コンサルタントからプリンシパルへのキャリアアップを目指している人は多いのではないでしょうか?本記事では、プリンシパルに興味がある方に向けて、平均年収やディレクターとの違い、必要なスキルなどを詳しく解説します。
「コンサルタントのプリンシパルは、どれくらいの年収をもらえる?」「プリンシパルを目指すためには、どうすればいい?」という疑問をお持ちの方に解決に役立つ内容を以下の順で解説します。
- プリンシパルの主な仕事内容
- BIG4におけるプリンシパルの平均年収
- プリンシパルに求められるスキル
プリンシパルを目指している方に役立つ記事です。ぜひ最後までご覧ください。
コンサルタントのプリンシパルとは
プリンシパルとは、コンサルティングファームにおける役職のひとつです。
コンサルティングファームでの役職名は一般企業と異なり、プリンシパルは「一般企業の役員クラス」に相当します。コンサルティングファームによっても使われている役職名が異なりますが、一般的な役職名は以下があります。
- アナリスト
- コンサルタント
- シニアコンサルタント
- マネージャー
- シニアマネージャー
- ディレクター・プリンシパル
- パートナー
それぞれの役割については、下記で紹介しています。
パートナーやディレクターとの違い
コンサルティングファームのプリンシパルと混同しやすい役職として、「パートナー」や「ディレクター」が挙げられるでしょう。
パートナーとは、コンサルティングファームの最高位に相当する役職で、共同経営者という位置づけです。
ディレクターはプリンシパルと同等のポジションで、コンサルティングファームによってはプリンシパルではなくディレクターと呼ばれることもあります。パートナーについては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
コンサルティングファームの役職
プリンシパルについて理解を深めるために、他の役職についても確認しておきましょう。
アナリスト
アナリストとは、コンサルティングファームに入社して最初に就く役職です。新卒・第二新卒者の多くはアナリストとして経験を積み、コンサルタントを目指します。資料作成やリサーチ、データ分析など、アナリストはコンサルタントのアシスタント業務を担当することが多いです。
アナリストの年収は全国平均(令和4年度)の458万円を超える「500〜600万円」程度なので、新人の時点で高水準の年収を目指せることが伺えます。
参考:国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」
コンサルタント
コンサルタントとは、コンサルティングファームにおいて下から2番目に位置するポジションです。多くの転職者はコンサルタントからキャリアをスタートします。アナリストと比較するとコンサルタントにはある程度の裁量権が与えられ、自分の判断で成果物の作成や仮説の構築、インタビューなどの業務を行います。
コンサルタントの年収は「600〜1,000万円」程度です。アナリストの年収はバラつきにくいですが、コンサルタントの場合は実績やスキル、経験等によって年収が左右されます。
シニアコンサルタント
シニアコンサルタントとは、コンサルタントの1つ上に位置するポジションです。コンサルティングファームに入社してから3〜8年程度経験を積み、シニアコンサルタントにキャリアアップする人が多いでしょう。シニアコンサルタントは通常のコンサルティング業務に加え、プロジェクトの管理やシステム開発などの役割を担います。シニアコンサルタントの平均年収は「800〜1,200万円」程度です。
マネージャー
マネージャーとは、一般企業の課長クラスに相当する役職です。品質管理や予算管理、進捗管理など、プロジェクト全体のマネジメントを行います。コンサルタントやシニアコンサルタントと比較すると、マネージャーは大きな責任が伴う役職です。そのため、マネージャーへの昇進は難易度が高く、他のファームや異業種への転職者が増えるタイミングとも言えます。
