NECソリューションイノベータが人的資本経営に関する取り組みをまとめたレポート発行、AI活用の加速やフィードバック文化醸成による組織力強化を目指す

NECソリューションイノベータは2026年6月12日、「人的資本レポート 2026」を発表しました。人材に投資する際の考え方や具体的な取り組みをまとめています。同社のWebサイトに同日、公開しました。

NECソリューションイノベータは現在、「Attract & Retain(惹きつけ、愛着を高める)」という方針を掲げ、人的資本経営を推進しています。今回発行したレポートは、その具体的な取り組み状況をまとめたもの。人材戦略はもとより、ウェルビーイングの推進や体制づくり、目標となるKPIにも触れています。発行するのは4回目で、「人的資本レポート 2026」では2025年度の取り組みを中心に紹介しています。

図1:人的資本経営を進化させる取り組みをまとめた「人的資本レポート 2026」

具体的には、2025年度を「AIネイティブ元年」と位置づけ、全社でAI活用を強化する姿勢に触れています。AIタスクフォースを立ち上げ、ビジネスや開発をAIで変革するための各種施策を展開。さらに、生成AIの有償版ライセンスを配布するなどしてAI活用文化の醸成に取り組みます。レポートによると、導入したAIツールの利用率は9割以上を維持しているとのことです。2026年度はAIネイティブエンジニアを育成するための研修も開始します。

社員のウェルビーイング向上を目的とした全社横断プロジェクトの実施状況にも触れています。同社は2024年度から「健康」「成長」「働きがい」の3つの柱を定め、ウェルビーイング向上に向けた各種施策を展開しています。2025年度はその中核施策として、「フィードバック文化の醸成」の実現に向けた取り組みを推進。役職や立場を越えて互いに気付きを伝え合う組織づくりを進め、賞賛や承認を伝えるポジティブフィードバックと、改善につなげるギャップフィードバックの双方が自然に起こる環境構築を目指します。

2025年9月に創立50周年を迎えたのを機に、次の50年に向けた文化をどう醸成させるのかにも触れています。具体的には、創立50周年記念誌の発行、50年先の未来を描くワークショップの実施とSF小説化、社員のリアルを届ける社内ラジオ、社員と経営層がともに節目を祝うイベント開催といった施策の実施を検討します。

同社はさまざまなステークホルダーとの対話で得られたフィードバックをもとに、企業価値を高める施策を推進していきます。今後も人材への投資を強化して人的資本経営を進化させるとともに、持続可能な社会に向けて貢献していく考えです。

【関連リンク】
NECソリューションイノベータ株式会社
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/

人的資本レポート 2026
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/csr/management/pdf/2026/MAIN.pdf