コンサルタントへの転職を検討していると、「BIG4」というワードをよく見かけます。
「BIG4」とは、以下の4社を指す言葉です。
- デロイト トーマツ
- PwCコンサルティング(PwC)
- KPMGコンサルティング(KMPG)
- EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)
BIG4と一括りにされていますが、各社の特徴は全く違います。
そこで、当記事ではBIG4各社の特徴や違いから、BIG4への転職が向いている人の特徴、採用動向まで解説していきます。
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コンサル「BIG4」とは?定義と歴史的背景

転職を考える前に、コンサル業界を率いる「BIG4」に該当する企業や、BIG4が生まれた歴史・背景を押さえておきましょう。
BIG4を構成する4社
コンサル業界におけるBIG4とは、下記の4社を指します。
- デロイト トーマツ
- PwCコンサルティング(PwC)
- KPMGコンサルティング(KMPG)
- EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング(EYSC)
4社とも世界最大規模の監査法人を母体とするグループで、国際的に圧倒的なシェアを持ちます。
各社は140ヵ国以上に拠点を展開し、会計分野において突出した影響力を持つことから「BIG4」と総称され、他のコンサルファームと区別される存在となっています。
監査法人からコンサルへ拡大した背景と歴史
BIG4は、もともと会計監査を中心とした「世界4大監査法人」でした。しかし1980年代以降、グローバル化やITの進展によって、監査だけでは解決できない経営課題が増えていきます。
こうした時代の移り変わりにより、税務や財務アドバイザリーに加え、戦略立案、ITコンサルティング、M&A支援などへ領域を拡大しました。
1990年代以降は、合併・買収を通じてコンサルティング部門を強化し、単なる会計事務所にとどまらない総合コンサルティングファームとしての地位を確立しています。
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コンサル「BIG4」各社の特徴や年収を比較

