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CAREER Knockは、みらいの働き方のデザインに役立つ情報を発信するメディアです。CAREER Knockを運営するみらいワークス総合研究所は、プロフェッショナル人材の働き方やキャリアに関する調査・研究・情報発信等を行っています。

みらいワークス総合研究所

  • 名称:

    株式会社みらいワークス みらいワークス総合研究所

  • 設置:

    2022年7月

  • 所長:

    岡本祥治

  • 所在地:

    〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-13 Prime Terrace KAMIYACHO 2F

  • 活動内容:

    働き方・キャリア形成に関する研究

    各種調査分析・情報収集

    出版・広報

  • 連絡先:

    mirai_inst@mirai-works.co.jp

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【転職エージェント年収】インセンティブや成功報酬の相場を解説!

CAREER Knock編集部 CAREER Knock編集部

2024.4.2 Column

転職エージェントには、登録者に対して求人紹介をしたり履歴書、職務経歴書の添削や模擬面接など選考対策をしたりする「キャリアアドバイザー」が常駐しています。採用企業が求める人材像にマッチする人を紹介して成功報酬を得る転職エージェントのビジネスモデル上、転職活動を最適に支援できるキャリアアドバイザーは、社内評価も高い存在となるでしょう。今回は、転職エージェント(キャリアアドバイザー)の年収について解説します。キャリアに関する専門家の年収はどの程度なのかチェックし、興味のある人はキャリアアドバイザーへの転職を検討してみるのがおすすめです。

転職エージェントの年収はいくら?

転職エージェントの平均年収は549万円です。国税庁の調査では、日本人全体の平均年収が443万円と算出されているので、転職エージェントの年収相場は平均以上であることがわかります。とはいえ、実際に転職エージェントが受け取る年収や経験年数や実績によって変動します。なお、中途入社の場合、担当者との話し合いを行い、過去の経験や実績に応じて初任給が決定します。また、転職エージェントはインセンティブ給の割合が高い職種としても知られています。営業職のように「成果を上げれば上げるほど評価される」職種であり、特に成績が良いと就業年数に関わらず高額な賞与や手当金がもらえることも多いです。よって、30代で1,000万円以上の年収を稼ぐ人もいるので、実力次第でかなりの好待遇が望めることがわかります。

参考:マイナビ転職「2023年版職種別モデル年収平均ランキング」

転職エージェントの年収が高い理由

転職エージェントの年収が相場より高い理由は「インセンティブ給与の割合が高い」「年功序列ではなく実力主義で評価される」「企業から成功報酬をもらうビジネスモデル」の3つが挙げられます。転職エージェントはインセンティブ給の割合が高く、成果を出せば出すほど年収も高くなります。同時に年功序列ではなく実力主義で評価する人材紹介会社が多いため、若手でも実力次第ではどんどん稼げるのがポイントです。また、転職エージェントは企業から成功報酬をもらうビジネスモデルで成り立っています。役員、管理職など高いポジションで転職する人や、技術職、資格職、グローバル人材を企業へ転職させることができれば、転職エージェントが受け取る成功報酬の金額も高くなる点に注目しておきましょう。

転職エージェントでキャリアアドバイザーとして働く方法

ここでは、転職エージェントでキャリアアドバイザーとして働く方法を3つ解説します。

転職サイト経由で求人に応募する

希望する企業が転職エージェントに対して求人を出していない場合は、転職サイトで希望する企業を探して直接応募しましょう。求人を自身で探す手間はかかりますが、転職エージェントでの求人取り扱いを待っていると時間のロスにつながりかねません。転職エージェントに頼ることだけにこだわらず、転職サイトも随時チェックを行いながら転職活動を進めると良いでしょう。

転職エージェント経由で求人に応募する

転職エージェントでは、経験を活かせるプロ人材向けの好待遇求人が多いため、キャリアアップ転職をしたい人におすすめです。また、近年では、経験に応じて話し合いながら待遇を決めていく人材紹介会社も多く、一律で条件提示が必要な転職サイトをあえて使わない企業も増えています。転職エージェントでは、非公開求人を取り扱っている場合も多いため、強く希望する企業がない場合は、転職サイトと併用して利用することがおすすめです。

知人を経由して応募する(リファラル採用)

リファラル採用とは、友人、知人等を経由して人材募集をする手法のことです。求人費用がかからないためリファラル採用を導入する企業が年々増えており、人材紹介会社でも導入しているケースがあります。「〇〇さんの紹介」と比較的信頼を得た状態で選考に臨めるので、選考ステップも簡略化されることが多く、通過率も高くなるのが特徴です。

