医療コンサルタントの仕事内容とは?年収や転職に有効な資格、会社一覧を紹介

スーツを着た男性と「CONSULTING」の文字

「医療コンサルタントの仕事内容は?」「医療コンサルタントになるために必要なスキルや資格は?」という疑問をお持ちではありませんか?

本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を

  • 医療コンサルタントの仕事内容
  • 医療コンサルタントに求められるスキル
  • 医療コンサルタントにおすすめの資格

の順に解説します。

医療コンサルタントへの転職を検討している方に役立つ記事です。ぜひ最後までご覧ください。

※本記事に記載されている企業や試験に関する情報などは2024年時点のものです。

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目次

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医療コンサルタントとは?

パソコンを手に持って立つスーツ姿の女性

医療コンサルタントとは、病院などの医療機関・介護施設・福祉施設、医薬品や医療機器を提供するメーカーなどの経営課題に関するコンサルティングを行い、解決へと導く仕事です。

医療・介護・福祉はいずれも公益性が高く、社会にとって欠かすことができません。医師や看護師など、それぞれの分野のスペシャリストと呼べる人材はいても、一般企業と違い経営に精通した人材が少ない場合がほとんどです。実際にさまざまな医療機関から経営に関するサポートを求めるケースが増えています。

医療コンサルタントは、公益性の高い機関が健全な経営が行えるよう、経営に関するアドバイス・サポートを行うという、社会的意義がある仕事を行っています。

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医療コンサルタントの仕事内容

ノートパソコンの横に置いたメモ帳にボールペンで書き込む様子

医療コンサルタントの仕事は病院などの医療機関向けのコンサルティングと、医療関連の企業向けのコンサルティングの2つがあります。それぞれのコンサルティング内容について解説します。

医療機関へのコンサルティング

医療機関向けのコンサルティングとして、下記の5つがあります。

開業サポート

1つ目の仕事内容は、開業に関するサポートです。独立して開業するためにやることは、開業場所の選定、資金計画の立案、金融機関との交渉、人材の採用と育成、医薬品や医療機器の選定、施設のレイアウト、ホームページの開設、開業に必要な申請書の各種届出など多岐に渡ります。

この他に税務や法律、場合によっては都道府県の条例についても事前に確認する必要があり、開業する医師がすべてを行うのは困難なため、医療コンサルタントがこれらのサポートを行います。

経営サポートと改善案の立案

財務状況、地域医療の現状について分析し、経営戦略の立案、収益の改善に必要なサポート、Webマーケティングなどの活用による集患サポート事業拡大についての提案を行います。

多くの場合、医師は医療の専門家ではありますが、経営の専門家ではありません。

安定した経営基盤を築くには、さまざまな角度から経営課題の分析・調査と解決へ導くことが可能な医療コンサルタントの力が求められます。

人材の確保・育成

医療や介護の現場では常に人手不足が問題となっています。

職員の採用活動はもちろんですが、採用した人材の育成、労働環境を改善することで離職率を低下させ、職員の定着を図ります。職員の離職率が低下すれば、採用に必要な経費の削減にもつながります。

IT導入・DX化

IT技術の活用によって業務を効率化し、医療従事者の業務負担を抑えて、医療の質を向上させるスマートホスピタルの導入が、近年増えています。

ITの導入とは、電子カルテをはじめとしたIT機器を導入すればいいという訳ではありません。医療機関ごとに必要とされるIT機器の機能は異なります。

ITに関する知識と医療機関に関する知識の両方がなければ、最適なIT機器の導入とDX化も難しくなります。この分野でも、医療コンサルタントの知識が求められます。

事業継承のサポート

後継者となる人材へ事業を継承させるためのサポートも、医療コンサルタントの仕事です。

既存の施設や患者をそのまま引き継ぐことができるため、事業を継承する側・される側どちらにとってもメリットがあることですが、すべてを引き継ぐにも一部の廃止や売却を行うにも手続きが必要です。