ここからは、BIG4の特徴を以下の順番で解説します。
BIG4と一括りにされているものの、各社の特色はそれぞれ異なるため、BIG4への転職を視野に入れている方は必ずチェックしておきましょう。
デロイト トーマツ
デロイト トーマツは、国際的ビジネスプロフェッショナルネットワークであるDeloitte(デロイト)の一員です。
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社の設立は1993年4月ですが、2025年にデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社、デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社と合併して「合同会社デロイト トーマツ」として発足しました。
| 発足年月 | 2025年12月 |
| 人員数 | 5,111名(2024年5月末時点) |
デロイト トーマツの特徴
デロイト トーマツは、戦略立案からデジタル変革や業務改革の実行支援まで一貫して対応できる総合系コンサルティングファームです。
監査やリスクアドバイザリー、ファイナンシャルアドバイザリー、税務・法務といった専門領域を担うグループ法人と連携することで、幅広くかつ総合的なサービスを提供できる強みを持っています。
研修制度が充実しており、未経験者や中途入社でも基礎からスキルを磨きやすい環境が整っているのが特徴です。特定分野にとどまらず、幅広い経験を積みたい人や、安定した環境で着実に成長したい人に向いています。
デロイト トーマツの年収
デロイト トーマツの年収は、約952万円です。また、年齢別の平均年収には下記のような違いがあります。
- 25歳:約655万円
- 30歳:約868万円
- 35歳:約1,104万円
- 40歳:約1,282万円
- 45歳:約1,355万円
- 50歳:約1,362万円
PwCコンサルティング
PwCコンサルティングは、世界最大級の会計事務所ネットワークPwCの日本メンバーファームとして位置づけられるコンサルティング会社です。
| 設立 | 2016年2月 |
| 人員数 | 約5,130人(2024年6月30日時点) |
| 主なグループ会社 | ・PwC Japan有限責任監査法人 ・PwCコンサルティング合同会社 ・PwCアドバイザリー合同会社 ・PwC税理士法人 ・PwC弁護士法人 ・PwC総合研究所合同会社 ・PwCサステナビリティ合同会社 ・PwCビジネスアシュアランス合同会社 ・PwCビジネスソリューション合同会社 |
PwCコンサルティングの特徴
PwCコンサルティングは、戦略立案から業務改革、デジタル変革、リスクマネジメント、M&A支援に至るまで、経営全般にわたる幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
特に「Design(新しいスタイルの創造)」「Disruption(既存概念の打破)」「Dimension(多面的思考)」の3つのDを軸に、従来の枠にとらわれない変革を支援している点が特徴です。
さらに、世界149ヵ国に37万人以上のスタッフを擁するPwCグループの強力なネットワークを活かし、グローバル市場での競争力強化を視野に入れた提案を行えるのも大きな強みです。
グローバルな環境でキャリアを積みたい人や、最先端の知見を活かして大規模な変革に携わりたい人に適したファームといえるでしょう。
PwCコンサルティングの年収
PwCコンサルティングの場合、平均年収は約986万円とBIG4の中でトップクラスです。また、年齢に応じて、下記のような平均年収の違いがあります。
- 25歳:約679万円
- 30歳:約855万円
- 35歳:約1,050万円
- 40歳:約1,263万円
- 45歳:約1,464万円
- 50歳:約1,571万円
KPMGコンサルティング
KPMGコンサルティングは、アムステルダムを拠点とした事業確変やテクノロジー、リスク&コンプライアンスの分野で活躍しているコンサルティングファームです。
1870年にイギリスで設立された会計事務所が母体となっており、オランダ・イギリス・アメリカ・ドイツの会計事務所が合併しています。
| 設立 | 2014年7月 |
| 人員数 | 2,116名(2025年1月6日時点) |
| 主なグループ会社 | ・あずさ監査法人 ・KPMG税理士法人 ・KPMGコンサルティング ・KPMG FAS ・KPMGあずさサステナビリティ ・KPMGヘルスケアジャパン ・KPMG社会保険労務士法人 ・KPMG Ignition Tokyo ・KPMGアドバイザリーライトハウス |
KPMGコンサルティングの特徴
KPMGコンサルティングは、監査・保証業務に加えて、海外進出支援やリスクマネジメント、新規事業開発、ITシステム再構築など幅広い領域をカバーしています。
BIG4の中でも少数精鋭の体制を取っており、一人ひとりの担当範囲が広い分、裁量が大きくやりがいも大きいのが特徴です。また、KPMGグループ全体で協力してプロジェクトを進める体制が整っているため、各分野のプロフェッショナルと切磋琢磨しながら成長できる環境があります。
高い業務負荷をこなしながら早く成長したい人や、幅広い経験を通じて実力を磨きたい人に向いているファームといえるでしょう。
KPMGコンサルティングの年収
KPMGコンサルティングの平均年収は、約901万円です。また、年齢に応じて、下記のような平均年収の違いがあります。
- 25歳:約683万円
- 30歳:約771万円
- 35歳:約898万円
- 40歳:約1,096万円
- 45歳:約1,337万円
EYストラテジー・アンド・コンサルティング
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは、ロンドンに拠点を置く会計事務所から発足した、総合系コンサルティングファームです。
| 設立 | 2020年10月 |
| 人員数 | 4,075名(2025年3月1日現在) |
| 主なグループ会社 | ・EY新日本有限責任監査法人 ・EY税理士法人 ・EYビジネスパートナー株式会社 ・EY弁護士法人 ・EY行政書士法人 ・EY社会保険労務士法人 ・EYプロフェッショナルサポート株式会社 ・EYソリューションズ株式会社 ・EYフォレンジック・アンド・インテグリティ合同会社 ・EY Japan株式会社 ・EYジャパン合同会社 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティングの特徴
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは、経営戦略やM&A支援、組織・人事戦略、デジタル変革など幅広いサービスを提供しており、特に海外案件が豊富でグローバル色が強い点が特徴です。
設立から間もないながらも急速に成長しており、2022年にはIPO監査シェアで1位を獲得しました。若手のうちから多様な分野に挑戦できる環境があり、落ち着いた雰囲気の中で、ロジカルに施策を進められる体制が整っています。
国際案件に携わりたい人や、幅広くチャレンジしながらキャリアを積みたい人、ベンチャー的な成長環境を好む人に適したファームです。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングの年収
EYストラテジー・アンド・コンサルティングの年収は、約905万円です。また、年齢に応じて、下記のような平均年収の違いがあります。
- 25歳:約622万円
- 30歳:約834万円
- 35歳:約1,042万円
- 40歳:約1,182万円
- 45歳:約1,229万円
コンサル「BIG4」の業務内容

