北九州リスキリングキャンパス開講式を実施〜「知っている」を「自らできる」へ。~

2025年8月8日(金)、福岡県北九州市の西日本総合展示場にて、当社と北九州市の共同事業である北九州リスキリングキャンパスの開講式が行われました 。

当社は、福岡県北九州市とリスキリングに関する包括連携協定を2024年10月8日に締結しており、『北九州リスキリングキャンパス』は、その一環として設立されました。北九州市内の企業に対し、社内人材のリスキリングの重要性を啓発し、ビジネススキルなどの座学研修、座学で学んだ事をアウトプットする実践の場などを提供することを目的としています。

リスキリングキャンパスには、北九州市内の企業31社、61名が参加申し込みをしており、今後、①DX・生成AIコース、②リーダーシップ・マネジメントコース、③デジタルマーケティングコースの3コースに分かれ、半年間かけて学びます。

開講式では、企業21社43名の参加者が集まり、講師陣からのコメントやトークセッションを通して、受講に向けて意識を高め、参加者同士で交流を深めました。

【イベント概要】
・第一部
14:30 北九州市挨拶
14:35 リスキャン説明
14:40 講師紹介
14:45 講演・トークセッション
   「なぜ学びが必要なのか?」会社員のリスキリングの重要性とキャリア構築
・第二部
15:45 受講生自己紹介
16:30 全体交流会

開講式の第一部では、専門コースを担当する3名の講師が紹介されました。

  • DX・生成AIコース:渡邉 隆氏 (Xenkai株式会社 代表取締役)
    渡邉氏は、受講生が学んだことを実務に生かせていると実感できるよう、実践的な演習やワークショップに重点を置くと話しました。研修後すぐに、企業の課題解決につながるような具体的なアイデアを実践できる状態を目指すといいます。
  • リーダーシップ・マネジメントコース:原口 唯氏(株式会社YOUI 代表取締役社長)
    原口氏は、受講生一人ひとりの対話を大切にしながら、その人ならではのリーダーシップやマネジメントのあり方を一緒に探していくと語りました。
  • デジタルマーケティングコース:中嶋 義浩氏(フリーランス)
    北九州市小倉出身の中嶋氏は、理論を重視しつつ、実践を通じて学びを深めたいと述べました。特に、マーケティングと生成AIは相性が良いことから、AIも積極的に活用していく意向を示しました。

 

また、当社地方創生部の辻岡が講師、前川がモデレーターを務め、講演・トークセッションを行いました。
「なぜ学びが必要なのか?」をテーマに、学びのプロセスとして重要なこと、学びを生かして輝く会社員になるためにリスキリングが重要であることなどを交えながら、リスキリングの心構えを話しました。辻岡は「学んだことを恐れずにアウトプットすることが学びの定着に重要である」と述べました。

質疑応答では、「働きながら学ぶ際の、時間の作りかた」について質問がありました。
辻岡は、自身の経験から、働きながら時間を捻出することは本当に大変であると共感しつつ、そのような状況でも「朝、少し早く起きたり、夜、寝る時間が遅くなったりと本当に大変だった。家族の支えもありました。ただ、自分の未来は自分の行動で創り出すものです。まずやってみる。小さな一歩を踏み出す意識を持って、モチベーションにつなげましょう」とエールを送りました。

また、自身の経験を振り返り「うまくいかなくても、きちんと結果の検証をして、継続することが重要」と伝えました。

 

第二部の交流会では、同じコースの受講生が集まり、自己紹介やリスキリングキャンパス参加への意気込みを話し、交流を深めました。

介護サービス事業者の受講生(DX・生成AIコース)は、「介護業界の人材不足をDX推進・AI活用によって改善できればと思い参加しました。毎日の記録など書類作成も多いので、簡潔に済ませることができるようなシステムを取り入れて、従業員の負担を少しでも減らせるよう、今後学んでいきたい」と話しました。

リーダーシップ・マネジメントコースには、人事異動により今まで担当したことのない業務のリーダーやマネジメント職に抜擢されたため、自身のスキルアップを目的に参加を決めたという受講生が集まりました。
「自分なりに本などでマネジメントについて勉強してみたけれど、あっているのか分からない。リスキリングを通して、組織や自分に合った方法を身につけて、実際の現場で活かしたい」、「マネジメントについて相談する人が社内にいない。受講生や講師に相談しながら、自分らしいマネジメント方法を確立できれば」など、意欲的なコメントが多くありました。

リスキリングキャンパスは、各コースで5回のオンライン講座と、最終回に実践研修(ワークショップ)があります。実践研修は自ら取り組んだ内容を発表する成果発表会で、受講生がそれぞれの体験を「リスキリングジャーニー」として発表し、共有します。

この実践研修は「知っていること」を「自らできること」に変えるプロセスです。受講生だけでなく、企業や社会にとって、より価値のあるリスキリングとなることを目指しています。

関連
北九州リスキリングキャンパス
https://kitakyushu-reskilling.jp/

リスキリングで「稼げるまち」を目指す!北九州市の取り組みとは
https://mirai-works.co.jp/mwri/interview/interview-reskilling/5361/