研究所について

研究所概要

  • 名称:

    みらいワークス総合研究所
    Mirai Works Research Institute(MWRI)

  • 設置:

    2022年7月

  • 所長:

    岡本祥治

  • 所在地:

    〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-13 Prime Terrace KAMIYACHO 2F

  • 活動内容:

    プロフェッショナル人材の働き方・キャリア形成に関する研究

    企業の新規事業やリスキリング、外部人材活用に関する研究

    各種調査分析・情報収集

    出版・広報

  • 連絡先:

    mirai_inst@mirai-works.co.jp

ミッション・ビジョン

みらいワークス総合研究所 ミッション・ビジョン

みらいワークス総合研究所 ミッション・ビジョン

所長メッセージ

みらいワークス総合研究所 所長 岡本 祥治

みらいワークス総合研究所 所長岡本 祥治Nagaharu Okamoto

1976年生まれ、慶應義塾大学理工学部卒。アクセンチュア、ベンチャー企業を経て、47都道府県を旅する過程で「日本を元気にしたいという思いが強くなり、起業を決意。2012年、みらいワークスを設立し、2017年に東証マザーズ(現・東証グロース)上場を果たす。

『みらいワークス総合研究所』を運営する株式会社みらいワークスは、「日本のみらいの為に挑戦する人を増やす」をミッション、「プロフェッショナル人材が挑戦するエコシステムを創造する」をビジョンに掲げ、人生100年時代に、プロフェッショナル人材が、「独立、起業、副業、正社員」といった働き方や働く場所、働く目的に縛られない挑戦の機会提供とその挑戦の支援を行うための事業を展開しています。

2022年7月に、プロフェッショナル人材の働き方やキャリアに関する調査・研究機関『みらいワークス総合研究所』を立ち上げ、メディア『CAREER Knock 』にて、プロフェッショナル人材の働き方やキャリア形成についての情報を提供してきました。

同時に、フリーランスや副業といった外部プロフェッショナル人材を活用する企業についての調査・研究も行い、情報を提供していく中で、企業の経営者や人事部、事業部の方より「これらのノウハウや事例をもっと知りたい」といった声を多くいただく機会が増えました。

また、昨今、オープンイノベーションやリスキリングに関するお問い合わせや引き合いも増えていることから、このたび、『みらいワークス総合研究所』にて、外部人材活用や新規事業、リスキリングに関する調査・研究、情報を提供していく事としました。

現在、みらいワークスに登録いただいているプロフェッショナル人材は8万名を越えました。国内最大級のプロフェッショナル人材のためのプラットフォームとして、多くのプロフェッショナル人材の働き方や、企業でのプロフェッショナル人材の採用・活用を見てきた知見をもって、フラットな目線で「本当に必要とされる情報」を提供していきたいと思っております。

「本当に必要とされる情報」を提供するためには、われわれが欲しい情報を提供するのではなく、読者の目線で調査・研究をした情報を提供する必要があります。

読者は、新しい働き方を実践したり、新規事業、リスキリング等、かつてないものを創る「挑戦者」です。

つまり、読者の目線で活動するには、みらいワークス総合研究所に携わる編集者、記者、執筆者、われわれ自身も「挑戦者」である必要があります。われわれ自身も「挑戦者」であり続け、企画する内容、集める情報、発信する情報と、10年先、20年先を見据えた、読者のために役立つ情報を発信していきたいと考えています。

【転職エージェント非公開求人】紹介されない理由と実態を解説

CAREER Knock編集部 CAREER Knock編集部

2024.12.24 Column

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「転職エージェントの非公開求人ってどんなもの?」「転職エージェントの非公開求人にはどんなメリットがあるの?」と疑問をお持ちではありませんか?非公開求人は、一般に公開されていない求人で、条件が良い場合が多いと言われています。本記事では、非公開求人とは何か、非公開求人と公開求人の違い、非公開求人をエージェントに依頼する理由、非公開求人のメリット・デメリット、転職エージェントの活用方法、転職エージェントの選び方について解説します。非公開求人について知りたい方、転職をする際に、働きやすく条件の良い求人を探したい方は、ぜひ参考にしてください。

 

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非公開求人とは?

非公開求人とは、一般に公開されていない求人のことで、企業のホームページ、転職サイト、ハローワーク、求人情報誌などに掲載がありません。非公開求人の情報を持っているのは転職エージェントです。非公開求人を探したい場合は、転職エージェントに登録する必要があります。企業が転職エージェントに希望のスキルや経験を伝え、転職エージェントが登録者の中からマッチする人物を選び、企業に紹介します。非公開求人は、転職エージェントが条件の合う方に紹介するため、転職サービスに登録しただけで全ての非公開求人を確認できるわけではありません。非公開求人は、何らかの理由で企業が求人内容を公開しない判断をしている求人であり、人気企業・人気職種、管理職の求人も多いです。