これらの手続きを行うにも通常業務を休止させる訳にはいかないため、代替できる部分は医療コンサルタントが行います。

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医療関連企業へのコンサルティング

下記の3つが、医療関連企業への主なコンサルティング内容です。

医療関連企業に行うコンサルティング内容

経営戦略の策定

新規事業の策定、新製品・サービスの研究開発戦略、M&A、中長期的な経営戦略の策定などのコンサルティングを行いますが、医療・介護業界は専門性が高い業界です。

中でも、特殊な医薬品や医療機器に関するコンサルティングを行う場合、それらの知識がなければ最適なコンサルティングを提供できないため、コンサルタントとしての基本的な知識・スキルの他に、医療・介護業界特有の専門的かつ高度な知識が求められます。

営業サポート・業務効率化

営業サポートとは、営業部門の業務効率化だけを行うのではなく、企画・開発・製造など各部門の効率化も実現させることで、クライアント企業の生産性向上につなげることです。

営業やマーケティング戦略の策定などは、コンサルタントの得意分野と言えますが、医療・介護業界は他の業界とは習慣が異なるため、同じ方法をそのまま当てはめるのが難しいため、業界に精通した医療コンサルタントの経験・知識が求められます。

IT導入サポート

クライアントのニーズに合わせて、ITシステムの導入から運用後のサポートも医療コンサルタントの仕事です。

ITシステムには会計や顧客管理システムなど、さまざまなシステムがあります。既存のITシステムと入れ替えることで業務の効率化、マーケティング戦略などにも活用できるため、クライアントのさまざまな経営課題解決に役立てることができます。

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医療コンサルタントのやりがい

紙の資料の上で握手をする様子

医療コンサルタントのやりがいを4つ紹介します。

人や社会に貢献できる

医療コンサルタントは、医療機関や医療に関連する企業をサポートすることで、間接的に社会に貢献できます。

医療機関の経営が改善すれば、良質な医療の提供が可能となり、医療に関連した企業の経営が改善されれば、新たな製品・サービスが生み出される可能性が高まり、医療全体の質向上につながっていきます。

さまざまな人と仕事ができる

医療コンサルタントは、さまざまな医療機関、医療関連の企業と仕事をします。

医療関連のさまざまな職種の人たちの他に、スペシャリストと呼べるような人とも一緒に仕事をする機会があるため、常に新たな刺激を受けられます。

常に新たな刺激を受けられる環境で働けるのは、向上心が強い人にとって、やりがいと魅力を感じるでしょう。

最新医療の知識が身につく

医療コンサルタントは、最新の医療技術や医療機器に関する研究開発に携わる機会が多いため、最新医療に関する知識が身につきます。

これらの知識を身につけるには、プライベートな時間も使って学ぶ必要がありますが、学習意欲や向上心が強い人にとって、最新の知識が身につく環境で働けるのはやりがいだけでなく、楽しさも感じられるでしょう。

高収入が期待できる

高収入が期待できるのも、医療コンサルタントのやりがいの1つです。医療コンサルタントは間接的とはいえ、人の命や健康に関わる仕事なので責任重大です。

責任の重さと成果に見合う報酬が得られることは医療コンサルタントに限らず、仕事へのやりがいにつながっていくでしょう。

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医療コンサルタントの年収相場

スーツを着た男性が金色のコインを積み上げていく様子

医療コンサルタントの年収は、医療機関向けのコンサルタントの年収は400~2,000万円医療関連企業向けのコンサルタントで年収500~3,000万円が相場のようです。

上記の年収は、コンサルティングファームなどに勤務するコンサルタントの年収です。コンサルタントの最初の職位のアナリストから最上位のパートナーまで含めた年収額なので、幅があります。

医療関連企業の方が医療機関よりも経営規模が大きいことが多いため、企業向けのコンサルタントの方が年収が高くなるようです。

医療コンサルタントの中には、フリーランスとして活躍している方もいます。月額100万円以上の報酬が期待できる案件も多く、十分な実績、経験、スキルがあれば、フリーランスの方がコンサルティングファームで働くよりも稼げることがあります。

ただし、フリーランスは安定して案件が獲得できる保証はありません。将来的にフリーランスを目指す場合は人脈を築いて案件が獲得できるよう下地を作るなど、独立するための準備を怠らないようにしましょう。

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医療コンサルタントに求められるスキル

斜めに並べられたSKILLと書かれている木製のブロック

医療コンサルタントに求められるスキルについて解説します。

論理的思考力

クライアントが抱える課題を解決するためには、論理的思考力が欠かせません。医療コンサルタントの仕事はクライアントの経営に直結するので、思い付きや根拠のない提案ではクライアントは納得しません

