【完全版】チームビルディングとは?プロセスや具体的な手法、成功するためのポイントまで解説! - freeconsultant.jp for Business
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最終更新日:2026.01.31
人事/組織構築/業務改善

【完全版】チームビルディングとは?プロセスや具体的な手法、成功するためのポイントまで解説!


チームビルディングを上手く活用できれば、組織力の強化や生産性の向上、離職率の低下による安定した組織運営にもつながります。しかし、チームを強化したいけれど「具体的に何から始めればいいかわからない」という担当者も多いのではないでしょうか。

本記事では、チームビルディングの定義や目的、成功させるためのポイントなどを解説しています。チームビルディングを実践して、成果を出せる強い組織を作りましょう。


チームビルディングとは?

チームビルディングとは、メンバーが個々の能力やスキルを最大限に発揮し、一丸となって目標達成を目指す組織づくりの取り組みを指します。メンバー同士の仲を深めることだけでなく、各メンバーの主体性を引き出しながら、チーム全体で成果を生み出す基盤を形成できるのが特徴です。

コロナ禍以降、リモートワークの普及や雇用形態の多様化が進んでいるため、組織の一体感を作り出す手法として多くの企業で導入されています。個人の強みを活かしつつ、お互いに協力し合う関係性は、変化の激しいビジネス環境において組織の競争力を高める原動力になるでしょう。

効果的な施策を実行するためにも、まずはチームビルディングの定義を正しく理解し、他の取り組みとの違いを明確に区別することが重要です。

チームビルディングとチームワークの違い

チームビルディングは、個々の能力を最大限に引き出せるよう、チームそのものを作り上げる手法です。対してチームワークは、メンバーが協力してタスクを実行する連携を指します。

両者の主な違いは、主体となる対象や期間です。

項目 チームビルディング チームワーク
目的 個人の能力の最大化と組織作り 共同作業による目標達成
焦点 個々の強みや自律性 メンバー間の連携
期間 中長期 短期

チームビルディングは個人の成長や主体性に焦点を当てて、優れたチームワークが発揮される土台を築きます。作業効率の向上にとどまらず、メンバーが自ら考えて動く組織を目指すなら、両者の性質を理解したアプローチが必要です。

【形態別】チームビルディングの具体的な手法4選

チームビルディングには、目的や状況に応じてさまざまな手法があります。日々の業務に取り入れられるものから、非日常的な空間で行うイベントまで、選択肢は多いです。組織の課題やメンバーの特性に合わせて最適な手法を選びましょう。

次項からは、代表的な4つの形態について、取り組み例とともにご紹介します。

  1. 日常業務
  2. ゲームやアクティビティ
  3. 研修やワークショップ
  4. オンライン

なお、各手法の具体的な取り組み方法は以下の記事で解説しているため、併せてチェックしてください。

①日常業務

日常業務の中にチームビルディングの要素を取り入れることで、特別な準備やコストをかけずに、日々のコミュニケーションを通じて関係性を深められます。

日常業務において、以下のような取り組みが効果的です。

  • 一人ひとりへの積極的な声かけ
  • ランチ会や飲み会
  • 朝礼や定例会議でのアイスブレイク
  • 1on1ミーティングによる相互理解の促進
  • サンクスカードやピアボーナスによる称賛文化の構築

たとえば、会議の冒頭に「最近あった良いこと」を共有する時間を設けるだけでも、場の空気が和らぎ発言しやすい雰囲気が作れます。また、1on1ミーティングで業務以外の話題にも触れることで、リーダーとメンバーの信頼関係が深まるでしょう。

日常的な小さな積み重ねが、強固なチームワークの土台を作るコツです。

②ゲームやアクティビティ

ゲームやアクティビティは、楽しみながら自然と協力体制を築ける手法です。座学とは異なり、体を動かしたり頭を使ったりする共同作業を通じて、メンバーの意外な一面や強みを発見できます。

チームビルディングで活用される代表的なゲームやアクティビティは、以下のとおりです。

ゲームやアクティビティ 内容
マシュマロチャレンジ パスタとマシュマロで高い塔を作る
NASAゲーム 月面不時着を想定し、生存に必要なアイテムの優先順位を決める
脱出ゲーム チームで謎を解き、制限時間内の脱出を目指す
ペーパータワー 紙だけで最も高いタワーを作る

上記のゲームは、役割分担や合意形成のプロセスを疑似体験できるため、チームの課題解決能力を養うのに最適です。初対面のメンバー同士でも緊張がほぐれやすく、一体感を短時間で作り出せるメリットがあります。