非公開求人と公開求人の違い

公開求人は、企業のホームページなどで誰にでも見られるように求人が提示されているため、自分で調べて応募することができます。一方で、非公開求人は、転職エージェントが保有しているため、非公開求人に応募するためには、転職エージェントから紹介を受ける必要があります。公開求人は、転職エージェントが関わらないぶん気軽に仕事を調べて応募できるメリットがある反面、大量採用の求人に偏っているといったデメリットもあります。非公開求人は、転職エージェントとの面談など、活動を始めるまでに手順が必要になるものの、転職エージェントにより求人の詳細を確認できたり、求人と自身のスキルのミスマッチが起こりにくかったりといったメリットがあります。

非公開求人を転職エージェントに依頼する理由

非公開求人を転職エージェントに依頼するにはさまざまな理由があります。非公開求人を転職エージェントに依頼する理由の3つの例について、以下で解説します。

応募が殺到するのを避けたい

企業が非公開求人を転職エージェントに依頼するのは、応募が殺到するのを避ける目的もあります。
大企業や条件がよくて人気のある会社は、多くの応募者が集まります。求人をみて応募者が殺到してしまうと、何人もの面接や選考をすることで時間もかかり、コストもかかってしまいます。急な欠員でスピーディーに採用を決めたい場合にも、非公開求人が使われます。公開求人で採用をする場合、転職サイトに掲載されるまでに3週間程度かかります。そこから多数の応募者のプロフィールを確認し、面接を行うと、期間がかかります。そのような状況を避けるために、転職エージェントに非公開求人を託すと、求めるスキルや条件に合った人材を絞り込んで、スムーズに選考できるというメリットがあります。

重要なプロジェクトを社外に知られたくない

企業が非公開求人を行うもうひとつの理由として、情報の機密性の確保があります。求人を出す際には、応募者とのミスマッチを避けるためにも、業務内容や募集背景を開示する必要があります。公開求人だと、求人をみて企業が新規事業を始めたり、規模を拡大したりといった動向が読めてしまいます。
他社に知られたくない重要なプロジェクトを進める際に、非公開求人で関係者以外に情報が漏れないようにする企業もあります。新規事業の立ち上げや注力部門の強化など、事業戦略に直結する案件については、非公開求人で採用が行われるケースが多いです。Webサービスやゲーム業界では、新しいプロジェクトが他社に知られることが経営・販売戦略上不利に働くリスクが高いため、非公開求人が特に多い傾向があります。

自社の社員に知られたくない

非公開求人を転職エージェントに依頼する理由として、自社の社員に知られたくないということもあります。なぜ自社社員に求人情報を知られないようにする必要があるかというと、求人の内容によっては自社社員の士気の低下や不安につながる可能性があるためです。例えば、マネージャー職の募集などを公開した場合、現職の方の退職が噂になったり、社内昇進の期待が薄まったりするかもしれません。社内で未公開の新規事業に関するプロジェクトなども、混乱を避けるため発表までオープンにしないことが望ましいです。また、人員整理をしている傍ら、求人も行っている場合、自社社員が求人のことを知ると、良い気持ちにはならないかもしれません。さまざまな事情で公開すると自社社員に良くない影響をもたらす恐れがある場合、非公開求人という方法がとられることがあります。

非公開求人のメリット

非公開求人はアクセスするハードルが高いぶん、メリットがあります。非公開求人のメリットについて以下で説明します。

有名企業の求人がある

非公開求人は、応募者が多いと見込まれる場合によく取られます。有名企業の場合、求人を公開すると求職者が集中しやすいため、非公開求人の割合が多いです。有名企業の場合、応募条件に合っていなくても応募する人が出てきて、企業にとっても希望するスキルの求職者を沢山の人数の中から先行しなければならず採用が大変になってしまうことがあります。企業名で応募するのではなく、エージェント経由できちんと採用したい基準に合った人材を紹介してもらうことは、有名企業にとってメリットが大きいです。求められる条件を満たした方にとっては、有名企業の求人は最先端の、多くの人の利益につながるやりがいのある仕事です。有名企業は、給与面で条件が良かったり、福利厚生が充実していたり、教育制度が整備されてたりする場合も多いです。

エグゼクティブ求人がある

非公開求人は、企業の重要ポストを募集しているエグゼクティブ求人も多いです。企業の重要ポストの求人は、企業の内情や事業戦略に密接に関わること、自社の社員の関心事になりやすいことなどから、企業が非公開で採用を進めたいと考えるケースが多いです。また、企業の重要ポストの求人は、一般社員の求人と比較して数が限られています。転職する方にとっても、非公開求人の方が、自身の転職活動をしていることが会社に分からないため、活動しやすいでしょう。エグゼクティブ求人を転職エージェントに紹介してもらい、年収の大幅アップや自身のキャリア志向に沿った仕事、貴重な経験を得られるポストを得られることが期待できます。

競争倍率を抑えられる

競走倍率を抑えられるのも、非公開求人のメリットです。非公開求人は、転職エージェントが預かっている求人です。非公開求人では、転職エージェントが求人に求められるスキルや経験を企業にヒアリングし、その内容を元に求職者の中から条件に合致する方を選定し紹介します。このため、紹介を受けた時点で企業と求職者のマッチングが成立する可能性が高く、転職エージェントが求職者を条件に応じてピックアップするため競合する求職者の人数も少なくなり、競争倍率が抑えられます。せっかく希望する求人が見つかったのに、他の方に決まってしまうということが、公開求人と比較して少ないと言えるでしょう。また、一定の条件を満たしているという企業の信頼も得られた状態で選考に臨めるため、企業に自己アピールがしやすいです。

