岡山大学は2024年12月1日、産学連携で事業開発に取り組む「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」のパートナー募集を開始しました。大学とともに新規事業創出や事業拡大を目指す企業を募集します。
「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」は、企業と大学が共に新規事業などに取り組む産学共創活動。共同研究や研究の大型化を目指すための前工程となるビジョン形成の活動に重点を置いているのが特徴です。

「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」に参画する企業にとっては、大学組織と共にビジョンを形成することで自社のビジョンや事業戦略を客観的に捉えられるようになるのがメリットです。大学担当者との共創の場を得ることで、多くの研究者との出会いや新たな知見の発見に結び付けられるのもメリットです。多くの企業はこれまで、自社のみでビジョンを策定したり、コンサルティング企業に多額の費用を支払ったりしていました。「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」を活用すれば、こうした課題を解消する効果も見込めます。
今回、2024年12月期から開始する「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」の共創パートナーの募集を開始しました。企業だけではなく、自治体などの非営利組織も参加の対象となります。
「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」の具体的な流れは以下の通りです。

なお、岡山大学は東京にも職員が常駐するため、関東圏の企業や自治体からの申し込みも受け付けています。さらに、「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」への参画の公表を望まない場合、企業側の意向を考慮します。共創ピッチも学内限定の非公開で開催します。一方の費用について、企業は実費分を負担することになります(自治体は無料)。従業員の大学までの出張費や、共創ピッチに必要な資料作成費などの活動費を負担する必要があります。
【関連リンク】
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
岡山大学研究・イノベーション共創機構
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/