特に、新入社員研修やプロジェクトのキックオフなどで活用すると効果的です。

③研修やワークショップ

体系的な知識やスキルの習得を目指すなら、研修やワークショップが適しています。専門の講師を招いたり、特定のテーマについて深く議論したりすることで、チームの課題を根本から解決する糸口が見つかるでしょう。

チームビルディングで活用されている研修には、以下のようなものがあります。

研修 内容
ビジョン共有ワークショップ チームの目指す姿を言語化し共有する
ストレングスファインダー 互いの強みを知り、活かし方を学ぶ
タックマンモデル研修 チームの成長段階を理解し、現状の課題を分析する

研修やワークショップは、普段は言えない本音を話したり、お互いの価値観を認め合ったりする場として機能します。受講者が主体的に参加し、意見を出し合うプロセスが重要です。日常業務から離れて取り組むことで、組織の結束力を高め、マインドセットの変革を促す効果が期待できるでしょう。

④オンライン

リモートワークが急増している昨今では、チームビルディングもオンラインで行われるケースは珍しくありません。体を動かしたり、共同作業をすることは難しいため、以下のような会話中心の手法が適しています。

  • オンラインランチ会
  • オンライン飲み会
  • グループディスカッション

気兼ねなく発言できる環境を整えることで、オンラインであってもチームの結束力は格段に向上します。

「メンバーがなかなか揃わない」とチームビルディングを後回しにするのではなく、オンラインで積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。

チームビルディングがもたらす5つの効果

チームビルディングで得られる主な効果は、以下の通りです。

  1. 組織力強化、パフォーマンス最大化
  2. 人材育成
  3. コミュニケーションの活性化
  4. 主体性やモチベーションの向上
  5. 新規アイデアの創出

チームビルディングで得られる効果を正しく理解し、自社の課題に合わせた施策を実行することが大切です。

①組織力強化、パフォーマンス最大化

チームビルディングの最大の目的は、個人の能力を掛け合わせて組織全体の成果を最大化させることです。1人では達成が難しい大きな目標でも、メンバー全員が一丸となって取り組めば、実現の可能性は高まります。

組織力を強化する具体的なメリットは、以下のとおりです。

  • 互いの得意分野を活かし苦手分野を補完し合える
  • 適切な役割分担で業務の重複や無駄を減らせる
  • 一人ひとりの力を掛け合わさることで、シナジー効果が生まれる

個人のスキルアップだけでは得られない相乗効果は、組織としての競争力を高めます。

メンバー全員が結束して力を発揮できる環境が整えば、パフォーマンスが最大化され、企業の業績向上や目標達成につながるでしょう。

②人材育成

日々の業務を通じて、メンバーを成長させる人材育成の場としても、チームビルディングは機能します。座学の研修だけでは得られない、実践的な経験や学びが期待できるからです。

また、各メンバーのポジションに応じたスキルを身に着けさせることもできます。ポジションごとの育成効果は、以下のとおりです。

  • 若手社員は先輩の仕事術や判断基準を間近で学べる
  • 中堅社員はチームをまとめるリーダーシップを磨ける
  • 経営層はマネジメント力が磨ける
  • 全メンバーがフィードバックを通じて、強みや課題を自覚する

メンバーが相互に教え合い、刺激を与え合う環境が整えば、各自が主体的に動き成長できるサイクルが生まれます。

チームビルディングによる経験の積み重ねが、次世代のリーダーや組織の中核を担う優秀な人材の育成につながるでしょう。

③コミュニケーションの活性化

コミュニケーションの活性化は、健全な強い組織を作るために必要です。チームビルディングを通じて対話の機会が増えれば、メンバー間の心理的な距離が縮まり、相互理解が深まります。結果的に、業務連絡だけではなく、些細な悩みも相談できる関係性が作られるでしょう。

コミュニケーション活性化がもたらす効果は、以下のとおりです。

  • 相互理解により心理的な距離が縮まる
  • 心理的安全性が高まりミスの隠蔽や連絡漏れを防ぐ
  • ノウハウを共有しやすくなる
  • 認識のズレや不要な対立を未然に回避する

お互いの価値観や人柄を知れば、安心して意見を言える信頼関係が生まれます。その結果、業務遂行のスピードと質が同時に向上するでしょう。

④主体性やモチベーションの向上

チームビルディングは、メンバーの主体性を引き出し、仕事に対するモチベーションを高める効果があります。自身のチーム内での役割や貢献度が明確になれば「自分も組織の役に立っている」と感じられるからです。