非公開求人のデメリット

非公開求人にはメリットがある一方で、デメリットもあります。非公開求人のデメリットとして以下のようなことがあります。

経験・スキルによっては求人を紹介してもらえない

非公開求人は、経験・スキルによっては求人を紹介してもらえない場合があることはデメリットといえるでしょう。公開求人の場合は、求人を見た方誰もが応募することが可能です。求人を出している企業の提示する条件に全て合っていなくても、自己判断で応募することもできます。一方で、非公開求人は、まず非公開求人を求職者に紹介する転職エージェントの判断が入ります。転職エージェントがその非公開求人に相応しい能力を持っていると判断しなければ、求人を紹介してもらえません。経験年数が少ない、転職市場で評価される内容の経験が不足している、業界で求められるスキルを持っていない場合などは、非公開求人を紹介してもらいにくい可能性があります。

求められる職務レベルが高い

非公開求人は、求められる職務レベルが高いというデメリットもあります。非公開求人は、人気が高く多くの希望者が予想される場合や、企業が採用する方を厳選したい場合に行われます。企業が門戸を広くして多くの方に応募して欲しいというよりは、条件に合った方に入社してもらいたいスタンスをとっているため、求められる基準も高くなります。転職エージェントは、沢山の登録者の中から企業の求める条件に合った求職者をピックアップし、条件に合う求職者が一定数いる場合は、さらに企業とマッチするスキルの高い方から求人を紹介します。非公開求人の給与、待遇等の条件の良さに見合ったスキルをつけておくことが、転職を成功に導くポイントになります。

情報の収集方法が限られている

情報の収集方法が限られていることも、非公開求人での転職のデメリットです。非公開求人は、転職エージェントの紹介を受けてはじめて応募できるため、求人に関する情報はすべて転職エージェントを介して入手することになります。開示されているものよりさらに多くの情報を得たい場合は、転職エージェントに問い合わせる必要があります。非公開求人のなかには、情報の機密性を重視して、情報開示が最小限に抑えられているものもあります。応募段階では会社名と条件、概要のみの開示で、選考が進むとともに情報が開示される場合もあります。限られた情報のなかで、自身に適した業務環境が得られるか判断する、不明な点は面接などを通して確認するといったスキルも必要になります。

転職エージェントを活用するポイント

転職エージェントを利用して転職活動が満足のいく結果になるかは、取り組み方にかかってきます。ここでは、転職エージェントを活用するポイントを解説します。

キャリアゴールを明確化する

転職エージェントを活用するには、キャリアゴールを明確化することが大切です。同じスキルや経験を持っている方でも、将来どのような仕事をしたいか、どのような働き方で経験を積みたいかによって、転職エージェントが紹介する求人が変わってきます。キャリアアップとひとくちに言っても、マネージャーになりたいのか、専門知識を深めたいのか、どのような組織・業界で活躍したいかによってキャリアパスは多岐にわたります。どのようになりたいかキャリアゴールが決まっていると、求人選びの方針が決まり、判断にブレが出にくいです。また、キャリアゴールを考える過程で、今までどのようなことをしてきたか、どんな強みがあるかを振り返ることになり、転職活動がスムーズに進められます。

連絡は即レスが基本

転職エージェントを活用する場合は、連絡は即レスが基本と思っておきましょう。企業は条件に合った人材が、早く入社してくれることを望んでいます。自分が返信を先延ばしにしているうちに、他の方が応募し、採用が決まってしまう場合もあります。返信の速さは、関わる人への配慮や人を待たせない姿勢にも関わるため、即レスができると転職エージェント担当者からの信頼を得られます。レスポンスの速さは、選考が始まってからの企業の待ち時間を短くすることにもつながり、良い印象を与えられる可能性もあります。返信のスピード感としては、仕事での連絡と同様に、24時間以内の返信を心がけましょう。問われたことに対する回答がすぐにできない場合は、いつ回答できるのかをあらかじめ伝えておくと良いでしょう。

建前ではなく本音を伝える

転職エージェントとのコミュニケーションでは、建前ではなく本音を伝えるようにしましょう。良い人物だと思われたい気持ちから建前だけを伝えて本音を伝えられないという方が時々いますが、あまり良い結果を生みません。転職エージェントを利用した転職は、自己開示が大切です。企業にはそれぞれカラーがあります。地道にコツコツ仕事をしたい方と、どんどんアイデアを出して仕事をしたい方では、合う求人が異なります。本当の意思がわからない求職者だと、エージェントも紹介したい求人のイメージが湧きにくくなってしまいます。転職エージェント担当者と建前でしか話していないと、エージェント担当者も表面的な情報しか把握できず、案件の紹介がしにくくなってしまいます。また、建前で伝えた条件で転職して、後から希望と合わない条件や仕事内容で後悔するということも起こり得ます。