BIG4は「会計系コンサルティングファーム」が出自であり、会計分野に重点を置いています。しかし、会計分野だけに留まらず、監査や税務をはじめ、事業再生や戦略的解決などの幅広いコンサルティングを行います。
BIG4に関わる具体的な業務内容は、以下の通りです。
それぞれ詳しく解説していきます。
監査業務
監査業務は、BIG4が担う最も中核的なサービスです。企業が作成する財務諸表について、公認会計士が独立した立場から検証し、内容が会計基準に準拠して正しく表示されているかを確認します。
これにより、投資家や金融機関、取引先といったステークホルダーは、企業が公表する情報を信頼できるようになります。
単に数字の誤りを探すだけではなく、企業の内部統制やガバナンス体制を評価する役割もあり、粉飾決算や不正の未然防止に寄与します。
上場企業やグローバル企業にとっては、資本市場での信頼性を確保するうえで、監査業務は不可欠です。BIG4は国際的に活動しているため、世界共通の基準や実務を踏まえた高度な監査をしています。
業務・ITコンサルティング
業務・ITコンサルティングでは、オペレーションの改善や、業務の効率化などを総括的に支援します。クライアントの抱える課題の解決に向けたシステム開発の提案や最適化など、ITを駆使した戦略の策定が主な業務です。
近年は、企業のITシステムの導入が増加している傾向にあります。そのため、IT系コンサルタントの需要も高まっており、BIG4でもITに関する知識を保有した人材を求めているのです。
戦略コンサルティング
戦略コンサルタンティングでは、企業の経営層から受けた事業計画や新規の事業案などの相談に対し、課題解決のための戦略を策定します。企業全体の経営方針から会計や人事といった専門的分野まで、広範囲なサポートを行います。
経営方針や新規事業の立案などに関する提案もするため、役員や社長など、会社の重鎮となる人物とのやりとりが多いのが特徴です。
ESGコンサルティング
ESGコンサルティングの業務は、ESG(環境、社会、統治)に関しての調査、適正評価手続き、助言業務がメインです。環境・社会問題に気配りした事業運営、さらに情報開示・統治の視点で企業運営をサポートします。
ESGだけではなくCSRやSDGsなどの知見も求められるため、常に環境や社会問題をチェックする意識付けが重要です。
税務アドバイザリー
税務アドバイザリーは、会社が安心して事業を行えるように、税金まわりを幅広くサポートする業務です。
決算や申告書の作成を手伝うだけでなく、M&Aに関わる税金の確認や、国ごとに違う税制の調査も行います。加えて、
無駄な税金を払わないための工夫や、罰金を避けるための手続きのアドバイスも行い、企業が適切に税務対応できるよう支援しています。
特にBIG4は、国際的なネットワークを活かし、複雑化する国際税務にも対応できる点が強みです。
財務アドバイザリー
財務アドバイザリーとは、企業の重要な経営判断を財務面から支援する業務です。
M&Aにおける財務調査(デューデリジェンス)やスキーム設計、企業再生や事業承継の支援などを行います。
BIG4の財務アドバイザリーは、数字の分析にとどまらず、将来を見据えた総合的な経営支援を行う点が特徴です。
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BIG4への転職は難しい?採用動向と選考プロセス