マネージャーの平均年収は「1,000〜1,500万円」程度で、年収が一気にアップするポジションです。詳しくは以下の記事をご確認ください。
シニアマネージャー
シニアマネージャーは、マネージャーの上位に位置するポジションです。複数のプロジェクト管理に加え、部下の育成などを行います。マネージャーと同じくシニアマネージャーに昇進できるコンサルタントは限られており、高度なスキルが求められる役職です。シニアマネージャーの平均年収は「1,500〜2,000万円」程度で、成果によって年収が大きく変動します。
プリンシパルは、シニアマネージャーの一つ上のポジションです。
パートナー
パートナーとは、コンサルティングファームにおける最高位のポジションです。共同経営者として経営に携わったり、新規クライアントを獲得するために営業したりします。
個人の成果やファームの規模によっても異なりますが、パートナーに到達するのに15年以上かかることが多いです。パートナーに昇進できる割合は全体の「1〜2%」と言われています。
パートナーの平均年収は「2,000〜3,000万円」程度ですが、成果次第では億単位の報酬を受け取ることもあるようです。
ここまで紹介した役職に関しては、他の記事で詳しく解説しています。
コンサルタントのプリンシパルの仕事内容
プリンシパルはプロジェクトに直接参画するのではなく、コンサルティングファーム全体の価値向上につながる仕事を行います。以下で、プリンシパルの主な仕事内容について詳しく確認していきましょう。
新規案件獲得
プリンシパルの1つ目の仕事は、「新規案件獲得」です。クライアントとなり得る企業の経営者・役員に対して、経営課題改善や経営モデルに関する提案を行います。
セミナー開催や書籍出版、個人的なつながりなどから新規クライアントを発掘するため、「コンサルティングファームの顔」としての役割が期待されます。営業の業績によって報酬が大きく変動するので、新規案件獲得はプリンシパルにとって重要な仕事のひとつと言えるでしょう。
クライアントとの関係構築
プリンシパルの2つ目の仕事内容として、「クライアントとの関係構築」が挙げられます。コンサルティング業において、クライアントの信頼獲得は欠かせません。信頼を獲得することで、継続的に依頼してもらえるだけでなく、スムーズに提案しやすくなるためです。
プリンシパルはプロジェクトが遅延しないようにメンバーに助言したり、各企業の経営層とコミュニケーションを取ったりして、クライアントからの信頼獲得を目指します。
知財開発
プリンシパルの3つ目の仕事は、「知財開発」です。知財開発とは、自社の発明や製品を権利化するための活動を指します。知財開発を通じて企業の競争力を高めることで、継続的に経営できるようになります。
コンサルティングファームの経営に携わるプリンシパルは、経営戦略のひとつとして知財開発に関する仕事を任されることがあります。知財開発ではさまざまな知識が求められるため、知的財産アナリストや中小企業診断士などの資格を取得する人もいるようです。
人材育成
最後に紹介するプリンシパルの仕事内容は、「人材育成」です。企業の成長を目指す上で人材育成は欠かせません。そのため、現在は多くのコンサルティングファームが人材育成に投資しています。プリンシパルはシニアマネージャー・マネージャーに助言したり、人材戦略を立てたりするなどして、優秀な人材の育成を目指します。
ここまでプリンシパルの主な仕事内容について紹介しましたが、コンサルティングファームによって求められる役割や仕事内容が異なることを覚えておきましょう。
コンサルタントのプリンシパルの年収
それでは、コンサルタントのプリンシパルは、どれくらいの年収をもらえるのでしょうか?