スケジュールを詰め込みすぎない

転職活動では、スケジュールの組み方が大切です。面接等のスケジュールを詰め込みすぎないように注意しましょう。転職活動の場合は、内定が出たのちに企業に長期間待ってもらうことは難しいため、基本的に志望順位の高いものから同時期に面接を組んでいくことになります。転職活動では、それぞれの企業に合わせて書類を作ったり、面接でどのように実績をアピールするかを考えるなど準備が必要です。準備の時間を見込んでいないスケジュールを立ててしまうと、十分に準備できていない状態で選考を受けることになり、良い結果にならない恐れがあります。一旦決めた面接の日程を変更したり、時間に追われて余裕を失ったりすることがないよう、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

担当者は必要に応じて変更する

転職エージェントを利用する場合、担当者が重要な役割を果たします。求職者に非公開求人を紹介するか、どのような非公開求人を紹介するかの判断は、担当者を介して行われます。担当者が求職者のスキルや強みを理解し、求職者の能力を最大限に活かせる企業を選べるかは、転職活動の満足度を左右します。求人や転職活動に関する疑問に納得がいく形で答えてもらえない、自身の希望が伝わっていないように感じる、前職やスキルからみて条件が悪い求人を紹介される場合などは、担当者の変更を検討しても良いかもしれません。転職活動をしにくいと感じる場合、転職エージェント自体が合わない可能性もありますが、担当者とのコミュニケーションが問題となっていて、担当者が変わると転職がスムーズに進むこともあります。

希望条件を固めすぎない

はじめに希望条件を固めすぎないのも、転職エージェントで満足のいく転職をするためのコツです。
希望条件を絞りすぎてしまうと、条件に合う求人が少なくなり、選択の余地がなくなってしまうおそれがあります。提示した希望条件に完全に合致しない企業のなかに良い求人があっても、応募のチャンスを逃してしまいます。求人を探しているうちに、当初予想していなかったことが転職の決め手になることもあります。転職先の希望について思いつくことを、まず書き出してみましょう。それから、何を自分が一番大切にしているかを考え、希望条件に優先順位をつけて考えると良いでしょう。仕事が社会の都合で回っている以上、すべて理想通りの求人はないと考え、自分にとっての重要事項を明確にした上で、そのほかの事項はある程度は割り切る姿勢が必要です。

急かされても転職を急がない

転職エージェントに早く転職するよう言われても転職を急がないようにしましょう。転職はその後のキャリアや生活の質を左右する重要なイベントです。周りの状況に流されて決めてしまうと、後悔することになります。転職エージェントは、企業と転職する方が雇用契約を結んだときに、企業から支払われるマージンを収入として経営しています。利用者の転職期間が長くなると、担当者の人件費や経費がかかることから利益が目減りしてしまいます。このため、なるべく経費がかからないよう短期間で利用者の転職が決まるようにサポートしています。もし、転職エージェントとのコミュニケーションのなかで早く転職を決めてほしい意図を感じたとしても、転職後本当に生き生きと仕事ができるのか、よく考えて決めるようにしましょう。

他の転職エージェントも併用する

転職エージェントは、複数利用することをおすすめします。転職エージェントにはそれぞれ得意分野が異なり、持っている非公開求人も異なります。転職エージェント1社のみの利用だと、より自身にマッチした求人を逃してしまう可能性があります。また、転職エージェントのスタッフとの相性、転職エージェントの評価基準、他の登録者との兼ね合いなどにより、縁のある求人が変わってくることもあります。しかし、選択肢を広げるためといっても、沢山の転職エージェントに登録しすぎることはおすすめできません。選考のスケジュール上、応募できる求人の数には限りがあること、登録したエージェントの数が増えるほど連絡や返信の手間がかかることを考慮すると、登録する転職エージェントは3社程度が良いでしょう。求人を探す段階では手広くみて、実際に応募する段階でメインで使っていくエージェントを絞ると良いでしょう。

良い転職エージェントの特徴

転職エージェントを活用した転職活動では、良い転職エージェントを選ぶことも大切です。良い転職エージェントの特徴について解説します。

業界に関する知識が豊富

良い転職エージェントの特徴の1つめは、業界に関する知識が豊富なことです。それぞれの利用者に合った求人を紹介するには、業界知識が必要です。業界知識があると、実際に働いたときのことをイメージして、精度の高いマッチングが可能です。企業に対しても、実際に働いたときのことを想定した質問で、転職者が知りたい情報を入手してもらえます。転職に対して、一般論だけでなく、業界の傾向を踏まえた具体的で的確なアドバイスを得られます。転職エージェントによって、エンジニア転職に強い、分野ごとに専門知識のある担当者を配置しているといった特色があります。エージェント担当者・アドバイザーにどれだけ業界に関する知識があるかも、転職エージェントを選ぶときはチェックしましょう。