主体性やモチベーションが向上する主な理由は、以下のとおりです。

  • 役割の明確化により自己肯定感や帰属意識、貢献意欲が高まる
  • 成功体験を通じて、仕事への意識や取り組み方が変わる
  • 組織へのエンゲージメントが向上し、離職率低下につながる

仲間と協力して目標を達成した喜びは自信につながります。

前向きなマインドが形成されれば、自発的に行動するメンバーが増えて、組織全体の士気もアップするでしょう。

⑤新規アイデアの創出

革新的なアイデアやイノベーションが生まれるきっかけになるのも、チームビルディングのメリットです。似たような考え方の集団では発想が偏りがちですが、異なる視点をもつ人材が連携することで新しい発見が生まれやすくなります。

新規アイデアの創出によって生まれる効果は、以下のとおりです。

  • 多様な価値観の交流が発想の偏りを防げる
  • 異なるスキルの連携で革新的なアイデアが生まれる
  • 様々な意見に触れることで常識にとらわれない提案が出る

お互いの違いを認め合い、どんな意見も受け入れる環境があれば、創造的な議論が活発になります。

変化の激しいビジネス環境において、現状維持ではなく新しい価値を生み出す力は、企業が成長するために必須といえるでしょう。

「タックマンモデル」とも呼ばれるチームビルディングの5段階プロセス

「タックマンモデル」は、1965年に心理学者であるブルース・W・タックマンが提唱した、組織の成長過程を5つの段階で示したモデルのことです。次のステップに進むために必要な要素を明確にできるため、ビジネス界で広く浸透しました。

【タックマンモデルの5段階プロセス】

  1. 形成期(Forming)
  2. 混乱期(Storming)
  3. 統一期(Norming)
  4. 機能期(Performing)
  5. 散会期(Adjourning)

どのようなチームであっても、最初から順調に機能するわけではありません。

各段階の特徴を正しく理解し、衝突や停滞を乗り越えることで、強い組織を作ることが可能です。

この章では、各ステージの状態と求められるアクションについて解説します。

①形成期(Forming)

形成期は、チームが結成されたばかりの初期段階です。メンバーはお互いの人柄やスキルをまだ理解していないため、不安と期待が入り混じった状態にあります。役割や目標も曖昧なため、多くのメンバーが受け身で様子をうかがっていることも少なくありません。

形成期に必要なのは、メンバー間の心理的な距離を縮めることです。リーダーは、チームのビジョンや目標を示し、安心感を作り出す役割が求められます。そのため、アイスブレイクや自己紹介の時間を有効に使い、相互理解を深めるコミュニケーションを積極的に行いましょう。

まずは「話しやすい雰囲気」を作ることが、次の段階へスムーズに進むために重要です。

②混乱期(Storming)

混乱期は、業務が進むにつれて意見の対立や衝突が表面化する段階です。仕事の進め方や価値観の違いが顕著になり、不満が出やすくなります。一見ネガティブな状態に見えますが、本音で議論ができるようになった証拠でもあり、チームが成長するために重要なプロセスと言えるでしょう。

混乱期にリーダーがすべきことは、対立を恐れずに建設的な議論を促すことです。安易に仲裁するのではなく、メンバーそれぞれの意見を尊重し、納得できるまで話し合う場を設けましょう。

徹底的に意見を交わして相互理解を深めることで、チームの結束力はより強くなります。

③統一期(Norming)

統一期は、混乱期の対立を乗り越え、チームが安定してくる段階です。メンバーはお互いの強みや個性を理解し、違いを受け入れられるようになります。

役割分担が明確になり、個々がチームの目標を意識しながら行動できるようになるため、個々の強みを十分に発揮することが可能です。メンバーごとに活躍の場を与えることで、チーム全体の生産性も大きく向上します。

なお、リーダーは、メンバーへ活躍のチャンスを提供するだけでなく、チームの方向性を冷静に判断することが重要です。

メンバーの意識が統一できていたとしても、正しい方向に進んでいるとは限らないため、定期的に見直しや軌道修正を行っていきましょう。

④機能期(Performing)

機能期は、チームが最も成熟し、高いパフォーマンスを発揮している段階です。メンバー全員が共通のゴールに向かって自律的に行動し、指示を出さなくても連携が取れるようになります。難しい課題に直面しても柔軟に対応し、大きな成果を生み出せるでしょう。

