株式会社 学研ホールディングスのグループ会社である株式会社ベンドは、運営する「スキルアップ研究所」にて、「コンサルティング業界への転職時の準備に関する実態調査」の結果を発表しました。
【調査結果概要】
- ケース面接とWEBテストの対策が大きな課題
- 転職者の8割以上が資格を取得
- 半数がTOEIC・TOEFLを取得
- 半年以内に転職先が決まるケースが約8割
◼️調査背景
昨今、キャリア形成における転職の重要性が高まっている中、高給与と魅力的な職務内容からコンサルティング業界が注目を集めています。
一般に難易度が高いとされるコンサルティングファームへの転職ですが、その実態はどうなっているのでしょうか。本調査では、コンサルティング業界への転職を成功させるために何が大切で、どのような準備が必要なのかを探り、転職希望者に実践的な指針を提供するべく、多角的な視点から転職経験者にアンケートを実施しました。
◼️調査結果
◆転職準備で大変なのはケース面接とWEBテストの対策

「コンサル転職の中で最も大変だった項目を教えてください」と尋ねたところ、「ケース面接」と「適性検査・WEBテスト」がともに32.2%で首位を占める結果となりました。
コンサルティング業界特有のケースインタビューへの対策と、転職者向けのWEBテスト対策が最も難しく、時間と労力を要する項目であるようです。
◆転職者の8割が資格を取得

「コンサルティング業界への転職のためにどんな資格を取得したか教えてください(複数回答可)」という質問では、全体の8割が何らかの資格を取得していることが明らかになりました。特に、「TOEIC・TOEFL」と回答した人が半数を占めました。これは、コンサルティング業界、特に外資系ファームにおいて英語能力が高く評価されることを反映しているといえるでしょう。
一方で、資格を取得していない層が17.9%にのぼることも注目に値します。英語力の証明が重要視される中、他のスキルや経験も併せて評価される傾向にあると言えるでしょう。
◆半年以内で転職先が決まるケースが約8割

調査の結果、転職を考え始めてから実際に転職先が決まるまでの期間は、比較的短いケースが多いことがわかりました。
特に、6ヶ月以内に転職先が決まったケースが全体の78.5%に達しています。適切な準備を行えば、半年以内という比較的短期間でコンサルティング業界への転職が実現可能であることを示しています。
◼️課題と展望
コンサルティング業界への転職を成功させるためには、複合的なアプローチが必要だということが以上の調査結果より理解できます。
志望企業を決める段階では、会社の実態や業務内容についての情報を精力的に収集することが、不安要素をなくしていくために必要な手段となるでしょう。内定先が決まるかどうかについては、約8割が転職先が半年以内に決まっていることから、不安視しすぎる必要はないでしょう。
また、対策に際して特に注力すべき点は、ケース面接とWEBテストへの対策です。これらは多くの転職者が最も力を入れている項目であり、論理的思考力や問題解決能力を磨くことが不可欠。自己アピールの面では、数値化できる実績や関連資格の取得を軸に考えていく必要があります。
これらの準備を計画的に進め、自身の強みを明確に示すことができれば、コンサル転職の成功率を大きく高められるでしょう。同時に、転職後のキャリアパスや自己成長の機会についても十分に考慮し、長期的な視点で転職を捉えることが重要です。
◼️調査概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 調査名 | コンサルティング業界への転職時の準備に関する実態調査 |
| 対象者 | コンサルティング業界への転職経験者 |
| 対象地域 | 全国 |
| 調査方法 | インターネット調査 |
| 調査期間 | 2024年5月16日〜2024年5月23日 |
| 回答数 | 28 |
出典:「スキルアップ研究所調べ」







