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最終更新日:2024.12.05
業務委託/フリーランス

フリーランス活用のメリット、デメリット|企業事例や契約の流れ、外部人材探しの方法まで解説!

「フリーランスを活用した方が良いのだろうか?」「どうやってフリーランスと繋がればいいのだろう」といったお悩みはありませんか?

企業の課題解決や人材不足の解消にフリーランスを活用するか悩む方も多いでしょう。結論から言うと、フリーランスの活用は人件費の削減や企業の課題の解決に役立ちます。

本記事では、以下のポイントについて解説します。

  • フリーランス活用のメリットやデメリット
  • フリーランスを活用すべき分野
  • 活用した場合の成功事例
  • 具体的な活用方法

フリーランスを活用するにあたって、事前に特徴を把握していれば、自社に最適な人材を採用することができるでしょう。

【こんな人におすすめ】

  • 人材不足に悩む企業の採用担当者
  • 優秀な社員の穴埋めができる人材を探している方
  • 短期間だけプロの人材に来てもらいたい方

フリーランスを活用する企業が増加傾向にある

フリーランスを活用する企業は、近年増加傾向にあります。フリーランス人口については、内閣官房の調査によれば約462万人、中央企業庁の統計でも約472万人にも達しており、「フリーランス・プロ人材活用実態調査」によると、フリーランスのプロ人材を活用したことがある大企業の割合が、1年で16.7%から30.7%へと大幅に増加しました。
この背景には、以下の理由が考えられます。
人材不足の解消
専門スキルの獲得
コスト削減
フリーランスの活用は今後も拡大が予想され、企業の人材戦略における重要な選択肢として定着しつつあります。

企業がフリーランスを活用する5つのメリット

フリーランスを活用することで、企業は様々なメリットを得ることができます。ここでは、主な5つのメリットについて詳しく解説します。

  1. 専門性の高い分野の即戦力が手に入る
  2. 企業の課題に対する解決が早くなる
  3. 従業員の業務負担を軽減できる
  4. 人件費を抑えられる
  5. 短期的な契約が可能

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

➀専門性の高い分野の即戦力が手に入る

フリーランスを活用する一番のメリットは、高度な専門性を持つ即戦力が手に入ることです。

フリーランスの多くはWeb開発やグラフィックデザイン、財務コンサルティングなどの特定分野で豊富な経験とスキルを保有しています。そのため、自社に不足しているスキルをフリーランスで補うことでどうなるか検討してみると良いでしょう。

専門性と多様な経験を兼ね備えた人材の力を借りることで、企業の生産性の向上につながります。

➁企業の課題に対する解決が早くなる

フリーランスに仕事を依頼すると、企業の課題に対する解決スピードが速くなります。フリーランスは基本的に自身で専門分野を完結できる即戦力人材です。そのため、企業の課題に適したフリーランスを選定できれば、課題の解決がスピード感を持って行えます。
また、通常の採用プロセスでは人材を見つけてから育成するまでに多くの時間を要しますが、フリーランスを活用すれば自社に知見を溜めることも可能です。

③従業員の業務負担を軽減できる

フリーランスを活用することで、従業員の業務負担の軽減ができることもメリットのひとつです。特に専門性の高い業務や、一時的に発生する大量の作業などを外部に委託することで、社内のリソースを効率的に差配できるようになります。

また、コア業務以外をフリーランスに依頼することで従業員はコア業務にのみ集中でき、満足度や生産性が向上するでしょう。

④人件費を抑えられる

フリーランスを活用すれば、人件費の削減にも貢献できます。正社員を雇用する場合、給与以外にも社会保険料や福利厚生費など、様々なコストがかかります。一方、フリーランスの場合は、必要な期間だけ契約することができ、コストは報酬のみとなるため、固定費を変動費扱いにできることもメリットです。
また、正社員の残業代や福利厚生費を考慮すると、高単価のフリーランスでも、結果的にコスト削減につながる場合もあります。

