2020年度首都圏大企業管理職の就業意識調査 ~コロナを機に「35~44歳世代」の地方副業・転職への関心が高まる~

2020.10.9 Report

首都圏大企業管理職の就業意識調査を実施いたしました。
調査サマリー
・地方への転職に「興味あり」「やや興味あり」との合計(興味層)は48%。
・新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、 地方で働くことの関心が「とても強くなった」「強くなった」の合計(興味層)は33.4%。
・地方の中小企業から経営幹部候補としてのオファーがあった際、 「現状の収入より減少しても転職の可能性がある」が36.7%。
・地方中小企業へ経営幹部候補としての転職を考えた際、 最も重視するのは、 「企業の魅力」が44.1%、 「給与条件の魅力」が36.3%、 「そのポジション(裁量)・ミッションの魅力」が34.5%、 「その勤務地の魅力」が25.2%。
・地方の中小企業での副業に「興味あり」「やや興味あり」との合計(興味層)は59.5%。
・地方の中小企業での副業に興味がある理由は、 「副収入」が40.8%、 「地方中小企業を支援することでのやりがい」が32.5%、 「スキルアップ、 成長」が18.3%となっている。
・地方での副業を経験後に、 その地域への移住・転職に繋がる可能性がある人は70.7%。
調査概要
・実施期間 : 2020年9月24日~27日
・調査手法 : インターネットモニター調査
・有効回答数N : 1614
・調査対象 : 年齢:35歳~65歳
従業員規模:500名以上(サービス業)、
1000名以上(製造業)
一都三県に在住し、 東京都に勤務している
正社員管理職(課長職以上)

調査詳細
・地方への転職に「興味あり」「やや興味あり」との合計(興味層)は48%。「35~44歳世代」の興味関心が最も高く53.1%。

・新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、地方で働くことの関心が「とても強くなった」「強くなった」の合計(興味層)は33.4%。「35~44歳世代」の興味関心が最も高く42.0%。

・地方の中小企業から経営幹部候補としてのオファーがあった際、「現状の収入より減少しても転職の可能性がある」が36.7%。

・地方の中小企業での副業に「興味あり」「やや興味あり」との合計(興味層)は59.5%。「35~44歳世代」の興味関心が最も高く64.7%。

・地方の中小企業での副業に興味がある理由は、「副収入」が40.8%、「地方中小企業を支援することでのやりがい」が32.5%、「スキルアップ、 成長」が18.3%、 「地方貢献・地方創生」が8.1%となっている。

・地方での副業を経験後に、その地域への移住・転職に繋がる可能性がある人は70. 7%。「35~44歳世代」の可能性が最も高く74.6%。

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