プリンシパルの平均年収は「2,000万円程度」が想定されます。コンサルタントの平均年収が「600〜1,000万円程度」なので、プリンシパルに昇進していくことで大幅な年収アップを実現できることがわかります。
ただ、プリンシパルの年収は、コンサルティングファームによって異なります。また、業績が良いと年収が上がることもあるため、2,000万円以上の年収をもらえることもあるようです。
【業種別】プリンシパルの年収
コンサルティングファームの業種別の年収を以下の表にまとめました。
業種 | 経験年数 | 年収 |
---|---|---|
外資系・経営系・戦略系 | 5~15年 | 1,700万~2,500万円 |
総合系・Web系・IT系(シニアマネージャー) | 5~15年 | 1,300万~1,800万円 |
財務系・税務系 | 5~15年 | 1,300万~1,800万円 |
グローバルフィールドでサービスを展開する外資系コンサルティングファームや、クライアントの会社経営に携わる経営系・戦略系コンサルティングファームは、比較的年収が高い傾向にあります。
BIG4におけるプリンシパルの年収
世界四大監査法人「BIG4」のプリンシパルはどれくらいの年収を受け取っているのでしょうか?以下で詳細を確認していきましょう。
BIG4とは
「そもそもBIG4とは何のこと?」と疑問をお持ちの方がいるかもしれません。BIG4(ビッグ4)とは、以下の大規模会計事務所グループの総称です。
- デロイト・トーマツ・コンサルティング(DTC)
- PwCコンサルティング合同会社(PwC)
- KPMGコンサルティング
- EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング
いずれのコンサルティングファームも会計事務所としてスタートしました。複数の事務所が合併を繰り返し、最終的には監査にとどまらず課題解決までを手掛けるコンサルティングファームへと成長を遂げました。
BIG4に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ一読ください。
BIG4の役職ごとの年収
以下の表でBIG4の役職ごとの年収をまとめました。コンサルティングファームによって役職名が異なりますが、プリンシパルの平均年収は2,000万円程度であることが伺えます。
デロイト・トーマツ・コンサルティング(DTC)
役職 | 年収 |
---|---|
ビジネスアナリスト | 580万円~ |
コンサルタント | 700万~800万 |
シニアコンサルタント | 800〜1,100万円 |
マネージャー | 1,300〜1,700万円 |
シニアマネージャー | 1,500〜2,000万円 |
パートナー・ディレクター | 2,000万円〜 |
デロイト・トーマツ・コンサルティングのプリンシパルに相当するディレクターの平均年収は「2,000万円〜」です。
PwCコンサルティング合同会社(PwC)
役職 | 年収 |
---|---|
アソシエイト | 550万円~ |
シニアアソシエイト | 700万~1,000万 |
マネージャー | 1,000〜1,500万円 |
シニアマネージャー | 1,400〜2,000万円 |
パートナー・ディレクター | 2,000万円〜 |
PwCコンサルティング合同会社のプリンシパルと同等ポジションであるディレクターは、「2,000万円〜」の年収を受け取っています。
KPMGコンサルティング
役職 | 年収 |
---|---|
アナリスト | 570万円~ |
コンサルタント | 600万~700万 |
シニアコンサルタント | 700〜900万円 |
マネージャー | 900〜1,300万円 |
シニアマネージャー | 1,300〜1,600万円 |
パートナー・ディレクター | 1,500万円〜 |
KPMGコンサルティングにおけるプリンシパルクラスの平均年収は「1,500万円〜」程度です。
EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング
役職 | 年収 |
---|---|
アナリスト | 550万円~ |
コンサルタント | 600万~700万 |
シニアコンサルタント | 750〜1,000万円 |
マネージャー | 1,000〜1,500万円 |
シニアマネージャー | 1,400〜1,800万円 |
パートナー・ディレクター | 1,800万円〜 |
EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングでは、プリンシパルに相当するディレクターに対して「1,800万円〜」程度の年収が支給されます。
JACにおけるプリンシパルコンサルタントとは
プリンシパルについて調べている中で、「プリンシパルコンサルタント」という言葉を見かけた方もいるのではないでしょうか?
プリンシパルコンサルタントとは、JACにおける役職のひとつです。以下で、JACのプリンシパルコンサルタントについて詳しく確認していきましょう。
JACとは
JACとは、株式会社ジェイエイシーリクルートメントのことです。グローバル管理職人材やエグゼクティブ、スペシャリスト人材などに特化した人材紹介サービスを展開しています。グローバル企業や外資系企業の人材紹介に強みを持っており、インターナショナル領域の事業比率は50%以上にもおよびます。
企業と人材の両者を支援するコンサルタント型のビジネスモデルを採用しており、JACには約1,200名のプロフェッショナルコンサルタントが在籍しています。
プリンシパルコンサルタントとは
プリンシパルコンサルタントとは、JACにおける役職のひとつです。プリンシパルコンサルタントになるまでには、以下のようなキャリアステップを踏みます。
- アソシエイトコンサルタント
- コンサルタント
- シニアコンサルタント
- プリンシパルコンサルタント
- シニアプリンシパル
プリンシパルコンサルタントの仕事内容は、経営・組織人事・キャリア論に関連したコンサルティングを行うことです。シニアプリンシパルに昇進すると、会社のオピニオンリーダーとして活躍できるようになります。
シニアプリンシパルとの違い
シニアプリンシパルとは、プリンシパルコンサルタントの1つ上のポジションです。担当領域に対する専門性を深めながら、クライアントの役員やキャンディデイトと関係構築を目指し、長期的な視点からアドバイスを行います。
ちなみに、プリンシパルコンサルタントにならずにマネージャー・シニアマネージャーに昇進するキャリアパスも用意されています。
JACにおけるプリンシパルコンサルタントの年収
プリンシパルコンサルタントの平均年収は「800〜1,000万円」程度です。
JAC全体の平均年収は「847万円」となっており、高水準の収入を期待できます。部長クラスに昇進すると「1,100万円〜」の収入を得られるようです。高収入を目指したい方は、スキルを身につけて実績を残し、部長クラスへの昇進を目指すと良いでしょう。
コンサルタントのプリンシパルに昇進するのは難しい?
