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最終更新日:2026.08.12
DX/最新技術

Microsoft Copilot StudioでExcelを使う4つの方法を徹底比較

Excelで管理している顧客情報や製品情報、FAQを使って問い合わせ対応をしているものの、担当者が一件ずつ台帳を確認する運用に時間がかかっている、という悩みを抱える企業は少なくありません。生成AIの活用を検討していても、既存のExcelデータをどう連携すればよいか分からず、検討が止まってしまうケースもあります。

この記事では、Microsoft Copilot StudioにExcelデータを読み込ませる4つの方法と、それぞれの違い・選び方、連携時に知っておきたい技術的な制限、導入時によくある失敗要因と対策までを、順を追って解説します。

読み終える頃には、自社のExcel運用に合った連携方法を選び、社内で説明できる状態になります。

Microsoft Copilot Studioとは|Excel連携の前提知識

Excel連携の具体的な方法に入る前に、Copilot Studio自体の役割と、名前が似ている「Copilot in Excel」との違いを簡単に整理しておきます。

Microsoft Copilot Studioの概要

Microsoft Copilot Studioは、プログラミングの知識がなくても、対話形式や自然な文章での指示だけでAIエージェント(チャットボットのような対話型のAIアシスタント)を作成・公開できる、Microsoftのローコード(コードの記述を最小限に抑えて開発できる方式)プラットフォームです。

出典:Microsoft Learn「Overview – Microsoft Copilot Studio」

エージェントの会話の流れを設計する「トピック」、回答の根拠にする外部データを指す「ナレッジ」、外部システムを呼び出す「ツール」という3つの要素を組み合わせてエージェントを構築する点が特徴です。今回扱うExcel連携は、主にこの「ナレッジ」または「ツール」としてExcelデータを取り込む方法にあたります。

出典:Microsoft Learn「トピックの作成と編集」

Copilot StudioとCopilot in Excelの違い

検索時に混同されやすいのが、Excelに組み込まれた「Copilot in Excel」です。Copilot in Excelは、開いているExcelシート内のデータ分析・数式作成・グラフ化などをAIが支援する機能で、あくまでExcelの中で使うAIです。

出典:Microsoft サポート「Excel の Copilot 機能について」

一方でCopilot Studioは、Excelを含む複数のデータソースを取り込み、Excelの外で動く独立したAIエージェント(社内FAQ対応や問い合わせ受付など)を一から作るためのプラットフォームです。「Excelの中で使うAI」がCopilot in Excel、「Excelのデータを使って外に出すAIエージェントを作る」のがCopilot Studio、という対比で捉えると分かりやすくなります。

項目 Copilot in Excel Copilot Studio
役割 Excelシート内でAIの支援を「使う」 独自のAIエージェントを「作る」
利用イメージ データ分析・数式作成・グラフ化の支援 社内FAQ対応など専用エージェントの構築
向く用途 Excel内での日常的な分析作業 Excelデータを活用した対話型AIの構築

両者は排他的なものではなく、Excel内の分析はCopilot in Excel、社内外向けの問い合わせ対応エージェントはCopilot Studio、というように併用するケースもあります。

業務シーン別に見るCopilot Studio×Excelの活用パターン

Excel連携によって実現できる代表的な業務活用パターンを、具体的な業務シーンに沿って紹介します。個別企業の実績数値は公開情報で確認できないため、一般的な活用パターンとして紹介します。

問い合わせ対応・社内FAQへの活用

製品情報・料金表・FAQをまとめたExcelをナレッジソースにし、顧客や社員からの問い合わせにエージェントが自動応答する使い方です。担当者が不在の時間帯でも一次対応ができ、対応時間の短縮につながります。

在庫・見積もり照会への活用

在庫数や単価などの更新頻度が高いExcelデータは、前述のとおりナレッジとして読み込ませるよりも、ツール(コネクタ)として都度最新値を取得する構成の方が適しています。在庫確認や見積もり照会のように、常に最新の数値が求められる業務での活用に向いています。