⑤短期的な契約が可能

フリーランスは、短期的な契約も可能です。なぜなら、正社員のような雇用契約ではなく、業務ごとに仕事を依頼する形になるため、契約期間は有期になります。

3ヶ月間だけのプロジェクトや半年間の繁忙期対応など、期間や目的に応じて人材を確保できるので、社内のリソースを最適化して無駄なコストを抑えられるでしょう。

フリーランスを活用する3つのデメリット

企業がフリーランスを活用する際には、次の3つのデメリットに注意しましょう。

  1. 能力が足りない人材とマッチしてしまう可能性がある
  2. 特定の人材に依存してしまう可能性がある
  3. 情報漏洩のリスクがある

事前に把握することで、ミスマッチの防止につながるでしょう。

➀能力が足りない人材とマッチしてしまう可能性がある

フリーランスを活用する場合、能力が足りない人材とマッチしてしまう可能性があります。その理由は、履歴書やポートフォリオだけでは、実務能力を完全に判断することはできないためです。

リスクを軽減するためには、小規模なプロジェクトから仕事を依頼して能力を確認したり、信頼できる紹介サービスを利用したりするのも良いでしょう。

なお、みらいワークスでは、即戦力となるフリーランスが多数在籍しています。求める人材のヒアリングから、即戦力人材のご紹介、契約まで一気通貫でサポートいたしますので、ご興味がある方はぜひ一度ご相談下さい。

➁特定の人材に依存してしまう可能性がある

優秀なフリーランスを見つけた場合、その人材へ過度に依存してしまうリスクがあります。特に注意が必要なのは、企業内に専門知識を持つ人材がいない状態で、専門性の高い業務や長期プロジェクトを進める場合です。

とくに、エージェントに所属していないフリーランスに一任した場合、一方的に契約を破棄されたり、トラブルが起きたりなどプロジェクト全体が停滞してしまう可能性もあります。また、社内で知見が蓄積されないというデメリットもあるので注意しましょう。

対策として、エージェントに所属するフリーランスを活用することがおすすめです。エージェントを利用することで、自社の課題にあった信頼できるフリーランスを紹介してもらえることはもちろん、トラブルの際にはエージェントが間を取り持ってくれます。さらに、フリーランスに依存してしまうことへの懸念点をエージェントに伝えておけば、人材育成もできるフリーランスを斡旋してもらえるため安心です。

③情報漏洩のリスクがある

フリーランスは社外の人材であるため、機密情報や個人情報の取り扱いには注意が必要です。管理体制が脆弱だと、意図的、偶発的は問わず情報漏洩が起こり、企業の信用が低下してしまう可能性があります。

例えば、特定の分野へのアクセス権を持つフリーランスや、複数の企業と取引があるフリーランスが、意図せず他社へ機密情報を漏らしてしまうケースなどが考えられます。リスクを軽減するには、機密保持契約を結ぶことはもちろん、アクセス権限の適切な管理も重要です。

フリーランスを活用すべき分野と活用例

フリーランスの専門性を活かせる分野は多岐にわたります。

フリーランスを活用するケースは2種類に分けられるため、それぞれでどのような分野や活用例があるのか見ていきましょう。

現場で活躍する人材が足りない場合
戦略設定など上流工程を担う人材を探している場合

➀現場で活躍する人材が足りない場合

まずは、現場で活躍する人材が足りない場合に活用されることが多い分野について開設していきます。

  1. マーケター
  2. ライター
  3. エンジニア・プログラマー
  4. デザイナー
  5. データアナリスト

具体的な活用例も合わせてご覧ください。

➀マーケター

マーケティングは高度な専門性が求められる一方で、特定の期間で終了する業務も多いため、フリーランスの活用に適しています。ただし、ブランド戦略など長期的な視点が必要な業務では、社内人材との連携が重要です。

項目 内容
専門性 高度な専門性が求められる
継続性 特定の期間終了まで継続
活用例 ・新規顧客獲得のためのデジタルマーケティング戦略の立案
・SNSを活用したブランディングの企画運営
・顧客データ分析に基づく施策の提案

マーケティングと言っても手法は多岐に渡るため、どのような手法を検討しているのかでも、依頼先や依頼料金に変動があります。

➁ライター

ライターは多様な専門性を持つ分野であり、フリーランスの活用が非常に効果的です。セールスライティング、SEOライティング、コピーライティングなど、さまざまな手法があり、案件ごとに求められるスキルが異なります。

項目 内容
専門性 ネット調査により執筆できる内容、特定の専門知識や取材が必要な内容など場合により異なる
継続性 単発、長期契約などさまざまな継続方法あり
活用例 ・SEO対策を考慮したブログ記事の定期執筆
・新商品のセールスページのコピー作成
・企業パンフレットのコピーライティング