人材業界への転職におすすめの転職エージェント

ここからは、人材業界への転職におすすめの転職エージェントを紹介します。人材紹介会社や転職エージェント系の求人も定期的に更新されているので、チェックしてみましょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、リクルートグループが運営する転職エージェントサービスです。リクルートグループの多岐にわたるネットワークを活用し、幅広い業種や職種の求人情報を取り扱っています。プロフィールを登録すると企業からスカウトメールが届く「スカウト機能」が充実しており、積極的に転職活動を進められるのがポイントです。「転職エージェントになりたい」「人材紹介会社への転職を希望している」など明確なプロフィールにしておけば、関連する会社からのスカウトが増えるかもしれません。また、求人応募後もキャリアアドバイザーがサポートを継続してくれるのもメリットです。面接対策だけでなく入社後のフォローアップまで手厚くサポートしてくれるので、転職活動全般にわたって支援を受けたい人におすすめできます。

dodaエージェント

dodaエージェントは、転職市場や各業界の動向に精通したキャリアアドバイザーが多く、最新の求人情報や業界トレンドを指導してもらえます。また、求職者のスキルや経験に合わせて企業からのスカウトを受けることが可能です。サイト内では、キャリア診断や年収診断をはじめとした診断ツールが豊富に利用できるため、転職活動の合間に診断してみましょう。自身の状況についても洗い出すよい機会になりますよ。なお、求人検索機能を利用することもできるので、興味のある企業がある場合は、自分でアピールしていくこともできます。スカウト機能と併用すればハイスピードで転職活動を進められるので、なるべく早めに転職したい人に向いています。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは日本で最大級の総合就職支援サイトです。2024年3月19日現在では、人材営業に関する公開求人954件、非公開求人212件が取り扱われています。マイナビエージェントでは業界ごとに専門のキャリアアドバイザーが在籍しており、転職活動全般に関するアドバイスを受けることが可能です。「人材紹介会社に転職するときのコツ」「人材紹介会社に関する直近のトレンド」についても教えてもらえるため、情報収集の場として活用してもよいでしょう。また、登録を行うことで、マイナビ―ジェントオリジナルの転職診断ツールも利用することができます。精度の高い診断ツールのため「自分に転職エージェントとしての素質があるのか?」という不安が強いときに利用することも可能です。適職診断で転職エージェントとしての適性を見たり、他職種への向き、不向きを調べたりすれば、転職活動の方向性も定まるでしょう。

パソナキャリア

パソナキャリアは人材派遣、紹介予定派遣、人材採用支援、教育研修など、幅広い人材関連サービスを提供している「パソナグループ」が運営しています。転職エージェント事業も手がけているため、幅広い人材活用ノウハウを活かして転職支援してほしいときに活用するとよいでしょう。取り扱われている人材営業職の公開求人は2024年3月19日時点で39件と少なめですが、ハイクラス求人がほとんどです。求人数も豊富にあるため、気になる方は登録後に問合せを行ってみましょう。また、パソナキャリアには経験豊富なキャリアカウンセラーが多く、求職者のニーズやキャリアプランに合わせたマンツーマンでの専属サポートを提供しています。面談やキャリア相談に加えて、求人情報の提供や面接対策、履歴書の添削など、幅広いサポートを受けられるのがメリットです。

JACリクルートメント

JACリクルートメントでは主に年収800万円から1,000万円程度の高収入求人が充実しています。そのため、より好待遇で転職エージェントになりたい人におすすめです。2024年3月19日現在では、人材営業の公開求人数は63件の取り扱いがあります。求人検索は、会員登録を行わなくても可能なため、登録前に希望の企業があるか確認してみても良いでしょう。また、企業の成長に寄与できる優秀な人材のマッチングに重点を置いているので、実力主義で評価してくれる企業を求めている人にもおすすめできます。経営層や事業部長を目指す方向けに、想定される面接の問答集や面接対策などにも柔軟に対応しているのがポイントです。将来的なキャリアアップも視野に入れた転職活動ができ、転職エージェントから事業部長までのステップアップも検討できます。