機能期のリーダーの役割は、チームの状態を維持し、さらに高みを目指すための支援を行うことです。メンバーに新たな挑戦の機会を与えたり、将来のキャリアを見据えたフィードバックを行ったりして、成長を加速させましょう。

個々の能力が最大限に発揮され、相乗効果が生まれる状態こそが、チームビルディングの理想的なゴールです。

⑤散会期(Adjourning)

散会期は、プロジェクトの完了やメンバーの異動などに伴い、チームが解散する最終段階を指します。目的を達成した充実感とともに、解散を惜しむ感情が共有されるのが理想的な状態です。「このチームで仕事ができて良かった」とメンバーが感じられれば、チームビルディングは成功したと言えるでしょう。

リーダーは最後の取り組みとして、これまでの活動の振り返りと成果の賞賛を行います。得られた経験や学びを言語化し、次のステップへとつなげるサポートをしましょう。ポジティブな形で終わりを迎えることで、メンバーは自信を持って新たな環境に挑戦できます。

有終の美を飾ることは、個人の成長に大きな影響を与えるでしょう。

チームビルディングの企業事例3選

チームビルディングは、様々な企業で行われています。以下3つの企業の事例を参考にして、自社に最適な部分を取り入れてみましょう。

  1. IT会社
  2. Sansan株式会社
  3. 株式会社hypex

①IT会社

ある大手運輸会社のIT子会社では、複数のシステム開発をアジャイル形式で同時に推進してたものの、プロパー社員はアジャイルやスクラムの経験が浅く、プロジェクト進行に遅れが出ていました。

フリーコンサルタント.jpでは、SCMの構築、改善が得意なコンサルタントをスクラムマスターとして参画させ、チームビルディングを主導しました。チームビルディングの進行役にとどまらず、積極的にノウハウ共有を行った結果、プロジェクトの遅れを取り戻し、アジャイル開発手法の内製化に成功しています。

スキル所有者やリーダーとなる人物が積極的にチームに関わり、プロジェクト成功につながった事例です。

②Sansan株式会社

Sansan株式会社では、メンバー一人ひとりのパフォーマンスを最大化するために、1年間で数々のチームビルディングに取り組みました。その結果、以下のように生産性の向上につながっています。

目標 2023年6月~8月 2023年9月~11月
デプロイ頻度(中央値) 中央値を1pt以上引き上げる 12.5 14.5
変更のリードタイム

※「マージされた時間 – コミットされた時間」の75パーセンタイル

3営業日以内 303時間 272時間

どちらも大きな成果を上げており、チームビルディングの効果が色濃く出ています。同社が実際に実施したチームビルディングは、以下の通りです。

  • ランチ会
  • 合宿
  • チームラーニング(各メンバーの特徴を共有する)
  • Value Stream Mapping(開発サイクルのモノと情報の流れを可視化)
  • 強マッチ/弱マッチ(ストレングスファインダーなどを通して強みを語り合う)
  • 死亡前死因分析(問題が発生したていで、原因を問う)

上記の取り組みを行ったことで、実際にメンバーの発言も活性化しました。

チームメンバーや業務内容への理解を深めたことにより、生産性が向上した事例です。

参考:Sansan Tech Blog「1年間の挑戦と成長:チームビルディングの舞台裏」

③株式会社hypex

株式会社hypexでは「腹を割って話せる関係になること」を目的として、ワークショップを行いました。メンバー間の普段のやり取りはオンラインのみのため、オフラインでの交流によって相互理解を深め、仕事のしやすい環境づくりに成功しています。

ワークショップで行ったことは、以下の通りです。

  • カードゲーム
  • ワードクイズ
  • 1年間を振り返ってのスピーチ

カードゲームやワードクイズでは自己開示をしたり、仕事の価値観を共有したりすることで、相互理解を深めることに成功しました。スピーチでは、各メンバーの仕事の取り組み方を共有することによってより一層理解を深め、自分自身についても振り返るきっかけとなっています。

メンバー一人ひとりのモチベーションもアップしており、組織の団結力向上に成功した事例です。

参考:hypex「ワークショップ&打ち上げを実施しました|hypexオフライン会レポート」

チームビルディングを成功させるためのポイント4つ

チームビルディングを成功させるには、メンバーの心理的安全性を高め、全員が主体的に行動できる環境を整える必要があります。リーダーが一方的に進めるのではなく、メンバーに寄り添いながら共に作り上げる姿勢が大切です。

