企業インタビュー

【株式会社バークリーコンサルティング 事業部長・シニアマネージャー 渡邊康夫氏インタビュー】圧倒的な裁量がプロフェッショナルを育てる。大手ファームと事業会社を経験したからこそ辿り着いた、真の「顧客志向」と組織づくりの醍醐味とは

株式会社バークリーコンサルティング

「すべてはクライアントに合わせる」 その言葉の裏には、表面的な提案に留まらずクライアントの成長にどこまでも泥臭くコミットする強い覚悟がある。大手コンサルティングファームから事業会社を経て、再びコンサルティングの最前線へと戻った渡邊康夫氏が、現在心血を注いでいるのが設立間もないコンサルティング企業バークリーコンサルティングだ。

同社が掲げるのは、単なるIT導入に留まらない「実効性のあるDX」。戦略策定から実行、そして自走のための人材育成までを一気通貫で手掛ける同社は、圧倒的な裁量と自由度を武器に数々のクライアントから信頼を勝ち得ている。

なぜ今、あえてコンパクトな組織で「組織づくり」から挑むのか。泥臭くやり切ることを良しとする独自の組織文化や、100~200名体制を見据えて加速する同社の未来像について聞いた。

渡邊 康夫(わたなべ・やすお)
大手外資系コンサルティングファームにて、官公庁や金融関連の案件を中心に多くの計画立案、PMO案件を経験。その後、大手ダイレクト損害保険会社のシステム企画部門でさまざまな案件計画・推進・保守に携わる。その後は大規模プロジェクトのリードやPMOなども経験。現在は再びコンサルタントとして、バークリーコンサルティングにジョイン。シニアマネージャーとして、業務改善や大規模プロジェクトのPMO、RPA導入案件推進を実施。同社の事業部長も兼任し、会社の組織運営も実施している。

目次

「すべてはクライアントに合わせる」 企業の持続的な成長を見据えた事業内容

——現在の事業内容について教えてください。

DX・業務・ITコンサルティングに加え、PM・PMO支援という4つの事業を展開しています。

主軸のDXコンサルティングでは、3つの柱を中心にクライアントを支援しています。まず「DX戦略の策定」。現状の立ち位置を客観的に把握し、目指すべきゴールをクライアントとともに考えて、手を動かしながら実効性のある戦略を練り上げます。

次の「戦略の実行支援」では、描いたビジョンを具体的な施策へと落とし込みます。優先順位や難易度を見極めた現実的な計画を立案し、確実な成果へと繋げます。

最後が「DX人材の育成」です。外部の力に頼り続けるだけでは、真の変革は起きません。デジタルをいかに使いこなすかという発想を持ち、自ら推進できる人材を育成することこそが、企業の持続的な成長には不可欠です。

——DXコンサルティング以外にも幅広く手掛けることで、持続的な企業の発展を目指しているのですね。

はい。PMOやIT導入支援、AI・データ利活用の検討、さらにはその前段となる業務要件の整理など、幅広く手掛けているのが当社の特徴です。支援内容だけではなく、支援するクライアント先も多岐にわたります。金融系のクライアントが比較的多めではあるものの、業界を問わず中堅・大手企業を支援しています。

なお、現在の組織はコンサルティング事業部の1部署体制で、実働メンバーは25名ほどです。SIer出身の中途採用メンバーが多いのですが、グループ会社からの転籍者などのIT未経験者も半数ほど在籍しています。

——プロジェクト体制について教えてください。

今はあまり数が多くありませんが、プライム案件ではチームリーダー1名、メンバーが2~3名という体制です。同じクライアントの中でもプロジェクトが3つほど並行して進んでいるケースもあります。

また、他のコンサルティング会社の紹介によってメンバーが1名でジョインすることもあります。こうしたケースでは参画したメンバーと積極的にコミュニケーションを取り、状況確認を徹底するよう心掛けています。

——相対するクライアントの役職もハイレイヤーの方が多いのでしょうか。

そうですね。特にプライム案件の場合、本部長や副本部長などの方と相対することが多いです。ハイレイヤーの方と仕事をするという意味でも、コンサルティング業界未経験者や若い方には大きな経験になると考えています。

——働き方で大切にしていることはありますか。

もっとも大切にしているのは「すべてはクライアントに合わせる」ということです。フルリモートか常駐かといった働き方にこだわるのではなく、クライアントが困っていることを解決するために対面で話すべきか、作業に集中すべきかを各コンサルタントが主体的に判断し、実践するようにしています。

未経験者から経験者までキャリアパスはさまざま。根底にある、課題に「ダイブ」できる人物像とは

——入社された方のキャリアパスについて教えてください。

経験年数によりますが、20代前半の若手やコンサルティング業界未経験の場合、アナリストクラスからのスタートとなります。そこで成果を出せるようになればコンサルタントとして業務に従事してもらいます。

中途採用メンバーの場合、リーダークラスやマネージャーなどの経験者であれば最初からマネージャーをお願いしたり、シニアコンサルタントクラスから業務を担っていただいたりするケースも多いです。

——コンサルタント未経験者も採用されているのでしょうか。

Sierでも事業会社などでも、IT分野の経験があり、それを推進した経験があればコンサルタント未経験でも問題ありません。何かしらのITシステム構築に関わったり、障害が起きた際に自分で解決したりするなどを経験し、ITシステムの基本を理解していることが必要だと考えています。

IT経験よりも、基本的なコミュニケーション能力がより重要なスキルと考えています。クライアントやチームで話し合う際、伝えたいことをきちんと言語化したり、安心して任せたりできるかどうかをかなり重視しています。

——どのような方が、貴社で活躍されていますか。

「主体的に動ける人」です。課題に気づくだけではなく、そこに自ら「ダイブ」できる方が活躍しています。例えばシステムの知識が足りないと感じたら、自分で本を読み込み、実際に触ってみるといった具合です。そこまで泥臭く実直にやり切れるメンバーは、クライアントへの説明に実感がこもり深い信頼を得ています。こうした地道な努力がコンサルタントとして活躍するには不可欠だと考えます。

大手コンサルティングファームから事業会社、そして再びコンサルティングファームへと回帰したキャリア

——次に渡邊さんのこれまでのキャリアについて教えていただけますか?

