企業インタビュー

アディクシィ株式会社代表取締役社長CEO  金沢大輝氏インタビュー】目指すは「人の可能性を解き放つ環境」と「顧客信頼」の日本一。IPO経験者が創業した急成長テックファームが、コンサル×AIで業界を変える

アディクシィ株式会社

「優秀な人が、報酬でも環境でも正当に報われる組織を作りたい」。シンプルながらも深い想いから生まれた会社が、アディクシィ株式会社だ。

代表の金沢大輝氏はITベンチャーの営業職を経て、前職のBranding Engineer(現:TWOSTONE&Sons)では創業期から参画。IPO(新規上場)まで牽引した実力者だ。2022年に創業した同社は、わずか3年半で従業員数400名規模へと急拡大を遂げている。急成長の真っ只中にある同社のリアルと、求める人物像について金沢代表に聞いた。

金沢 大輝(かなざわ・だいき)
東京外国語大学中退後、ITベンチャーを経て、株式会社Branding Engineer(現:株式会社TWOSTONE&Sons)の1人目の社員として入社。その後、同社取締役営業本部長として売上0円から68億円を実現。2020年には東証マザーズ市場(現グロース市場)上場を牽引し、ITエンジニア専門の案件紹介サービス/独立支援事業の「Midworks」やSES事業、人材紹介、プログラミングスクール、受託開発など複数の事業を統括。

目次

AI×コンサル×開発。一気通貫で手掛ける強みとは

——現在の事業内容について教えてください。

一言で言えば、ITコンサルティングから設計・開発・保守までをワンストップで提供する事業です。具体的には、「AI」「コンサルティング」「テクノロジー」「グロース支援」という4つの柱を軸としたサービスを展開しております。

トレンドとなっているAI領域では、単にAIツールを導入して終わりではありません。クライアントに最適なAI戦略の策定やモデル開発を実施するのはもとより、社員の皆様へのリスキリング、業務プロセスの変革まで、AIを通じて「人と業務の可能性」を最大化するためのトータルサービスを提供しています。

一方、企業変革の全体像を描くコンサルティング事業も当社の基盤です。経営戦略の立案から、DX、組織・人事改革、さらには新規事業創出、実行プロセスまでを伴走型で支援する総合コンサルティングを実施しています。

——幅広く展開されているのですね。これらに加えて、テクノロジー領域なども手掛けていらっしゃるのですか。

はい、こうした戦略を支えるのがテクノロジーソリューション事業です。Webサービスや基幹システム、クラウドインフラの設計に至るまで、ビジネスを支えるシステム基盤の構築と運用をサポートします。

その他、事業の成長に直結するセールスイネーブルメント事業(グロース支援)も当社の大きな強みです。営業戦略の立案からマーケティングや営業活動の実行支援、さらには勝てる営業組織を組成するための人材育成やテクノロジー導入までを一貫して実施し、クライアントの売上拡大と事業グロースに貢献しています。

これら4つの領域を掛け合わせることで、一気通貫でクライアントのビジネスを支えています。

——組織体制について教えてください。

人員は、コンサルタント/PM/PMOが60名、開発エキスパートが200名、インフラエキスパートが80名、という構成です。

全員が3年以上の経験者で平均年齢も33〜34歳と、ミドル層が中心です。即戦力のエンジニアとコンサルタントが集結しており、その機動力の高さが何よりの強みですね。なお、今期は年間400名以上の採用を目標にしています。

——開発だけでなく、上流のコンサルティング領域から入り、実装まで一気通貫で担えるのが強みなのですね。

加えて、近年のトレンドであるAI活用にはかなり力を入れていますね。技術顧問には「日本のAI第一世代」とも呼べる有識者を迎え、実践的な技術支援を受けています。単にAIを取り入れたシステムを作るだけでなく、「AIを組み込んで業務効率をどう上げるか」といった具体的な提案ができるのが強みです。

「労働環境」と「顧客からの信頼」の双方で日本一を目指す

——具体的にどのようなプロジェクトを手掛けられていますか?

最近は特に、大手コンサルティングファームと協業してエンドユーザーのプロジェクトに入るケースや、情報システム部門の支援といった案件が増えています。プライム企業からご相談いただいた件について、マネージャークラスが提案を行うケースも少なくありません。

支援の流れとしてはITに関する構想から着手することが多いです。そこからAIの導入や運用に関する課題をヒアリングし、具体的なプランを提案することになります。クライアントの課題から派生してプロジェクトの構想が固まっていくケースが多いですね。

——相対するカウンターパーソンの方やプロジェクト体制も教えてください。

先ほど述べたように上流から関与するため、相対するカウンターパーソンも情報システム部の部長クラスなど、上位レイヤーの方が多いです。プロジェクト体制としては、コンサルタントが最大3名程度で上流に入り、そこに10名以上の開発チームが加わる体制を作ります。

——「労働環境日本一」という言葉も掲げられていますが、具体的にはどのような状態を目指しているのでしょうか?

