味の素が3年連続でSX銘柄に選定、経営方針に基づく明確な戦略と具現化した施策などが評価

味の素は2026年5月18日、「サステナビリティ・トランスフォーメーション銘柄(SX銘柄)2026」に選定されたと発表しました。SX銘柄が創設された2024年から3年連続で選定されました。

SX銘柄は、サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)を積極的に進め、持続的な企業価値の向上を実現する先進企業を選定、表彰する制度。経済産業省と東京証券取引所が共同で企業を選定しています。第3回となる「SX銘柄2026」は15社を選定しました。

図1:経済産業省と東京証券取引所と共同で実施する表彰制度「SX銘柄」。

味の素は以下の3つの取り組みが評価され、SX銘柄2026に選定されました。

・フォアキャスティング・バックキャスティングに基づく長期戦略
同社の強みであるアミノサイエンスを起点とした、フォアキャスティング・バックキャスティングを踏まえた長期戦略を明確に打ち出します。加えて、各分野の実行戦略も明示しています。「アミノサイエンスで人・社会・地球のWell-beingに貢献する」という志(パーパス)のもと、食品、バイオ、電子材料まで多角化した事業を1つの軸で束ねるようにしています。

・一貫性のある経営システムの構築
経営の基本方針であるASV(Ajinomoto Group Creating Shared Value:味の素グループによる共有価値の創造)を軸に、志(パーパス)、戦略、ガバナンス、KPIを連動させています。さらに、KPIの進捗管理と監督体制を明確化し、委員会の設計から進捗管理、IR開示まで、一貫性のある経営システムを構築しています。

・実行戦略と組織的な取り組み
ヘルスケア、フード&ウェルネス、ICT、グリーンの4つの重点成長領域への集中投資とR&D、DX、人材施策を連動させ、構想を事業成果に落とし込む設計にしています。とりわけ人材戦略と技術資産戦略は、具体化した施策とその意図を明確に示しています。

味の素グループは2030年までに10億人の健康寿命を延伸し、環境負荷を50%削減する目標を掲げています。今後も志(パーパス)を実現する取り組みとして、社会価値と経済価値の共創を図るASV経営を進化させていく考えです。さらに、ASV経営を実現するガバナンス体制のもと、ネガティブインパクトの低減とポジティブインパクトの創出拡大を進め、継続的な企業価値向上を図ります。

【関連リンク】
味の素株式会社
https://www.ajinomoto.co.jp/

サステナビリティレポート
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/ir/library/databook.html