レスポンスが早い

良い転職エージェントの特徴の2つめは、レスポンスが早いことです。一般的な転職活動の期間は、3カ月以内と言われています。仕事をしながら時間を作って転職活動をするなかで、エージェントからの返信の速さは大切になってきます。すぐにエージェントから返信が来れば、昼休みや夕方など、時間が取れるタイミングごとに利用者も返信ができるため、スムーズに話が進みます。求人によっては、複数の転職エージェントが扱っているものもあるため、返信が早ければ応募のタイミングで他の応募者に求人が決まってしまうといったことも避けられます。転職エージェントの担当者は、たいてい複数の利用者を担当しており、並行して連絡をしています。レスポンスが安定して早い場合は、業務を効率良くこなせる担当者であると考えられます。仕事の早い担当者は、利用者と企業の状況や希望を把握して、利用者に合った求人を紹介してくれる可能性が高いです。

対応が丁寧である

良い転職エージェントの特徴の3つめは、対応が丁寧であることです。転職エージェントとのコミュニケーションのしやすさは、転職活動で意外に重要です。転職エージェント担当者と信頼関係があってこそ、本音で話ができ、紹介してもらった求人に信頼感をもつことができます。利用者に対して失礼なことを言ったり、偉そうな態度をとるなど、人として信用できないと感じることがない転職エージェントを選びましょう。

客観的なアドバイスをくれる

良い転職エージェントの特徴の4つめは、客観的なアドバイスをくれることです。転職をするときは、他者視点での自身の価値を把握しておくことが大切です。自己評価と客観的にみた自身の価値の間に、どうしてもギャップが生じるため、転職エージェントが適宜助言することで、自分の市場価値を理解して転職に望むことが可能となります。また、求人についても、求人情報に書かれた内容から得られるイメージと実際働いたときのギャップがある場合もあります。求人の優先順位などで迷ったときに、利用者の気持ちに寄り添うだけでなく、どの求人が利用者の志向に合っているか客観的な意見をくれるエージェントであれば、利用者は新たな視点を得られるため、転職活動の質を高められるでしょう。

紹介する求人に的外れなものが少ない

良い転職エージェントの特徴の5つめは、紹介する求人に的外れなものが少ないことです。求人を多く持っていても、利用者の希望に合わない求人を紹介されるのでは、なかなか転職活動はうまくいきません。また、利用者の希望を満たしていても、利用者のスキルに対して求めるレベルが高すぎる求人を紹介されても、就職に至りにくいです。良い転職エージェントは、利用者が応募したいと思える、かつ利用者のスキルと企業の求めるスキルが合っている求人を選んで紹介してくれます。紹介する求人の精度が高いことが、転職活動の効率化、転職活動期間の短縮、最終的な転職の満足度の向上につながります。転職エージェントが、利用者のこれまでの経験を活かせる、現実的に採用される可能性が高い、かつ条件の良い求人を紹介してくれているかチェックしましょう。

信用できない転職エージェントの特徴

転職エージェントを利用しても、サービスの質が悪い転職エージェントでは使う意味がありません。信用できない転職エージェントの特徴を解説します。

内定の承諾を急かしてくる

内定の承諾を急かしてくる転職エージェントは、あまり信用できないと考えた方がよいでしょう。利用者の転職期間を短くして、マージンを早く回収できれば、転職エージェントの経営としては有利となります。しかし、転職エージェントはまず利用者が納得のいく転職をしてもらうことを優先すべきです。利用者が入社を迷っているのにもかかわらず、早く内定させようとしてくる転職エージェントは、利用者の意思を軽視した信用できないエージェントと言われても仕方ありません。1社内定が出る段階で、利用者の意思を尊重しないで、内定承諾を迫ってくる場合は、その転職エージェントに見切りをつけるのも一つの選択です。

希望条件と合わない求人を大量に紹介してくる

信用できない転職エージェントは、希望条件と合わない求人を大量に紹介してくる場合も多いです。希望条件と合わない求人を大量に紹介してくるという行動からは、とにかくどんな求人でもいいから早く転職を決めさせたいという意図が見てとれます。このような転職エージェントを利用し続けると、自分にとって適合度の低い求人、誰でも受かるような求人、あまり条件の良くない求人で妥協し、後々後悔することになりかねません。紹介求人の精度が低いと、希望条件に合わない求人がノイズになり、正確な意思決定の妨げになります。転職エージェントから紹介される求人に対して「本当に自分のデータを踏まえて選んでいるのだろうか」と疑問に感じた場合は、以降の利用を控えた方が良いかもしれません。

レスポンスが遅い

レスポンスが遅いことも、信用できない転職エージェントの特徴の1つです。既に述べたとおり、転職活動は1ヵ月〜3ヵ月程度の短期集中で行われる場合が多いです。現職の業務などで時間がないなかで転職活動を進める利用者にとって、レスポンスが遅いことは大きなストレスとなります。転職エージェント担当者のレスポンスが遅いと、求人応募などさまざまな手続きが後手後手にまわり、良い求人とのご縁も逃してしまう恐れもあります。担当者のレスポンスが遅いことには、教育が不十分であったり、一人の担当者に対応できる限度を超えた人数の利用者を担当させているなど、転職エージェントの体制に問題がある場合も少なくありません。担当者からの連絡・返信が総じて遅い場合は、その転職エージェントの利用を考え直しても良いでしょう。