キャリアのスタートはアクセンチュアでした。当時は中国のIT企業が台頭していたこともあり、エンジニアを突き詰めるよりITの知見を活かしてクライアントにサービスを提供する方が将来性があると考えたのが入社の動機です。

配属は官公庁本部で、当時は社員数もまだ2000人程度でした。今のイメージよりずっと「ハードな時代」でしたね。ドキュメント作成において「てにをは」の細かい使い方を含めた論理な資料の作り方や、ファシリテーションなど、徹底的に基礎を叩き込まれました。その後、大規模プロジェクトのPMOやリーダーを経験しました。

マネージャーとして着実にステップアップしていましたが、「コンサルタントの提言が、現場でどう形になるのか」といったプロセスを直接見たくなりました。そのため一度コンサルティング会社を離れる道を選び、ソニー損害保険へ転職しました。

——事業会社で、実際にどのような業務に携わったのでしょうか。

IT企画部門として、ホストシステムの保守やデータウェアハウスの刷新などを担当しました。現場は想像以上に生々しく、管理・運用が追いつかず障害が多発している状況を改善したり、創業以来使い続けてきた保険受付システムの全面刷新プロジェクトを推進したりしました。

ただ、その一方で組織を内側から動かすことの難しさも痛感しました。ステークホルダーが多く、要件定義の停滞、業務部門との調整などをスムーズに進められない、自身のスキルを活かしきれていないもどかしさを感じる場面が多くありました。そこで改めて、「外部から変革を強力に推進するコンサルタントとして挑戦したい」ということを再認識し、再びコンサルタントの道を選びました。

——復帰の際、再び大手コンサルティングファームを選ぶという選択肢もあったかと思います。なぜ設立直後のバークリーコンサルティングだったのでしょうか?

以前と同じ環境に戻ることもできましたが、せっかくチャレンジするのであれば、同じような大規模なコンサル会社ではなく、コンパクトな組織で、クライアントと純粋に向き合いたいという思いと、組織を作っていくということにも携わっていきたいという思いがあったからです。そんな折、転職活動中にエージェントから紹介されたのが、立ち上げたばかりのバークリーコンサルティングでした。「コンサルティング業務だけではなく、組織の立ち上げそのものに携われる」というその挑戦の機会が、自分にとって何より魅力的に映りました。

裁量は100%。今のフェーズだからこそ楽しめる、組織を創り上げる醍醐味とは

——バークリーコンサルティングに入社することで得られる経験や魅力を教えてください。

コンサルティング経験者にとっては、案件に対する圧倒的な裁量こそ当社ならではの魅力だと感じてもらえると思います。そこで得られる経験も非常に大きいと感じられるはずです。クライアントとの関係構築や進め方などを個人の裁量に委ねているため、自由度の高いコンサルティングができる点が一番の魅力です。

——コンサルティング経験者にとっては、自由度の高い支援ができるのですね。

はい。もちろんクライアントの関係などを会社として把握していますが、基本的には各コンサルタントにお任せするスタンスです。

なお、近年高い関心を集めるAIやビッグデータなどの領域も、手を挙げれば積極的に任せるようにしています。十分な経験や実績がない方でも、会社の支援を通じてさまざまな領域の経験を積めるように配慮しています。

組織が拡大しているフェーズのため、会社の制度づくりに関わることも可能です。「この領域のスペシャリストになりたい」「新しい教育メニューを作りたい」といった声が形になりやすい環境ですね。今、バークリーコンサルティングの仲間になっていただけたら、他社ではなかなか経験できないような多くの実績を積み上げられるのではないかと思います。

——最後に、今後の展望をお聞かせください。

現在の30名弱の体制から、早期に100名体制、さらには200名体制へと拡大を目指しています。体制を整えることで、担いたい案件にいつでも手を挙げられる状態をまずは作りたいですね。

また支援内容の面で言うと、IT導入に留まらずクライアントのDXリテラシーを高める教育・研修メニューを拡充し、人を起点とした組織変革にも積極的に関われるようになっていきたいと思います。クライアントにより深く寄り添った支援の幅を広げ、組織が大きくなっていくワクワク感をぜひ新しい仲間と一緒に味わいたいと思っています。


【インタビュー後記】

バークリーコンサルティングの渡邊様にお話を伺いました。アクセンチュアやソニー損害保険を経て、大手にはない「組織づくり」への挑戦を掲げて現職に至った経緯は非常に興味深いものでした。

特に印象的だったのは、単なる課題の発見に留まらず、自らその課題や現場に深く「ダイブ」して解決に動ける人材を求めているという点です。現在は約30名規模ですが、通過点として100名体制を目指す拡大フェーズにあり、案件の裁量を早期に持てる点や、社内の制度設計から携われる点は、今のフェーズならではの醍醐味と言えます。

顧客の困りごとに柔軟に寄り添い、自らの手で組織を成長させたい方には最適な環境だと感じました。

コンサルネクスト・シニアコンサルタント
塚田真仁

株式会社バークリーコンサルティング 企業情報

所在地〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-18-1 住友不動産新宿セントラルパークタワー 11F
設立2019年10月1日
資本金1000万円
代表者代表取締役 住田 悦郎
事業内容ITコンサルティング事業及び、これに付随する事業

株式会社バークリーコンサルティング 求人情報

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