また、専門知識が必要な商材なのか否か、という点でも金額感が異なってきますので注意しましょう。たとえば、医療分野のライティングであれば、専門知識が必要であるため高額になり、恋愛などであれば専門知識は比較的いらない分野になり、安い金額で依頼することが可能です。

③エンジニア、プログラマー

システム設計や開発は高度な専門性が求められ、技術の進化も速いため、フリーランスの活用がおすすめです。ただし、長期的なシステム保守など継続性が高い業務では、知識を社内で共有するためにも、社内人材の育成を並行して行うことをおすすめします。

項目 内容
専門性 高度な専門性が求められる
継続性 特定の期間終了まで継続
活用例 ・新規アプリケーション開発
・IoTデバイス用ソフトウェア開発
・AIや機械学習モデルの実装

④デザイナー

デザイン業務は案件ごとに求められるスタイルや技術が異なるため、フリーランス活用に適しています。ただし、ブランドデザインなどの一貫性が求められる業務では、社内デザイナーとの協働が望ましいでしょう。

項目 内容
専門性 業務によって専門性は異なる
継続性 継続または特定の期間終了まで継続
活用例 ・ファッションブランドのデザイン
・イベント用の販促物デザイン
・ウェブサイトのリニューアル

⑤データアナリスト

データ分析は高度な専門性が求められますが、多くの場合プロジェクト業務となるため、フリーランスの活用が効果的です。ただし、継続的なデータ管理や分析が必要な場合は、社内人材の育成も考慮すべきでしょう。

項目 内容
専門性 高度な専門性が求められる
継続性 継続または特定の期間終了まで継続
活用例 ・新規事業の市場調査分析
・ウェブサイトのユーザー行動分析とコンバージョン率改善
・A/Bテストの設計と結果分析

➁戦略設定など上流工程を担う人材を探している場合

続いては、戦略設計などの上流工程を担う人材を求めている企業に対して、どのような職種の依頼があるのかご紹介します。例として3つ挙げるので、ぜひ参考にしてください。

戦略コンサルタント

経営課題の解決が、自社の人材だけでは難しいと考えられる場合に依頼するのが戦略コンサルタントです。中長期的な戦略設計からはもちろん、新規事業の立案やマーケティング戦略など多岐にわたるテーマについてコンサルティングを行ってくれます。

項目 内容
専門性 高度な専門性が求められる
継続性 特定の期間終了まで継続
活用例 ・IT業界の新規事業立ち上げ
・飲食事業の縮小とブランディング強化
・小売業界の店舗網再編

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、その名のとおり、プロジェクトの進行管理を行ったり、予算や人員の配置、成果物のクオリティなどすべてに責任をもつ役職を指します。プロジェクト遂行の経験がないと厳しい役職であるため、経験値が浅い人材が多い企業ではとくに活用してみることをおすすめします。

項目 内容
専門性 高度な専門性が求められる
継続性 プロジェクトの完了、軌道に乗るまで継続
活用例 ・イベント開催の進行、管理
・システム開発の進行、管理
・全体スケジュール管理や人員の配置

ITアーキテクト

ITアーキテクトは、経営戦略に沿ったWebシステムの設計図を作成し、運用しやすいシステム基盤の構築を行う職種です。具体的には、システム開発における共通仕様や要件を定義し、システムの方向性や仕組みを提示できる技術者のことです。ITアーキテクトがいることでシステム設計がスムーズかつ要望に沿ったものになるため、システム設計の際には専任担当者を1人配置することをおすすめします。

項目 内容
専門性 高度な専門性が求められる
継続性 システム構築の完了、運用が正常にされていることを確認するまで継続
活用例 ・異なるシステムやアプリケーションを連携させるためのAPIの設計やミドルウェアの選択、データ変換などの作業
・最適なシステムを企画・立案
・AIやIoTをはじめ先端技術を活用して企業の課題解決を図る


フリーランス活用による企業の成功事例3選

フリーランスの活用により、多くの企業が成功を収めています。

以下に3つの代表的な事例を紹介します。

  • 日東高圧株式会社
  • 株式会社櫻井謙二商店
  • 八方尾根開発株式会社

日東高圧株式会社

まずは、攪拌機と高圧容器を中心とした製造、販売を行っている日東高圧株式会社の事例です。

フリーランス採用のきっかけ:従業員の意識変革を促すため
企業の課題:社長の方針が現場に正確に伝わっていないこと
活動内容:方針説明会の提案や人事制度設計で管理職の役割を明確化
活動成果
①会社の方針や3年間の計画を全社員で共有
②マネジメントの基礎講座を実施
③2019年度の売上高の大幅改善