シンプルに見える課題も違う角度から見ると別の問題が潜んでいて、それを解決しないと根本的な解決ができないことがあります。順序立てて論理的に物事を考えること、多面的に物事を考えることが重要です。

マネジメントスキル

医療コンサルタントの仕事はプロジェクトメンバーやクライアントなど、多くの人たちと協力しながら進めていきます。プロジェクトメンバーの選定と役割分担、プロジェクト期間と期日の設定、予算など、円滑にプロジェクトを進めるには、プロジェクトに関わるすべてのマネジメントをするスキルが求められます。

マネジメントスキルは、人の能力を的確に判断する能力や折衝力など、複数の能力の複合体です。マネジメントに必要な能力をひとつずつ磨いていく、経験を積むことで少しずつ身についていきます。

コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルも、医療コンサルタントにとって重要なスキルです。コミュニケーションスキルとは、プロジェクトに関わるすべての人と良好な関係を構築するだけでなく、自分の意見を相手に正確に伝えて、相手の意見を正確に理解するためのスキルです。

医療コンサルタントは案件ごとにクライアントが変わるため短期間で信頼関係を構築して、課題を把握しなければいけません。プロジェクトの成否にも関わるため、高いコミュニケーションスキルが求められます。

プレゼンテーションスキル

クライアントに課題解決のための提案を受け入れてもらうためには、プレゼンテーションスキルが必要です。どんなに優れた提案でも口頭での説明だけでは限界があります。資料なども使い、どのような効果が期待できる提案なのか簡潔に分かりやすく説明して、クライアントに理解してもらわなければいけません

自信がない話し方では、聞き手は内容が頭に入りづらくなります。プレゼンテーションスキルに自信がない場合は、繰り返し練習して少しずつ身につけましょう。

マルチタスクスキル

複数のプロジェクトを同時に進めていくのが、医療コンサルタントの一般的な働き方です。

複数のプロジェクトを同時進行していると、どこかでミスが起きる可能性があります。ミスの内容次第でプロジェクトに大きな影響を及ぼす可能性があるため、複数のプロジェクトを同時に処理できるマルチタスクスキルも、医療コンサルタントには求められます。

精神力

コンサルティング業界は成果主義の世界です。成果を出し続けることができれば問題はありませんが、成果が出ない状態が続くと、精神的に追い詰められるかもしれません。最悪の場合、心を壊すこともあるでしょう。

医療コンサルタントは間接的ですが、人の命や健康に関わる仕事です。自分だけではなく、間接的に人の命や健康にも影響を及ぼす可能性があるため、仕事のプレッシャー、ストレスに耐えられる強い精神力が必要です。

体力

コンサルティング業界の労働環境は以前よりも改善されたと言われていますが、期日が近い追い込みの時期になると、長時間労働と休日出勤が続くことがあります。

また、クライアントはコンサルティングファームがある周辺地域だけとは限りません。クライアントの所在地が、勤務するコンサルティングファームから遠く離れていても定期的に出向く必要があり、出張が珍しくない仕事です。精神力と同じように体力も医療コンサルタントには求められます。

経営に関する知識

医療コンサルタントの仕事は、医療機関や関連企業などの経営課題の解決です。当然、経営に関する知識、会計や財務に関する知識が不可欠です。一般的な会計、財務の知識の他に、医療機関ならではの会計、財務に関する知識も身につける必要があります。

医療コンサルタントとして経験を積みながら身につきますが、円滑に仕事をするには、医療コンサルタントの業務内容に適した資格を取得して、知識を身につける必要があります。

医療機関の業務知識

医療機関の業務知識も重要です。医療機関の経営課題を解決するには業務に関して精通していなくてはいけません。一般企業と医療機関では、業務内容が異なります。

医療機関の事業への理解、医師や看護師、その他の職種の業務の流れ、診療報酬制度についても理解する必要があります。特に診療報酬は医療機関の売上に直結します。数年ごとに制度の変更があるため、診療報酬制度について最新の知識を身につけなくてはいけません。

