員クチコミサービスと連携しており、求人企業の社風や待遇などの内部事情を知ることができます。情報を事前に知っていれば、転職後のミスマッチを防止できるため、積極的に活用していくのがおすすめです。ただし、口コミ情報は参考になりますが、個人の主観が強く反映されている可能性もあるため、鵜呑みにしないよう注意してください。あくまでも最後に判断するのは自分自身です。

最後に

転職サイトを利用する際は、転職エージェントと併用することで効率的かつ納得感のある転職活動が実現できます。ただし、転職サイトと転職エージェントのどちらにもメリット・デメリットがあるため、利用前にしっかりと確認しておきましょう。転職サイトや転職エージェントを利用する際は、当記事で紹介したおすすめサービスを参考にして、自分にあったものを利用してください。転職サイト・転職エージェントのどちらも複数併用することで、各サービスの特長を活かしながら網羅的なサポートが受けられます。