コンサルタントといえば「激務」。そんなイメージを持っている人は少なくありません。では実際にどのような1日を過ごしているのか。今回は株式会社JDSC マネージャーの山口伸さんの1日に密着。コンサルタントとして働く中でのやりがいや大変なことも合わせて聞きました。
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プロフィール

山口伸(やまぐち しん)
株式会社JDSC マネージャー
大学卒業後、野村総合研究所に入社。製造業や物流業界向けのコンサルティング業務に従事し、企業の業務改革やDX推進を支援する。2017-2018年にはインド、2022-2024年までアメリカに赴任し、現地への進出を検討する日本企業のグローバル展開にも携わる。その後、2024年9月にJDSCに入社。現在は戦略コンサルタントとして、製造業や物流業界のDX推進を担当する。データサイエンティストやエンジニアと連携し、クライアントの業務改革や人材育成に取り組む。
山口さんのある1日のスケジュール

8:30
子供を保育園に送り届けた後、その足でオフィスに出社。業務を開始する。
9:30
プロジェクトチームのメンバーが参加するミーティングに参加。タスクや今後の方針について確認を行う。製造業のクライアントはグローバルに事業を展開し、現在は「DXケイパビリティ強化」や「モノ売りからコト売りへの転換」を重要戦略として進めている。そのため、ミーティングでは進捗確認にとどまらず、技術面と事業面で何に注力すべきかをメンバーとすり合わせることを意識している。どのような課題にリソースを割り振るのかもミーティングで決めるようにしている。

11:00
自社組織の強化に向けたミーティング。製造業の知見が豊富な専門家やデータサイエンティストが参加し、これまで培ってきた知識やノウハウを自社に浸透させるための施策を検討する。組織の能力を最大限に引き出すための戦略を参加者で練る。

12:00
データサイエンティストのメンバーとランチミーティング。デジタルツインや生成AI、欧米メーカーの先進事例などの話題になることが多い。何気ない会話の中から最新技術の動向をキャッチアップし、クライアントへの次回の提案につなげられるようにする。業界の動向や技術トレンドなどの情報を集める貴重な時間となっている。
13:00
クライアントとの定例ミーティングに向けて準備を行う。「製造業のDXケイパビリティ強化」というテーマで、論点や課題を整理する。技術的な内容に偏らず、経営判断のための資料を作成するように心掛けている。デジタル人材の育成や組織の設計などといったテーマごとの論点を提案できるようにして、次回以降のミーティングでも議論を続けられるような配慮も行っている。

15:30
クライアントのCTOや事業責任者クラスとの定例ミーティング。プロジェクトの短期的な課題を共有するだけではなく、組織改革や風土醸成といった中長期的な視点に基づく「次の一手」を議論する。モノ売りからコト売りへ事業を転換するための方法論や、ロボティクスを活用した業務の在り方などを検討する。クライアントのDX推進に向けた方向性を明確にするためのミーティングとして、重要な時間となっている。
17:30
クライアントとのミーティング後は、自宅へ直帰。リモートワークに切り替え、プロジェクトチームのメンバーとオンラインミーティングを実施。先ほどのクライアントとのミーティング時の論点や課題を整理し、次回のミーティングに向けたアクションプランを確認する。クライアントとのミーティング後は議論の熱が冷めないうちにメンバー間で論点などを共有することを徹底している。課題解決に向けて迅速に行動できるよう意識している。
18:30
業務終了。子供を保育園へ迎えに行き、一緒に夕食を準備する。夕食後は子供をお風呂に入れたり絵本を読み聞かせたりして、寝かしつける。仕事とプライベートの時間をバランスよく取るよう心掛け、平日でも家族の時間をきちんと確保している。仕事モードをオフにするこの時間帯を大切にしている。
22:00
1日を振り返る時間。今日の業務を振り返り、新たな気付きや次のステップに向けたポイントなどを整理する。翌日以降、自分と組織が成長するために必要な時間として、振り返りを日課にしている。
山口さんがコンサルタントになって思うこと、感じること

――日々の業務の中でやりがいを感じることは何ですか。
クライアントと一緒に課題解決に取り組み、クライアントが徐々に変わりつつある過程を実感できるのがやりがいですね。コンサルティングの仕事というと、プロジェクトの初期はゴールに向けた抽象的な議論が多くなります。しかし、現場での施策がどのように進み、結果としてビジネスがどのように変わったのかを目の当たりにできることに大きな達成感があります。クライアントの変革の一端を担えること、そして共同でイノベーションを起こしていけることこそが私にとっての一番のやりがいです。データサイエンティストやエンジニアと一緒にプロジェクトに関わることが多く、具体的な解決策まで提供できるJDSCだからこそ、こうしたやりがいを感じられるのではないかと思います。
――大変だと思うことはありますか。
JDSCの強みは異なる職種のコラボレーションによる「三位一体」の推進なのですが、職種間で意識のズレが出てくることがあります。こうしたズレを調整し、全員が同じゴールに向って進めるようにチームをまとめるのは大変だと感じます。例えば、コンサルタントならビジネスの観点から解決先を模索しますが、データサイエンティストやエンジニア技術的なら技術の観点で解決策を模索します。こうした役割による考え方の相違を解消していくのは、大変と思いつつやりがいも感じますね。
もちろん山積する課題を1つずつ解消する取り組みも困難を伴います。ただし、それらを乗り越え、結果としてクライアントに大きなインパクトを与えられることには大きな達成感があります。
――今後はどんなコンサルタントを目指しますか。
プロジェクトをより広い視野で捉え、戦略から実行まで一貫して支援できるようなコンサルタントへ成長し、共同でイノベーションを起こしていきたいと考えています。これまではクライアントの課題を洗い出し、解決策を提案するまでの役割が中心でした。今後はクライアントの上層部と深い議論を重ね、クライアントに大きな影響を与えられるような存在になりたいですね。
AIをはじめとする先端技術を積極的に活用し、挑戦し続けていきたいと思います。急速に進化するデジタル技術をキャッチアップし、これらを駆使してクライアントの成長に寄与できるようになりたいと考えています。5年後や10年後には、私が携わったクライアントが社会全体に良い影響を与えているような革新の取り組みに貢献できればうれしいです。
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株式会社JDSC 企業情報
| 会社名 | 株式会社JDSC |
| 資本金 | 11百万円 |
| 代表取締役 | 加藤 エルテス 聡志 |
| 従業員数 | 108人(2024年11月現在) |
| 事業内容 | ・機械学習等を活用したアルゴリズムモジュールの開発とライセンス提供事業 ・ITシステムの開発と運用事業 ・データサイエンスに関する顧問・コンサルティング事業 |