業界に関する知識が浅い

業界に関する知識が浅い転職エージェントも、転職を成功に導いてくれることは期待しづらいです。ただ条件に合った求人を探すだけであれば、検索やAIさえあれば可能です。転職エージェントの担当者の価値は、業界に関する知識を持って、利用者に解像度の高いアドバイスができることにあります。業界に対する知識が浅い転職エージェントだと、実際に働いたときのことがイメージできず、的外れな求人紹介や利用者の意見に追従するような対応になりがちで、利用者は転職のサポートをあまり得られていないと感じるかもしれません。特に専門的な要素の強い業界・職種の場合は、担当者が業界経験者である、業界知識のあるスタッフが求人紹介や面接対策に関わっている転職エージェントを選んだ方が良いでしょう。

おすすめの転職エージェント・転職サイト

おすすめの転職エージェント・転職サイトについて、概要、特長、向いている人、経験未経験どちらにおすすめかなど紹介します。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、株式会社リクルートが行っている転職エージェントサービスです。1977年からサービスを開始した歴史ある転職エージェントで、求人数はトップクラス、2023年3月時点で非公開求人を30万件弱保有しています。リクルートエージェントは交渉に強い転職エージェントとして認知されていて、年収や条件、入社日などの交渉も利用者に代わってしっかり行ってくれます。業界を問わず豊富な求人があり、利用者の年代も20歳代から50歳代まで幅広く対応しています。リクルートエージェントは、求人の多さを活かして利用者にさまざまなキャリアの可能性を提案する紹介スタイルです。求人を希望に近いもののみに絞って活動したい場合には、事前に担当者に伝えておくと良いでしょう。

dodaエージェント

dodaエージェントは、株式会社パーソルキャリアが行っている転職エージェントサービスです。dodaエージェントは利用者からの支持が厚く、オリコンが実施した2022〜2024年顧客満足度調査 転職エージェントで20代で第一位となっています。dodaエージェントは転職へのサポートが充実しており、転職活動中は職務経歴書の添削、面接の指導などを受けられ、転職後1年間はアフターフォローが受けられます。初めての転職で手厚いサポートが欲しい方、入職後にも相談したい方におすすめのエージェントです。dodaエージェントは全国に拠点があり、イベントの開催も積極的です。関東では週ごとにdoda開催のイベントが行われ、地方でも多数の企業が参加する転職フェアが行われています。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、株式会社マイナビが行っている転職エージェントサービスです。マイナビエージェントは、求職者から希望やスキルを聞き取る「キャリアアドバイザー」と企業への営業を担当する「リクルーティングアドバイザー」が連携して転職活動をサポートするのが特徴です。キャリアアドバイザーはさまざまな業界の転職についてオールラウンドな知識があり、他業界・他業種の紹介も可能です。リクルーティングアドバイザーは企業を訪問し、企業の希望する人物像や、求人票だけではわからない職場の雰囲気も把握し、キャリアアドバイザーに共有します。キャリアアドバイザーが求職者側の情報を、リクルーティングアドバイザーが企業側の情報を詳細に収集することで、精度の高いマッチングを行います。

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、株式会社リクルートが行っているスカウトサービスです。求職者の登録情報や企業の求人情報のデータからAIが適合度の高いものを抽出してレコメンドされ、レコメンドを基にした企業やヘッドハンターからのスカウトを受けられるシステムです。求職者側は、求人検索をして、求職者側から「気になる」をクリックして求人に関心があるという意思表示をすることは可能ですが、自分から求人に応募することはできません。リクルートダイレクトスカウトは、スカウトにより企業と求職者をマッチングさせるシステムの性質上、ハイクラス・エグゼクティブ求人が多いです。現職で年収600万円以上の収入が前提となり、高年収の方でないとスカウトを受けられない可能性が高いです。

doda X

doda Xは、株式会社パーソルキャリアが行っているハイクラス求人を扱う転職サービスです。doda Xのサービスは、企業から依頼されたヘッドハンターからヘッドハンティングを受けられる「ヘッドハンティングサービス」と、doda X求人紹介担当からスカウトを受けたり、求人検索・応募ができる「求人紹介サービス」の2本柱になっています。年収600万円以上のハイクラス求人が多く、40代、50代の管理職として働いている方向けの転職サービスです。20代、30代の方向けの求人は少ないです。他の大手スカウトサービスと比較して件数は多くありませんが、希少な求人のヘッドハンティングを受けられたという口コミも寄せられています。

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、ハイクラス・ミドルクラスの求人を中心に保有している転職エージェントです。企業の採用コンサルティングや人事課題の聴取を通じて、企業の採用の責任者とのパイプを強固に築いてきたため、管理職、専門職の求人を豊富に持っています。同社は日系転職エージェントとして英国で創業された歴史があり、外資企業やグローバル企業への転職にも強いです。JACリクルートメントでは、企業と求職者双方を1人のコンサルタントが担当する「コンサルタント型」をとっています。各業界・業種専門のコンサルタントは、業界出身者や業界の転職事情を熟知しているメンバーで構成されています。