「労働環境」と「顧客からの信頼」の両方で日本一を目指しています。優秀な人が長く働き続けるためには、報酬が良いだけでは不十分です。キャリアの選択肢、挑戦できるポスト、最新技術に触れる機会、これらすべてが必要です。会社が成長し続けることで、常に新しいポジションや面白いプロジェクトが生まれ、人が育ち、それがクライアントへの価値提供につながる。この好循環を作り続けることに本気で取り組んでいます。

異色のキャリアからIPO経験へ。「個が報われる組織」への原点

——次に金沢代表のご経歴をお伺いします。大学中退後、あえてIT業界の営業職を選ばれたとお聞きしました。そこにはどのような意図があったのでしょうか?

当初は外交官に憧れて東京外国語大学に入ったものの、学んでいくうちに「組織の論理で動くこと」に窮屈さを感じてしまい…もっと自分の裁量で交渉し、価値を発揮できる仕事がしたいと考えるようになりました。

実は中退の直接的なきっかけが、英語入学だったのに肝心の英語の単位を落とし、卒業まであと8単位足りなかったからです。内定先だった会社の社長に相談したら「中退でもいいよ」と言ってくださり、まずはITリテラシーと営業力を身につけようとITベンチャーに入社しました。

——そこでの経験が今に生きているのでしょうか?

そうですね。その会社は新卒9名中8名が1年以内に辞めてしまうような、いわゆる組織崩壊状態でした。しかし、そこで苦楽を共にした同期2人が、現在のアディクシィの共同創業者です。その後、ご縁がありBranding Engineer(現:TWOSTONE&Sons)の立ち上げフェーズに1号社員として参画しました。当時は「月利200万〜300万作ったら資金にして独立しよう」くらいの気持ちだったのですが、会社が大きくなる過程が面白く、気づけば7年半ほど在籍していました。

——1号社員からIPO(新規上場)まで経験されたわけですが、その過程で得られたものは何でしょうか?

営業管掌役員や大阪支社の立ち上げなどを経験し、組織が急拡大する中でのマネジメントや、IPOに向けた動きなどを肌で学べたのは大きかったですね。しかし同時に、優秀な人が辞めていくという組織課題も目の当たりにしました。報酬が見合わない、面白い仕事がない、ポストが詰まっている……そうした理由で人が離れるのはもったいないと強く感じました。そこで「優秀な人が定着し、報われる環境を作りたい」という思いを持つようになり、前職の同僚ではなく、苦しい時代を知っているかつての同期たちを誘って独立を決意しました。

——そのような経緯から、日本一の労働環境を目指していらっしゃるのですね。

そうですね。実体験をもとに、優秀な人が長く働き続けられる環境にするにはどうしたら良いかを常に考えています。

求む、マネジメント層。急拡大する組織で得られるキャリアの可能性

——先ほど年間400名の採用を目指しているというお話がありました。どのような層を求めていますか?

特に求めているのは、プロジェクトのデリバリー責任を持てるマネージャーや、PMクラスの方です。SIerやコンサルティングファームでマネージャー以上だった方や、予算管理の経験がある方には、すぐにでも大きなプロジェクトをお願いしたいと考えています。

——マネージャークラスの方にとって、貴社で働く魅力は何でしょうか?一般的にプレイングマネージャーは業務過多になりがちなイメージがあります。

我々は業務過多に陥らないように配慮しています。役職者のプロジェクトの稼働率を0.8や0.5などに抑え、空いたリソースを提案業務や組織マネジメントに充てられるように調整しています。「現場に忙殺されて提案ができない」「部下の育成ができない」といったジレンマを解消し、ご自身のチーム作りや、より大きな組織を動かすことに注力できる環境を用意しています。

——それは非常に魅力的ですね。最後に、今後のビジョンについて伺わせてください。

定量的な目標としては、「10年後に1万人のテクノロジー集団を作る」ことを掲げています。まずは3年後を目処にIPOを目指しており、今はその準備段階に入っています。日本を代表するテックファームになるために、これからも選択肢とチャンスを作り続けます。「誠実さ」と「主体性」を持ち、チームで成果を出すことを楽しめる方と一緒に、この急成長の波に乗っていきたいですね。


【インタビュー後記】

急成長の裏側にあるのは、スピードや規模以上に「人が正当に報われる組織をつくる」というアディクシィの強い信念でした。金沢大輝氏の言葉からは、個々の挑戦と顧客価値の両立に本気で向き合う覚悟を感じます。

上流から実装まで担い、マネジメントにも挑戦したい方にとって、裁量と成長機会に満ちた環境だと実感しました。実際のプロジェクトの話からも、現場任せではなく、戦略と実行を自ら動かす当事者として関われる点が印象的です。

肩書に縛られず、成果で評価されたい人、組織づくりそのものを楽しみたい人にとって、これほどダイナミックな舞台は多くないはずです。自ら手を挙げ、組織と共に大きくなりたい人にこそ勧めたい一社です。

コンサルネクスト・シニアコンサルタント
塚田真仁

アディクシィ株式会社 企業情報

所在地東京都新宿区西新宿2丁目3-1新宿モノリス28階
設立2022年10月12日
資本金1億円
代表者代表取締役社長CEO 金沢大輝
事業内容・テクノロジーコンサルティング&ソリューション事業
・セールスイネーブルメント事業

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