【コンサルタント冨田一輝さんの1日に密着】キャリアアップを見据え1日2時間の勉強が日課に

コンサルタントといえば「激務」。そんなイメージを持っている人は少なくありません。では実際にどのような1日を過ごしているのか。今回は現役コンサルタントの冨田一輝さんの1日に密着。コンサルタントとして働く中でのやりがいや大変なことも合わせて聞きました。

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プロフィール

冨田一輝
株式会社みらいワークス みらいデジタル部
大学卒業後、大手小売企業で店舗運営に従事。その後、大手インターネットサービス企業に転職し、売上や在庫分析や販促・広告業務に携わる。ソフトウエア企業へ転職後は、人事給与システムの導入プロジェクトに多数参画。その後、みらいワークスに入社。コンサルタントとしてシステム導入プロジェクトの案件に参画し、現在に至る。

冨田さんのある1日のスケジュール

8:30
起床。テレワークのときは遅めに起床しがち。

9:00
始業は9時30分だが、少し早めに業務を開始。今日1日のスケジュールを確認しつつ、メールやチャットをチェック。返信や連絡は先送りにせず、読んだらすぐに済ませるようにしている。

9:30
明日のクライアントとのミーティングに向けて資料を作成。相手にきちんと伝わる書き方、見せ方を意識しながら資料を作り込む。ミーティングではファシリテーションを担当するため、何を話すのか、どのように議題を着地させるのかを想定しながら資料を作成する。

12:00
自宅近くのお店で昼食。自宅作業の場合は時間の許す限り外出し、気分転換できるよう心掛けている。

13:00
14時からのクライアントとの会議に向けて準備。会議で使用する資料の確認、クライアントに報告すべき課題を整理する。その後に社内会議が続くため、資料の準備などをまとめて実施。

14:00
クライアントとの会議。進捗状況の報告、課題をどう解消するのかを議論し、解決策を模索。議論が脱線しないように注意しながらの議事進行を心掛ける。

17:00
会議の議事録を作成。何を話し、何が決まったのかを簡潔にまとめるよう工夫する。数時間に及ぶ会議の議事録作成は大変だが、今後の作業を振り返る良い機会と考え、集中して作業する。

18:00
社内会議。社内外の業務の進め方や改善策などを話し合う。今日は中途入社の社員研修内容について議論。

19:00
明日の予定と使用する資料の確認。不備がないか、タスクに抜け漏れがないかをチェックして業務終了。

19:30
休憩を挟むことなく、資格取得に向けて勉強開始。現在は社会保険労務士の資格を取得すべく1日2時間を勉強に割いている。コンサルタントとしてステップアップすることを常に意識している。

冨田さんがコンサルタントになって思うこと、感じること

――日々の業務の中でやりがいを感じることは何ですか。

クライアントの担当者から感謝の言葉をいただいたときです。「冨田さんだったからスムーズに進められた」などの言葉をかけてもらえると、すべて報われますね。大変だからこそ、感謝の言葉をうれしく感じるのだと思います。さらに、こうした達成感をチームのメンバーで分かち合えるのもやりがいです。チームで成し遂げるプロジェクトだからこそ、ゴールを迎えたときは一層うれしく感じます。こうしたゴールを目指しているから、日々の業務に高いモチベーションで取り組めているのだと思います。

――大変だと思うことはありますか。

クライアントワークゆえ、タスクの期限やアウトプットの納期には気を使います。基本的には突発的なトラブルに見舞われようとも、「仕方ない」では済まされません。遅延によってどんな影響が起こり得るのか、誰にどんな調整をすべきか考え、リカバリーすることが求められます。私自身が手を動かして遅延を解消できるなら、率先して仕事を巻き取ることもあります。

「人をどう動かすか」といった点もとても気を遣っています。例えば、会議で決まったIT導入施策が現場でスムーズに進むとは限りません。現場にどう説明し、理解してもらった上で施策を進めるかを考えなければなりません。説得材料を用意したり折衷案を模索したりし、納得の上で施策を進められるような配慮が必要です。

――コンサルタントになる前となった後で、どんな点にギャップを感じますか。

コンサルタントというと、大会議室で経営者や役員に向かってスライドを格好よく発表しているというのが一般的なイメージかもしれません。もちろんこのような仕事ばかりではないと認識していましたが、実際はクライアントの社員と一緒に現場を走り回っています。現場が抱える課題の本質を探るため、ひたすら現場の理解に努めています。

一方、情報収集や資料作成は大変なものと覚悟していましたが、実際に取り組むとその泥臭さは想像以上です。資料に載せるかどうかも分からない膨大な情報を探し出すことも大変ですが、それらをどう整理し、分かりやすくまとめるのかを考えることにも苦労があります。資料の精度を追求するコンサルタントの姿勢は、コンサルタントになる前と後では大きなギャップを感じました。

――今後はどんなコンサルタントを目指しますか。

ITと人事の領域に強いコンサルタントを目指したいと考えています。さまざまな業界、業種のプロジェクトに参画して経験を積み、ITや人事を軸に広範な領域を支援できるコンサルタントになれればと思います。とりわけバックオフィス業務のIT化は今なお十分進んでいません。紙文化が残り、書類を使った申請や管理を続ける企業は少なくありません。こうした課題に直面する企業の支援に数多く携わりたいと思います。

そのためにも人事や労務についてさらに詳しくならなければなりません。社会保険労務士の資格を取得し、いずれは採用や教育などの領域でも活躍できるコンサルタントになれればと考えています。

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