アサイン

アサインは、若手ハイエンド転職に特化した転職エージェントです。アサインでは、長期的なキャリアを大切に転職サポートをしています。アサインの求人は全て非公開求人のため、登録前に求人内容を確認することはできません。アサインはコンサルティング系、IT系の求人を多く保有しており、20歳代、30歳代でも高い収入が目指せます。選考対策も丁寧で、フェルミ推定やケース面接など、コンサル業界に特徴的な選考についてもフォローしてもらえます。若年層のキャリア形成を包括的にサポートするアサインでは、AIを使ったキャリアプランのシミュレーション、マーケティングやAI分野などスキルアップのための動画配信なども行っています。

ハタラクティブ

ハタラクティブは、レバレジーズ株式会社が運営している就職・転職エージェントサービスです。ハタラクティブでは、フリーター、学校中退者、第二新卒など、職務経験の少ない方に対して、求人を紹介しています。職歴のない方はもちろん、中卒・高卒・大学中退の方でも紹介可能な求人があります。ハタラクティブでは、実際に取材した会社の求人のみを扱っており、独自の基準でブラック企業を除外しています。公式サイトの求人例では、月収20万円台の求人が多く、極端に高額の求人はありません。現職が正社員で1年以上の勤務経験がある方は、大手の転職エージェントを利用した方が待遇面で納得できる転職ができるかもしれません。

Re就活

Re就活は、株式会社学情が行っている転職情報サービスです。Re就活エージェントは、同社が運営している転職エージェントサービスです。Re就活エージェントでは、20代の就職支援に特化して、求人を紹介しています。Re就活エージェントで扱う求人は、未経験OKの割合が多く、即戦力というよりはポテンシャルを重視する求人が多いことが特徴です。Re就活は、第二新卒向け転職サービスのパイオニアといえます。若年層の就職支援のノウハウのあるRe就活エージェントでは、転職に向けて丁寧なサポートを受けられます。求人数は、大手転職エージェントと比較して少なめです。もっと多くの求人から選びたいと思ったら、他のサービスと併用するのも良いでしょう。

マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20’sは、株式会社マイナビワークスが行っている若手未経験者向け就職・転職エージェントサービスです。マイナビジョブ20’sの利用者数は2024年4月時点で41万人以上にのぼり、そのうち75%以上の利用者が20代です。全ての求人が20代対象で、転職エージェント担当者がヒアリングをもとに利用者に合った求人を紹介します。新卒就職や若手転職で高い実績を誇る大手就職・転職サービスのマイナビグループのノウハウを活かした選考対策のサポートを受けられます。未経験の方が挑戦できる質の高い求人が豊富なため、初めて転職をする方、既卒の方、第二新卒の方が使いやすい転職エージェントサービスです。

第二新卒エージェントneo

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが行っている就職・転職エージェントサービスです。第二新卒エージェントneoは、若年層の就職・転職に特化しており、20歳代までの方をサポート対象としています。中卒・高卒・既卒・フリーター・第二新卒など、さまざまな経歴の方に求人を紹介しています。第二新卒エージェントneoの強みは、社会経験の少ない第二新卒やフリーターの方の就職事情に精通したアドバイザーによる手厚いサポートです。利用者それぞれの状況、適性に合わせて求人を紹介し、一人あたり平均8時間のサポートをしています。的確な求人マッチングとスピーディーな対応で、最短で6日間で内定に至ったケースもあります。

DYM就職

DYM就職は、株式会社DYMが行っている就職・転職エージェントサービスです。DYM就職は、既卒・フリーター・ニートの就職に強いです。定着しやすい研修の充実した研修や未経験OKの求人を保有し、人物重視で企業にアプローチするため、職務経験のない方・少ない方でも内定に至り、働き続けることを可能にしています。DYM就職はIT系・製造業・サービス業の求人に強く、地方でも就職・転職活動が可能です。また、スピード感をもって求人紹介をしてくれるのもDYM就職の特長で、希望に合った求人があれば短期間で就職・転職活動ができます。職務経験に自信のない、30代前半までの方におすすめの転職エージェントです。

ジェイック

ジェイックは、就職支援・採用支援・社員教育等の事業を行っている会社です。就職カレッジは、ジェイックが運営する若手向けの就職支援サービスです。就職カレッジでは、フリーター・ニート・中退・第二新卒など、社会人未経験の方に特化した就職支援に取り組んでいます。就職カレッジ利用者の大部分の方(73%)が正社員未経験でありながら、多くの方が正社員での就職を成功させています。就職カレッジでは、ジェイックの若手就職支援18年の経験を集結した就職準備講座を無料で受けられます。就職準備講座は、ビジネスマナー・自己分析・企業研究・個別履歴書対策・個別面接対策など、就業経験のない方が内定を勝ち取るために必要なことを網羅した内容です。