社長の考えている方針が従業員に的確に伝わっていなかったことで、従業員個人個人が自分の役割を把握できていなかったことにあったようです。そこで、フリーランスのコンサルタントを活用することで課題を洗い出し、方針説明会を行ったり、3か年計画を全社員に共有したりと改善をすることで、売り上げの改善を実現しました。

株式会社 櫻井謙二商店

2社目は、総合食品卸売会社の株式会社櫻井謙二商店の事例です。

フリーランス採用のきっかけ:経営者視点で組織課題を議論できる人材が欲しい
企業の課題:職場環境の整備と社員の定着化
活動内容:「働きやすさ」向上を目指し、社員アンケート、1on1ミーティングの実施など、課題解決に向けて取り組みを実践している
活動成果
①社員から意見できる環境が整備され、社員の満足度が向上
②社員のモチベーションアップ
③社員の発想力や行動力の育成に貢献

上記の活動から、離職率はゼロになり、働くことに対する社員満足度が向上したとのことです。1on1ミーティングによってお互いが意見を伝えられるようになり、より働きやすい仕組みづくりが行えたことが理由としてあげられるでしょう。

八方尾根開発株式会社

3社目は、スキー場の経営や温泉事業を行う、八方尾根開発株式会社の事例です。

フリーランス採用のきっかけ:業務改善を担ってくれる人材を地元で探したがいなかっため
企業の課題:業務の見える化と業務のフロー化
活動内容:業務の見える化による課題改善、ITツールの選定から社内への導入
活動成果
①定容量メールサーバーの変更の提案により、メール削除等の業務を削減
②ITツール導入による従業員のリテラシー向上
③課題解決によってお客様との関係が京子になり、仕事の増加につながる

もともとは従業員の人員配置や業務設計に課題を感じ、フルタイムで業務改善を担う人材を探していたようですが、採用が難しいことでフリーランスの活用を決めました。フリーランスのコンサルタントを入れることで、時間がかかる業務や業務フローをITツールを用いて改善していきます。それにより、従業員のリテラシーが向上したり、お客様との関係構築ができ、仕事が増加するという結果につながっています。

外部人材を活用する場合の流れ

フリーランスなどの外部人材を活用する際は、以下の流れで進めるのが一般的です。

  1. 依頼したい内容についての話し合い
  2. 業務委託契約書の作成
  3. 契約内容の確認・修正
  4. 業務委託契約の締結完了

以下から、ひとつずつ解説します。

➀依頼したい内容についての話し合い

まず、フリーランスと依頼内容について詳細な話し合いを行います。話し合いのポイントは以下の通りです。

  • プロジェクトの目標や成果の確認
  • 必要なスキルや経験の確認
  • 作業量と作業期間の見積もり
  • 報酬の設定
  • コミュニケーション方法の確認

あらかじめ上記内容を確認しておくことで、契約後にトラブルが起こることを防ぐことができます。

➁業務委託契約書の作成

続いて、話し合いの内容に基づいて、業務委託契約書を作成します。

契約書に含めるべき主な項目は以下の通りです。

  • 業務内容の詳細
  • 契約期間
  • 報酬額と支払い方法
  • 成果物の定義と納品方法
  • 機密保持条項
  • 著作権の帰属

企業の業務形態や仕事内容によって、業務委託契約書の内容は異なるため注意しましょう。上記内容にフリーランスと企業とで相違があると、後々トラブルに発展する可能性があるため、しっかり詳細を詰めつつ契約を結ぶようにしてください。

③契約内容の確認、修正

作成した契約書の内容を、企業側とフリーランス側の双方で確認します。以下のポイントを事前に確認しましょう。

  • 契約条件の相互理解
  • 責任範囲の明確化
  • リスク管理の取り決め
  • 契約解除条件の確認

不明点や修正が必要な箇所があれば、この段階で話し合いを行い、合意を得ます。

④業務委託契約の締結完了

双方が契約内容に合意したら、契約書に署名し、業務委託契約を締結します。この時点で正式に業務がスタートします。

締結後の注意点は以下のとおりです。

  • 契約書の原本を双方で保管
  • プロジェクト開始日の確認
  • 初回ミーティングの設定
  • 必要な情報やリソースの提供

フリーランスを探す方法3つ

「契約までの流れは分かったけど、そもそもフリーランスとの繋がりがなく依頼ができない」という企業も少なくないでしょう。

そこで以下からは、フリーランス人材を探す方法を3つご紹介します。

人材紹介サービスやマッチングサイトを活用する
プロフェッショナル人材サービスを活用する
人脈を活用する

それぞれの特徴を理解し、自社のニーズに合った方法を選択することで自社が求める人材と出会うことができます。

➀マッチングサイトを活用する

まず1つ目は、マッチングサイトを活用することです。

たとえば、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングが挙げられます。マッチングサイトでは、多くのフリーランスが登録しており、幅広い選択肢から適切な人材を見つけることができます。

