【コンサルタント岡安楓さんの1日に密着】経営層と深く議論し、対等に話せるコンサルタントを目指す

コンサルタントといえば「激務」。そんなイメージを持っている人は少なくありません。では実際にどのような1日を過ごしているのか。今回はセレクションアンドバリエーションのシニアコンサルタント岡安楓さんの1日に密着。コンサルタントとして働く中で、やりがいや大変なことも合わせて聞きました。

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プロフィール

岡安 楓
セレクションアンドバリエーション株式会社 シニアコンサルタント
大学卒業後、野村證券株式会社に入社。支店配属後、個人・法人への営業に従事。その後、Indeed Japan株式会社に転職し、中小企業向けの求人広告営業を担当。より本質的な組織改善に携わりたいとの思いからセレクションアンドバリエーション株式会社に入社。現在はシニアコンサルタントとして、クライアントの人事制度改革に携わる。

岡安さんのある1日のスケジュール

9:00
出勤前は、日課としている自己研鑽の時間に充てている。最近は人事制度設計に関する専門書や、経営層の視点を学ぶためにビジネス書や新書も積極的に読むようにしている。社内でおすすめされた本は必ずチェック。実務に活かせる知識をインプットすることを意識している。

10:00
出勤。翌週のミーティングに向けた資料を作成する。この日は、クライアントが給与体系を変更した場合の影響をシミュレーション。報酬制度の改定によって社員のモチベーションにどう影響するかも考慮しながら、ミスのないように作業を進める。

12:00
昼食。オフィスから見える皇居の周辺を見ながら食べていると自然とリラックスできる。オフィスの近くにはおしゃれなカフェやレストランも多いが、最近は自宅から弁当を持参することが多い。

13:00
クライアントとオンラインでミーティング。人事制度設計だけではなく、教育や採用までを含めた継続的な支援を念頭にクライアントと話す。

15:00
マネージャーと社内ミーティング。先程のクライアントとのミーティングを踏まえて、今後の論点とタスクを洗い出す。その後、議事録を作成し、クライアントに共有。入社当初は議事録作成に苦労したが、場数を踏む中で要点を押さえてまとめられるようになった。

17:00
代表と1on1ミーティング。月に1回以上実施しており、プライベートの悩みや業務に関する相談をできる場となっている。特に、自身が考えた営業戦略について相談し、その場でフィードバックをもらい、すぐに実行したこともある。自分なりの考えや提案を代表に直接相談できる有意義なミーティングだと感じている。

18:00
退勤。自己研鑽を少しして帰路に着くことが多い。最近は新たな知識を身につけるために、オンライン講座やウェビナーに参加することもある。従業員全員がワークライフバランスを意識するため、定時で退勤することが多い。なお、プロジェクトの佳境で残業することはあるものの、翌日を早めに退勤するなどして柔軟に調整しているため、無理なく働ける環境が整っていると感じる。

岡安さんがコンサルタントになって思うこと、感じること

――日々の業務の中でやりがいを感じることは何ですか。

経営層の方々と対等に議論できていると実感したときですね。以前の仕事でも経営者と話す機会はありましたが、中小企業の場合は採用担当者とのやり取りが中心になりがちでした。今は人事制度の設計を通じて、企業の根幹に関わる意思決定に携わっていると実感することができます。クライアントから「なるほど、それは考えていなかった」と言われたり、自分の提案が組織の変革につながったりする瞬間は、大きな達成感があります。

経営層の方々が私の意見に耳を傾けてもらえるような関係性を築くまでの過程も刺激的ですね。最初は相手の話を聞くだけで精一杯でしたが、徐々に自分の考えを伝え、議論できるようになると、成長を実感します。こうした実感を日々得られるのは、私にとって大きなやりがいです。

――大変だと思うことはありますか。

ゴールが明確ではない仕事というのは大変だと感じます。営業職のときは、「売上○○円を達成する」といった明確な目標があったため、それに向かってどう動くかを考えるだけで済みました。しかしコンサルティングという仕事は、「これが正解」というものがありません。資料作成でも、クライアントが求めているものは何かを常に考えながら進めなければなりません。どう帰着すべきか分からず、最初はかなり苦労しました。特に人事制度設計の分野においては、制度を作るだけではなく、クライアントが納得して実行しなければ意味がありません。そのため、クライアントの期待値をしっかり把握し、すり合わせをしながら進めることが重要です。クライアントの意向を汲みながら進める作業は大変かつ難しいと常に感じています。しかしその分、自分で考えたことを納得してもらい、形になったときの達成感は大きいですね。

――今後はどんなコンサルタントを目指しますか。

どんな人とも対等に話せるコンサルタントになりたいと思っています。特に経営層の方々とより深く議論できるようになりたいですね。現在も社長や役員クラスの方と話す機会はありますが、まだまだ自分の視点が同じレベルにはなっていないなと感じます。経営層の方々は1つ上の視点で物事を見ていて、その考え方や論点に差を感じることがあります。そのため、もっと多くの業界や企業の人事制度を設計し、幅広い知識と経験を積むことが当面の目標ですね。

当社の代表のように、クライアントの課題を深く理解し、本質的な価値を提供できるコンサルタントになりたいと思っています。最終的には、どんな経営者とも対等に深く議論できる存在になることを目指したいと思います。

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