アーシャルデザイン

株式会社アーシャルデザインは、アスリート・体育会系人材に関するサービスを展開している企業です。株式会社アーシャルデザインが運営している「アスリートエージェント」は、アスリート・体育会系に特化した就職支援サービスです。アーシャルデザインでは、1,000人以上の体育会・アスリート人材の転職を支援してきました。10万社の中からアスリート人材がポテンシャルを発揮できる自社限定非公開求人を多数保有しています。大手企業・中小企業・ベンチャー企業などさまざまな規模・カラーの企業の中から求職者に適した求人を紹介します。扱う求人の多くが限定求人のため、選考フローも通常選考枠と異なり短い期間で選考が進むため、最短の転職活動期間が2週間というケースもあります。

就職SHOP

就職SHOPは、株式会社リクルートが運営する就職エージェントサービスです。就職SHOPは、未経験者の正社員就職をサポートします。就職SHOPの扱う求人は、第二新卒・契約社員・フリーター・ニート向けの経歴不問の案件のみのため、書類選考なしで面接を受けられます。書類選考なしで面接に進むためには、面接対策セミナーを受けることが必須となります。面接対策セミナーでは、自己分析と企業研究、それらを踏まえた自己PRの作成方法を学び、模擬面接も行います。正社員経験のない方が選考で面接官と良いコミュニケーションが取れ、アピールポイントを伝えられるように、セミナーで対策できるのも就職SHOPの良い点です。

UZUZ

株式会社UZUZは、20代の若手人材の就職支援サービス「ウズウズキャリアサポート」を運営しています。UZUZは、20代の方を中心に、新卒、既卒、第二新卒、フリーターなどさまざまな状況の方が登録しており、登録者数は2022年時点で147,744名にのぼります。就業サポート人数は2024年5月時点で63,110名、取引企業数は2022年時点で3,213企業で、大企業からベンチャー企業まで色々な規模の企業の求人を扱っています。オーダーメイド型のサポートがUZUZの特徴で、一人一人の希望に合わせて求人紹介を行うことで、2024年5月時点での入社後の3ヶ月定着率96%と、離脱の起こりにくい就業支援を実現しています。

非公開求人に関するQ&A

非公開求人でよくある質問と回答を紹介します。

転職エージェントに嘘をついてもバレますか?

転職エージェントへの提出書類で経歴や資格を詐称したり、虚偽の申告をしてはいけません。嘘が内定前にわかっても内定後にわかっても、信頼を著しく損ねることになり、内定取り消しや退職となることもあります。嘘をついて入社したとしても、仕事の場で関わりを持ったり仕事ぶりを見られるなかでいずれ虚偽はわかってしまうものです。自身の経験から企業にアピールできるポイントを探すことは大切ですが、事実に反することや捏造はしないようにしましょう。企業に伝えていた情報が嘘だとわかると、転職エージェントの信用問題にもなります。転職エージェントに虚偽の情報を申告していたことがわかると、転職エージェントの利用が以降できなくなることがあります。

転職エージェントは無料ですか?

転職エージェントを利用するのに、求職者の方がお金を払う必要はありません。転職エージェントは、企業に求職者を紹介し、企業と求職者の雇用契約が決まると、企業からマージンをもらえます。この企業からもらうマージンを利益として、転職エージェントは経営を成り立たせています。転職活動をする際には、収入の変動やブランク期間に無収入になるリスク、交通費など活動の経費などで経済的な負担やリスクが生じます。転職活動のサポートが無料なのは多くの方にとって嬉しいことかと思います。
企業が転職エージェントに払うマージンの分、働く方の給与として回る額が減るという考え方もあります。しかし、沢山の企業がある中で自分に適した求人を見つけるためには自分だけで転職活動をするよりも転職エージェントを利用した方が効率が良いため、転職で満足できる結果となる可能性が高いでしょう。

転職エージェントとの面談で何を話せば良いですか?

転職エージェントとの面談では、自分の希望と自分のできることの2つの軸について伝えられると良いでしょう。自分の希望は、希望年収や残業時間などの勤務条件はまず伝えましょう。それから、将来目指したいキャリアから、そこに至るために現在就きたい仕事について説明しておきましょう。転職エージェントがライフスタイルに合った条件、志向に合った仕事内容の求人をピックアップできるように、具体的に話をすることが大切です。自分が希望する求人があっても、企業にとって必要とされなければ転職は成立しません。自分にはどんなことができるか、自身のアピールポイントを伝えることも重要です。転職エージェントに登録するときは、書類やフォームに経歴や資格などを記載します。面談では、事前に申告した内容を踏まえて、自身のスキルや経験のエピソードなどを伝えて情報に厚みを持たせるようにしましょう。

最後に

本記事では、非公開求人とは何か、非公開求人と公開求人の違い、非公開求人をエージェントに依頼する理由、非公開求人のメリット・デメリット、転職エージェントの活用方法、転職エージェントの選び方について解説しました。非公開求人は、有名企業やエグゼクティブな求人が、低めの倍率で応募できる利点があります。非公開求人を探すのであれば、転職エージェントを活用するのがおすすめです。独力で非公開求人を探すことは難しいです。転職エージェントであれば、企業との関わりから、非公開求人を保有していることが多いです。転職エージェントならではの非公開求人を探し、転職に活かしましょう。