積水ハウスグループがイノベーション推進を目的とした専用施設を開設、産官学連携による価値創造の場づくりを目指す

積水ハウスと積水ハウス イノベーション&コミュニケーションは2024年9月5日、オープンイノベーション施設「InnoCom Square(イノコム・スクエア)」を開設しました。積水ハウスグループのスタッフや研究者が常駐し、イノベーションの促進を図れるようにします。

「InnoCom Square」は、未来に寄与するイノベーション創出を目的とする専用施設。積水ハウスグループの多様なスタッフのコミュニケーションを通じて、イノベーションを生みやすくします。イノベーションが自然と生まれるような「価値創造の場」を目指します。

図1:東京都港区赤坂に開設した「InnoCom Square」の全容。882.45平方メートルの広さを誇る

施設内には、リアルイベントやオンラインセミナーが開催可能な「オープンエリア」を用意。スタートアップ企業を対象としたピッチイベントなどに利用します。ワークショップなどのオープンなイベントはもとより、大人数の会議も実施できるフレキシブルな用途を想定します。

図2:さまざまなイベントの開催を想定する「オープンエリア」

コミュニケーションを促進する「おもてなしエリア」も設けます。エリア内には無垢材を使った家具や7mの大きなキッチンカウンターを設置。お茶を飲んだり立ち話したりと、さまざまなコミュニケーションを促進できるような配慮を施します。その他、エントランスには無垢のフローリングを敷き詰めるなど、住まいを想起させる要素も盛り込みます。居心地の良さを全面に打ち出し、コミュニケーションを活性化できるようにします。

図3:執務や会議の起点となる「おもてなしエリア」

なお、積水ハウス イノベーション&コミュニケーションはグループの技術や人材、データ、顧客基盤を活用し、イノベーションの推進と人材育成を図る目的で2024年2月に設立。同社は「InnoCom Square」の開設を通じて、「産官学」連携によるオープンイノベーションを加速させる考えです。事業の創造や人材の育成にも合わせて取り組みます。

【関連リンク】
積水ハウス株式会社
https://www.sekisuihouse.co.jp/

プレスリリース
https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2024/20240826/

InnoCom Square
https://square.innocom.co.jp/