ただし、以下のメリットや注意点を考慮した上で、活用しましょう。

メリット 注意点
大量の候補者から選べる 質の管理が難しい場合がある
スキルや経験で絞り込み検索が可能 直接的なコミュニケーションが限られる
比較的低コストで利用可能 応募者が多い場合、選考に時間がかかる

上記のとおり、人材によってクオリティに大きな差があることには注意が必要です。とくに上流工程の依頼を行いたい場合は、次で紹介するプロフェッショナル人材サービスの活用がおすすめと言えます。

➁プロフェッショナル人材サービスを活用する

クオリティ重視の場合や上流工程の業務を依頼したい場合は、専門的なスキルを持つフリーランスに特化したサービスがおすすめです。

メリット 注意点
高いスキルを保有した人材が多い 比較的コストが高い
マッチングの精度が高い 選択肢が限定される場合がある
契約や法務面でのサポートが充実 すぐに稼働してもらえない場合がある

優秀なフリーランスほど複数のプロジェクトを抱えていることが多く、企業の希望するタイミングですぐに稼働できない可能性があります。そのため、プロジェクトのスケジュールに余裕を持たせるか、柔軟な対応が可能な体制を整えておく必要があるでしょう。

なお、みらいワークスでは、上流工程を担える即戦力人材が24,000名以上在籍しています。あらゆる職種に対応しているため、フリーランスの活用を検討している方は、ぜひ一度お問い合わせ下さい。
まずは具体的にどういう人材が欲しいと決まっていなくても大丈夫!とりあえず最新動向だけ知りたい方へ30分の無料相談も実施中です。

③人脈を活用する

3つ目は、自社の従業員や取引先からの紹介を通じて、フリーランスを見つける方法が挙げられます。ただし、信頼性が高い反面、選択肢は限られます。

メリット 注意点
信頼性が高い 選択肢が限られる
コミュニケーションが取りやすい スキルのミスマッチが起こる可能性がある
紹介者を通じて詳細な情報が得られる 人間関係に配慮が必要

近しい関係者からの紹介だとトラブルに発展した場合、単なるビジネス上の問題だけではなくなることも予想されるため、慎重に活用することが重要です。

フリーランスの活用に使える補助金

フリーランスの活用を支援する補助金制度を利用することで、企業の負担を軽減しつつ、高度な専門性を持った人材を獲得することができます。ただし、適用される補助金は、行いたい業務内容によって異なるため、自社のニーズに合った制度を選択することが重要です。

以下に、関東地域で利用可能な補助金の例をまとめました。

  • ものづくり、商業、サービス生産性向上促進補助金
    中小企業、小規模事業者の生産性向上を支援する制度です。補助できる経費は、外注費や専門家経費、技術導入費などが対象になっています。
  • 小規模事業者持続化補助金
    小規模事業者の販路開拓や業務効率化を支援する制度です。補助できる経費は、ホームページの作成やチラシの制作、看板作成等などが対象になっています。

ただし、地域によって利用できる補助金が異なる場合があるため、自社の所在地の自治体や関連機関に確認してください。

まとめ

フリーランス活用は企業の競争力向上に有効な戦略です。

本記事では、以下のポイントについてご紹介しました。

  • フリーランスを活用するメリット(専門性の獲得、コスト削減など)
  • フリーランスを活用するデメリット(人材ミスマッチ、情報漏洩リスクなど)
  • フリーランスを活用すべき分野(マーケティングやIT分野など)
  • フリーランスを活用する流れ
  • フリーランスの探し方(人材紹介サービスなど)

フリーランスを活用を検討する際は、自社のニーズにマッチした人材を採用することが大切です。まずは小規模なプロジェクトから始め、成功事例を参考に段階的に活用範囲を広げていくことをおすすめします。

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