医薬品・医療機器への知識

医療に関連する企業のコンサルティングを行うには、医薬品・医療機器への知識が必要です。新たなビジネスモデルの構築、マーケティングを立案するには医薬品・医療機器市場の現状、業界の商流、薬事申請に関する知識がなければできません。

医療コンサルタントとして、働くにはこれらの知識やスキルが不可欠です。

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医療コンサルタントにおすすめの資格

開かれている方眼ノートと黒いボールペン

資格がなくても医療コンサルタントとして働けますが、医療業界は専門性が高い業界です。クライアントからの信頼を得るには、専門的な知識が証明できる資格等があると有効です。医療コンサルタントにおすすめの資格等を紹介します。

中小企業診断士

中小企業診断士は、中小企業の経営に関して適切なアドバイスができる知識があることを証明できる国家資格です。

会計・財務・経営・人事・関連する法律など、幅広い知識があることを客観的に証明できるので、コンサルタントに最適な資格とも言えます。

公認会計士

公認会計士は、会計・財務の専門的な知識を持つスペシャリストであることが証明できる国家資格です。公認会計士を取得できる会計・財務の知識があれば、クライアントの財務状況を正確に分析・把握して、最適な改善案の提案が可能です。

公認会計士は医師・弁護士と並ぶ三大国家資格と言われており、取得するには年単位の学習が必要な高難易度の資格です。

取得することができれば、医療コンサルタントへの転職で大きなアピール材料となり、キャリアアップにも有効な資格です。

MBA

MBAとは、「Master of Business Administration」の略称で、経営学修士と訳されます。よく間違えられますが、MBAは資格ではなく経営学の大学院修士課程を修了したことを証明する学位です。大学で学ぶため、1~2年の期間と100万円単位の学費が必要です。

時間と費用がかかりますが、医療コンサルタントの実務に活かせる知識が身につき、キャリアアップにも役立ちます。

医療経営コンサルタント

医療経営コンサルタントとは、日本医業経営コンサルタント協会が認定する資格です。この資格を取得すると、医療経営に関する知識が証明できます。

資格の取得には、受講料50,000円の講座への参加が必要です。資格取得後は協会への入会と定期的に開催される研修への参加も必須です。協会への登録料は初回80,000円、年間の会費が120,000円かかります。

資格取得と資格の維持に高額な費用がかかりますが、同協会のホームページに氏名が掲載されるため、クライアントから信頼されやすくなり、案件獲得にも活用できる資格です。

情報化認定コンサルタント

情報化認定コンサルタントは、医療経営コンサルタントの資格を取得した者以外、受験資格が認められません。取得することで、医療系のITシステムの開発・導入・運用に関する知識とスキルが証明できます。

医療経営コンサルタントと情報化認定コンサルタントの両方を取得することで、医療経営からITシステムの運用まで一貫してサポートが可能な知識とスキルが証明できるため、医療コンサルタントとしての活躍の場を広げることができ、キャリアアップにも活用できます。

医療経営士

医療経営士は、日本医療経営実践協会が認定する資格です。医療経営に関する知識と経営課題を解決できる能力を証明できます。

この資格には1~3級の等級があり、体系的に知識を身につけることができます。

受験料は1級50,000円、2級15,400円、3級8,640円と、医療経営コンサルタントと比べて受験費用を抑えられます。

医療経営士、医療経営コンサルタントどちらも医療経営に関する知識と課題解決能力の証明に有効な資格ですが、受験費用と取得後の研修費用などを考えると、医療経営士の方が取得しやすい資格だと言えるでしょう。

医療系のコンサルティング会社一覧

東京を上空から見た景色

主な医療系コンサルティングファーム・会社を15社紹介します。

KPMGヘルスケアジャパン株式会社

KPMGヘルスケアジャパン株式会社は、KPMGのノウハウを活用したコンサルティングが魅力のコンサルティングファームです。医療機関、介護施設、医療関連企業の経営改善、M&Aのほか、医療関連企業に対しては営業改革にも対応しています。

会計士などの有資格者、豊富な実績を持つコンサルタントによる質の高いコンサルティングを提供している会社です。

株式会社ケアマックス

株式会社ケアマックスは病院、クリニックをはじめとした医療機関と介護施設、合計800件以上の開業支援、事業継承、経営課題の解決をサポートした実績を持つコンサルティングファームです。