Microsoft Copilot StudioでExcelデータを使う4つの方法

ExcelデータをCopilot Studioのエージェントに読み込ませる方法は、大きく分けて「直接アップロード」「OneDrive経由」「SharePoint経由」「Dataverseテーブル化」の4つです。それぞれの特徴を見ていきます。

方法1:Excelファイルの直接アップロード

最も手軽なのが、ナレッジソースの追加画面からExcelファイル(.xlsx)を直接アップロードする方法です。エージェントごとに追加できるナレッジソースは合計500件まで、アップロードするファイル1件あたりのサイズは512MBまでという上限が設けられています。

出典:Microsoft Learn「クォータと制限 – Microsoft Copilot Studio」

手軽に始められる一方で、Excel側でデータを更新しても自動では反映されず、更新のたびに手動で再アップロードし直す必要がある点が運用上の制約になります。まずは小規模なデータで試してみたい場合に向く方法です。

方法2:OneDrive経由の連携

ファイルの更新のたびに手動でアップロードし直す手間を減らしたい場合は、ExcelファイルをOneDrive上に配置し、そのファイルまたはフォルダーをナレッジソースとして登録する方法があります。OneDriveを経由する場合、1つのソースにつき最大1,000ファイル・50フォルダー・10階層のサブフォルダーまでという上限があり、対応するファイル形式はdoc・docx・xls・xlsx・ppt・pptx・pdfです。ファイル1件あたりのサイズ上限は512MBで、内容の同期には4〜6時間程度かかります。

出典:Microsoft Learn「クォータと制限 – Microsoft Copilot Studio」

なお、共有フォルダーはOneDrive経由のナレッジソースとして利用できないため、個人のOneDrive内のファイル・フォルダー単位でアクセス権限を管理する必要があります。

方法3:SharePoint経由の連携

組織的にファイルを共有・管理している企業では、SharePoint経由の連携が選択肢になります。SharePoint経由の連携には仕組みの異なる2つの方法があり、対応できる範囲が異なります。

1つは、SharePointサイトを検索対象として指定する方法で、サイト内のリストも扱えますが、リストへの問い合わせは先頭2,048行までしかデータを返さないという制限があります。

もう1つは、OneDriveと同様にファイル・フォルダー単位でアップロードする方法で、こちらは共有フォルダーにも対応しており、同期には4〜6時間程度かかります(サイト検索方式の同期時間は公式情報に明記がありません)。

出典:Microsoft Learn「クォータと制限 – Microsoft Copilot Studio」

「SharePoint連携ならExcelもそのまま検索できる」と考えがちですが、どちらの方法を選ぶかによってExcelデータの扱われ方が変わるため、自社の使い方に合わせて選ぶことが重要です。

方法4:Dataverseテーブルとしての取り込み

ExcelのデータをDataverse(Power Platformが持つデータ管理基盤)のテーブルにインポートし、構造化データとしてエージェントに参照させる方法です。

行・列で明確に管理される分、直接アップロードやファイル連携に比べて検索精度が安定しやすい一方、事前のテーブル設計とデータ移行の手間がかかります。ナレッジソース1件あたり最大15個のDataverseテーブルを、エージェント1つあたり最大2つのDataverseソースとして接続できます。

出典:Microsoft Learn「クォータと制限 – Microsoft Copilot Studio」

データ量が今後増える見込みがある場合や、複数のエージェント・システムで同じデータを使い回したい場合に向く選択肢です。

Copilot Studio×Excel連携における4つの方法の精度・運用・コストの比較と選び方

4つの方法をそれぞれ見てきましたが、実際にどれを選ぶべきかは、Excelデータの更新頻度・社内の運用体制・追加コストの許容度によって変わります。

更新頻度が高いデータを直接アップロードのまま運用すると、再アップロードの手間が積み重なり、情報が古くなるリスクが高まります。複数人でExcelを共同編集している場合はSharePoint経由の方が管理しやすく、将来的にデータ量が増える・他システムとも連携したい場合はDataverse化を見据えるのが現実的です。

コストの面では、直接アップロード・OneDrive経由・SharePoint経由は既存のCopilot Studioライセンスの範囲でファイルを追加できるのに対し、Dataverse化はテーブル設計・データ移行の初期対応に工数がかかり、データ容量に応じたPower Platformの追加コストが発生する可能性があります(詳細は後述の「Microsoft Copilot Studioの料金体系」で解説します)。