次項からは、チームビルディングを成功させるための4つのポイントを解説します。

  1. メンバー1人1人の価値観を尊重する
  2. 具体的かつメンバーが取り組みやすい目標を定める
  3. 各メンバーの適性を活かし、役割を明確に分担する
  4. 適切なタイミングで実施する

①メンバー1人1人の価値観を尊重する

メンバーの考え方や背景は一人ひとり異なるため、リーダーが率先して意見を聞き、尊重する姿勢を示すことで心理的安全性が確保されます。お互いの違いを尊重する文化が根付けば、メンバーは安心して発言できます。異なる意見がぶつかり合うことを恐れず、建設的な議論ができる環境が整えば、チームの結束力は自然と身に付くでしょう。

価値観を尊重するためには、以下の点を意識してヒアリングを行うのが効果的です。

  • メンバーの意見に耳を傾け、否定せず受け止める
  • お互いの違いを認め合う環境を整える
  • 安心して発言できる心理的安全性を確保する

多様性を受け入れる環境こそが、強い組織を作るための必須条件です。

活発な議論の生まれる、風通しの良い環境づくりに励んでいきましょう。

②具体的かつメンバーが取り組みやすい目標を定める

チームが一体となって進むためには、目標設定が重要です。目標が曖昧だとメンバーは何をすべきか迷い、モチベーションが低下してしまいます。全員が理解しやすく、現実的に達成可能な具体的なゴールを設定しましょう。

目標設定のポイントは、以下のとおりです。

  • 全員が理解できる達成可能なゴールを設定する
  • 大きな目標を小さなステップに分解して提示する
  • 日々の業務で達成感を味わえるようにする

「自分たちならできる」という自信を積み重ねることで、チーム全体に推進力が生まれます。

たとえば「生産性200%アップ」のようなゴールを作成しただけの場合、メンバーは目標達成のために何をするべきかわからないことが多いです。「定例会議を30分短縮する」「ツール導入により入力作業を自動化する」といったように、誰が、いつまでに、何をするのかを明確にすることでやるべきことが明確になり、達成感を感じやすくなります。

目標達成の喜びが、次への原動力となり、チームの成長を加速させるでしょう。

③各メンバーの適性を活かし、役割を明確に分担する

メンバーの個性を最大限に活かすには、役割を明確にし、適材適所で人員を配置することが重要です。得意なことや興味のある分野を任せることで、本人の主体性と責任感が芽生えます。

効果的な役割分担のポイントは、以下のとおりです。

  • 一人ひとりのスキルや特性を見極める
  • 適材適所で人員を配置する
  • 各メンバーがチームへの貢献を実感できるようにする

役割が明確になれば、自分がチームにどのように貢献しているかを実感しやすくなります。

「やらされている仕事」から「自分の仕事」へと意識が変わり、自律的に動くメンバーが増えるでしょう。

④適切なタイミングで実施する

チームビルディングは、以下のようなメンバーの関係性が変化するときや、チームが壁にぶつかっているタイミングで行うと効果的です。特にメンバーが入れ替わる時期は、相互理解を深めてビジョンを共有するのに適しています。

  • 内定式や新人社員研修などの新メンバーが加入したとき
  • 新規プロジェクトの発足や異動などのチーム構成が大きく変わったとき
  • コミュニケーション不足により情報共有が滞っているとき
  • 意見の対立やモチベーション低下が見られるとき
  • プロジェクトの節目やモチベーションを高めたいとき

チームビルディングは特定の時期に限らず、組織の成長段階や課題にあわせて計画します。適切なタイミングを見極めて導入すれば、組織の結束力を高めて目標達成を加速させられるでしょう。

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まとめ

チームビルディングとは、メンバー一人ひとりの能力や主体性を引き出し、組織全体で高い成果を生み出すための土台づくりです。単なる人間関係の改善にとどまらず、組織力の強化、人材育成、コミュニケーション活性化、モチベーション向上、新規アイデア創出といった多くのメリットがあります。

また、タックマンモデルに代表されるように、チームは段階的に成長するため、それぞれのフェーズに応じた適切な関わりが重要です。日常業務や研修、オンライン施策など、自社の課題や状況に合った手法を選び、価値観の尊重や明確な目標設定、適切な役割分担を意識することで、チームビルディングはより効果的に機能します。

継続的な取り組みを通じて、変化の激しい環境でも成果を出し続けられる「強い組織」を目指しましょう。

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