医療機関、介護施設のさまざまな課題に対応できるよう、税理士や弁護士などとも提携して、手厚いサポート体制を構築しています。

野村ヘルスケア・サポート&アドバイザリー株式会社

野村ヘルスケア・サポート&アドバイザリー株式会社は、野村グループのネットワークとノウハウを活用して、経営改善、M&A、医療施設の建替、土地活用など、財務と不動産を中心としたコンサルティングを行っています。

後継者となる親族または第三者への事業継承のサポートにも定評があるコンサルティングファームです。

株式会社CDIメディカル

株式会社CDIメディカルは、医療機関の経営課題の解決に必要な経営戦略の策定、組織再編、人事改革、業務の効率化など幅広いサポートを行い、経営課題の解決に尽力します。

1,000床以上の病床数を持つ大規模病院、上場企業に対するコンサルティングなど、大規模案件にも対応可能な医療分野に特化したコンサルティングファームです。

エヌエスパートナーズ株式会社

エヌエスパートナーズ株式会社はクライアントとの対話を重視し、現実的な経営改善案を提案、成功へと導きます。サポート範囲は広く、開業、経営改善、債務整理、M&A、人材の採用、人材育成、医療機関の運営に必要な活動のほとんどに対応可能です。

東証一部上場企業のグループ会社ということもあり、信頼性と安定性の高さも魅力です。

エム・シー・ヘルスケア株式会社

エム・シー・ヘルスケア株式会社は、医師が患者にかける時間を確保できるよう医薬品や医療機器の調達、保守、管理、コスト削減などを中心にサポートを行っています。

会社は東京にありますが、全国の医療機関に対応できる体制を構築しており、豊富な実績を活かして医療機関の経営をサポートしています。

株式会社メディカルクリエイト

株式会社メディカルクリエイトは、医療機関と医療関連企業の両方のコンサルティングが可能です。「病院経営を科学する力」と「実行力」を、武器に成果と革新を生み出します。

医療機関・企業両方に対応した教育研修も提供しており、医療に携わるさまざまな職種の人材育成も行っています。

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フィナンシャル・デザイン株式会社

フィナンシャル・デザイン株式会社は、医療経営の中でも相続、資産形成、事業継承に関するコンサルティングに強みを持っています。クライアントに寄り添ったスピーディーな対応が評価されており、地域医療に携わる医療機関へのサポートにも定評があります。

また、定期的に開催される医療機関の経営セミナーも高く評価されています。

株式会社メディヴァ

株式会社メディヴァは、マッキンゼー出身のパートナーが自身の経験を基に、患者目線での医療改革を実現するために設立されました。

パートナーがマッキンゼー出身ということもあって、コンサルティングの質は高く、他の業界・業種のノウハウも活用しながら経営改善、人材の確保などを行います。さまざまなニーズに対応し、健全な経営を実現するためのサポートを提供している会社です。

株式会社パースジャパン

株式会社パースジャパンは、医療機関内に設置されたテレビのカードシステム、院内のWi-Fiサービス、ICカード、マットレスなどの医療製品の販売・レンタルを中心に事業を展開しています。

この他に医療機関の業務プロセスのコンサルティング、診療記録の外部保管事業、人材派遣などを通じて、医療機関の患者満足度アップにも貢献しています。

株式会社ユカリア

株式会社ユカリアは、医療機関、介護施設のデジタル化をサポートすることで経営だけでなく、現場へのサポートにも注力しています。

設立は2005年と比較的若い会社ですが、20以上の医療機関・介護施設と提携、デジタル化以外に事業計画の策定、不動産の流動化など、幅広いサポートを提供しています。

株式会社レスメッド

株式会社レスメッドは医療機関の開業、後継者への継承、業務プロセスの改善、医師や看護師などの人材紹介、M&Aにも対応可能など、サポート範囲の幅広さに特徴があります。

豊富な実績で培ったノウハウで、医療機関ごとの課題を解決へと導くための一貫したサポートも魅力です。

株式会社医療経営研究所

株式会社医療経営研究所は、地域医療を実現させるために医療機関、介護施設、薬局に対する経営コンサルティングを行っています。

職員のモチベーションアップが患者の満足度アップにつながるという発想のもと、行われるコンサルティングはクライアントとなる医療機関などから高評価を得ています。

特定非営利活動法人病院経営支援機構

特定非営利活動法人病院経営支援機構では、一般的な医療コンサルティングである人材の育成と事務力の強化のほか、地方の医療機関の多くが抱えている経営課題の改善案の提案、看護師の確保にも対応しています。

