東京都が中小企業などを対象としたリスキリング事業を開始、学習機会を提供してDX人材の育成を支援

東京都は、DX人材の育成を支援する「DX実践人材リスキリング支援事業」を実施します。都内に拠点を構える中小企業などを対象に、人材育成を通じて企業のDX推進を支援します。
売上向上や業務効率化の切り札と成り得る「DX」。しかし、多くの企業がDXを主導する人材不足を理由にDXを進められずにいます。そこで「DX実践人材リスキリング支援事業」では、DX人材の育成にフォーカス。企業の課題解決を見据えた学習計画の策定、従業員一人ひとりに最適化したオンライン学習プログラムの実施、プログラム終了後の効果検証を通じて企業の人材育成を包括的に支援します。
学習プログラムは、「準備期間」「学習期間」「振り返り期間」の3つのステップで構成します。
準備期間では、DXコンサルタントによる面談やスキル診断を実施。各自に合う60時間分の学習カリキュラムを作成します。
学習期間では、オンライン学習に加えてオンライン実践ゼミやセミナーを実施します。さらにラーニングパートナーと呼ぶスタッフを配置し、月に一度の頻度で学習の進捗状況を確認する面談も実施します。なお、学習テーマは4つのコースの中から目的に応じたコースを選べるようになっています。デジタルツールを駆使して生産性を高めたい企業向けの「業務効率化コース」、データを使って営業力や組織力を強化したい企業向けの「データを活用した営業力向上コース」、WebやSNS、AIを駆使して集客や販路を拡大したい企業向けの「集客・販路拡大コース」、新たなビジネスモデルを模索したい企業向けの「経営戦略コース」を用意します。
振り返り期間では受講後の習熟度やスキルなどを可視化します。DXコンサルタントから、今後に向けてのアドバイスも個別で受けられます。
なお、2025年度の「DX実践人材リスキリング支援事業」は2025年7月から開始済で、2026年3月終了予定となっています。約300社が本事業を活用する予定となっています。
東京都は2022年度から2024年度も支援事業を実施しており、参加者へのアンケートでは、95.8%が本プログラムで学んだことを業務に活かせた(今後活かせそう)と回答しています。さらに「もっと学びたいと思うようになった」と答えた人も60.7%を占めます。
【関連リンク】
DX実践人材リスキリング支援事業
https://dx-reskilling.metro.tokyo.lg.jp/