NTT東日本は2026年7月14日、人的資本経営の高度化に取り組むことを発表しました。データと対話を組み合せ、社員一人ひとりに適したマネジメントを実施できるようにします。2026年7月より全社で順次開始します。
同社が新たに打ち出した取り組みでは、社員の業績や行動特性、コンディションといった複数のデータを統合。AIを使ってこれらを分析し、より質の高い対話を生み出せるようにします。これにより、上司と部下の対話の質を高め、各社員に相応しいキャリア形成などを実現します。なお、活用するデータには社員の性格、コンディションなどを含みますが、本人の同意のもとで取得、活用します。社員の特性やウェルビーイングに関するデータは、リーディングマークが提供するHRサービス「ミキワメAI」を導入して取得できるようにします。
社員に関するデータを活用することで、社員の性格や志向に応じたキャリア形成を支援するほか、上司と部下による1on1やマネジメントの品質向上も見込みます。ウェルビーイングサーベイ実施によるコンディションの継続的可視化と早期対策、組織のエンゲージメントの把握と課題の早期発見なども見込みます。
同社は本取り組みを通じて、業績の向上と社員の働きがいの実感を両立させていく考えです。上司と部下の対話を基盤としたマネジメントを進化させ、社員と組織が最後までやり切る高い実践力のあるカルチャー醸成にも取り組みます。さらに、「社員一人ひとりに向き合い切ることができる」という新たなモデルの実現にも挑戦していきます。
なお同社はこれまで、自律的なキャリア形成の支援や成長機会の拡充、1on1の強化などに取り組んできました。しかし、事業領域の拡大や働き方の多様化が進む中、社員の価値観や志向はより多様化。マネージャーの経験や勘に依存した従来型のマネジメントだけでは、社員一人ひとりに十分向き合うことが難しいという課題がありました。そこで、こうした大企業ならではの構造的課題を解消すべく、今回のデータとAIを活用した取り組みを開始するに至りました。
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