コスト削減と収益力アップを両立可能なコンサルティングに定評があります。

株式会社スギモトコーポレーション

株式会社スギモトコーポレーションは、薬局、飲食店など、医療と食の分野で事業を展開しており、これらの経営ノウハウを活用して、医療機関、薬局、介護事業などの開業と開業後のサポートを行っています。

経営戦略・診断・管理・個別の経営課題・介護事業サポートの5つを中心にコンサルティングを行っています。

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医療コンサルタントの転職先

オフィスの入り口

医療機関と一般企業とでは経営面での相違点が多く、医療コンサルタントは一般的なコンサルティングファームへの転職は難しいと言われています。

しかし、医療コンサルタントとしての経験・スキルが活かせる転職先がない訳ではありません。医療コンサルタントの主な転職先を紹介します。

他のコンサルティングファーム

医療部門がある総合系コンサルティングファーム、またはシンクタンク系コンサルティングファームが、医療コンサルタントの1つ目の転職先です。

コンサルタントに限らず、年齢が高くなると転職が難しくなると言われますが、医療コンサルタントの場合は、十分な経験とスキルを持った即戦力として採用される可能性があります。

医療機関・事業会社

医療機関や事業会社の企画または管理部門も、医療コンサルタントの転職先の1つです。医療機関は経営に精通した人材が少ないことが多く、異業種から医療業界に参入する事業会社では、医療業界に精通した人材が少ないことが多々あります。

医療コンサルタントの経験・スキルはどちらの業種にとっても求める人材像とマッチしており、実績・経験次第でハイポジション転職ができる可能性があります。

独立・起業

独立・起業も選択肢の1つです。医療コンサルタントとして十分な実績・経験・スキルがあれば、独立して活躍できます

人脈が構築できていれば、案件獲得に苦労することはないでしょう。営業活動に時間をかけたくなければ、フリーランスコンサルタント向けのサイトに登録すれば、少ない労力で希望条件に沿った案件獲得が可能です。

例えば、株式会社みらいワークスが運営する「フリーコンサルタント.jp」では、希望・スキル・経験に合わせて案件を紹介するサービスを提供しています。

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医療コンサルタントに転職するには?

スーツを着てオフィスを歩く男性の後ろ姿

医療コンサルタントは、専門的な知識が求められる仕事です。

医療コンサルタントの中には前職が医師、看護師、公認会計士という方もいますが、これらの実務経験がなくても、医療コンサルタントに転職することは可能です。

経験を積む

製薬会社のMR(営業職)や医療事務など、医療業界の職種で働いて転職を目指す方法があります。

これらの職種は何らかの資格がなくても従事できます。数年間働いて、医療業界の知識を身につけてポテンシャル採用を目指してみましょう。

20代から30代前半であれば、医療業界の経験が評価される可能性があります。

資格を取得する

医療業界での実務経験がない場合は、この記事で紹介した資格等を取得しましょう。

医療コンサルタントに必要な知識とスキルがあることを客観的に証明できるので、転職時のアピール、転職後のキャリアアップ、どちらにも活用できます。

転職エージェントを利用する

コンサルタント向けの転職エージェントも利用してみましょう。求人の紹介だけでなく、面接対策、必要書類の添削など、医療コンサルタントに転職するために必要なさまざまなサポートが受けられます。

転職に有利になる経験や資格があれば、1人で転職活動するよりも転職の成功率を上げることができます。

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まとめ

医療コンサルタントの仕事内容、年収、求められるスキル、おすすめの資格などを解説しました。

医療コンサルタントは他の分野のコンサルタントと比べて、専門性が高い業界です。専門的かつ高度な知識とスキルが求められますが、医療と経営の両方に精通した医療コンサルタントの需要は今後も高まっていくと予想されます。

コンサルネクスト.jpでは、医療コンサルタントを含めた、さまざまな分野のコンサルタントの求人を紹介しています。コンサルタントへの転職に役立つ情報も発信しています。

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