まず試験的に始めたい場合は追加コストの少ない直接アップロードから、本格的に運用する場合はSharePoint経由やDataverse化へと段階的に移行していく考え方が現実的です。

方法 更新の反映しやすさ 検索精度の傾向 初期準備の手間 向く企業
直接アップロード 低い(手動再アップロード) ファイル単位で標準的 少ない(そのままアップロード) 試験的に小規模から始めたい企業
OneDrive経由 中程度(アップロード方式は4〜6時間で同期) ファイル単位で標準的 少ない(保存場所の準備のみ) 個人・小規模チームでの運用
SharePoint経由 中程度(アップロード方式は4〜6時間で同期、サイト検索方式は方式により異なる) 方式により異なる(要選定) 中程度(連携方式の選定が必要) 組織的にファイルを共有する企業
Dataverse化 高い(構造化データとして管理) 行・列単位で安定しやすい 多い(テーブル設計・データ移行) データ量拡大・他システム連携も見据える企業

ナレッジとツールで使い分けるExcelデータの扱い方

「読み込ませて終わり」ではなく、Excelデータの性質に応じて扱い方を選ぶという視点も重要です。

Copilot Studioでは、エージェントがユーザーの質問に応じて「トピック」「ツール」「ナレッジ」の中から最適な組み合わせを選んで応答する仕組みになっています。「ナレッジ」はドキュメントの内容を検索して回答に活用する仕組みで、FAQやマニュアルのように内容があまり変わらない読み物データに向いています。

一方「ツール」は、Excel Online(Excel Online (Business))コネクタなどを通じて、必要なときに最新の値を直接取得・操作する仕組みで、在庫数や価格のように更新頻度が高い数値データに向いています。

出典:Microsoft Learn「トピックの作成と編集」

自社のExcelデータが「参照されて終わる読み物」なのか「都度最新の値を返す必要がある台帳」なのかを見極めることが、方式選定の判断材料になります。

Excel連携で知っておくべき技術的な制限

具体的な連携方法を決める前に、多くの企業がつまずきやすい技術的な制限を押さえておきます。

ファイルサイズ・行数の上限

前述のとおり、Copilot Studioではファイルアップロードのサイズ上限が512MB、SharePointのリスト検索では先頭2,048行までしかデータを取得できないといった、方法ごとに異なる上限が設けられています。ただし、この「2,048行」という上限はSharePointのリストへの問い合わせに関する制限であり、直接アップロードやOneDrive経由で読み込ませるExcelファイル自体には、行数そのものを直接制限する公式な上限は示されていません。

この2つの方法では、ファイルサイズ(512MB)に収まるかどうかが実務上の目安になります。

出典:Microsoft Learn「クォータと制限 – Microsoft Copilot Studio」

上限を超える、またはファイルサイズが大きくなりすぎる場合は、データを複数ファイル・複数シートに分割する、またはDataverse化して構造化データとして扱うといった対処が必要になります。

シート構成などExcel側の前処理

Excel側の準備が不十分だと、連携しても正しく内容が認識されないことがあります。データの範囲をあらかじめ1つのシートにまとめ、見出し行を明確にしておくと、AIが列構造を認識しやすくなり、読み込みの精度が安定しやすくなると考えられます。

セルの結合や、複数シートにまたがる集計表のような複雑なレイアウトは、認識の妨げになりやすい点にも注意が必要です。

Excel連携で起こりやすい3つの失敗要因と対策

Excel連携を実際に進める際に発生しやすい失敗を、症状・原因・対策のセットで解説します。

失敗要因 想定されるリスク 対策
シートの分散・行数超過 ナレッジが正しく反映されない データを1シートにまとめる/ファイル分割・Dataverse化
更新の反映漏れ 回答が古い情報のままになる OneDrive・SharePoint経由への切り替え、ツール方式への移行
権限設計の不備 想定外のユーザーへの情報漏えい 連携前のアクセス権限・公開範囲の確認、列の分離・マスキング

