18時以降にリスキリングに取り組む人は54.5%、睡眠時間を削ったリスキリングは集中力が続かず非効率になりがち/スキルアップ研究所調べ

学研ホールディングスが運営するスキルアップ研究所は2025年2月6日、リスキリング実施時の時間に関する調査結果を発表しました。どのように時間を確保しているのかなどを聞いています。

リスキリングに取り組んでいる人と取り組んでいない人で、生活リズムに違いがあるのかを調べた結果が図1です。朝型か夜型かを聞いています。

図1:生活リズムは朝型と夜型のどちらに近いですか?(出典:スキルアップ研究所)

結果は、リスキリングに取り組んでいる人の場合、朝型は47.0%、夜型は40.3%でした。取り組んでいない人の場合、朝型は44.5%、夜型は38.0%でした。双方とも朝型の割合がやや高いものの、リスキリングに取り組む人と取り組んでいない人との間に、生活リズムの大きな差は見られませんでした。

調査を実施したスキルアップ研究所は、一般的に朝型の生活リズムの方が勉強などに取り組みやすいイメージがあるものの、調査結果からリスキリングへの意欲そのものの方が重要であると考察します。

リスキリングに取り組んでいない人に、理由を聞いた結果が図2です。

図2:リスキリングに取り組んでいない理由をお答えください(出典:スキルアップ研究所)

もっとも多かったのは「忙しくて時間が取れない」で60.8%でした。調査からリスキリングに取り組む際の時間確保が大きな障壁になっていることが読み取れます。なお、2位は「やりたいと思っているが行動に移せていない」(54.2%)、3位は「金銭的な余裕がない」(44.0%)でした。

リスキリングに取り組んでいる人に、取り組む時間帯を聞いた結果が図3です。

図3:リスキリングを行う時間帯はいつが多いですか?(出典:スキルアップ研究所)

もっとも多かったのは「夜(18:00~22:00)」で38.8%でした。「深夜(22:00以降)」(15.7%)を合わせると、半数以上の人が18時以降に時間を確保していることになります。なお、「日中(10:00~18:00)」と答えた割合は19.4%と、2割近くの人が昼間に時間を確保していました。

では睡眠時間を削ってリスキリングに取り組んだ場合、学習効率にどのような影響があるのか。影響について聞いた結果が図4です。

図4:睡眠時間を削ってリスキリングを行った際、学習効果にどのような影響を感じましたか?(出典:スキルアップ研究所)

もっとも多かったのは「集中力が続かず、効率が悪くなった」で41.0%でした。2位は「特に効率が悪くなったとは感じなかった」(24.6%)、3位は「その他」(11.9%)、4位は「記憶力や理解力が低下したと感じた」(11.2%)でした。調査を実施したスキルアップ研究所は、睡眠時間を削る無理なスケジュールでは学習の質を低下させると指摘。計画を立てる際は、可能な範囲内で効率を重視し、健康的な時間管理を心掛けるのが望ましいと訴えます。

【調査概要】
対象者:リスキリングに興味がある社会人の方
対象地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年1月14日〜2025年1月21日
回答数:300

【関連リンク】
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スキルアップ研究所
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