2024年度 首都圏大企業管理職に対する「地方への就業意識調査」
2024.12.12 Report

首都圏大企業管理職に対する「地方への就業意識調査」を実施いたしました。
参考
2020年度 首都圏大企業管理職に対する「地方への就業意識調査」
https://mirai-works.co.jp/media-career/report/knock007/
2021年度 首都圏大企業管理職に対する「地方への就業意識調査」
https://mirai-works.co.jp/media-career/report/knock008/
2022年度 首都圏大企業管理職に対する「地方への就業意識調査」
https://mirai-works.co.jp/media-career/report/knock6555/
2023年度 首都圏大企業管理職に対する「地方への就業意識調査」
https://mirai-works.co.jp/media-career/report/knock9948/
調査概要
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2024年9月26日〜30日
有効回答数:1,000
調査対象 :【年齢】35歳~65歳
【住まい】一都三県
【勤務地】東京都
【役職】正社員管理職(課長職以上)
【勤務先従業員規模】1,000名以上(製造業)
500名以上(その他・サービス業)

≪利用条件≫
1.情報の出典元として「株式会社みらいワークス」の名前を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://mirai-works.co.jp












まとめ
地方企業で働くことに興味がある人は昨年より 5.2 ポイント増加し、55.1%でした。本調査を開始した 2016 年から過去最高値となり、8 年間で 11.1 ポイントの増加となっています。(*1)
地方の企業で働くことに興味がある理由は、「地方ならではの暮らし、ライフスタイルを希望」「都市部より物価水準が低い」「地方創生、地域活性化に貢献したい」がそれぞれ 30%以上で、地方ならではの豊かな暮らしに魅力を持っている人、地方にやりがいを求めている人が多いことがわかります。
地方中小企業での副業に興味がある人は全体的には昨年より 4.5 ポイント下がったものの、57.0%と引き続き半数以上の高い水準を維持しています。地方副業に興味がある理由の66.2%は、お金以外の「中小企業を支援することでやりがいを感じそう」「スキルアップ、成長ができそう」「地域貢献・地方創生に繋がりそう」といった目的でした。しかしながら、地方副業に興味はあるものの、実際に地方副業に挑戦した事のある人は 23.7%と、興味がある人のうち半数以下が行動に移せていない現状です。
地方での副業を経験後にその地域への移住・転職に繋がる可能性がある人は 71.2%であることから、地方副業を実践する人が増えれば地方転職・移住の可能性が高まり、都市から地方への人の流れが強化されると予測しています。そのためには、当社は、地方企業での副業を実践するためのサポートが重要になってくると考えています。
また、地方創生や地域活性化、地方中小企業の経営課題解決支援に携わることが、リスキリング(学び直し)の手段として興味ある人が一定数いることから、リスキリングと地方副業を掛け合わせた支援をすることが、地方副業の実践者を増やす有効な手段だと考えています。
*1 当社は、2020 年 7 月に株式会社日本人材機構より『Glocal Mission Jobs(GMJ)』と『Glocal Mission Times(GMT)』を譲受しました。譲受前に、株式会社日本人材機構が 2016 年より行っていた同調査のデータを基に記載しています。調査対象は、n 数以外は同様です。
Ranking ランキング
-
「おカネをもらう=プロフェッショナル」と考える人が見落としている重要な視点
2024.6.17 Interview
-
さすがにもう変わらないと、日本はまずい。世界の高度技能者から見て日本は「アジアで最も働きたくない国」。
2018.4.25 Interview
-
評価は時間ではなくジョブ・ディスクリプション+インパクト。働き方改革を本気で実践する為に変えるべき事。
2018.4.23 Interview
-
時代は刻々と変化している。世の中の力が“個人”へ移りつつある今、昨日の正解が今日は不正解かもしれない。
2018.4.2 Interview
-
働き方改革の本質は、杓子定規の残業減ではなく、個人に合わせて雇用側も変化し選択できる社会になる事。
2018.3.30 Interview