コンサルタントのプリンシパルは高収入を目指せることがわかりました。しかし、プリンシパルへ昇進するのはどれくらい難しいのでしょうか?
そもそもマネージャーへの昇進が難しい
コンサルティング業界において、そもそもマネージャー(プリンシパルの下位に位置するポジション)に昇進するのは難しいと言われています。マネージャーに昇進できるコンサルタントは、全体の「30%程度」です。プロジェクトの責任者としての役割が期待されるため、一部の社員しか昇進することができません。そのため、マネージャーになるタイミングで異業種や他ファームへの転職者が増えると言われています。
コンサルティングファームのマネージャーに関しては、以下の記事を参考にしてください。
プリンシパルへの昇進はかなり難しい
マネージャーに昇進できる社員が3割ということは、プリンシパルへ昇進できる人はかなり限られた数になるということです。
プリンシパルに対しては、マネージャー以上に高度なスキルが求められます。プリンシパルを目指したい方は、必要なスキルや要素について理解を深めることが大切です。
プリンシパルに昇進するために必要なスキルや要素
以下で、プリンシパルを目指す上で重要なスキルを確認していきましょう。
論理的思考力
「論理的思考力(ロジカルシンキング)」は、コンサルタントの基本的なスキルとして認識されています。
論理的思考力とは、複雑な物事をシンプルに捉え、合理的な結論へと導く能力のことです。コンサルタントは「考えること」が常に求められる仕事なので、論理的思考力が不足しているとプリンシパルへの昇進は難しいかもしれません。論理的思考力はトレーニングを重ねることで獲得できるスキルなので、苦手意識を抱えている人はぜひ練習してみてください。
コミュニケーションスキル
プリンシパルに求められるスキルのひとつに「コミュニケーションスキル」があります。コミュニケーションスキルとは、自分の考えを上手く伝えるだけでなく、他者の考えをしっかりと汲み取り、円滑にやり取りを行うためのスキルです。
プリンシパルは新規案件獲得やクライアントとの信頼関係構築が主な業務となるため、コミュニケーションスキルが優れているコンサルタントは、評価されやすくなるでしょう。
マネジメントスキル
マネジメントスキルは、プリンシパルになる手前の「マネージャー」や「シニアマネージャー」に求められるスキルです。
マネジメントスキルが不足していると、マネージャー・シニアマネージャーへの昇進が難しく、プリンシパルになることは極めて難しいでしょう。まずは、プロジェクトのスケジュールや予算、タスクなどをマネジメントする能力を身につけて、マネージャーやプリンシパルへの昇進を目指すことが大切です。
プレゼンスキル
プリンシパルとして活躍するためには、「プレゼンスキル(プレゼンテーションスキル)」を身につける必要があります。
プレゼンスキルとは、スライド・資料に記載されたことをただ読み上げるだけでなく、相手が求めていることを理解しながら話を展開していく能力のことです。コンサルタントは、プロジェクトにおいてクライアントへの提案を行います。プレゼンスキルが不足していると、クライアントを納得させることができません。
リーダーシップ力
プリンシパルが身につけるべきスキルとして「リーダーシップ力」が挙げられるでしょう。
リーダーシップ力とは、特定の目標に向けてチームをまとめるスキルのことです。部下から信頼されずチームがまとまらないと、プロジェクトの質が低下したり、スケジュールが遅延したりといった事態に陥ります。
プリンシパルへのキャリアアップを実現したい方は、部下が安心してついていけるようなリーダーとしての力を身につけましょう。
長期的な視点
プリンシパルに昇進している人に共通する要素として「長期的な視点」が考えられます。
コンサルタントは目先の課題だけでなく、クライアントの抱える根本的な課題に向き合う必要があります。根本的に課題を解決していくためには、10年後にどのように環境が変化するか、市場はどのような動きを見せるかなど、長期的な視点が重要です。