シートの分散・行数超過によるナレッジ未反映

Excelをアップロードしたのに、エージェントが内容を正しく回答しない、という症状が最も多く見られます。原因の多くは、データが複数シートに分散している、または行数・サイズが上限を超えていることにあります。

対策として、アップロード前にデータを1つのシートにまとめ、上限を超える場合はファイルを分割するか、Dataverse化を検討します。

更新の反映漏れによる回答の陳腐化

Excelの元データを更新したのに、エージェントの回答が古い情報のままになってしまう症状です。直接アップロード方式を選んでいるにもかかわらず、更新のたびに再アップロードする運用を徹底できていないことが原因です。

対策として、更新頻度が高いデータはOneDrive・SharePoint経由に切り替えるか、将来的にDataverse化やツール(コネクタ)方式への移行を検討します。

権限設計の不備による情報漏えいリスク

Excel内の顧客情報や社外秘データを、想定していない範囲のユーザーがエージェント経由で参照できてしまう症状です。OneDriveやSharePointの共有設定、エージェントの公開範囲の設定を十分に確認せずに連携していることが原因になります。

対策として、連携前にExcelファイルのアクセス権限とエージェントの公開範囲(社内限定か、特定ユーザーのみか)を明確にし、機密性の高い列を含む場合は別ファイルに分ける、あるいはマスキングするなどの対応を検討します。

Excelを連携する前の権限確認は、情報漏えいという最も避けたいリスクに直結するため、後回しにせず最初に設計しておくことが重要です。

出典:Microsoft Learn「クォータと制限 – Microsoft Copilot Studio」

Excel連携におけるセキュリティ・権限管理の注意点

前章の失敗要因は現場で起こりやすいトラブルへの対策でしたが、ここでは情報システム部門が社内のセキュリティ担当者へ説明する際に押さえておきたい、Copilot Studio側のガバナンス機能を確認します。

導入前には、次の点をチェックリストとして確認しておくと、社内説明がスムーズになります。

  • 連携するExcelに個人情報・取引条件など社外秘データが含まれていないか棚卸しする
  • エージェントの利用範囲(社内全体か、特定部署に限定するか)を設計段階で決めておく
  • 機密性の高い列を含む場合は、別ファイルに分ける、またはDataverse化してテーブル単位でアクセス権限を管理する

Copilot Studioには、管理者がPower Platform管理センターからデータポリシーを設定し、エージェントが利用できる情報源・コネクタや、公開できるチャネルなどを組織のルールに沿って制御できる仕組みが用意されています。SharePointをナレッジソースにする場合は、元ファイルに設定された秘密度ラベルをエージェントの回答画面でも確認できるため、情報システム部門が機密度を追跡しやすくなっています。

出典:Microsoft Learn「セキュリティとガバナンス – Microsoft Copilot Studio」

社内のセキュリティ担当者への説明では、「エージェントが使える情報源・公開先を管理者側で制御できる」「機密度ラベルを引き継いで確認できる」といった管理機能の存在を伝えると、納得を得やすくなります。

Microsoft Copilot Studioの料金体系

導入を判断するうえで欠かせない、料金の基本的な考え方を簡単に確認しておきます。

メッセージ課金の考え方とExcel連携時の留意点

Copilot Studioの利用料は、エージェントとユーザーのやり取りに応じて消費される「Copilotクレジット」という単位の従量課金が基本です。契約形態には、任意のチャネルに公開できる「スタンドアロンのCopilot Studioサブスクリプション」と、一部のMicrosoft 365サブスクリプションに含まれる「Teamsプラン」があり、利用できる機能の範囲が異なります。

出典:Microsoft Learn「Copilot Studio Standardハーネスへのアクセス」

Dataverse化を行う場合は、Power Platformのデータ容量に応じた追加費用が発生する可能性があります。正確な最新料金・プラン内容は変更される場合があるため、公式の料金ページで確認することをおすすめします。まずは無料トライアルで、実際のExcel連携の使用感を確認したうえで本格導入を判断する進め方が安心です。

