【コンサルタント上田明美さんの1日に密着】目標に向かって突き進む毎日を積み重ね

コンサルタントといえば「激務」。そんなイメージを持っている人は少なくありません。では実際にどのような1日を過ごしているのか。今回は現役コンサルタントの上田明美さんの1日に密着。コンサルタントとして働く中でのやりがいや大変なことも合わせて聞きました。

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プロフィール

上田明美
株式会社みらいワークス みらいデジタル部
大学卒業後、総合ITソリューション企業に入社。システムインテグレーションや自社商品を新規顧客に提案する業務に従事する。一方、既存顧客向けに提案書や見積書の作成、英語による契約書の作成などの業務にも携わった。その後、新卒や中途の採用面接を担当。約5年間の勤務の後、みらいワークスに入社。現在に至る。

上田さんのある1日のスケジュール

8:00
起床後、日課にしている勉強を開始。中小企業診断士の資格取得と英語の習得に向けた勉強を習慣にしている。目標を立てないと行動しないことを自覚しているので、どんなに大変でも勉強時間を確保するように心掛けている。

9:15
始業は9時30分だが、少し早めに業務を開始。今日1日のスケジュールを確認しつつ、メールやチャットをチェック。返信や連絡は先送りにせず、読んだらすぐに済ませるようにしている。

10:00
現在携わっているプロジェクトの担当者と1on1ミーティング。進捗状況を確認するほか、問題点や懸念点についての把握に努める。複数の担当者との1on1ミーティングを密に実施し、全体の進捗や課題をつぶさに把握できるようにしている。担当者の声をもとに、クライアントに報告すべき内容を整理する。

10:30
営業担当者とのミーティング。進行中のプロジェクトの進捗や今後の予定、スケジュールを共有する。クライアントに対してどんな提案をするのかなどを、営業担当者の意見を参考にしながら詰めていく。

11:00
現在担当するクライアント向けの資料を作成。わずかな時間でも午前中に資料作成の時間を設けるよう心掛けている。今回はクライアントに新たなソリューションを提案するための資料づくり。

12:00
昼食休憩の時間は、頭を切り替えてリフレッシュ。のんびりとリラックスするのが第一。

13:00
資料作成。できる限りまとまった時間を確保し、集中的に取り組めるようにしている。別の作業を挟むと集中力が途切れるため、資料作成に連続して3時間かけることも珍しくない。まずは手書きでイメージを作成し、その後、ツールを使って資料を作成している。

15:30
この後のクライアント訪問のための準備。資料に不備がないかを確認するとともに、クライアントに報告すべきことも再度確認をする。

16:00
クライアントのオフィスまで電車移動。移動中はスマートフォンを使ってメールやチャットに返信。

16:30
クライアントとの打ち合わせ。クライアントの意向や考えを、議題1件ずつすり合わせしながら確認する。なお、関係性を構築中のクライアントとの打ち合わせはできる限り対面で実施するように心掛けている。担当者の表情のわずかな変化が分かれば、認識の相違に気付くことができるのが主な理由。

18:00
夕方のラッシュに巻き込まれながら帰宅。電車での移動中は原則、スマートフォンでメールなどをチェック。混雑して難しい場合は「耳活」。本を音読するサービスを使って耳から情報をインプットしている。隙間時間も無駄にはできない。

19:00
日課である1日の振り返り。うまく取り組めたこと、できなかったことを振り返り、明日以降の業務改善につなげられるよう意識している。

19:30
明日の予定を確認し、問題がなければ業務終了。リモートワークで運動不足になりがちなので、1日外出しなかった場合、ジムに行って30分でも体を動かすようにしている。買い物ついでに散歩をする日もある。

23:00
寝る前は英単語の勉強。記憶を必要とする勉強を30分ほど実施し、翌朝に憶えているかを確認するのが習慣。

上田さんがコンサルタントになって思うこと、感じること

――日々の業務の中でやりがいを感じることは何ですか。

クライアントの期待を上回ったとき、担当者から「そうそう」や「これこれ」と笑いながら言っていただけるとうれしく感じます。一方、プロジェクトを一緒に進めるメンバーから、「上田さんに相談してよかった」と言われたときもうれしいですね。どんなに大変なプロジェクトでも、こうした何気ない一言ですべて報われます。周囲の方々からの思いがけない言葉が、私の何よりのやりがいになっていますね。

ちなみに資料作成はきつい作業ではあるものの、うれしく感じる瞬間もあります。資料をゼロから形にする作業を繰り返していると、当初は上司からの大量の修正指示があったものの、その量が次第に減っていったのです。そんなとき、「自分は成長しているんだ」と感じます。「認めてもらえた」と思える瞬間も、私にとってのやりがいですね。

――大変だと思うことはありますか。

一番はスピードです。資料を作成するスピードはもちろん、すべての業務において相当なスピードを求められます。体感では前職の仕事の3倍以上のスピードが必要な気がしますね。例えるなら、軽自動車並みのスピードで仕事をしていたのが、現在はスポーツカー並みのスピードが必要だと感じます。

資料作成に限ると、私がドラフトを書き上げたときには周囲の先輩が清書を済ませているなんてことも珍しくありません。圧倒的にスピードが足りないことを痛感し、どう解消すべきか、どのように効率化すべきかを常に意識して取り組んでいます。

――コンサルタントになる前となった後で、どんな点にギャップを感じますか。

クライアントに提示する資料作成や、その前の情報収集作業は、相当の気合を入れて取り掛からないと一向に進みません。情報をただ集めるのではなく、一見無関係な情報を整理して資料にまとめたり、収集した情報で何を伝えたいのかを結論づけたりすることも意識しなければなりません。コンサルタントに転身する前から覚悟していたとはいえ、「ここまで徹底するんだ」と実感しています。

――今後はどんなコンサルタントを目指しますか。

将来は、事業戦略や経営戦略といった領域に携わるコンサルタントになりたいと考えています。現在のIT領域に加え、戦略との2軸の強みを打ち出すコンサルタントとして活躍できるようになりたいです。戦略領域の知見を深めるためにも、まずは目の前のプロジェクトを確実に成功させ、実績を積み上げていきます。地道に取り組み続けることで、自分の思い描くコンサルタント像に近づけるのではないかと思います。さらにその先には、日本にとどまらずグローバルで活躍するコンサルタントになれればと考えています。こうした1つひとつの目標が、私自身に日々の行動をもたらしてくれるのだと信じています。

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