ここからは、転職を考えている方に向けて、BIG4の採用動向や応募条件、選考プロセスを解説します。
中途採用の枠は多いが選考は厳しい
BIG4では、グローバル案件やデジタル分野の拡大に伴い、中途採用を積極的に行っています。
採用枠自体は広がっている一方で、応募者も多く、競争率は依然として高いのが実情です。
BIG4は業界トップクラスの環境であり、高い年収や好待遇、ブランド力の高さ、社会的信用のある案件に携われることが魅力とされます。その分、優秀な人材が集まりやすく、選考の難易度が高くなるのです。
特に未経験者にとっては狭き門ですが、専門知識やこれまでのキャリアを生かして挑戦できるチャンスも増えています。
市場環境や各社の部門戦略によって、採用数や求められるスキルに変化があるため、最新の動向をチェックして備えましょう。
応募要件
BIG4への応募にあたっては、大卒以上の学歴が基本とされ、ビジネス・経済・IT系を専攻していると有利です。コンサル経験者はもちろん、金融・メーカー・ITなど、幅広い業界出身者も評価対象となります。
語学力(特に英語)は必須に近く、国際案件を担当できる人材が重宝されます。さらに、各ファームが重視する専門領域や企業文化との相性も、合否を分けるポイントです。
加えて、専門資格やMBAなどのバックグラウンドがあれば、大きな強みとして評価されやすい傾向があります。
選考の流れ
BIG4の選考は、まず書類審査から始まり、その後に適性検査や筆記試験が行われます。続いて複数回の面接が設けられ、応募者の総合的な適性や将来性が多角的に判断されます。
面接では、ケース面接を通じて実践的な課題解決能力が試される点が特徴です。最終面接ではパートナークラスが登場し、キャリアの方向性や専門分野への適応力が見極められます。
BIG4の選考は多段階であり、知識だけでなく総合的な資質と将来性が幅広く評価されます。面接ごとに評価軸が異なるため、事前にプロセス全体を理解しておくことが選考突破の大きなポイントです。
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BIG4コンサルとして働くメリット・デメリット

ここからは、BIG4コンサルとして働くメリットとデメリットを整理して解説します。
BIG4で働くメリット
BIG4で働く最大の魅力は、キャリアアップにつながる豊富な成長機会です。業界トップクラスの知識やスキルを習得でき、大規模かつ複雑なプロジェクトに携わることで、市場価値を高められます。
さらに、高水準の報酬を得られる点も大きなメリットです。
専門性を深める、マネジメントに進むなどキャリアパスも幅広く、BIG4のブランドは転職市場でも高い評価を受け、次のキャリアにも有利に働きます。
BIG4で働くデメリット
一方で、BIG4で働くには厳しい面もあります。大規模プロジェクトでは長時間労働になりやすく、激務が続くケースも少なくありません。
クライアントの重要課題を扱うため責任は重く、常に高い成果が求められる点も負担になります。
さらに、ビジネス環境は絶えず変化しており、新しい知識やスキルの習得が欠かせません。自己研鑽を続ける必要があるため、ワークライフバランスを保つのが難しいと感じる人もいます。
コンサル「BIG4」への転職を成功させるために必要なスキル・経験8選