ハタラクティブ

ハタラクティブは20代の転職を専門としたエージェントであり、20代で人材紹介会社への転職を検討している人におすすめです。とはいえ、年齢だけで利用者を区切ることはしていないので、30代以上で利用を希望する方も問合せを行ってみるとよいでしょう。なお、ハタラクティブに掲載されている求人の多くは、学歴を問わず人柄重視の採用を行う企業が多いため、中退、浪人、留年、休学歴のある人でも安心して利用できます。個人のポテンシャルや適性を重視し、多様なバックグラウンドを持つ人材を積極的に採用してくれるので、応募時のハードルも低めです。

Re就活エージェント

Re就活エージェントは、第二新卒と20代後半を主な対象としています。既卒者もサポート対象となっており、場合によっては30代も支援対象として考慮されることがあるので相談してみましょう。Re就活エージェントでは、履歴書や職務経歴書の添削だけでなく、選考対策や年収交渉まで徹底的にサポートしてくれます。企業が求める人物像とマッチしていれば、未経験でも求人票に記載されている年収以上の待遇が得られることもあるでしょう。キャリアのアップグレードを目指す方にとって魅力的な支援サービスなので、転職エージェントへのキャリアチェンジを叶えたいときに活用してみましょう。

JAIC(ジェイック)

JAIC(ジェイック)は、フリーター、第二新卒、既卒者を対象とした転職エージェントです。専門学校や大学などで中退した方も含めて支援する関連サービス「中退就職カレッジ」と連携しており、学歴不問の求人が多い特徴があります。扱う求人は未経験者歓迎のものばかりなので、職歴やスキルがない状態から一念発起する人でも問題なく利用できます。さらに、JAIC(ジェイック)では独自の就職研修を行っていることもポイントです。履歴書や職務経歴書の添削だけでなく、キャリアがゼロベースからスタートする人でも魅力的な自己アピールになるようフルサポートしています。面接対策や選考支援の他に基本的なビジネスマナーに関する研修も定期的に実施されており、マナー面に不安を感じている方にも最適です。

転職エージェントの年収に関するよくある質問

最後に、転職エージェントの年収に関する「よくある質問」を紹介します。下記に気になる項目がある人は、転職活動スタート前にチェックしてみましょう。

転職エージェントで働くには資格が必要?

転職エージェントとして働くにあたって、必須の資格はありませんが「キャリアコンサルタント」の資格があると有利です。キャリアコンサルタントとは、個々のキャリアビジョンを明確にしたり、理想的なキャリアを叶えたりするためのアドバイスをする専門家です。個人のスキルセット、興味、価値観、職種に合わせて適切なキャリアプランを作れる人に与えられる資格なので、転職エージェントになりたいときに向いています。とはいえ、国家資格のため、それなりの難易度を誇る試験であることは覚えておくと良いでしょう。

大手の転職エージェントは年収が高い?

大手の転職エージェントの場合、基本給が少し高めに設定されていることがありますが「大手だから必ず好待遇」とは限りません。転職エージェントはあくまでも成功報酬やインセンティブ給で稼ぐのが主体な職種であり、実力が伴っている人には非常に魅力的な待遇を提示します。反対に、実力が伴わないと他職種と同等程度の基本給しか獲得できないので、決して年収が高くなるとは限らないでしょう。

転職エージェントのノルマはきつい?

転職エージェントのノルマは、所属する人材紹介会社や直近の業績により大きく変わります。転職成功率や人数に関するノルマがある場合もあれば、反対にノルマが一切ない場合もあるので、入社前の段階で念入りに確認を行うと良いでしょう。また、業界や企業の方針によって異なりますが、研修期間中に一定の成果を達成する必要がある場合があります。

転職エージェントで働きながら年収を上げるには?

転職エージェントで働きながら年収を上げるには、まず転職支援実績を伸ばしていくのが近道です。転職に成功した人数が多ければ多いほど転職エージェントは成功報酬を受け取ることができるので、インセンティブ給も高くなります。同様に、紹介先企業に直談判しながら応募者の待遇を上げることができれば、想定年収に対する一定割合分を報酬として受け取れるため、成功報酬も高くなるのがポイントです。実績を積んでいくうちにマネージャーやリーダー職として昇進、昇給できる可能性が高くなるので、ぜひチャレンジしてみましょう。

最後に

転職エージェントは成功報酬やインセンティブ給の割合が高い職種であり、平均年収も高めに設定されています。未経験から転職できるエージェント求人もあれば、経験者向きの好待遇求人もあるので、チェックしてみましょう。転職サイト、転職エージェント等を活用して求人を探していけば、理想的な企業が見つかるかもしれません。