こういった視点をもつためには、日頃からさまざまな情報に触れて、知識をインプットしていくことが求められます。
学習意欲
プリンシパルのポジションに到達する人の多くは、「学習意欲」が高い傾向にあります。
学習意欲が高い場合、会社から与えられたもの・業務上必要なことを学ぶだけでなく、自らの意思であらゆる情報をインプットしようとします。知識が豊富なコンサルタントは、クライアントへ提案する際も多角的な視点から提案を行えるため、評価を受けやすくなりやすいです。
ここまでプリンシパルに求められるスキルや要素について紹介しました。しかし、コンサルティングファームによって評価基準は大きく異なることに留意しておきましょう。
プリンシパル以外のコンサルタントのキャリアパス
コンサルタントとしての経験は、プリンシパル以外のキャリアを築く際も活かされます。以下で、コンサルタントの代表的なキャリアパスを確認していきましょう。
分野の異なるファームに転職する
入社したコンサルティングファームで経験を積んだ後、別分野のコンサルティングファームに転職するというキャリアがあります。
例えば、総合系コンサルティングファームのセキュリティ部門でシステム導入を支援していたコンサルタントがIT系コンサルティングファームに転職するパターンなどです。
分野問わずコンサルタントには「クライアントの課題を解決する」ことが求められます。そのため、コンサルタントとして培った提案力やプレゼンスキルは他分野でも十分活かすことができます。
事業会社に転職する
コンサルティングファームから事業会社に転職するというキャリアパスも挙げられるでしょう。
一般企業の会社員と比較すると、コンサルタントはビジネススキルがスピーディーに身につきやすい職種と言われています。そのため、コンサルタントは転職市場での価値が高くなりやすく、事業会社へ転職する際も評価されやすいです。
例えば、コンサルタントとしての専門スキルを活かして、事業会社のプロジェクトメンバーとして活動するといった転職プランもあるでしょう。
起業する
事業会社やコンサルティングファームに所属せずに、起業するキャリアを選ぶ人も一定数見受けられます。実際に、大手コンサルティングファーム出身のコンサルタントが立ち上げた企業が成功しているケースも少なくありません。
少数精鋭でコンサルティングを展開する「ブティック系コンサルティングファーム」では、特に大手コンサルティングファームの出身者が起業するパターンが多いです。
ブティック系コンサルティングファームについては、以下の記事を参考にしてください。
フリーランスとして独立する
近年は、フリーランスとして独立する人が多く見られるようになりました。
フリーランスはプロジェクト単位などでクライアントと契約を結ぶ働き方です。高単価な案件を獲得すれば、コンサルティングファームで働くよりも収入が上がる可能性があります。
さらに、コンサルティングファームで働くよりもワークライフバランスを取りやすく、理想の就業スタイルを実現できます。
運営会社のみらいワークスではフリーランスとして活躍するコンサルタントのマッチングサービスも行っております。フリーコンサルタントでご活躍の方はこちらのサービスもご検討ください。
フリーランスの方はこちら:みらいワークス関連サービス
>> フリーランスコンサルタントのための案件紹介サービス【フリーコンサルタント.jp】
まとめ
今回の記事では、コンサルタントのプリンシパルに興味がある方に向けて、プリンシパルの仕事内容や年収、必要なスキルや要素などについて解説しました。
コンサルタントからプリンシパルへ昇進するには、高度なスキルを身につけて実績を残す必要があります。
コンサルネクスト.jpはコンサルティング業界を目指している方に向けて、求人情報を紹介しています。20〜30代の若手向けの転職支援に強みを持っています。興味のある方はぜひご登録ください。