BIG4コンサルへの転職を成功させるために必要なスキル・経験は以下の通りです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力と聞くと、人見知りせずに話せることや、自分の意見を相手に伝えることが注目されがちです。しかし、コンサルタント業務においては、相手の意見を傾聴し、会話の中から意図や要望を汲み取るコミュニケーション能力も求められます。
コンサルタント業務には人との関わりが必須のため、コミュニケーション能力が高い人材は重宝されるでしょう。
語学力
BIG4は、世界にまたがるファームであるため、外資系の企業とやり取りをする機会も多く、英語でのコミュニケーションが必要になる場面が多いです。そのため、試験では日常会話程度の英語力がある人材が優先的に採用されます。
TOEICの場合、最低でも700点以上スコアが必要です。
アップデート力
BIG4では、既存の価値観や先入観を取り払い、最新の知識や考え方を取り入れられる人材が優遇されるため、知識のアップデートが欠かせません。日本有数の大企業がクライアントであるプロジェクトも少なくないので、革新的かつ論理的なアイディアや戦略が求められます。
そのため、いつも好奇心や向上心を持ち、最先端情報を意欲的に吸収できるアップデート力が必要です。
情報収集能力
BIG4への転職を成功させるためには、情報収集能力が必要です。大手企業や海外企業をクライアントにもつBIG4は、まさに変革の最前線にいると言っても過言ではありません。
現状を理解しつつも、国内外の業界の最新情報やテクノロジーを取り入れ、先を見越したハイクオリティーなサービスが要求されています。
入社後も自己研鑽が必要不可欠なうえ、常にアンテナを広げて最新情報をキャッチする努力が欠かせません。
論理的思考力
クライアントが企業内では解決できなかった複雑な課題の解決を依頼されることも多いため、論理的思考に基づいた戦略策定が必須です。
BIG4が関わるプロジェクトの領域は戦略立案から業務改善、デジタル化支援まで幅広く、業界や業種によって抱える問題も異なります。
論理的思考力に加えて、クライアントの業界特性や事業の背景を理解する専門知識を組み合わせることが、信頼される成果を出すための重要なポイントです。
忍耐力
クライアントの課題解決に向けた企画を提案しても、簡単には採用されず、ボツになってしまうケースもザラにあります。そのため、何度も新しい施策や戦略を提案できるような忍耐力が欠かせません。
どのような仕事でも忍耐力は必要ですが、戦略立案と議論を繰り返すコンサル業務においては、必須能力とも言えるでしょう。
タフさ
BIG4のような大手コンサルティングファームになると、激務が続くことも珍しくありません。そのため、BIG4への転職は、心身ともにタフである人が向いています。
体調管理を徹底するのはもちろん、大きな課題や困難に直面した場合でも、集中力と判断力を維持できるような精神力が必要です。
コンサル・法人営業の経験
コンサルタント業界は年々需要が増加していることから、採用人数も増加傾向にあります。即戦力であるコンサルタント経験者は、BIG4から見ても大変貴重な人材です。コンサルタント経験がある方は、試験で非常に有利になるでしょう。
また、法人営業の経験がある場合も、企業の成長や経営に関する知識が豊富であることから、積極的に採用されています。
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コンサル業務に役立つ資格一覧

資格を保有している場合、権威性の高い能力や知識を持っている保証になるため、クライアントに対して自身のスキルを客観的に示すことができます。
特に、下記の資格は非常に権威性の高いものであるため、取得して損はないでしょう。
- 公認会計士
- 税理士
- 中小企業診断士
- 弁護士
- MBA(経営学修士)
- PMP(Project Management Professional)
国家資格である公認会計士や税理士の取得を保有していると、独占業務である監査や税務書類の作成が行えるため、自身のスキルアップにつながるほか、仕事へのやりがいも見出せるでしょう。
コンサル「BIG4」への転職を成功させるポイント4つ

ここでは、BIG4への転職を成功させるためのコツについて解説します。下記の4つのポイントを抑えることで、転職活動を有利に進められるでしょう。
それでは、それぞれ詳しく解説していきます。
1.志望動機・転職理由を明確にする
BIG4転職を成功させるためには、志望動機や転職理由、キャリアビジョンを明確にしておくことが大事です。
経営やファイナンスのノウハウは当然必要ですが、やはり人を動かす力や熱意、信念を持ち合わせているかが重要となります。
具体的には、下記の3ポイントをいつでも明確に伝えられるよう、準備を進めておきましょう。
- 数あるコンサルティングファームの中で、なぜここを志望したのか
- なぜ離職し、転職先にここを選んだのか
- どのようなコンサルタントになりたいのか
2.選考対策をしっかりする
面接とは、最終的には「この人と一緒に働きたいか?」を面接官、応募者本人お互いが確認しあう場とも言えます。面接官に正しく自分自身を判断してもらうためには、まずは自身の経験であったり魅力、持ち合わせているスキルを冷静に伝えられるような事前準備が欠かせません。
特にBIG4の場合、それぞれの面接スタイルにマッチした練習を幾度も繰り返し、どのような質問が出ても適切に対処できる対応力を身に着けておくといいでしょう。
3.人脈作りをしておく
コンサル業界は、社員や知人からの紹介を通じて転職が決まる「リファラル採用」が比較的多い業界です。
そのため、日頃から業界内で活躍する人とつながりを持っておくことは大きな武器になります。
たとえば、大学のOB・OG訪問や勉強会、オンラインイベントなどに参加して、気軽に相談できる知り合いを増やしておくとよいでしょう。実際に現場で働く人から得られるリアルな情報は、転職活動の成功にも大きく役立ちます。
4.コンサル業界に強い転職エージェントに相談する
コンサルに特化した転職エージェントは、BIG4コンサルが求めている人材の傾向や書類選考対策、面接対策のナレッジを豊富に保有しています。
各社の傾向に合わせた履歴書や職務経歴書の添削から、ケース面接、選考対策など、徹底したサポートを受けることが可能です。
コンサルネクスト.jpでは、キャリア相談から書類作成、面接対策まで幅広くサポートしており、多くのコンサルティング会社への転職を後押ししています。無料で転職相談を承っているので、ぜひ登録して活用してみてください。
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「BIG4」と他のコンサルの違い

