2021年度 首都圏大企業管理職に対する「地方への就業意識調査」 ~コロナを機に2年連続「35~44歳世代」の地方副業・転職への関心が高まる~
2021.9.24 Report
首都圏大企業管理職に対する「地方への就業意識調査」を実施いたしました。
調査結果サマリー
・地方への転職に「興味がある」と46.7%が回答。※1
・新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、「地方で働くことの関心が強くなった」と33.2%が回答。※2
・地方の中小企業から経営幹部候補としてのオファーがあった際、「現状の収入より減少しても転職の可能性がある」と43.3%が回答。昨年より0.7%増加。
・地方中小企業へ経営幹部候補としての転職を考えた際、最も重視するのは、「企業の魅力」が88.6%、「給与条件の魅力」が81.3%、「そのポジション(裁量)・ミッションの魅力」が78.8%、「その勤務地の魅力」が75.4%。 ※3
・地方の中小企業での副業に「興味がある」と56.8%が回答。 ※1
・地方の中小企業での副業に興味がある理由は、「副収入」が38.2%、お金以外の理由が61.5%。
・地方企業での副業に割く事ができる時間は月に「10時間~20時間未満」が45.3%。
・地方での副業を経験後に、その地域への移住・転職に繋がる可能性がある人は66.9%。※4
※1「興味あり」「やや興味あり」の合計
※2「とても強くなった」「強くなった」の合計
※3「とても重視する」「重視する」の合計
※4「可能性あり」「やや可能性あり」の合計
調査概要
・実施期間 : 2021年9月9日~14日
・調査手法 : インターネットモニター調査
・有効回答数N : 1636
・調査対象 : 年齢:35歳~65歳
従業員規模: 1000名以上(製造業) 、
500名以上(その他・サービス業)、
一都三県に在住し、東京都に勤務している
正社員管理職(課長職以上)
調査詳細
●地方への転職に「興味あり」「やや興味あり」との合計(興味層)は46.7%。「45~54歳世代」の興味関心が最も高く55.2%。昨年より2.1%増加。
●新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、地方で働くことの関心が「とても強くなった」「強くなった」の合計(興味層)は33.2%。「35~44歳世代」の興味関心が最も高く43.1%。昨年より1.1%増加。
●地方の中小企業から経営幹部候補としてのオファーがあった際、「現状の収入より減少しても転職の可能性がある」が43.4%。昨年より0.7%増加。
●地方の中小企業での副業に「興味あり」「やや興味あり」との合計(興味層)は56.8%。「45~54歳世代」の興味関心が最も高く62..0%。昨年より4.8%増加。
●地方の中小企業での副業に興味がある理由は、「副収入」38.2%のお金以外の目的の合計は61.5%で、具体的には「地方中小企業を支援することでのやりがい」が32.7%、「スキルアップ、成長」が20.7%、「地方貢献・地方創生」が8.1%となっている。
●地方企業での副業に割く事ができる時間は月に「10時間~20時間未満」が45.3%となっている。
●地方での副業を経験後に、その地域への移住・転職に繋がる可能性がある人は66.9%。「45~54歳世代」の可能性が最も高く69.3%。
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