出典:Microsoft Learn「Copilot Studio Standardハーネスへのアクセス」

Microsoft Copilot Studio×Excelの導入支援は「フリーコンサルタント.jp」へご相談ください

Copilot StudioとExcelを連携させる際は、どの連携方式を選ぶか、ナレッジをどう設計するか、社外秘データの権限をどう設計するかなど、検討すべき論点が多岐にわたります。これらを社内のリソースだけで一つずつ検証しながら進めるのは、専門知識と工数の両面で負荷が大きいのが実情です。

導入前には、自社のExcel運用(更新頻度・共有範囲・データ量)を棚卸ししたうえで、連携方式の選定からセキュリティ設計、社内浸透までを一貫した計画に落とし込む必要があります。特にAI活用の知見を持つ人材が社内に少ない場合、方式選定の判断や運用体制の構築で迷いが生じやすい部分です。

フリーコンサルタント.jpでは、事業会社やコンサルティングファーム出身のプロ人材を、必要な期間だけ活用いただけます。AIツールの技術選定やデータ整備といった上流の戦略設計から、実際のエージェント構築・運用体制の構築、社内へのノウハウ移転まで一気通貫で伴走した支援実績があります。Copilot Studio×Excel連携の進め方に迷う場合は、無料相談でお気軽にご相談ください。

フリーコンサルタント.jpによるAI導入支援の事例

以下はCopilot StudioとExcelの連携そのものを扱った事例ではありませんが、社内にAI活用の専門人材が不足する中でデータ活用を仕組み化した進め方は、Excel連携の検討にも共通して参考になります。フリーコンサルタント.jpが培ってきたAI・DX領域全般の支援実績の一部を紹介します。

事例①|飲食・食品業界(大手・200店舗以上):需要予測AIによる発注業務の自動化支援

200店舗以上・400品目の発注業務を店舗担当者の経験と勘に頼って行っており、業務が属人化していた企業の事例です。データサイエンティストなどAI活用の経験者が社内に不足しており、データ活用の進め方が定まっていない状態でした。

当時の課題
  • データサイエンティスト、AI活用の経験者が社内に不足
  • 店舗情報・POSデータをもとにした需要予測を、複数人が同じ精度で行うことが困難
  • 発注業務が現場の勘に依存し、担当者の休暇・退職で業務が滞るリスク
実施したこと
  • 店舗ごとの特徴を踏まえた変数を定義し、データを整理
  • PoC(概念実証)を経て、店舗ごとに高い精度で需要予測ができるAIモデルを構築・運用

その結果、需要予測AIの活用によって発注業務の多くが自動化され、店舗担当者が接客など他の対応に時間を割けるようになりました。

事例②|通信キャリア企業(大手):デジタル活用推進に向けたCoE組織の立ち上げ支援

業務効率化を目的にCoE(Center of Excellence、複数部門の知見を集約する専門組織)の立ち上げを決めたものの、組織立ち上げの推進とデジタル技術活用の両方を担える人材が社内に不足していた企業の事例です。

当時の課題
  • デジタル領域の知見と組織立ち上げ経験を併せ持つ人材が社内に不足
  • 業務効率化ツールの開発・運用体制をゼロから構築する必要があった
実施したこと
  • CoE組織の立ち上げから全体設計・運用構築・実運用までを一気通貫で伴走支援
  • 事業部門への課題ヒアリングをもとにしたツール開発の仕組みを構築し、プロパー社員が自走できる体制へ知見を移転

その結果、CoE組織の立ち上げと運用の安定化が進み、外部人材への依存から段階的に脱却して、社員が主体的に運用できる体制が構築されました。

まとめ

Microsoft Copilot StudioでExcelデータを活用する方法は、直接アップロード・OneDrive経由・SharePoint経由・Dataverseテーブル化の4つがあり、データの更新頻度や社内の運用体制に応じて選ぶことが重要です。あわせて、ファイルサイズ・行数の上限やシート構成などの前処理、権限設計といった事前準備が、失敗回避の鍵になります。

ナレッジとツールの使い分けや、失敗要因への対策を踏まえて自社に合う方式を選べば、Excelに蓄積してきたデータを問い合わせ対応や情報照会に活かせるようになります。社内だけでの検討に不安がある場合は、外部のプロ人材の力を借りることも選択肢の一つです。

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