BIG4以外にも、コンサルタント業務を行っているファームは多数存在します。しかし、BIG4と他コンサルティングファームには、下記のような違いがみられます。
BIG4と他のコンサルティングファームの違いを押さえて、自分にはどちらが合っているのかしっかりと検討してみましょう。
プロジェクトの規模
BIG4は世界的なネットワークを活かし、国際的なM&Aやグローバルシステムの導入支援など、スケールの大きな案件を数多く手掛けています。
クライアントも国内外の大手企業や官公庁が中心で、数十億円規模に及ぶプロジェクトに携わる機会もあります。社会全体に影響を与える案件に関われるのは、大規模ファームならではの魅力です。
一方、その他のコンサルティングファームでは、中堅企業や特定業界向けのプロジェクトが中心です。
規模は比較的小さくとも、人材戦略や業務効率化など、テーマを絞って支援するケースが多く、課題の核心に深く入り込めるのが特徴です。
また、比較的短期間で結果を出す案件が多いため、スピード感を持って専門性を磨きたい人には適した環境といえます。
従業員数
BIG4の従業員はいずれも1,000名以上であり、国内においても最大規模です。
世界規模でみれば従業員数は10万人以上と、多種多様なバックグラウンドの人たちと関わることができるでしょう。そのため、大きな刺激とともに自己成長を実現できます。
一方で、他コンサルティングファームでは、従業員数が500名前後であることも少なくありません。
そのため、グローバルな環境下でプロジェクトを進めたいと考えている場合は、BIG4が最適です。
サービス領域
BIG4の大きな特徴は、扱うサービス領域の幅広さです。監査や税務といった従来の業務に加え、戦略立案、ITコンサルティング、M&Aアドバイザリー、リスクマネジメント、ESGなど多様な分野を網羅しています。
幅広い課題にワンストップで対応できる体制を持つため、クライアント企業の経営全般を支援できるのが強みです。
一方、その他のコンサルティングファームは、戦略特化型やIT特化型など専門領域を絞っている場合が多くなります。
特定分野の専門性を深めたい人にとっては魅力的ですが、複数領域を横断的に経験したい場合や、総合的にキャリアを積みたい場合はBIG4の方が適しているでしょう。
BIG4へのコンサル転職についてよくある質問

ここからは、BIG4に関するよくある質問について回答していきます。
納得のいく転職活動を行うためにも、事前に疑問を解決しておきましょう。
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まとめ

コンサルティングファームにおける「BIG4」とは、以下の4社を指す言葉です。
- デロイト トーマツ
- PwCコンサルティング合同会社(PwC)
- KPMGコンサルティング(KMPG)
- EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)
いずれも世界各国に拠点を置くグローバルな企業であるほか、会計系コンサルタントから総合系コンサルタントまで、幅広いジャンルのサービスを提供しています。具体的な業務は、以下の通りです。
- 監査業務
- 業務・ITコンサルティング
- 戦略コンサルティング
- ESGコンサルティング
- 税務アドバイザリー
- 財務アドバイザリー
幅広い分野で質の高い施策考案を求められるため、BIG4への転職難易度は非常に高く、コミュニケーション能力や語学力はもちろん、論理的思考力やコンサル業界に特化した資格の保有が求められます。
その一方で、BIG4は中途採用や未経験者の採用活動を積極的に行っているため、転職を成功させるチャンスは十分にあると言えるでしょう。
コンサルネクスト.jpは、キャリア相談から書類作成、面接対策まで幅広くサポートしており、多くのコンサルティング会社への転職を後押ししています。コンサル転職を考えている方は、ぜひご活用ください。






